
Xi 3Dアニメ+横スク探索ACT 1,300円(税抜)
【基本情報】♀主人公 Unity製 バランス型 難易度:やり応えあり CV:大山チロル
【体験版評価】9.0/10点 (面白さ9 システム10 没入感9 エロス8(嗜好による))
■INDEX
お手本の様な秀逸横スクACT!ユーザビリティに感銘を受ける
丸呑みモンスターが繁殖・跋扈するヴェリア島の地下牢に監禁されてしまったシェリル姫。その島は地図にも載っておらず、救出の見込みはない。ならば自らの力で牢を破り、この島から脱出しなくては!かくしてシェリル姫の丸吞まれ大冒険が幕を開ける。
なぜ姫がこんな島に囚われたのかはわからんが「純白のドレスを身に纏ったお姫様が丸呑みモンスターに丸呑みにされるのは丸呑みカワイイ」というコンセプトこそジャスティスな作品。
Xiさんと言えばDL同人丸呑み(ACT)の先駆者とも言えるサークルさん、2008年の「Vore Action RPG」を皮切りに丸呑みにシフト、2010年の「Viocide ~Vore Side Action RPG~」を最後にDL同人の舞台から姿を消したと思われた。
本作のリリースは約6年振り、突然の復活に驚くと共に嬉しさ100倍!相変わらずの丸呑み愛に特化した作品の様で、DLsite.Blogでの制作報告から5か月、ファンは首を長くして待っていたであろう作品だ。
当然エロはほぼ丸呑みオンリー。でも丸呑みの扉が開いちゃう、かも。


▲しくしく泣いている囚われの姫 フンスフンスと自力で牢をこじ開ける!
用意された舞台はごっつい広大
シェリル姫を操作し広大な島マップを探索する横スク探索ACT、いわゆるメトロイドヴァニアである。旧くはザナドゥ、ドラスレIV、ロマンシア、ガリウスの迷宮タイプ。
同人で言えば「楽園魔城リピュアリア」、「【異種姦ACT】セイナルモノヘ【ドットアニメ】」Kurovadis」と云ったタイプ。


かなり広大なマップが用意されており、火山地帯や氷地帯、古城など複数のエリアに分かれている。ワールドマップはなく各エリア毎に隣接、キーアイテムを入手し探索範囲を拡げていく。
踏破済みエリアに戻って探索することもあるが、一定のエリアごとにテレポートが設けられており便利。

各エリアは大小複数の空間で構成され、敗北してもその空間入口からリスタート可能。広大なマップを行き来するACTゲーから極力ストレス要素を排除し、攻略に没頭できる様配慮されている。グッジョブ!ちなみにセーブは1つのスロットに上書きしていくタイプ。
ゲームの流れ 遊びやすさこの上なし
未踏マップを探索しつつ敵を倒しレベルアップ&クリスタル入手、新たなエリアでは背景や雰囲気がガラッと変化し、wktk感をいい具合に煽ってくれる。BGMもいいなぁ。
2段ジャンプやローリングもそうだが、ゲームを進めることで可能になる新たなアクションもあり。

レベルアップの他、各所にあるマナ工房ではクリスタルを消費して装備品を錬成できる。装備品には「空きスロット」があり、スロットに「エレメント」をはめ込むことで能力値が上昇したり。
またスキルポイントをスキルツリーにつぎ込み能力底上げ、移動力スピードアップ、粘液ダメ減、クリティカルアップ、EXPアップなどなど育成の自由度もバリエーションもかなり豊富。この点については後で掘り下げる。
一見何もない壁を攻撃すると、能力値上昇アイテムがある隠し部屋やショートカットを発見できることがある。画面右上のマップで「ここなんかありそう」という場所を探そう。
更に特定の行動を行うと解放される実績要素も能力アップに反映。体験版範囲でもやり込めそうな臭いとやり込みに値する面白さを感じ取ることができる筈だ。


▲隠し通路含め様々なギミックを搭載
全くクセのない操作性!開始5分で思い通りに動ける
ACTゲーにおいて操作性、レスポンス要素はゲーム性に大きく影響し、作品の「色」とも言える要素だと思う。クセが強い操作性である程、プレイヤーはゲームを円滑に進められる様になるまで時間を要する。その「慣れるまでの時間」は「味」とも言えるけども。
本作を遊んでみて真っ先に思ったことは、操作性がすこぶるいい、いや、メチャメチャ洗練されている!ということだ。
使うキーがZ・X・C+方向キーとシンプルなのも勿論だが、特筆すべきは「ジャンプ挙動」である。
ジャンプは特に作品毎の色が出るが、本作のジャンプ挙動は妙な慣性がなく、着地の寸前まで左右に滞空移動可能でゲーム開始時から「想定通りに着地」できたのだ。
敵を前にしての咄嗟の近接攻撃・ショットの切り替えなんかはそこそこ慣れが必要なんだが、ジャンプに関しては全くクセがなく、序盤から「うわぁ、空中移動床ばっかやなぁ」とたじろくシーンでもスイスイ進めて「我輩上手やん!」と悦に浸れた。

▲普通なら「うわぁ」と思うようなシーンもホイホイっと
「コイツなんでジャンプだけでこんなに熱く語ってんの」と思うだろう。だがな、本作はジャンプ、二段ジャンプ、ハイジャンプを多用するギミック満載であるし、そこを「思ったより全然簡単に進めた!」という感動が我輩の中に確かに生まれたんだもの!生まれたの!
穴ギミックに関しては下のマップに落ちる、針のムシロで大ダメージ位で即死穴はない。

ACT戦闘の攻略性・爽快感
連射ショットで中距離からドドドッ!とダメを与えつつ、敵の弾を避ける遠距離戦、敵がジャンプなどで近付いて来たら距離をとって遠距離戦を継続orCキー近接に持ち込むか。
攻撃力は近接の方が強いが、育て方次第では遠距離スペシャリストにもできるし、逆に近接に特化し軽快なフットワークで敵に近づく近接スペシャリストにするのもいい。
ただ敵に近づくということは丸呑み攻撃を受けるリスクが高まる。バランス型や防御特化にするのもいいだろう。育成の幅がRPG並に広いのも特徴と言える。
⇔+C押下時間でチャージ、離せば貯めた分だけ攻撃力と範囲がデカい一撃必殺の攻撃を繰り出せる。チャージ量を加減できるのがエエ。エフェクトも派手で爽快、特に最大チャージはほぼ画面全体に及ぶ。
終盤になるとチャージで1万超のダメも!ACTで万単位とかなかなか見ない数値だ。

敵の粘液弾を受けると一定時間移動やジャンプが低下、丸呑み攻撃を受けるとその場で半丸呑みされ継続ダメ。Cキー連打で抜け出せるが、一定時間抜け出せないorHPゼロで敗北だ。
左手の薬指をZ、中指をX、人差し指をC、キーボード操作ならこんな指位置になると思うが、どのキー連打でも脱出できるようにして欲しかった、というのが本作の唯一の不満かな…
豊富な装備品・エレメント・育成要素
レベルアップ時には毎回、近接攻撃重視や遠距離重視、防御重視など5パターンから能力上昇を選べると共に、スキルポイントを得ることができる。スキルポイントを消費することで3つのスキルツリーからパッシブスキルを習得可能。

レベルは結構上がりやすい故、毎回のレベルアップでどのタイプを選ぶかでかなり能力値が変わる。クリティカル要素はACTでは珍しいが、遠距離にしても近距離にしても攻撃回数が多い本作ではクリティカル率は結構重要。

レベルアップでのスキルポイント上昇値を高めるタイプもあり、スキルを優先的に覚えたい場合は重宝する。

弱点を補完する、または長所を伸ばすことができるのが、装備品と装備品スロットにはめ込むエレメント、更に言えばパッシブスキルと実績解放。ぶっちゃけて言えば適当に育てても補完次第でどうとでもなるし、長所につぎ込めばクソ強くなれそうなバランス。
ちなみにゲーム開始時に4つの難易度が選べ、ノーマル(2段階目)とベリーハード(4段階目)を遊んでみたが、ベリーハードはノーマルに比べると敵が固い、敵の攻撃種類が増えるなど、単純に敵が強くなるだけっぽくギミックには影響しない。
デスペナはエロシーン以外特にない故、戦闘にやり応えを求める紳士はベリハで。
エロはほぼほぼ丸呑み
冒頭にも紹介したがエロはほぼ丸呑みオンリー。ボス含め全ての敵にエロがあり、3Dアニメの質もかなり高い。グロさは全くない。
基本はゲーム画面で丸呑み攻撃を受けると半丸呑みドットアニメ、脱出に失敗すると敗北となり、3Dアニメに遷移、敵に捕食され、丸吞まれる→敵胎内描写→フェードアウトという流れ。





一連での流れで30~40秒位か?スキップも可能。敵によっては胎内では膣内に挿入、ピストンもあるが、フィニッシュは無く丸呑みを楽しみたい紳士向け。
体験版総合的に
ゲーム部分の丁寧な仕事に加え、数十に及ぶ一連の敵の3D丸呑みエロ。この作品にはどれだけ途方もない制作時間が注力されているのか…
少なくとも体験版を遊ばないとホントに勿体ない大作であり、R18同人ACTとして名を残しそうな逸品!
【ゲーム情報】操作方法
Z…ジャンプ(二段可) X…ショット(押しっぱで連射) C…近接攻撃(3連)
⇔+C…チャージ攻撃 ↓+Z…ローリング V…メニュー その他ACTもあり
セーブはいつでも UI独創性:高い
撫子「このPVを見て下さいな。Wktkが詰まってますよ~!」
同人エロゲ同タイプ作品












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