無人島社員旅行記 女たちの生存戦略(やさにき) 体験版感想
社員旅行での乗船していた豪華客船が嵐で遭難、無人島に漂着した主人公・島守匠海(名前変更可)と女性3人が力を合わせて、生き抜くために食料や水、素材を集め生活環境を整えていく、ティラノスクリプト製の本格サバイバルSLG+恋愛SLG。
ヒロインのセリフはたまに全セリフボイス、ちょいちょいパートボイス、声無し多め。まぁ少しあるだけでもヒロイン解像度は随分上がる。
【体験版評価】9.0/10点 (面白さ9 システム8.5 没入感9.5 エロス9)

▲雨風を凌げる洞窟を発見、拠点とする。知識のある主人公がリーダーに

▲オープニング後、ゲームモード選択。フィクションモードはヒロインが死ななくなる
流れ着いた女性3人がたまたま全員主人公の身近な知人というエロゲの様な設定はともかく、本作ではともすればそのヒロイン達が「死ぬ」ことがあり、死んだヒロインは本編内で復活することはない。ロストだ。獣などの敵との遭遇戦闘において生命力がゼロになると死、またはストレス値がMAXの状態で数日放置されると「失踪」、これも死と同義。

▲HPゼロ=死。回復手段は限られており、テイストは違えどFCのスゥイートホームを彷彿とさせた
それ以外にも満腹度、水の備蓄度がゼロの状態で数日経過で全滅、常に気を配らねばならんし、病気や毒などの状態異常もこじらせると死に繋がるため衛生面や免疫も疎かにできない。当然ながら食料・素材を含めたアイテムは全て現地調達、十分な探索には十分な体力がいる。十分な体力は十分な食料と水、ストレス管理が必要。

▲基本の拠点画面。昼は最大16回行動できる(都度時間と体力などが減る)。夜は外出不可、食事や交流、製作を行う。満腹度と水備蓄度(画面右上)は全員共通
更に物語が進めば拠点が獣に襲撃されるようになるなど、「サバイバルつっても所詮ヌルイエロゲっしょ?」って思ってるプレイヤーよ、死ぬぞ? 本格サバイバルSLGだが?
とはいえプレイ経験により、とにかく種類が多い管理リソースの馴らし方がわかってくると上手く回り始めてめっちゃ楽しくなってくるあたり、本作は正しくSLGであるなぁと。

▲主人公の初期ステータス。最初からSVポイントを1所持。本作では就寝後に必要経験値が足りていればレベルアップしSVポイントゲット、右側のスキルに任意で割り振りスキルLvを上げていく

▲ヒロイン①は主人公の上司でシゴデキ暁美パイセン。最初から「製作」Lv2、そのまま製作を中心にスキルを上げていくといいかと

▲ヒロイン②は主人公がメンターを務める後輩、夢乃。元陸上部で体力が主人公より高く序盤は非常に探索向き。最初から主人公に懐いている=好感度が高い

▲ヒロイン③の静葉は唯一人妻で別の部署のため、主人公との関係は薄め=デフォ好感度低め。また体力が夢乃の半分、四人で行動する場合足手まといになりがち

▲デフォ状態での人間関係。ヒロインからの主人公への好感度は既に「信頼」に達しているが、ヒロイン同士は中立といったところ。交流、一緒に行動でお互いの好感度上昇
本作の最終的な「目的」については、戦闘が発生するようになる15日以降に起きるイベントで「島からの脱出」または「永住」の二つから選ぶことになる。

▲好感度が一定以上に達したヒロインと二人行動するとイベント発生。これは暁美の好感度100で発生する過去回想イベント
体験版は15日目までで、ゲーム部分がしっかり楽しめて(体験版やり込みガチ勢もいる)、各ヒロインと主人公の関係や背景が一通り語られ、エッチなイベントはほんの少しだけ。エロの数々は製品版でね♡といういい体験版だった。体験版で貯まる一方だったヒロイン達のストレスはエロでガッツリ減らせるようになる。

▲4人全員行動で「水場」を発見した場合のイベント(この裸は主人公の妄想だが)

▲夢乃と二人行動で「水場」を発見した場合のイベント。お互いの裸をまじまじと見合う展開になりこっちの方がエッチ。他二人のイベントもあるが、体験版のエロ要素はこれくらいか
また、製品版ではヒロイン達の主人公(のチ〇ポ)争奪戦も見物かと。「風紀度」が下がってくるとヒロイン達は主人公と二人で探索中にエロ可能となり、更に下がると他ヒロインの前でも主人公に色目を使う様になり険悪になったり。最終的には3人並べての4P、まさしくハーレム。「中出しロシアンルーレット」なる頭の悪いプレイもあるとか。
「永住」を選んだ場合、サブタイにある通り「女たちの生存戦略」が激しくなりそうな。ハーレムを目指すなら、序盤からヒロイン達との交流で「下ネタ」をぶっこんでいくといいだろう。あ、「妊娠ボテ腹」はあるが出産要素はないぞ。
「施設」を作るほど拠点環境が潤い手動作業が自動化され余裕が出てくる、そうなると比重がサバイバルSLGからやや恋愛SLGにシフトしていくのかなぁと。

▲施設製作。就寝時の回復量が上がるベッド欲しいよなぁ。テントは各マップへのファストトラベルが可能になる。ただ外置きの施設は台風で耐久度が大きく減少してしまう
最後に序盤のサバイバル指南、ちょっとだけ攻略をば。
最序盤は主人公と夢乃の二人行動で探索するのが効率的。二人とも探索に必要な「体力」が高いからだ。四人行動の場合、誰かの体力がゼロになった時点で拠点に帰ることになり非効率。暁美・静葉ペアは自動探索で南エリア探索を指定しておく。

▲探索可能エリアはこれだけある(離島はイカダが必要)。探索率を100%にしたエリアは採取効率大幅アップ。モノクロ表示のヒロインは主人公と別行動中、彼女達の探索先も画面下部で指定できる

▲南エリアを選択。エリア探索(探索率アップ)するか、浜辺や川に行くか
ストーリーとしては「南エリアを探索して水場を確保せよ」となるが、最優先は食料確保。食料切れは悪循環の入口と心得るべし。「海辺」でゲットできる「貝」が序盤の食料として適している。貝も魚も「消費期限」はたった2日しかないが、1日かけて2日分を確保、残りの1日で南エリアを探索するサイクル。浜辺での漂流物の探索もしたいところ。もしポリタンクが見つかれば水備蓄MAX値が100上昇する。

▲海辺でのコマンド。「漂流物を探す」→「海水を汲む」で海水を持ち帰れば「塩」を作れる。塩は食事で使うとヒロインのストレスを1減らせる
主人公と夢乃の「採取」スキルLvは最低でも2に上げておく(主人公は最初から可)。1と2では採取率が雲泥の差。

▲最序盤の食料は「貝」一択。ちなみにアイコンの数字は消費期限。数ではない
南エリア探索50%で水場発見、3~4日で見つかるはず。それまでの水は探索で見つかるココナッツで補給できる。以降水場に行けば水を最大まで補給ついでに身体を洗って衛生値を回復できる。衛生値が低くなると虫に刺されやすくなったり腹痛になったりロクな事にならない。水場へは4人全員で行く方が効率がいい。
天気について。猛暑日は体力と水を普段の倍消費するため探索はほどほどに。台風の日は外に出れんが、翌日から二日間は海辺の漂流物からレアが出る。
メリットが多いゆえ基本的には四人一緒に行動したいところだが、その為には静葉と暁美の体力補強が必要。優先的に「頑強」Lvをあげよう。主人公と夢乃と同程度の体力になればおけ。
四人行動のメリットは、採取等で得た食材や素材の「運搬量」が増えたくさん持ち帰れること。各自の運搬Lvを上げれば補強できるが。戦闘で有利になること。これも各自の戦闘Lvを上げる、武器を更新することで補強できる。あとは全員の好感度が上昇することだ。
南エリアで「資材」探索を行うと得られる素材でナイフや槍などが製作できるようになる。それらは「共有ツール」にセットする。共有ツールが増えるほど、各エリアで「狩り」「斧での伐採」「ツルハシでの採掘」などが可能になっていく。採取可能素材はエリアごとに異なる。

▲狩りはお馴染みのQTE。獲物との距離が近いほど簡単になるが、近づくほど逃げられやすい。成功すれば100%肉と革などを得られる
特に狩りが可能になると「肉」を得られるようなり、肉は満腹度と体力回復が高い。また塩があれば干し肉に加工でき、消費期限は99日だ。採取同様、狩りLvを2にするだけで南エリアでの狩り成功率は段違いに上がる。主人公か夢乃あたりが妥当か。ただ肉ばかりだと「免疫値」がほぼ回復せず風邪や疫病などに罹りやすくなる。魚や野草なども食べよう。衛生値、免疫値、地味だが舐めたらアカン。
ここまでくれば食料・水の確保の上で余裕が出てくるかと。伐採や採掘で素材を集め「工具セット」の製作を目指す。施設の多くはこれがないと製作できない重要アイテム。

▲暁美の製作Lvを上げ作ってもらおう。スキルは各々が得意な分野を決めて上げると効率がいい
その後は15日目以降の戦闘に備えて全員分の武器を作る。最初は「長い枝」だけで作れる「槍」でもいい。武器が無いと戦えないからな。

▲武器類は狩りや伐採などの素材採取用共用ツールとしても必要。黒曜石の槍など強い武器ほど相応の製作Lvを要する
戦闘は素早さ(内部数値)でターンが多く回ってくるCTB。戦闘Lvを上げる、または武器の種類でも上昇。弓やナイフなどは多くターンが回ってきそうな。武器にしろ施設にしろ、耐久値がゼロになれば壊れてしまう。
これくらいをおさえておけばまぁまぁなサバイバーになれるかと。諸君らの幸運を祈るb
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 2,000円(税抜)

サバイバルSLG





コメント
ブルーシートの入手方法ご存じでしょうか
トイレが作れなくて困っています
浜辺で漂流物を探してみてください。
そこそこの確率で見つかると思います。
本は手に入れたけど、大きな葉が手に入らないんですよねぇ……
すみません。
ちょっとわからないです。