あまえんぼ(エロ同人SLG)　感想・レビュー

ドージンオトメ　男主人公(名前任意)　ツクールMV製　バランス型
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8 システム9 没入感9 エロス9)

■INDEX

あまえんぼ　体験版感想・レビュー　ショタによる叔父さんち乗っ取り計画(笑

あまえんぼ　体験版感想・レビュー　ショタによる叔父さんち乗っ取り計画(笑

両親がしばらく家を空けることになり、夏休みということもあってのいとこの叔父の家に1か月ほどお泊りすることになったショタ(デフォ・ボク)が主人公のMV製SLG。同じ屋根の下、数年ぶりの再会となる姉妹と美人の叔母さんとこっそりイチャラブエッチしつつちゃんと宿題もしようね、そんなショタの夏休みを描く。

▲タイトルからエロい。2コマアニメ仕様で、起動ごとにシーンも変化

▲今思えばこの時から邪悪なるショタの叔父さんち乗っ取り計画(大袈裟)が始動していたのだ。左から結衣(女子校生)、美雪(夜の営みに不満の主婦)、莉音(大学生)

MV製でありながらこの理路整然とした見やすいクォータービュービジュアルとUI。クォータービューのRPGなどは移動操作が独特となり若干慣れが必要なこともあるが、本作はキャラや気になる箇所をクリックして進める仕様で方向キーでの移動は不要、すべての操作はマウス操作で完結。一部マウスホイール操作が必要となる(VerUPでホイール動作がキーボード対応)。

▲このマップ上でドットアニメエロが繰り広げられるのだ

▲家族団らん　特定の日にはこんな感じの会話イベントがあったり、週末は川でバーベキュー等の思い出作りイベントも(叔父さんだけシルエット…)

基本の流れとルール

ゲーム期間は8/01～8/30、8/01は実質チュートリアルで自由行動になるのは8/02からだ。1日は午前・午後・夕方・夜の4つの時間帯を遷移、1つの時間帯では画面上部に表示されているペン立ての数字の分だけ行動可能、一部コマンド(一緒に過ごすや課題など)を選択した場合は残り行動回数にかかわらず次の時間帯に遷移する。

ヒロイン達は各時間帯でランダムで居場所が変わる。1人で部屋にいることもあれば、2～3人がキッチンやリビングに固まっていることもある。各ヒロインをクリックすることでコマンドが開き、「一緒に過ごす」や「課題」など健全なコマンドであれば誰が一緒にいようと選択できるのだが、「おねだり」や「えっち」など不健全コマンドはヒロインが一人でいる場合しか選択できない。莉音おねーちゃんとエッチしたいのになかなか一人になってくれない！そんな時はセーブ&ロードを活用しよう。

またヒロインがトイレに入っている場合、その時間帯そのヒロインとは何もできない。好感度が高くなれば突撃エッチも可能になるけども。お風呂エッチもか。3P、4Pな関係になれば、家中ほぼどこでも誰とでもエッチできるセックスサンドボックスと化すだろう。叔父さんにバレないように、だけども。

▲自宅玄関から出ると各種マップへいける。マップ移動だけなら時間経過や行動可能回数消費しない

進め方の基本はメインヒロイン達の「好感度(画面右の各ピンクゲージ)」を上げていくこと。一緒に過ごす、一緒にお風呂(ヒロインがお風呂に入っている時のみ)、一緒に寝る(1日の終わりに必ず誰かを選ぶ)等で好感度が上昇する。好感度には上限が設定されており最初の上限は20、それ以上は何をしても上がらない。その上限を突破するのに必要なのが「課題(宿題ですな)」、課題をこなし好感度ゲージ下の青ゲージ「課題達成率」を100にするとイベントが発生、好感度上限が20→40に上昇する。

好感度があがるほどヒロイン達とのエッチで使用できる体位や奉仕などの「スキル」が解放されていくため、つまるところ好感度上げと課題を並行してこなしていくことになる。課題をこなすことでも好感度は上昇、また「おこづかい」は基本課題でしか入手できんゆえ、むしろ課題を先行したほうが攻略は捗るかもしれない。

▲夜時間帯に一緒に寝る相手を選択すると1日の終わり画面に。↑のような絵日記風イラストは40種以上あるとか

▲ツリー風のスキル習得画面。1日で得た「思い出ポイント」がSPとして清算され、SPを消費して習得できる。ヒロイン好感度を上げれば新たなスキルが解放されていくため、体位などエロスキルをどんどん習得してエッチバリエーションを増やしていこう。攻略お役立ちスキルも多数あり。思い出ポイントは各種行動で得られるが、週末イベントやエッチで多めに得られる

各ヒロインとのえっちコマンド解禁

オープニングではこの様に脱ぎたてパンティーでオナニーしているところを莉音お姉ちゃんに目撃されてしまう事案が発生。

▲大きいお兄ちゃんだったら事案どころではないけどな！

しかし莉音は咎めることなく主人公を性的に甘やかしてくれる。

▲手コキ　エッチシーンではマウス左ボタン押しっぱで画面右の「ちん〇んメーター」が上昇、離すと減少、メーターが高いほど行為が激しくなり主人公の体力の減りも早くなる。射精は任意で何度でも可、一度の射精で性欲と体力を多く使った方がヒロインの「満足度」が上がりやすいか。同じ画面内でもエッチする場所を変えたり、(習得済スキルのうち)別のプレイをしたりも

ということで、莉音お姉ちゃんに関してはデフォから「えっちコマンド」が解禁されており、彼女が一人の時に「えっち」を選べばいつでもエッチできる。しかし他の二人にできるのは当初「おねだりコマンド」のみ、えっちコマンドを解禁するには前述の好感度を一定まであげる、美雪叔母さんに関しては＋αの条件が必要となる。まぁ円満家庭の人妻ですからな、動機付けは必要だろう。

▲おねだりコマンドは「パンツを見せてもらう」「おっぱい(ブラ)をみせてもらう」など。「ちん〇んをこすりつける」を習得すればパンツにぶっかけまで可能。そこまでさせてくれるならえっちコマンド解禁してくれよぉと思わなくもない(笑

▲美雪おばさん攻略は夜の営みシーンを見ておく必要がある。また主人公は性欲が100になると暴発して「おもらし」する。洗面所で白い染みパンツを見た美雪が欲情するシーンも必見(攻略には必要ないみたいだが)

エロはエッチコマンド解禁でのドットアニメのほか、好感度上限解放時のイベントやヒロインの「淫乱」「奉仕」など数値が一定に達すると発生するイベント等での「立ち絵アニメ」や「大きいアニメ」も用意されている。あとメインヒロイン3人以外に5にんのサブヒロインとのエロもあるぞ。

▲パイズリ　結衣のえっちコマンド解禁イベント

▲序盤恐怖の場面　激しいエッチで大きい音を出し続けると叔父さん含む他ヒロインの「警戒度」が上昇、高くなるとヒロイン横に「爆弾アイコン」がつく。それでも続けるとこんなシーンになり序盤はゲームオーバー。ただゲーム後半になると…　画面右上のてるてる坊主で音の大きさを表現

八面六臂の活躍を見せるちん〇んメーター

本作では課題を含め様々なミニゲームが用意されているのだが、基本的にすべて「ちん〇んメーター」を使用したミニゲームとなっている。操作はエッチと同じくクリック左押下でメーター上昇。以下で「上」「中」「下」と表記されいるのはちんちんメーターの「上部」「中部」「下部」のことだ。体験版範囲で収録されているミニゲームはこんな感じ。

▲結衣との課題は算数。三択の簡単な計算問題、「上」でホイールクリックすると選択肢3を選択したことになる。1分間での正解数・不正解数で課題達成率が変化

▲美雪との課題は「お手伝い」、食器洗いだ。食器の「耐久値」をちょうど「ゼロ」にするとキレイに洗えたことになり、マイナス値になると割れちゃう。ボタン押下状態で耐久が減り、「上」で耐久値-3、「中」で-2、「下」で-1。洗えた枚数、割った枚数で課題達成率が変化。課題はミスをゼロにするともらえるおこづかいにボーナスがつく

▲莉音との課題は「自由研究」。魚や昆虫を集めて莉音の部屋にもっていくと「レアリティ」に準じた課題達成率を得られる。体験版では魚釣りのみ、駄菓子屋で買えるエサが必要。一定時間経つとフィッシュオン、ちん〇んメーター内に魚アイコンが出現し上下へ移動する。マウス押下・離しで追跡、制限間内に魚アイコンを一定時間とらえるとゲット。レアな魚ほど動きが激しいなど手強く、高く売れる。ゲームを進めると「海」でも釣り可能になるようだ

莉音の課題だけお金が(安いけども)かかり、ミスを含めると結構時間がかかる。ちょいちょいやるより、ガッツリ時間を割いて釣りするといいかも。また課題は「必勝ペン」などを使うと課題達成率にボーナス、駄菓子屋で買ってストックしておくといいぞ。

▲この町の同年代の間ではメンタイ(めんこ対決)が流行っていて、駄菓子屋でめんこを購入すれば対決できる。取り巻きどもを倒し、プロメンタイカーに近いといわれているめん太くんを倒せ！

▲うぉぉお！メンタイは単純な目押し。MAXクリックでクリティカルだ！交互に攻撃して先にHPをゼロにしたほうが勝ち。主人公の攻撃力やHPはヒロインたちと関係を深めるほどに強化される。勝ち続けるとプロのメンタイカー・あかり(サブヒロイン)が登場するっ！

▲こちらもサブヒロインの駄菓子屋のお姉さん。おこづかいで体力や性欲回復アイテムなどの買い物のほかガチャもまわせる。ちなみに買い物やマップ移動では行動可能回数は減らない

この他、学校でのサブヒロイン絡みのイベントや海での素潜りなどのミニゲームもある。1種類のゲージだけ使ってこれだけ感覚の異なるミニゲームを作り出したサークルさん、あっぱれ。

と、いう感じのショタによる叔父さんち乗っ取り、ハーレム計画な夏休みSLGだ。シルエットで空気の様な叔父さんにも話しかけることができる、たまには相手してやって(哀

昼はツクツクホーシなどの何種かのセミの声や川の流れる音など環境音も夏を表現、SEやちょっとしたシーン間のバンドルなどもハイセンスに整っていて、思い出ポイント清算時のSE「ﾄﾞｩﾙﾙﾙ」とか小気味よく。ドットビジュアルといいサウンドといい細部までの拘り、作品リリースごとにどんどんハイクオリティになっていると感じる。

▲最初の週末イベント(体験版最終日)