SEQUEL thirst(リーフジオメトリ) 体験版感想・攻略
仲間の仕事の連れ添いで「シキノワ」に向かっていた主人公(名前任意)が海難事故で仲間と散り散りとなり、流れ着いた先でかつて共に旅をしたナズナと再会、彼女らと共にシキノワを巡るMZ製のRPG。
「SEQUEL」を冠するシリーズとしては5作目、各作品ごとに話は完結しているものの世界観や設定などは共通、主人公含め過去作から登場するキャラもおり。ただ本作から始めるプレイヤー向けへの補完説明はしっかりあって、プレイすればきっと過去作も遊んでみたくなるはず。そう言えるくらいには女性上位エロ+洗練されたシステムがウリのRPGであり、星の数ほどあるエロ同人RPGの中でもトップクラスの安定した面白さ誇るシリーズだ。
【体験版評価】8.6/10点 (面白さ8.5 システム9 没入感8.5 エロス8.5)
オープニング
▲オープニング、シキノワに向かう船の中で目覚めた主人公。キャラグラを4種から選択、次に名前を決定する。シリーズ初のMZ製ということもあり2.5等身に。各作品ごとに記憶があやふやな状態で始まる設定もシリーズ共通
▲主人公は商会の仕事でシキノワへ向かうウーラの付き添い。ウーラはシリーズ1作目「SEQUEL blight」で初登場
▲主人公の相棒・ダイアも1作目からの付き合い。ちなみに主人公は選択肢以外のセリフがないタイプ
▲もうすぐ目的地というところで高波に飲まれ、気が付くと主人公はひとり。落命ヶ浜とかネーミングセンス良すぎんか
▲落命ヶ浜を彷徨っているうちに魔物に遭遇、危ないところを女性に救われる
▲助けてくれたのはかつて共に冒険したナズナ(デカい)だった。シリーズ2作目「SEQUEL awake」で登場したヒロイン。とりあえず彼女が身を寄せている真白神社へと向かうことに
▲ここからメニューが開ける、プレイ開始から10分くらいかね。本シリーズでの主人公は戦闘に参加せず指揮官的なロール
体験版範囲の物語をざっくり紹介
体験版範囲のメインストーリーはかなり短め。ただし、ストーリーと関係ないサブイベントが結構あってボリュームとしてはそれなり。
戦闘はいつも通りめっちゃサクサク(速すぎない)進むターン制コマンドバトル。格下ザコ戦であれば大概殴るオンリー(Zキーおしっぱ)で5秒で終わる、いや5秒以内かも。オートを使うのもいい。斬撃などの攻撃エフェクト、SEも気持ちいいものが多く、戦闘民族である我輩的には戦闘がかなり楽しい。
本作の舞台となるシキノワは見ての通り「和」テイスト。戦闘含めたBGMも三味線や琴などの和楽器を主旋律とし没入感を高める。BGMはいつも通りサークルさんオリジナルのようだ。
レベルアップするとLPを取得、各キャラ2種のスキルツリーがあり、どちらを習得していくかで役割も変わる。ナズナの場合「ハクトウ剣術」は剣による物理&炎属性攻撃スキル、「妖狐の血」はパッシブスキルやバフスキルなどを習得できる。どちらかを重点的に取得していくのも両方満遍なくとっていくのもプレイヤーの任意。
スキルツリー自体はシンプルなんだが、特定状態でシナジーを発揮するようなスキル(「疾風」状態で使うと威力倍増の剣技など)もあり、どう成長させていこうかとスキルツリーと睨めっこしている時間も良き。
▲妖狐の血の最初のスキルは攻撃力+10、どう育てるにしろこれはとっておくべき
▲真白神社に到着、その管理人のテン。ここを拠点としナズナと共にはぐれた仲間を探しにいく序盤の展開
▲拠点の自室では休息、難易度変更や見た目の変更などいろいろ。思い出の中へ、でエロ回想
行く先々にある「転送剣」に触れると(TP以外)全回復、ファストトラベル可能になる。かなりの数があり利用頻度も高いゆえ、見つけたらとりま触れておこう。スキルのリセットもここで。転送剣ありきのシリーズと言っても過言ではない。
メニュー→大事なものにある「帰郷の石」(短縮キー:C)を使えばいつでも拠点に帰還可能、「冒険者の日記」(短縮キー:D)ではメインストーリーを進めるための今の目的、サブを含めた発生中イベントも確認できる。
▲冒険者の日記、ショートカットキーで一発呼び出しが便利。この他、転送剣に触れる度に3回使用可能な全体回復アイテム「マナの水瓶」(Vキー)なんかもあり
シリーズを通してのブラッシュアップにより「RPGにあったら便利だな」機能はおおよそ備えておりシステムも簡潔、兎に角めっちゃユーザーフレンドリー。回復や移動の手段が豊富で遊んでいてストレスを感じることがほとんどない。それでいてRPGとしてのやり応えがちゃんとある絶妙な塩梅なのだよなぁ。
▲イベント「商いのぽん次郎」をクリアすると買い物ができるように。「武器スキル」が付与されている武器もあり、序盤は大木刀の「振り回し(全体攻撃)」が便利
▲また各地に落ちている「どんぐり」と交換で素材も入手できる。合成小屋で合成可能
▲振り回しつえぇぇ!TP40も消費するゆえ連発はできんけども。武器スキルはTP消費、それ以外のスキルはSP消費
▲ともしび村へと続く洞窟。村や町も含めかなりの数のオブジェクトにセリフが仕込んであり、アイテムを入手できるキラキラポイントも多め
▲ともしび村にいたダイアと再会後、怪異がいるという村の灯台へ。そこでミルエス軍の制服に身を包んだプリムと名乗る女性が仲間に。彼女は任務で来ているそうだが任務内容は秘密
▲彼女は物理攻撃特化の大剣ツリー「盤上戦略」と防御特化のタンクツリー「メイド防護術」と正反対のツリー持つ。ナズナよりシナジースキルも多くビルドが悩ましいキャラ。スキル名がチェス用語というのも変わっている
▲さっき出会ったばかりなのにナズナを「大切な仲間」と宣う胡散くさい爆乳女と
▲疑うことを知らないアホ巨乳女(彼女は嬉しいと「わぁ!」と言うクセがある)。そんなヒロイン達を生暖かく見守るダイアと主人公でやらせてもろてます
キャラが立ちまくった、付き合えば付き合うほど味わい深いヒロイン達によるウィットに富んだ会話の数々は本シリーズ名物といえる。ナズナに関しては体験版範囲だけで愛らしさバクハツ、尊いまである。言われたことを簡単に信じる猪突猛進女が「わぁ!わぁ!」する度に顔がほころんでしまった。特に主人公との会話でのわぁ!はやばたにえん(死語
▲灯台最上階に付くと既に怪異は倒されたあと。こちらを怪異と早とちりした女性が襲い掛かってくる
▲HP半分まで減らすと強力なカウンター技を、更に減らすと攻撃力アップ+HP回復を使う。最初からなかなか凝ったボスだ
▲治安維持組織「柴組」のメンバーで直と名乗る女性は、勘違いで襲ってしまったことを詫び去っていった
▲この短時間でナズナの扱い方を掴んだプリムはやはり只者ではない
▲拠点に戻ってきた。ドロップ素材やどんぐり交換素材で刻印などの装備品を合成しよう
この後はウーラを探し他の町まで足を延ばすことになるが体験版でのメインストーリーはここまで。
▲体験版での全イベント。「イベント一覧」の下に表記されているイベントは基本的にメインとは関係ないサブイベント、クリアするとレ点が付く。サブイベントはポップアップが出ているNPCと話しかけると発生、しっかり探索して見逃さないように
仲間たちとの交流・まぐわい マナを搾られる
サブイベントの「交流」の項目は各ヒロインとの仲を深めるイベントとなっておりエロが発生する。主人公はこの世界で数少ない男性、精子からは大量のマナを得られるため常に狙われる存在。ヒロイン達も例外ではなく、ゆえにエロは全て受け、ソフトM紳士向けとなっている(シリーズお馴染み)。
▲ナズナの交流イベント。人助けがライフワークの彼女に付き合い、ともしび村で困っている人を見つけて解決しよう
▲その夜。気付けばこんなことになっているが…ナズナの寝相の悪さは折り紙付き。射精を促すような手つきをしてもそれは無意識(結局射精させられてしまう
▲こちらはプリムの交流イベント(拠点内での彼女の行動観察)。風呂を覗いてしまい隠れるも気づかれ「見ヌキしていいですよ」と言われて
メインストーリーを進めることで新たな交流イベントが発生する。各ヒロインとの段階エロ的なシステムだ。交流イベント後は好感度がアップする。
▲体験版ストーリー内では発生しないが、回想からおまけで拝見できるナズナエロ
また、拠点では主人公一人での行動となりヒロイン達は各々好きな場所にいる。話しかけて一緒に過ごす、贈り物をするなどで好感度を上げることができる。
▲体験版では何も起こらないが、拠点の「清殿」で寝ると条件を満たしたヒロインとの同衾イベント発生、放出されたマナにより拠点が「発展」するらしい
メインストーリーとは関係ない強敵・ヌシ
各地にはヌシと呼ばれる強敵が存在する。倒さなくてもストーリーに影響はないが、攻略的にはメリットがある。例えば彼らから得られるドロップ素材からはレアな装備品を合成できたり。
▲落命ヶ浜に発生したヌシを倒すサブイベント。危険度8はレベル8以上推奨の意
▲HPがかなり高く、HP再生&防御アップスキル「胎内庇護」がクソ厄介
▲敵のバフ全解除のクソ爆弾で対抗、名前はともかく常備しておきたいアイテム
製品版では仲間になるヒロイン全6人、それぞれに交流イベントエロが発生する。サークルさん曰くプレイボリュームは想定25時間!やり込めばもっとかかるだろう。初心者におすすめのエロRPGは?と聞かれたらこのシリーズを薦めるし、5作目の本作も間違いない一品。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,500円(税抜)
シリーズ過去作
サークルさん過去作
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