INNOCENT RULES リーフジオメトリ 感想・レビュー

RPG

INNOCENT RULES 体験版

「パーラテス」という世界に呼び寄せられた旅人・イノ(♂)が主人公のMZ製RPG。世界の主の頼みにより、魔物と戦いつつ魔物娘を仲間にしながら世界中の「星」を旅する物語。イノだけでなくプレイヤー自身(?)(名前変更可)も「イノにしか感知できない見えない存在」として同行、時にコミュニケーションをとったり物語に介入することもある。ある意味W主人公、といえるだろうか。

本作はサークルさんの看板作品「SEQUEL」シリーズとは別だがそれに準ずる作品だ。本作の舞台「パーラテス」はSEQUELシリーズの舞台である「オルドワルド」の中に作られた世界。そしてパーラテスという世界では各地域を「星」と呼び、住人は基本的に死なない。という世界観は「ASYLUM / アサイラム」に酷似しているしイノが初登場した作品でもある。サークルさん曰く「SEQUELシリーズ外伝」という位置づけのようだ。

【体験版評価】8.6/10点 (面白さ9 システム8.5 没入感9 エロス8)

オープニング イノというキャラが魅力的


▲ゲーム開始直後のオープニング。「声をかける」を選択しないと進まないローラ姫方式


▲なんとも中性的な少年だ


▲ん?


▲よくわからんけども名前を決定


▲ほうほう


▲ということで、姿形のないプレイヤー(?)はイノと行動を共にすることに。イノにしか認識できない存在だ

本作の主人公・イノは穏やかながら切れ者で旅の経験も豊富だが性知識は皆無。他人をおもんばかりほとんど自己主張しない。我輩の印象は「聡明で無垢、でもどこか儚く危うい聖人」だった。そんな彼がSEQUELシリーズよろしく、仲間になった魔物娘に搾られる。SEQUELシリーズでの無個性セリフなし主人公が担当したM紳士向け搾精エロをイノがされちゃうわけで、これはこれでいいものだなぁと。


▲我輩男の喘ぎはノーサンキューだが、イノくんの喘ぎはいいものだった。男の娘ではないがそれがイケるならより刺さるのでは

序盤の、世界の主である魔女・タハティとの会話でこんなシーンがある。


▲この世界「パーラテス」は崩壊の危機にあり新たな「理の主」が必要。イノはそのためにこの世界に呼ばれた様だ


▲元の世界に戻れなくなるというのに一も二もなく即断する


▲まだ出会って間もないのに暗にプレイヤーのことを気遣っている。ボクはこの世界に残ります、でもプレイヤーさんはオルドワルドにきっと戻れますよ、と。いい子過ぎるだろこの子(´;ω;`)ブワッ


▲世界の主・タハティさんもなかなかいいキャラ(揉みたい というわけで、この世界をよく知るために冒険に出る

純粋にRPGとしてのクオリティが高い

過去作同様、単純にRPGとしてめっちゃ面白く没入度が高い。いや今作はイノの魅力もあって更に高い。各キャラスキルツリーでのスキル習得、特にPTの要である主人公に関しては攻撃系・補助系どちらを伸ばしていくか、装備をどうするかでプレイスタイルが変わる。「星の光」というバフを積極的に使うスキルルートだと攻撃に、「星の癒し」というバフを使うスキルルートだと回復にそれぞれにシナジーが発生するため、レベルアップごとに得られるLPでどのスキルを習得するか悩ましすぎる。


▲イノの攻撃系スキルツリー。「星の光」バフ状態になると各種光属性スキルの威力増加。「星の光」状態になるには「スターヴェール」というスキルで。単純に物理攻撃を強化していくルートもある


▲イノの補助系スキルツリーは回復系多め。「星の癒し」バフ状態だと各種回復スキルの威力が高まる相乗効果。攻撃系・補助系どちらを優先して育てるかでイノのタイプが変わり、どの仲間を編入・育成していくかも変わる。PTビルドが楽しいぞぉ

仲間の魔物娘達もイノ程ではないにしろ育成の幅があり、仲間になる人数もかなり多いためそもそも誰を育てていくかなど、パーティ編成とビルドの幅に関してはサークルさんの作品史上最高と言えそうだ。


▲冒険開始時に仲間になるナビ役も兼ねる悪魔・フィーデ。高火力闇魔法タイプでHPが低いが、回避率を活かしたタンク役も可能


▲装備品も多数、レア度の高い装備もある


▲体験版最後には5人PTに。本作ではめっちゃたくさんの魔物娘が仲間になるのもウリ。PTとして連れて行けるのは6人、戦闘に参加できるのは4人(サブ二人にも経験値は入り、PT以外は経験値が入らない)。仲間魔物娘達の名前は変更可(フィーデ以外)


▲各地の「翼の理」に触れると全回復、翼の理間のファストラベル可。結構頻繁にあるゆえレベリングにも使えるし、イノや仲間達のスキルツリーをリセットして再度LPを振り分けることもできる便利ポータル


▲戦闘。ただでさえスピーディだがCtrl押しで高速化

あとは戦闘難易度のレベルデザインがいつもながら素晴らしすぎる。特に各地にいる「出会った時点では強敵でまず勝てない」敵に対し、そのエリアをクリアしたあとに挑むと、超強くて苦労するけどもPT編成やビルド次第でなんとか勝てる調整とか絶妙過ぎるのだよな。ちなみに本作は難易度変更不可、ゆえにがっつりRPGしたい紳士向けでもある。


▲各エリアには見つけた時点ではまぁ倒せない赤い強敵シンボル


▲火力も高いが何よりHPがメチャクチャ高く長期戦になる。数ターンごとにくる火力バフ→全体攻撃でごっそり削られるとHPの低い仲間が落ちやすく、蘇生アイテムは準備しておきたいところ。倒せば大量の経験値とレア装備ゲット

一部の敵に敗北エロ 仲間魔物娘エロ メインキャラエロ…

全てイノが受け側のエロは大別すると4つ。ハートの付いた魔物娘の敗北エロ、仲間にした魔物娘と強化エロ、タハティやフィーデなどのネームドキャラとのエロ。最後にプレイヤーとのエロ(!?)。ただ敗北エロと仲間魔物娘エロのCGは同じ。

その内メインは仲間の魔物娘にマナ(精液)を与えて強化する、恒例のエロだ。イノが喘ぎながら搾り取られる。ホモォな性癖は我輩もちあわせていないがイノくんはいい。かわいい。


▲ハート付きの敵は敗北エロあり(自爆アイテムあり


▲負けさえすれば見なくても回想には登録される


▲2段構えの敗北エロ。ただこのシーンはこの魔物を仲間にした際の強化エロのCGと兼用


▲スライムのメリーさんとの強化エロ。強化エロは各魔物娘で2シーンあるようだ

体験版範囲ではネームドキャラとのエロはなかった。プレイヤーとイノのエロに関してはさわり程度まで。


▲拠点の自室で休むと「夢の中へ」。「思い出の中へ」は回想シーン


▲夢の中ではプレイヤーとイノが触れ合うことができる


▲観察する。一緒に過ごす内にエッチが可能になり、ここでの立ち絵もどんどん変化していくらしい。苦手なら無理に進める必要もなく

サークルさんの長編RPGとしては初のMZ製となり解像度アップ(1024*798)。また、いつも通り高速戦闘可、こまめにポータルあり、チュートリアルも適宜でテンポよく進める。そして装備画面などでのキャラ切り替えが↔キーで可能(これ何気にスゴい)など、ユーザビリティもバッチリだ。エロありきではなくRPGありきでエロもある、個人的には好みのタイプの良作。

何人仲間にできるのかは明記されておらず(Ci-enにも情報は無かったような)、そこを含めて楽しんでということか。「SEQUEL」シリーズも仲間は多かったが少なくともこれまでで一番人数が多いらしいぞ。(追記)後日流れてきたサークルさんのツイートによると32体(!)だそうだ。

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