滅びの街のエトランジェ(くじらぼ。) 体験版感想
記憶喪失のダウナーケモミミ少女・ティオが主人公、助けてくれたリキルのため世界の上層を目指すMV製のWWA形式RPG。
WWAとしてはかなりカジュアルな部類となっており難易度低め。ただし「ハイスコア」を狙う場合はやはり詰め将棋的な思考と攻略が必要になるため、エロゲとしてとっつき易く且つWWA中上級者にも応えられる設計となっている。
エロは体験版最後に訪れる「金と欲望の街・ダリルメア」に集中しており、回想部屋を見る限り相当な数があった。その他ダンジョン内で発生するエロトラップイベントも複数確認。基本CG80枚、エロイベント100種オーバーだそうだ。
※書きかけの記事です。
【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8 システム8.5 没入感8.5 エロス8.5)

▲冒頭、知らない場所で目覚める主人公。自分の名前すらわからない
▲早速チュートリアルを兼ねた簡単なダンジョンを攻略、外を目指す

▲メニュー画面はカードになっている。セーブ・ロードはいつでも可

▲リキルという少女が1人きりで住んでおり、主人公の世話を焼いてくれる
リキル曰く、二人がいるのは世界の「下層」で流刑地のような場所、彼女は天使が暮らす「上層」からここに落とされたようだ。上層で捕まっている「お姉様」に会いたいという、世話を焼いてくれた彼女の願いを叶えるべく、主人公は上を目指すことに。

▲「中層」に行くには、八咫烏の力を借りる必要がある。まずは4つのダンジョン攻略を目指す
WWAについて軽く説明すると、鍵を拾い対応した色の扉を開け、通せんぼしている固定敵はランダム要素が一切無い自動戦闘で倒しながらダンジョン最奥(↑方向)を目指す、パズル要素の強いRPG形式である。赤・青の玉で攻撃力(Atk)・防御力(Def)を上げ、回復は落ちているポーション類で行う。

▲敵は固定、結果は↑のように予めわかりランダム要素がないため100%この通りになる

▲「戦う」で交互に殴り合う自動戦闘開始、HPがゼロになるまで続く。数字が減っていく演出はスキップ可、画面左下にも「敵ごとの戦闘結果」と取得経験値を表示

▲スライムの先にあったポーションと防御アップの青玉ゲットー。HP減少で立ち絵も変化
基本的な攻略としては攻撃、防御を上げる玉の入手が最優先だが扉や敵に対処する必要があり、じゃあどういう手順で進めていこうかと詰め将棋的なプレイが求められがちになる。が、最初に述べた通り本作はかなりカジュアルな部類、そう思う根拠を列挙していく。
まず、そもそも鍵や回復ポーションがだぶつくほど用意されていること。体験版範囲の序盤だから、というのもあると思うが、にしても普通にプレイしてもかなり余る。余るということはそれだけ雑に使っていい、詰め将棋ほど頭を使わないプレイだって許されるのだ。
まぁこちらも最初に述べた通り「ハイスコアを目指す設計」で作られているから当たり前と言えば当たり前なんだが、なるほど、こういうやり方もあったのかと。目指さなければ雑プレイおけ。とはいえ何にも考えずに凸できるほど簡単でもない、エェ塩梅だ。
次に、ポーション類をアイテムとして所持できること。WWAではポーション類をとったらその場で使用されることが多いが、本作では取りおきがが可能なのだ。故に「残しといたポーション、どこのマップだっけな~」ということにはならない。戦闘前に使いたい分だけ使えばよろしい。
レベルアップで全回復するため回復手段が多いことも難易度緩和に繋がっている。ダンジョンは毎回レベル1からになるため回復タイミングは多い。逆に言えば、レベルアップまでにどれだけリソース(HP・SP)を有効活用できるか、という要素があるということだ。
あとは戦ったら負ける敵に対しては「戦う」のコマンドが出ないのも事故防止になる仕様だなぁと。

▲階段に到達しクリア、この階層リザルト画面表示。レベルや倒した敵の数の他、鍵やポーション類もスコアに換算される。どちらもかなり余っているのがわかるだろう
だいぶヌルめのWWAであることがおわかり頂けただろうか。ちなみにカジュアルさえ忌避する紳士向けには、ダンジョンごとに「チート」プレイも用意されている。

▲Wキーで便利コマンド表示。画面の先(↑方向)を見渡せる「見渡しモード」や踏破済み階層にワープできる「階層移動」は痒いところに手が届く機能だ

▲二つ目のダンジョンのボス戦後、フリー〇ンイベント。立ち絵は表情変化のみだが、キャラチップがアニメしている。小さくて実用的ではないがこういうのもあるよ、ということで

▲最初のダンジョンをクリア後、リキルの家で壁穴イベント発生。まぁ脱がすだけゆえエロの内には入らんか

▲すぽっと尻が抜けたあと勢い余って顔面騎乗、そうはならんやろ(いやなる
本作ではエロ含め、1つのイベントで基本CGが数枚使用されていることがあり、贅沢だなぁと思いつつもやっぱりエエもんであるなぁと。
※以下近日中
エロトラップ
中層 金と欲望の街・ダリルメア










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