アンホーリーメイデン – Unholy maiden レビュー

RPG

アンホーリーメイデン – Unholy maiden(Unit 03) 体験版感想

ダンジョン深部で倒れ助け出されたものの、記憶をなくし何も覚えていないアトラ(名前変更可)が主人公のMZ製RPG。自分は何者なのか、なぜダンジョンに潜っていたのか、深部まで行けば思い出すかもしれない。

そんな理由からダンジョン深部を目指すことになるが、拠点となるローズフォードは「レイダー」と呼ばれるダンジョン探索者を始め、貴族、商人、金貸し、カジノ、娼館など欲望に塗れた者達で溢れている。主人公は彼らに流されず目的を果たせるのか…

ゲームとしては、ざっくり言えば戦闘エロありソウルライクなダンジョン、NPCイベント多数な拠点で構成されているが… どれをとっても一級品、演出やUI・BGM・SEまで全てにおいてべらぼうにクオリティが高い。プレイしていてここまで展開にワクドキさせられたのは久しぶりじゃないかと思うほどのエロ・ロールプレイング・ゲームだった。なんなら最初のキャラメイクからもう楽しい。

※書きかけの記事です。

【体験版評価】9.4/10点 (面白さ9.5 システム9 没入感10 エロス9)

無数に用意されているイベント群は序盤から手を付けられるものが非常に多く、オープンワールドとまではいわないがプレイヤーの数だけクリアまでの道筋があると言っても過言ではない。キャラメイクやイベントで変化する善悪観念・貞操観念がプレイに大きく影響、また装備品が完全反映する仕様を含め、周回ごとに異なるビルドと物語を楽しめるかと。エンディングも20種以上用意されているとか。

でだ、何から語ろうか悩み、そうだ、いろいろすっ飛ばしてワクドキさせられたイベントシーンをいきなり紹介していこうと思い至り。

まず1つめ。

ゲーム開始後はなにはともあれまずは寝泊まりできるお金が必要だ。この街には多数の金策方法があるが、我輩がまず目をつけたのは雑貨屋のアルバイト募集。いかにもエロありそうだったし。

早速店主と交渉、面談がてら身の上話をすると、雇ってくれただけでなくバックヤードで寝泊まりしていいと。なんでも店主にも主人公くらいの年頃の娘が「いた」らしく。主人公は「なんていいおじ様」と軽く感動する。

早速店番。その最中「店長はいないのかい」と尋ねてきた客から小包を預かる。

店番終了、賃金をもらう。この金で宿に泊まってもいいが、折角タダでバックヤードの泊まれるのだから。

お言葉に甘えて宿泊。そして翌朝。なにやら店の方が騒がしい。

なんと盗人が入り宝飾品が根こそぎ盗まれたと。店主は庇ってくれるものの主人公は容疑をかけられ、身の潔白を証明すべく所持品チェックを受ける。

その際、昨日客から預かった小包が暴かれ宝飾品と共に白い粉まで出てくる。うわぁぁぁぁぁぁ!やってんな!やられたな!いきなりこうくるかぁ!

主人公は客から預かった小包だと釈明するが出てきちまったもんは仕方ない。そこで店主から提案される。「私がアトラ君の後見人になれば、内輪の問題として処理できる」と。

そして「契約書をしたためたから血判を捺してくれ」と。一度拒否してももう一度説得してくる。

ちなみにそれでも頑なに拒否すると、本当に地下送りになる。


▲地下の囚人たちの強制労働場。だが旅はまだ終わらない。体験版ではプレイできなかったが、ここから這い上がる術もあるようだ。或いは奴隷として買われる途も…

話を元に戻そう。血判を捺すと店主が本性を現す。


▲血判状を読み上げさせられる主人公、そこにはきゃつの「所有物」になる契約が書かれており、青ざめる彼女を前に「ぼろん」


▲読み上げるほどボルテージが高まり、最後の一文と共に結論が射精る


▲ステータス「市民権喪失」を獲得。お金を3万用意し店主から市民権を買い取ればステータスを消せる

以降、バックヤードで宿泊する度に店主との段階エロが進むくらいで、出来事の重さほどゲーム的なデメリットは特にない。むしろエロの度にお金ももらえて金策にもなる。


▲店主は無理矢理は好まず、自ら股を開くように躾けてくる


▲ちなみにお金を払って泊まる宿屋では任意でオナッて「性欲」を発散できる

エロに関してちょっと触れておくと。主人公の「貞操観」ゲージにおいて「淫乱傾向」が高まるほど様々なエロイベが発生、エロい選択肢を選べるようになる。

性欲ゲージはエロイベだけでなく時間経過やちょっとしたことでも上昇し、戦闘エロ含むエロイベ中に100%になると絶頂しエーテル(経験値)を得られる。性欲が貯まっているほど、淫乱傾向も高まりやすくなる。エロいプレイをしたいならどんどん性欲ゲージを貯めるといい、処女プレイの場合は宿でのオナニーを活用すべし。

では次のワクドキイベント。

昼間、パブにいるペーターからは護衛依頼を受けることができる。まだ序盤とはいえそれなりの装備とレベルとなり、報酬もいいし受けてみることに。


▲広大なダンジョン1層、ペーターが調査したい場所は入口から西方面


▲調査先はゴブリンの巣らしい

ここでまたゲームシステムについて触れておく。

敵シンボルは、警戒する距離に入ると黄色シグナルを出し、完全に見つかると赤シグナルを出してものっそい速さでこちらに突っ込んでくる。あまりの速さにビックリして逃げると背後をとられ、先制攻撃されてしまうことが何回もあった。気付かれることなく背後をとるのが理想。


▲道中の戦闘ではアシストという形でペーターも攻撃参加


▲壺、花、宝箱などは全て採取対象。宝箱や扉の開錠は「技術」が高いほど成功率が高くなる。青いクリスタルはエーテル(経験値)で結構頻繁に拾える

戦闘にかかったターンが短いほど、戦闘終了後のHP・MP回復量が多くなり、疲労(足アイコンの黄色ゲージ)の蓄積も小さい。そして、疲労度が高くなるほど回復量も小さくなっていく。

疲労が100%を超えると全能力値が低下、MAX150%に達するとHPゼロと同義、敗北扱いになるゆえ留意。

ゴブリンの巣とおぼしき場所に到達。どうやらゴブリン共は出払っているようでもぬけの殻。今のうちに測量士の仕事をと、ペーターがセッティングを始める。ペッティング。その間中を少し見て回ることに。

串刺しにされた死体そこかしこに、生存者はいない。確かにここはゴブリン共の巣の様だ。


▲!? 扉が閉まっている、だと… コイツまさか…!!

※以下近日中

街マップの作りが全体的に神懸っている。特に下層の雑多な構造が素晴らしく、人々が行き交い生活感溢れる昼の表通り、帰り道を急ぐ人々が流れる夕方の路地裏、カジノBGMが漏れ聞こえるヒトゴミの夜の歓楽街、これぞ街マップの極致じゃなかろうか。

夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 3,000円(税抜)

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