巨人の秘宝 -The Giant’s Treasure- 体験版
魔法少女・ミリアムが、各地で孤軍奮闘している魔法少女達を救出・仲間にしながら巨人と戦っていくUnity製トップビューACT。拠点の防衛フェーズや拠点強化などのSLG要素もあり。前作同様ヴァンパイアサバイバーズ系ではあるが似て非なる作品。進撃してくる巨人わらわらで画面内大迫力!
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ9 システム8 没入感8.5 エロス8.5)
▲人類は7年もの間「ディザスター」と呼ばれる地球外生命体と戦い、その人口と居住地のほとんどを失った
▲しかし今日この日、全てのディザスターの駆逐に成功。主力であった魔法少女連盟の1人が「勝利宣言」を行っている式典の放送、というオープニング
▲ディザスターに人類の武器は通じず、彼奴等を倒せるのは突如現れた魔法少女だけ。このオープニング、アニメのようによくできていて見応えがあった。エヴァっぽいし
▲その放送を画面越しに見ている魔法少女がミリアム。その横が魔法少女専任科学者のタム
▲魔法少女のセリフはほぼフルボイス。ただ後からセリフを推敲したのか、CVとテキストに多少差異があるシーンが結構多かった。あと誤字も。まぁ気になるほどではないかな
▲勝利宣言中にも関わらず何故か警報が。魔法少女・ミリアム、いきまーす!(というCVはない)
▲外に出てみると… ディザスターとはまた違う、人型の巨大生物…巨人の大群ががが
▲魔法少女ちっさ。一番小さい巨人でも人間の3~4倍の丈はありそうだ
▲ミリアムとタム、多数の民間人がいる「13号避難基地」。南方は海、北、東、西に屈強な門を構える城塞都市だ。ここが拠点となる。ちなみにミリアムは最初にプレイアブルになる魔法少女で多少セリフは多いけども主人公というわけではない。その意味ではタムも主人公ぽくもありやっぱり違う。明確な主人公はいない、みんなが主役
ゲーム概要をざっくり説明すると、基本的なゲームシステムは前作「宇宙の秘宝」同様いわゆる「ヴァンパイアサバイバーズ」ライク、わらわらと寄ってくる敵の大群(今作は巨人であるゆえ迫力がスゲェ)を蹴散らしていく。
▲拠点マップの「遠征」から出撃場所を選択。関東一円と静岡、長野が舞台となっている。「東京都」がないのだよな
▲一番難易度が低い前橋に出撃。各魔法少女は魔法陣みたいなフィールドを常時展開しており
▲そこに敵が触れると与ダメ、倒すとMP(青いゲージ、顔アイコンの数字がHP)が回復する。見ての通り展開フィールドは小さいが、敵に接触しないようにちょっとずつ当てていけばノーダメで倒せる。まぁ敵が多くなってくるとそうも言ってられんが
▲また廃墟などのオブジェクトも接触で破壊できて資源(石や木、鉄などなど)を得られるぞ
▲こういう廃墟群をぶっ壊していくのも地味に楽しかったりも。採取採取~
ただヴァンサバライクの特徴である「レベルアップ毎にスキルを選択・強化」システムは無し。魔法少女達のレベルアップは拠点で行う(資源を消費)。また、常時展開しているフィールドの他、魔法少女ごとに異なるスキルを行使できる。スキル発動にはMPを消費、前述の通りMPは敵を倒すと補充される。ただ各スキルにはクールタイムがあるため連発はできない。
▲ミリアムの使用可能スキル。前方にそこそこ射程のある斬撃を放つ。敵が密集しているところに放つと強い。このスキルのクールタイムは3秒か
▲仲間の魔法少女がいるであろう「前橋研究所」に到着。敵を蹴散らそう。ここまでの道のりは画面端の赤矢印がナビしてくれる。各ステージは結構広くて、このステージはまだしも戦いながらだと迷うことも結構あった
▲ミッションクリア。画面右上のアイコンから拠点へ戻れる。各ステージではミッションをクリアする他、任意で撤退も可能だ
魔法少女は最大4人まで同時出撃が可能、全員の体力と魔法力の総合値がプレイヤーが操作する魔法少女の強さとなり、出撃した魔法少女のスキルを行使可能になる。プレイアブルな魔法少女は全部で17人もいるため、誰を隊長(操作キャラ)にして、どの魔法少女を連れていくか(=使用可能スキルが異なる)など悩ましい。遠征で敗北しても拠点に戻るだけで特にデメリットはないっぽい。
▲仲間になった美咲を連れて遠征へ。彼女のスキルはフィールドが若干広くなり、結構使い勝手がいい。ある程度の強さがあれば敵が勝手に寄ってきて死んでいくぅ。ただ敵の数が多いとすぐ切れてしまうしクールタイムが10秒と長め。あと、敵を倒しても基本的に得られるのはMPのみ、敵を倒すこと=成長というわけではないのもヴァンサバライクとは異なる設計(強敵は貴重な資源を落とす)
▲3人で遠征、3人になったことでHPも攻撃力も増加。今回は美咲を隊長(=操作キャラ)に、ふむ、各魔法少女ごとに展開フィールドが異なるみたいだな。あとスキルのキー配置も変わっている。操作キーに関してはのちほど触れる
▲おぎゃぁぁぁ!ちなみに敵の耐久と数にこちらの火力が追っつかない場合、被ダメと共に敵に押されていく。そんな状態で囲まれたら逃げ場がない、上手く立ち回るべし!ちなみにHPは時間と共に自然回復、魔法少女のレベルを上げれば回復力も上がる
▲でっかくて特殊な敵は体当りだけでなく遠距離攻撃(予告あり)もしてくる。「遠征」はこんな感じで各ステージに出撃して魔法少女や資源を集めるフェーズ
ある程度各ステージへ出撃すると「拠点防衛」フェーズが発生、魔法少女の育成だけでなく拠点の強化も必要になる。北門・東門・西門それぞれの強化や60秒ものクールタイムがある虎の子「反ディザスターキャノン」の強化、など。各ステージでのミッションや自由探索でがっつり資源を回収して強化していこう。
▲防衛戦では北・東・西の各城門が破壊されると敗北。それぞれに魔法少女を配置できる
▲プレイヤーが操作するのは「隊長」率いる部隊。防衛範囲が広いゆえ結構難しい。防衛戦はWave制、全Waveで敵を殲滅すれば防衛成功となる
▲各城門には砲門が備わっていて範囲内の敵を自動で攻撃してくれるが何しろ数が多い。砲門の強化、追加も急務。また圧倒的な殲滅力を誇る「反ディザスターキャノン」も強化していくべし
▲反ディザスターキャノン、発射!どがぁぁぁん!威力もさることながら爆発の継続時間も長くその殲滅力は圧倒的。クールタイムが60秒と長いものの回数制限はないため、なるべくたくさんぶちかましたいが良きタイミングで使いたいものだ
▲三方向同時展開、劣勢の場所からは応援要請が。当初は魔法少女の数も少ないわ仕様もよくわからんわで大変だった
操作キーについて。遠征、防衛ではWASD(または方向キー)で移動、マウスでアイコンクリックによる各種スキル等の発動が可能だが、アクションゲーゆえなかなか厳しい。となるとスキル等の発動もキーボードで行うのがベター、ただ使うキーが多く慣れは必要。スキル1はJキー、2はKキー、3はLキー、4はUキー、5はIキー。防衛戦での反ディザスターキャノンはRキー。会話、決定などはEnterまたはスペースキーとなる。拠点でのUI操作は圧倒的にマウスの方が簡単なため、どちらにしてもキーボードとマウス両方使うことになるんじゃないかね。我輩はなった。正直煩わしいのはまちがいない。煩わしいがそれでも遊びたくなる面白味はある。パッドだと全部解決するのかもなぁ、キーコンフィグもあるし。
エロに関しては、各魔法少女のレベルアップ時に発生。頭脳と腕は確かだが下心ありありのサイエンティスト・タム(おっさん)による機械姦アクションエロがメイン、彼女たちが快楽に屈するとタム自身がエロを行えるようだが体験版ではそこまでプレイできない。
▲各魔法少女は拠点で資源を消費してレベルアップ可。レベルアップ操作をすると
▲強くなるにはタムの用意した装置に入って処置を受けなけばならない、という設定。これは半分本当で半分下心
▲強化処置という名の調教開始と共に丸見え、逆マジックミラー号なのだ。画面右下のアイコン類から行う「処置」を選択し、STARTのレバーで処置開始
▲アームが伸びてきておっぱいマッサージ。もちろんアニメーション。好きなだけ見てやめたくなったらSTOPレバーをクリック
▲すると彼女の上の「SEX-P」と「Magic-P」のゲージが上昇
処置を行うごとにゲージが上昇、Magic-P(青)がMAXになるとレベルアップ処置終了となる。先にSEX-P(ピンク)がMAXになると魔法少女が絶頂、そこからタムのターン!になるようだ。ただ序盤選択できる処置ではどうしても青ゲージ先行、物語が進行して選択可能な処置が増えるほど更にエロくなりピンクゲージの上昇幅も増加するだろう。
▲美咲に「共通マッサージ」。一番ピンクゲージが上がりにくい。ピンクゲージが上がりにくい処置ばかりしていくと、魔法少女とタムの純愛(?)も発生するとかしないとか
▲ブラシによる恥骨くすぐり。最初は顔を赤らめる程度だったがあまりの快感にアヘってしまうミズチ。表情変化も豊富で良き
体験版範囲でのエロはほんと少なかったが、少なくとも全17人の魔法少女に↑の処置コマンドエロとタムによるエロが用意されているかと。ぬかりないのでは。
というヴァンサバライクに寄った前作から必要なシステムのみ踏襲してオリジナリティをぶっこんできた進化の一品、かなり面白かった。プレイアブルキャラ兼ヒロイン17人と誰を育てるか迷うなぁこりゃ。魔法少女は10Lvごとに更に進化するようだ。何気に関東一円が舞台なのもなんかいいなぁ。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 3,000円(税抜)
前作「宇宙の秘宝」
「秘宝」シリーズ(あまり共通点はないけど)
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