私が愛したギルドの貴方へ(木工用ノスタルジィ) 体験版感想・攻略
冒険者ギルドの受付として働くことになった主人公(名前・セリフなし)が、三人の女冒険者に様々なクエストを依頼し報告を聞くウディタ製のSLG寄りのADV。
ただしこのギルド、実は既に魔王の手に堕ちており、女冒険者を魔王(魔物)に差し出すことが重要な仕事となっている。クエストを嘘八百だらけの内容に改ざんし彼女達が失敗(敗北)するように仕向け、彼女たちの口からクエスト失敗報告を詳しく聞き出す(エロシーン)お仕事。主人公はエロ報告を聞くのみで竿役にはなれないという点である意味NTR味もある。
先に言っておくとゲーム要素は控えめ、演出とエロを楽しむ作品であり、そういう意味でADV寄りかなぁと。ゲームの流れはSLGライク。またこのサークルさんといえば「片手だけで操作可能」なグッドな操作性、もちろん標準装備。
【体験版評価】8.4/10点 (面白さ7.5 システム9 没入感8.5 エロス8.5)
▲初回起動時のみ、サークルロゴ表示画面で音量設定を行う。新品の開封感があって良き
▲ナビやチュートリアル役の気さくなギルドのお姉さん(糸目)。主人公のこと「新人くん」と呼び、たまに気を持たせるような発言も。彼女が目を開くとき貴方もまた開いている(何
最初に操作について。左手、または右手だけで操作(マウス不可)できるように設計(↑スクショ参照)されている。右手の場合キャンセルがバックスペースなのに慣れれば問題なく、会話は↓キー送りも可。右手でも左手でも好きな方で、というユーザビリティの高さに頭が上がらない。
ゲームの流れ メインクエストの改ざん～失敗報告
1日は「ツユクサの時間(朝)」から始まり「トケイソウの時間(昼)」を経て「ヨルガオの時間(夜)」を迎え終了。試用期間である20日間がゲーム期間となるかと。体験版では4日目まで。
朝。まずはギルド執務室で、ナイト、ウィッチ、シスターの3人のヒロインから今日のターゲットを決めるなどの準備。ヒロインに関して、ナイトは誠実・真面目が鎧を着たような実力者の女性。ウィッチは高慢な自称大魔法使いだけどもかなりの強者。シスターは仕える神がエロいため最初からエロステ高いスケベ。
▲今日のターゲット決定画面。一番人気(我輩調べ)のナイトについて色々見ていこう。↑キーでギルドカードを見る
▲ギルドカード。ゲームの進行と共に内容は変化しそうだ。Shiftで開放リストを確認
▲開放リスト。エロ実績的な内容かと
ターゲットはナイトに決定、次に依頼するメインクエストを選ぶ。体験版では「ゴブリン討伐依頼」のみ。
▲メインクエスト選択画面。Shiftを押すと
▲冒険ステータスがエロステに変化
▲ちなみにシスターのエロステ。冒険ステータスは3人の中で一番低いがエロステは群を抜いてトップ
クエスト「ゴブリン討伐依頼」を選択。名目上は「ゴブリン討伐」だが実際は魔王からの「ゴブリンに女を捧げよ」という依頼であり、当然そのままナイトに見せるわけにはいかない。ナイトが喜んで受けてくれそうな内容に改ざんしよう。
▲↓キーで順に改ざん箇所を選び、決定キーを押すと勝手に改ざんしてくれる簡単なお仕事
▲彼女は実力者であるしこんな戦力では心許ない。Lv3のゴブリン2匹の討伐、という表記に変えたうえでLv5ゴブリン4体追加(これらも決定キー押しで自動改ざん)。これで依頼成功率0%になった、必ずや失敗してくれるだろう
改ざん箇所を全部選んで修正すれば依頼成功率は0%になるはず、なってないなら改ざん漏れしている。0％より高い状態での依頼も可能だが、我輩がプレイした限りでは数字に関わらず成功確率は高くなる。ウィッチに40%で依頼したら3回とも達成して帰ってきた(運が悪いだけかもしれんが)。
このあたりの正確な仕様はちょっと体験版だけではわからなかったが、どうやらどのクエストでも全部の箇所を改ざんするだけで成功率0%にできるようで、それ自体は非常に簡単。ゆえにゲーム性は低めかなぁと。要するに「クエスト内容改ざん」は後の「失敗報告エロ」を際立てる(プレイヤーの背徳感を煽る)フレーバー的な要素だと思われる。
▲ターゲット、メインクエストなどを決めたら業務を開始
業務を開始すると、ターゲットに選んだ冒険者が訪れ先ほど改ざんしたクエストを依頼する流れに。
▲ナイトは嘘八百のゴブリン討伐依頼を信じ「騎士の誇りにかけてゴブリンごときに遅れはとらない」と意気揚々とゴブリン退治に出かけていった…(彼女は主人公のことをめっちゃ信じてくれているのに…と心が痛むもののゲヘヘが勝るこの瞬間はかなり良き
▲メインクエストの依頼ののち、サブクエストを斡旋すると昼時間帯へ。サブクエストの斡旋、昼時間帯のお仕事等に関しては記事最後で簡単に触れる
▲仕事などをして時間が進めるとクエスト進行状況も更新される
▲昼時間が過ぎ夜。ナイトは連絡が途絶えまだ帰ってこない。クエストを達成した場合はこのタイミングで帰還、つまりナイトはクエストに失敗したということだ。そりゃ成功率0%だしな、帰りを待とう
▲ナイトが帰還した
クエストの成否に関わらず、帰還した冒険者から報告を受けるのも大事な仕事だ。ナイトから「クエスト報告」を受けよう。ここからが本作のキモの部分、メインコンテンツだぁ。
以下クエスト失敗報告の流れ。
▲ナイト「結論から言えば私は…格下の魔物に負けて依頼をこなすことができなかったんだ。せっかく、君からもらった初めてのクエストだったのにな…」
▲めっちゃしおらしいナイト…でも失敗だから容赦なくQuest Failedスタンプ!
クエスト報告は、状況開始から敗北して犯されるまで詳細に語られる。画面左上のマップと冒険者ステータス、その下のログにより逐一細かく戦闘やエロなどの状況が描写されるのが特徴だ。決定キーでセリフを送るごとにどんどんログやマップ描写が変化していく。
▲進行と共に被ダメやバッドステ的なアイコンなども
▲TRPGっぽい雰囲気も特徴といえるかね
▲いざエロ語りに入ると背後のエロCGが前面に。ここからはこのCGとログが役立つ(何に
▲何度も何度も犯されて、何度も何度も絶頂したそうです。うぅ、ナイトぉぉ。自分で罠にハメておきながら寝取られたみたいな気分が味わえるのがナイトの醍醐味
▲報告終了
報告を聞いた後はステータス査定を行う。クエストを失敗した(エロられた)場合、ヒロインのエロステを経験点分、任意で上昇させることができる。
▲経験点14をエロステに振り分けよう。どう振り分けるかはプレイヤー次第だが、ヒロインの報告に基づき何となく振り分けるのが吉
▲また「絶頂経験」など各項目で決定キーを押すと2択の質問を行い更なる追いエロ報告を聞くことができる。これもエロステ振り分けの参考になるかと。エロステはエロいサブクエストや上位のクエストで必要になるらしいぞ
▲報告を聞く限りこんな感じかなぁと、経験点をエロステに振り分け。エロステを任意で振り分けられるエロゲってあったかね
▲ステータス査定終了。こんな健気でええ娘をまだまだハメなあかんのか…ｿﾞｸｿﾞｸするなぁ!(依頼内容とぜんぜん違ったぞ!とか文句を言わないところもまたいい
失敗報告の流れはこんな感じ。これでもかなりざっくり、セリフも多いし尺もかなり長いのだ。製品版ではこんなエロ報告が各ヒロイン6種あるようだ(回想によると)。以下、ウィッチとシスターのクエストと報告を少しだけ。
▲ウィッチへのメインクエスト「ゴブリン調査依頼」。ナイトの討伐依頼とちょっと違う。彼女はかなりのツワモノゆえゴブリンシャーマン追加
▲クエスト結果の報告。ゴブリンシャーマンに「催眠魔法」をかけられ、おちんぽバトルで勝利してクエスト達成と思い込んで自信満々に報告する。当然クエストは失敗だ
ウィッチのエロはプライドが高い彼女が無様に、プライドを折られて堕ちていく感じだろうか。
▲シスターへのメインクエスト「やくそう納品依頼」。ナイトメア教会からの依頼「媚薬草を採取して使いスポンサーに奉仕せよ」をメア教会(シスターの教会)からと改ざん。彼女はメア教会信徒に薬草を届ける依頼だと思っている
▲薬草(実は媚薬草)を届けたらお互い発情しちゃってセックスしたとの報告
シスターちゃんの所属するメア教会は元々エロに寛容というか積極的、特定の日にさえ本番しなければ処女という教えゆえ和姦・淫乱なエロが多そうな。
ここまでで1日終了となる。リザルト画面を挟んで次の日へ。
▲リザルト画面。メインクエストを失敗させると「特別手当」が出る
▲宿泊先や食事はより高級なモノに変更も可、また故郷への仕送り、冒険者の酒場で飲む、を選択できるが特にイベントが発生するわけではなくこれもフレーバー要素が強いかと。ハメたお金で贅沢～的な。ただ、お姉さん(糸目)のセリフが変化したり、その他本編に少しだけ影響を与えるんだとか
▲日を跨ぐ際オートセーブされるが、朝の準備時間や昼の仕事の時間などではバックスペースでメニューを開いて任意セーブ可。ギャラリーモードは回想
サブクエスト
昼の仕事として、依頼内容を聞いてクエスト依頼書を作る、というのがある。これはヒロイン達に「サブクエスト」として依頼できるクエストだ。
▲依頼者の話を聞いて、クエスト名、難易度、クエスト内容などの各項目を「2択」から選んでいく、こちらも簡単なお仕事
作成したクエストは翌日以降、サブクエストとしてヒロインに斡旋できるように。
▲一番上の依頼はエッチな依頼。エロステを育てれば受けてくれるようになるかね
朝の準備期間中、今日サブクエストを受けに来るヒロインを確認できる。来るのはメインクエストのターゲットに選ばなかった二人のうちどちらか(ランダム?)。ヒロインに合わせて受けてくれそうなサブクエを3つ選ぼう(クエスト名が異なるが「マップの作成依頼」が↑で作成したクエスト)。
業務開始後、メインクエスト受付のあとにサブクエストの受付になる。
▲シスターちゃんは↑の3つから「マップの作成依頼」を選んだ(技能適性が「精神」)
各ヒロインは自分の適性に合った依頼しか選ばない。適性外の依頼しかないと受けずに帰ってしまう(お金もらえない)ゆえ留意。
▲サブクエは普通に依頼成功率100%、かと。簡単な報告を聞いた後のステータス査定では、得た経験点をエロステではなく冒険ステータスに振り分けて終了
冒険ステータスが高くなるとメインクエスト失敗しなくなっちゃうんじゃ…?と思ったが、どうやら基本的に成功率には影響しないらしい。ただ例外として、ゲーム後半に登場するであろう上位クエストは冒険ステータス、エロステの影響があるとか。
▲昼の休憩時には、町にいるヒロインと会うことで好感度を上げられるようだ。主人公がエロしない、エロ報告を聞くだけゲーで好感度を上げるとどうなる… エロ報告でより恥ずかしがったり嫌がったりするのか?
という、改ざんしたクエストを受けさせ失敗するように仕向け、失敗報告を受けるのが醍醐味の独特なシステムの作品。どのような心持ちで改ざんし、失敗報告を受けるのかはプレイヤー次第だ。高慢なウィッチや淫乱シスターはともかく、真摯に主人公に気持ちを向けてくるナイトはグッとくるぅ。
最後にひとこと、我輩が冒険者だったらこんなギルドは絶対嫌だW
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夢子「サークル様の過去作です」
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