魔女裁判 体験版感想・レビュー
教会の魔女狩り審問官である主人公・マシューがとある街の魔女を捕らえ、魔女裁判にかけて有罪にし、エロいことをしていくUnity製SLG。主人公は「この街にいる魔女は可愛いらしい」といううわさを聞きつけ私利私欲(エロ)のため魔女を捕らえにきた悪名高い審問官である。まぁ魔女狩りの時点でロクでもない主人公というのは想像に難くない。
「魔女狩り」「魔女裁判」「淫獄の魔女」の3つモードがあり、それぞれのモードではあらかじめ30枚のカードデッキを組んで挑む。それぞれのモードをざっくり説明すると「魔女狩り」でヒロインとカードを使った戦闘で勝利して捕らえる、「魔女裁判」では捕らえたヒロインをこれまたカードを使って調教(裁判というより調教)、最後に好きにヒロインをいじれる「淫獄の魔女」という感じ。それぞれのモードでいい成績を収めるとより強力なカードを入手できるゆえ、それぞれのモードを行き来しより強力な(よりエロい)カードを入手していくのがプレイの基本となる。
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
以下それぞれのモードの仕様を紹介。
魔女狩りモード
▲名目上は「異端の魔女狩り」だが、主人公・マシューは私利私欲のため魔女を捕らえる最低でイカした審問官だ
▲魔女狩りのご時世に自ら「魔法少女」と名乗る自信満々なリーゼがヒロインだ
▲数以外なんの力もない部下たちでは歯が立たない。まぁ相手は魔法少女だからな。ということで「おまえの方がよっぽど異端じゃね?」という能力を使い、主人公は魔法少女とバトルを繰り広げることに
「魔女狩りモード」では戦闘ではデッキからランダムでカードが配布されコスト(毎ターン2回復)を支払いHPダメージや快楽値を上昇させたり。HPゼロまたは快楽値MAXで勝利となる。
▲ゲームを開始すると最初に表示される画面。最初は「魔女狩りモード」しか選べない。更にこの前の画面でデッキ編集も可能だが最初は予め組まれたデッキで戦ってみよう
▲主人公は予め組んだカードデッキから配布されるカードで「召喚」を行い、相手に攻撃したりエロしたり、そんな能力の持ち主
▲画面右下「使用可能コスト」内で配布されたカードからドラッグ&ドロップで召喚できる。まずは「群衆触手」と「猫のしっぽ」を召喚してみる
▲召喚したそれぞれのカードで行動を選択。「1」「2」などの数字は行動順、一番最初に行動選択したカードから順に行動する。行動を選び終わったら画面右下の「攻撃!」アイコンクリックでターン開始
▲ヒロインが先制、猫のしっぽは被ダメ3。それぞれのカードのHPは左下の水色の数字だ。
▲その後まずは群衆触手が通常攻撃でヒロインに与えダメ1、次に猫のしっぽのH攻撃で快楽値に1ダメを与えた。ヒロインは頻繁に「プロテクション」の魔法を使い、戦闘開始当初はデフォプロテクション状態で物理ダメを軽減する。プロテクションを破るには物理(通常攻撃)を何度する必要がある
▲次のターン、スライムのカードが配布されたゆえコスト1を支払い召喚。コストのわりにHPもそれなり、攻撃力もそこそこあるカードだ。ちなみにコストは毎ターン2回復する
▲再び行動選択。カードには大きく2種あり、猫のしっぽ、アナルビーズもそうだが、H攻撃しかできない玩具系、触手やスライムなどの通常攻撃も可能な生き物系に大別される。H攻撃はカード上のピンクゲージがMAX(与ダメ・被ダメ・ターン経過で上昇)になると可能、逆に言えば玩具系はピンクゲージが貯まらないと何も行動できない
▲このターンもヒロインが先制、猫のしっぽにとどめを刺しにきた
▲群衆触手、スライムがそれぞれヒロインに与ダメ1ずつ。こんな感じでデッキ内からランダムで配布されるカードとコストと相談しながら召喚して戦う。カードの被ダメでマイナス分は主人公のHP(画面左下)から差し引かれる
▲サキュバスは序盤最強のカード。コストは6とデカいがHP・物理攻撃力・エロ攻撃力も高い
▲ヒロインのHPをゼロにした!…が、まだまだ戦闘は終わらない
ヒロインのHPをゼロにすると「中破」状態に。コスチュームが破れ防御力低下、しかし攻撃力は増加!加えてプロテクションはやはり頻繁に使ってくるし。
▲更に全体攻撃魔法を使うようになる。ただ発動までには2Tかかり、その間に通常攻撃を当てるほど魔法の威力は落ちる。更に言えばH攻撃も回避されにくくなる
▲全体魔法を使われたが通常攻撃を当てまくったゆえ被害は軽微。あと触手やサキュバスはピンクゲージが貯まるとH攻撃の他「拘束攻撃」が可能となり、拘束ターン中は行動を阻害できる(すぐ振りほどかれるけど)
▲ウソやろ… 全体魔法で召喚カードが全員倒されてしもた!油断するとこれだ
中破状態でHPをゼロにすると「大破」となり、いよいよ戦闘も佳境。そのうえでHPをゼロにすると勝利となる。
体験版では大破で終了。おそらく中破の時より強くなることはないと思うが、この戦闘で新たなカードを得るほどにつよくなっていくらしいぞ;
なんとなく理解してもらえたと思うが、魔女狩りモードでの戦闘はかなり長尺だ。加えて高速化などもなく、テンポがいいとも言えない。しかしその分じわじわとヒロインを追い詰めていく感を味わえる。ゲームとしては要するにデッキ30枚を出し尽くす、または主人公のHPがゼロにならないようにヒロインを倒す。
大破からのHPゼロでもヒロインを倒せるが、快感値をMAX100にすることでも倒せるわけで、その場合はもっと工夫が必要だろうなぁと。
魔女裁判
捕らえたヒロインを調教し屈服させる「魔女裁判モード」。魔女裁判というとヒロインを裁判にかけ有罪が無罪かを問うモードっぽいが彼女は明らかに魔法を使う魔女、という時点でギルティ。ということで有罪が確定したヒロインをエロ調教で屈服させるモードである。
▲魔女狩りでの戦闘同様、デッキからランダムでカード配布、コストを使用して召喚
魔女狩り戦闘とことなるのは、召喚したカードの行動を選択できないこと。カードにはそれぞれ「どの部位に何%の確率でエッチするか」が決まっており、その部位はターン開始時点で決定されている。↑の例であれば触手はバスト(B)、リトルワームもB、猫のしっぽはアナル(A)にエッチするよ!と。カードの詳細を見ていこう。
▲触手さんはアナル、バスト、ヴァギナそれぞれ30%の確率、クリティカル(クリトリス攻撃)が10%の内訳。ただこのターンは前のスクショのとおり「B攻撃!(バストにエロするよ!)」と宣告されている
▲それぞれの行動順を決定(選択しなければそのまま待機する)、攻撃!
▲すると触手さんとリトルワームさんは胸に攻撃して2コンボ!となるが
▲アナルを責めるよ!と宣言していた猫のしっぽさんはアナルを責めコンボは途切れる。空気読めよ!
コンボが継続するほどヒロインに与える快楽ダメは増加。なるほどなるほど、わかってきた。つまり最良の形は
電マさんはV特化、スライムさんはVかBに確率で、群衆触手さんはVBAそれぞれ確率で。つまり↑はたまたたまスライムさんと群衆触手さんがV攻撃宣言してくれたゆえにV攻撃で揃っているが。要するに召喚する順番も重要なわけだ。コンボさせるにはなるべく同じ部位への攻撃が集中するように召喚していけばいい。例えば電マさん5体なら5コンボはほぼ固い。
▲攻撃実行。まぁ全員V攻撃宣言してたわけだから5コンボは確定していた
▲こういう風に分散するのはよくない。ただ画面右の2つのアイコンを利用することで、カードを素材に変換→素材を組み合わせて「生成専用の強力な淫具(カードをデッキに組み込んでおく必要がある)」を作ったりもできる(体験版では不可)
という感じのモードになっている。このモードでの「使用可能コスト」はヒロインが絶頂した時のみ補填される。毎ターン回復はしないのだ。ただヒロインの潜在的願望(↑の画面ではヒロインから吹き出しで「V」と出ている。いやいやいいながらもVを責めてほしいようだ)を責める回数が増えるほど絶頂時に補填されるコストが増えるのだ。また画面左下に表示されているターン内にどれだけ絶頂させられるか・堕とせるかでこのモードでの成績が変化する。
淫獄の魔女モード
「淫獄の魔女モード」は体験版ではプレイできないため詳細は不明。調教で墜ちたヒロインのその後、みたいなモードらしく、魔女裁判モードでの結果により5つのシチュを楽しめるようだ。これ自体がエンディングみたいな感じだろうか。
それぞれのモードでいい成績を残すことでより強いカードを入手できるためそれぞれのモードを何度もプレイすることになる。惜しむらくは、「淫獄の魔女モード」ではどうかわからないが、少なくともその前の2つのモードでのエロがほぼカットインCGがメインなことと、繰り返しプレイして慣れてくるとテンポの悪さが目立つこと。ゲームのシチュや雰囲気自体がエロいのであってビジュアル的にじっくりエロいという感じではないかな。テンポの悪さについてはCi-enですでに言及されておりなんらかの対処がされそうだが。あとは若干システムがわかりづらいというのもある。ただカードゲーへの落とし込みや設計は非常にセンスを感じるし、コストを管理しながらどのカードを召喚しようか考えるプレイは楽しい。
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