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大人の童話劇場~借金取り子爵~(パスチャーソフト) 体験版攻略・レビュー
見聞を広めるべく留学していた子爵家の息子が主人公、両親の死を切欠に領主を継ぎ、辺境の領地を経営していくSLG。各種施設への投資、軍拡、改革等を行い領地をより強く豊かにし、一定期間ごとに侵略しにくる敵を撃退していく。ゲーム内期間100日経過でエンディングを迎える。
領地経営の他、立場の異なる7人のヒロインとの様々なイベントがあり、100日後に彼女達がどうなっているかはプレイヤー次第。エロは全て大きめのキャラ絵によるアニメーション、ヒロインの他に名もなきモブヒロインとのエロも多数あり。
【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感8.5 エロス8.5)
ゲームの基本の流れ
基本的には画面左下のアイコン類から「投資」や「改革」などを行って、画面右上に表示されている「資金」「労働力」「知識」を増やしていく。得た資金と労働力を「軍事」に費やすことで、敵の侵攻に備える。
画面右上にカーソルを持っていくと毎日の収支を確認できる。税金、債務者からの利子(住民に合計300万G貸している)、農園収入が収入源で、投資や改革を行うことで毎日の収入を増やすことができる。
ヒロインがいる各施設をクリックして訪問すればイベント発生、好感度や関係次第で段階イベント、エロイベントに発展していく。
▲主人公のメイド・ユリア。序盤からエッチなことも受け入れるサバサバした娘
ヒロイン達と乳繰り合ってどんどんエロを見ていきたいところだが、引き継いだ領地はあまりにも貧弱、早急な立て直しが必要だ。15日後には早速敵が攻めてくるぞ(ゲーム中では10日目に5日後に~と知らされる)。
序盤は資金、労働力、知識、どのリソースを優先すべきなのか、どの施設に投資する、またはなにを改革するのが効率がいいのかなどを、セーブ&ロードして手探りで試していくことになり、存外本格的な経営SLGだなぁと感じ。我輩的にはそのプロセスが楽しく没頭してしまったし、理解が深まれば更に面白くなる。
体験版範囲ではエロはほどほどにしっかり経営をこなさないと、15日後の敵でまずGAMEOVERになる難易度だ(それでもセーブを駆使すればエロは結構拝見できる)。以下攻略についてつらつらと。
昼は読書 夜は借金取り立て
1日は昼・夜それぞれで1回じつ行動可能だが、昼は教会で本を読んで「知識」を得る、夜は住宅区での借金取りで「資金」を得るのがベスト。序盤の内は毎日の収入よりも借金取りで得られる資金の方が何倍もデカい。
▲借金取りを行うと300G回収できる。こればっかりやってると「悪名」が拡がってしまいそうな気もするがそうでもなかった
▲余談だが借金取りでは確率で「利子を支払えない娘」イベントが発生
▲体で支払ってもらう(アニメ)。こういったモブ娘のビジュアルはランダム、結構なパターンが用意されているようだ。エロシーンの詳細に関しては後ほど
投資・改革 毎日の収入を増やそう
資金が貯まったら各施設に投資すべし。
「住宅地と市場」「農園」に投資すると毎日の収入アップ。「貧民街」は毎日増加する労働力アップ、「教会」は毎日得られる知識がアップする。
満遍なくレベルアップするのがベターだと思うが、労働力は少しダブつきがちだったゆえ、貧民街は少しだけ後回しでもいいかもしれない。まぁ労働力は戦闘でジャブジャブ使うため、いくらあってもいいんだけども。
知識が貯まったら改革を行う。
「商法改正」を上げると税金収入を10%刻みでアップ、「義務教育」は毎日の知識増加を20%刻みでアップなどのリソース底上げ系だけでなく、「徴兵制度」による軍事費ダウン、更に「築城技術」による城門耐久度アップや新たな設置武器の開発など、改革で行えることは多岐に渡る。
まずは唯一支出を抑えることができる徴兵制度、内政改革の4つを満遍なくとっていくのが良いかと。武器開発なんかはロマンだが優先度は低い、資金に余裕が出てきてから。
軍事 戦闘準備は直前でおけ
敵の迎撃戦闘に必要なのはとにかく資金と労働力だ。敵の襲撃が近くなってきたら投資はある程度控え、貯め込んでおこう。
ちなみに軍事の準備をするのは直前でいい。↑の様に襲撃前日の夜でも全然間に合う。むしろ、それ以前に徴兵などを行うと毎日の「軍事費」が嵩むのだ。
▲軍事画面 「徴兵」は資金と労力を消費して兵数を増やす。「補強」は城門耐久力をアップ、「増築」は敵を一定間隔で自動攻撃する監視塔や投石などを配置
侵略してくる敵を撃退せよ 防衛戦
15日目。敵が攻めてきた!となり戦闘開始。本作の戦闘は全て防衛戦、城門の耐久力がゼロになるか、兵力が相手の兵力をある程度減らす1/4以下(?)になると敗北、GAMEOVERとなる。
▲城門前。敵は画面右方向から攻めてくるゆえ、城門まで到達するまではある程度時間がある
▲画面を右方向にスクロール。味方兵士は←→アイコンで前進、後退できる
事前に設置した監視塔が弓で敵を自動攻撃、ただ結果から言えばこの戦闘で監視塔は必要なかった。タワーディフェンスっぽい戦闘のためなんとなく「城門を最低限の兵力で守りつつ、監視塔から攻撃で敵兵力をゴンゴン削るのがセオリ―なんだろう」と思い込んでいた。
▲敵がこの辺まで達すると奥の攻城槌が城門を攻撃開始。だが城門や監視塔からの弓攻撃も相まっていい具合に敵を減らせており「勝てる!」と思ったのだが
▲なんと敵兵を削り切る前に城壁が破られてしまい敗北→GAMEOVER
想定より弓攻撃の火力が低いし城門も脆い。ほなら城壁の耐久力を上げてみよか、などいろいろ試してみたが。今ある資金での最適解は「兵数でボコる」だった(防衛戦なのにw)。要するに序盤の戦闘でのメイン火力は兵士、監視塔などの設置武器は補助火力。
▲画面左下の「×10」のアイコン適宜クリックで兵を追加投入できる
兵士は「待機」させれば長持ちするが、「前進」させるとお互いの兵数減少がより激しくなる=短期決戦=城門が破られにくくなる。
城門から遠いもっと右の方で戦うのも手だが、最大火力を出すなら城門からの弓攻撃×3が届く範囲で戦うのがセオリ―かなぁと。
資金が豊富であればフィールド入口からもっと火力の高い投石(威力は高いが攻撃間隔遅い)などをずらっと並べてゴリゴリに削ってやりたいし、兵もいくつかの小隊を並べて押し引きするように運用すればもっと被害を減らせそうか。フィールドが広いため、戦術も工夫できる余地がまだまだある戦闘システムだ。
戦闘後は兵を解雇しよう、でないと毎日の軍事費がもったいない。
エロ ヒロイン7人+モブヒロイン多数
各ヒロインとのエロに関しては前述の通り、会いに行ってイベントを起こす、会話やプレゼントで好感度を上げることで様々なエロが発生する。ヒロインの立場により和姦だったり陵辱だったり。
▲ゲーム開始冒頭でお金を貸したシルビア。父親が病気で利子を払えず、1度は許すも2度目はもう許さない(自動イベント)
ヒロインとのエロシーンではある程度テキストがあり、すべて見終わると好きに動けるアニメシーンへ。
▲画面左下ゲージで速度調整、画面右下アイコンクリックで任意射精
▲射精後にもCGとテキストあり。以降、夜にシルビアの家に行くとエロ可能に
次はメイドのユリアとの初めてのエロ。
▲もう一人のメイド・イザベルはかなり身持ちが固い。攻略しがいがありそうだ
以上がメインヒロインだ。モブヒロインエロは以下のようなものがある。
▲「改革」の徴兵制度を上げるとモブ娘エロ発生。他にも投資や改革がキーになっているモブエロイベントがありそうだ
▲地下牢。時間経過と共に囚人が増え、領主として適宜処理する。罰金なら臨時収入。ただ冤罪だった場合主人公の悪名が上がってしまう。女性の囚人には「拷問」が可能で
▲立ち側位。ふーん、エッチじゃん。モブヒロインのエロはいくつか見たが1つも被らなかった
という領地経営と支配者ムーブを楽しめるSLGだ。パスチャーソフトさんのSLGは割と鉄板かもなぁ。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,800円(税抜)
過去作SLG「ボクの領地がかつて魔女たちが住んでいた島…だと!?」
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