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■レトロACTRPGライク ハイドライド(無印・2)辺りに似ている
DQやFFなどメジャーなRPGをオマージュした作品は昨今の同人では珍しくはない。そんな中、本作はこれまで見なかったハイドライドライクなACTRPGである。ハマった我輩としてはこの時点でアゲアゲ。
バトルは体当たりで主人公と敵が同時にダメをうけ(ダメ表示あり)ノックバックする。無印イースなACTバトル。半キャラずらしは必要なく主人公が動かなくても敵が勝手に突貫してきて倒せる。
ハイドライドオマージュならばとATTACKとDEFENDモード切替とか期待したのが、流石にそこまではなかった。ただ、スクロール無しの1画面切り替えマップは似ているし、BGMやSEもレトロなPMD音源ぽい仕様。マップチップもイチから作ったんだとか。エロCG以外は全てドットで表現されており、レトロ感はかなり高い。ウディタ臭はまるでない。
■主人公は「ぼく」 記憶をなくしたショタが沈みゆく島を冒険する
主人公は記憶がない。ゲーム開始時のテロップで女神っぽいナニかに授乳手コキされながら、「人の愛を知りなさい」とかいわれた後に目覚める。近くにご丁寧に配置してある剣をゲットし、島を冒険する。
開始マップから↑に行くと、ゴブリ(♀モンスター)に襲われている女性が。助けると、お礼にとフェラされる。なんでもこの島の島民と♀モンスターはデフォで主人公のことが大スキ❤らしい。ならば何故♀モンスターは襲ってくる!かといえば、好き過ぎて邪魔したくなっちゃうんだとか。気になる娘につっかかっちゃう感じ?ナルホド…
そしてどうやらこの島は沈む運命にある様だ。
■「ぼくさがし。」体験版では
開始マップから→↑方向にいくつかのマップと、ダンジョンにいける。神殿っぽいところでボスっぽい敵と戦うこともできるが勝てない。「娘が病気。でも橋が壊れていてお医者様が…」なNPCのフラグっぽい橋を直してもらうイベントまで遊べる。プレイ時間にして30分位か。エロはオープニングフェラと雑魚敵の種類ごとにあって結構豊富。
■アイテムを使ってギミックを解きつつ進むタイプ
まぁACTRPGを嗜む紳士ならお馴染みの仕様。文字情報は少なめだが、「ここでこのアイテム使うんだな」とすぐわかる。
店とか街とかは体験版範囲ではなかった。回復は各所にある回復の泉で。武器は宝箱等からゲット。そもそもお金の概念がない。メニューやステータス画面もなく、LV、LIFE(HP)、STR(攻撃力)、DEF(防御力)が画面下に表示される。魔法要素も無い。レベルアップでLIFE・ATK・DEFアップ。

Lv横のゲージがレベルアップまでのEXPを示しており、いっぱいになればレベルアップだ。ゲームオーバーもない。LIFEゼロで前のマップに戻されるのみ。
■バトルはシンプル エロもシンプル
前述の通り、バトルは体当たりバトル。各マップ(1画面マップ)にはそれなりの数の敵がいる。が、レベルアップもサクサクで被ダメゼロになるのも割とスグだ。LIFEが危なくなったら敵を避けて回復の泉で回復。ガラスの瓶をもっていれば、瓶の数だけ回復の泉の水を持っていける。ちょっとゼルダっぽい。
敵は全て♀モンスター。倒すとたまに❤マークがでるシンボルがおり、エロ可能。敵の種類ごとのエロシーンに突入する。一度見たエロは二度目以降簡略化される。♀モンスターとエロするとLIFEが1回復する故、回復手段としても利用可能だ。

エロシーンのCGは基本ゲーム画面に収まるこじんまりとしたCGであるが、設定からCG→ワイドに変更すると、画面右の立ち絵表示範囲に及ぶサイズのCGになる。是非こちらにすべし。
■体験版総合的に
レトロ感に溢れ、システム的にも遊びやすいRPGだった。謎解きも結構簡単で詰まることはないっぽいな。レトロRPGにありがちな「そんな無茶な」な要素はなく、安心して遊べるACTRPGだろう。
反面、ちょっとサクサク簡単過ぎて、レトロを愛する紳士にはもの足りないかもしれん。エロシーンもテキストはいいのだが、そもそも絵の好みが分かれそうだ。シチュ的にはショタ主人公がおりゃおりゃーなショタオネ、もんむす系のようなM紳士向けではないぞ。エロは結構すぐ見れるし、ライトゲーマーも充分楽しめるのでは。
個人的には、ハイドライドというのであればもうちょっと難易度と謎解きを難しくしてほしかった気も。まぁ体験版範囲しか遊んでない故、この先は難しくなるかもしれん。
そういえば周回プレイ前提な作品と予告で見た気も… 沈みゆく島であるしなぁ。サークルさんブログで拝見するに、2周目クリアで真エンドを見ることができる様だ。





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