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魔導士ティアと不思議な大図書館~Hな鑑定と恥療で世界を救う淫乱魔導士~ 体験版感想・レビュー
偉大な魔導士の末裔であるティアが主人公のウディタ製RPG。辺境の町・アルメリアで診療所を営む双子・ティアとルミエールは住人達からの信頼厚く平和に暮らしていた。ある日、地下に安置されていた禁書の結界が解け淫魔・イレーヌが二人の前に現れる。イレーヌの力は強大で二人の処女を奪った上に淫紋まで刻み、ティアに「ゲームをしましょう」と提案する。「あなたの妹は私が連れていく、淫気への抵抗力を失ったその身体で探し当てることができれば彼女を返す」と。妹と共に本の中に消えたイレーヌを追い、ティアのドエロい旅路が幕を開ける。
あせろらさんの「精液で強くなるRPG(コスプレRPGシリーズ)」第7弾である。どの作品も大人気のシリーズではあるが、エロに更に踏み込んだ前作は超絶大人気となり、DLsiteだけでも25,000オーバーのDL数を誇る。本作では複数人PT制ではなくなったものの、「アシストシステム」により戦闘はよりスピーディ且つ戦術的に、常時エロい。そこまでエロ要素ぶっこむ?というレベル、なるべくエロ無しで遊ぼうとしてもどうしてもエロが絡んできやがる!ああん!
【体験版評価】9.0/10点 (面白さ9 システム9 没入感9 エロス9)
▲ルミエールは優しくて気弱なタイプ。小さい子達に絵本を読んであげているシーン
▲戦いを挑むものの分身したふたなりイレーヌに姉妹共々犯されて処女を失い、淫魔の刻印を刻まれてしまう
▲更にこんなルールまで。イレーヌの提示する「毎日のエッチな条件」は徐々に過激になっていく
▲ルミエールを連れ去ったイレーヌを追い禁書の中に入ると「大図書館」へ。そこで助けた「のじゃ」妖狐・コリンと共に今後行動することになる
コリンは「ヘメロカリス」という町で「猫の手」というなんでも屋的な店を営んでおり、今後拠点の一つとなる。物語を進めていくとここでサブクエスト的な依頼を受けたりコスチュームを購入できる。この町では魔族が人間に迫害されているらしく、コリンの「人間に助けてもらえるなんて嬉しいのじゃ~」というセリフはそういうことか、と。
基本的なルールやエロフラグについて
本作の主人公・ティアの目的は連れ去られたルミエールを探し出すことであるが、基本的なルール、というか「設定」を先に書き出しておこう。
一つ、ティアは淫魔の刻印の影響で一般人同様「淫気」の影響を受ける。その影響度はメニューの右下「浸食」の数値で確認できる。
ダンジョン内にある「淫気が濃い」マップでは移動するだけで浸食が上昇、100に達すると「淫乱状態」となり戦闘中能力値が減少してしまう。まぁそれ以外にもデメリット(メリット?)もあるのだが、ここでは置いておき。浸食を下げるにはイレーヌの言った通り「精液」が必要となる。NPCエロでも戦闘エロでもいい、とにかく精液を得れば浸食は減少する。
二つ目はイレーヌの「毎日のエッチな条件」。1日(拠点で休むまでの間)の内に条件を達しないと、捕らわれのルミエールが(ゲス野郎に)エロられ調教されていくのだ。当初イレーヌが提示するノルマは「なんでもいいから射精させる」ことだ。こちらも戦闘エロでもNPCエロでも問題なく、且つ一つ目のルールを鑑みればまぁ簡単。逆にいえばルミエールのエロを進めたければちょいちょいエロなし日を意識する必要がある。
▲診療所にて。休む際にイレーヌのノルマを達成したかどうか確認できる
▲ノルマ達成せずに休んでしまうとルミエールのエロが進む。もちろんエロシーンありだ。体験版では選択できないが、口・胸・膣の3種の調教エロを段階的に選択できるらしいぞ
3つ目、「性欲」値について。メニュー画面の「浸食」の下のゲージだ。
▲メニュー画面でCキーを押すと、立ち絵に各パーツの開発レベルが表示される。擬音はアニメする。開発レベルが上がるほど一度のエロで多くの精液が得られる
▲メニュー→Hな記録で拝見できるエロステ。ここでCキーを押せばルミエールのエロステも確認可
「性欲」は町マップ含めすべてのマップにおいて移動するだけでじわりと上昇する。更にエロで上下(奉仕系で上がり受身系で下がる)するが、確実に下げたければ拠点でオナニーすれば大幅に下がる。性欲が高まることでのデメリットは特になく、「売春」や「恥療」といったNPCエロイベントがよりエスカレートしたり、エロイベント自体の発生条件に関わるエロフラグの一つだ。性欲のMAXは1000もあるゆえ、かなり高めないと発生しないエロもありそうだ。
本作のメインとなるエロフラグは「堕落度」。堕落度はエロステやメニューで確認できる。堕落度をメインエロフラグとしつつ、「性欲」やコスチュームがサブの条件となっていたり、エロ内容が浸食による「淫乱状態」で変化したりと、一般的なエロRPGよりも若干複雑だ。それだけエロのバリエーションが豊富でシーン自体もクソ多いという裏返しでもある。コリンなど仲間のエロもあるぞ。これらの説明はメニュー→ヘルプで確認できる。
他要素含め過去シリーズほどシンプルなシステムではなくなったが、序盤にどっと覚えさせるようなチュートリアルとは違い、体験版全体ストーリーを通して自然に、都度小分けにされたチュートリアルはわかりやすい。ヘルプもメニューからいつでも拝見できるしな。正直、最初にメニューやエロステを拝見した際「うわ、整ったUIだけど項目多くて複雑そうだなー」と思ったものの、体験版を最後まで遊んだ頃にはほぼ理解できていた。こういうところなのだよな。
ゲームの基本の流れ
「大図書館」を中継地として、ティアが住んでいた町・アルメリアやコリンの住むヘメロカリス、各ダンジョンを行き来する。拠点はアルメリアの診療所とヘメロカリスの猫の手、それぞれの町にある禁書に触れると大図書館に入ることができる。ダンジョンを探索することで新たな禁書を入手、大図書館内の指定の場所に設置すると新たなダンジョンに向かうことができる。
▲最初に向かうダンジョンは「淫虫の楽園」。ちなみにアルメリアの診療所、ヘメロカリスの猫の手、大図書館には序盤に入手できるアイテムでいつでも任意で移動できる
主人公を強くする方法は従来のシリーズ同様、戦闘でのレベルアップと精液を得ての能力値アップだ。ただ後者についてはちょっと変わった趣に。
必要精液を消費して盤面の灰色アイコンをクリックすることで、様々な能力値を上昇したりスキルを習得する。習得したアイコンの周囲のマスが習得可能になる。いわゆる某12のスフ〇ア盤方式なのだ。他RPGでもこの方式を採用している作品はあるが、ビジュアルや挙動までパ…それっぽくオマージュしているのに驚き。これでウディタ製なんだぜ…
どの方面に伸ばしていけば有用なスキルを得られるのか当初はわからない。うむぅ、wktkするじゃないかっ。
でだ、肝心な「精液を得る方法」について。本作のNPCエロは「恥療」「売春」がメインとなっており、フラグを立てたり、ストーリーを進めることでの段階エロとなっている。恥療はアルメリア、売春はへメロカリスで行う。
アルメリアの住人達はサキュバス・イレーヌの出現により、老若男女問わず淫気の影響を受けてしまっている。特に男性への影響は大きく、定期的にアルメリアに訪れて「恥療」と称したエッチをしていくことになる。
▲最初の患者はオープニングでティアをからかっていた悪〇キのテオ。淫気の影響で限界を迎えているため、エッチして淫気を抜くのが「恥療」
▲テオはルミエールに惚れていたらしく、勝手に童貞を奪ったティアを恨みがましく攻めてくる
▲関係を持ったNPCとは段階エロあり。メニュー→Hな記録でページ切替していくことで感想や何段階目まで進んだのかを確認できる
「売春」に関してはヘメロカリスで行えるが体験版では不可。なんにせよ、NPCエロでの精液搾取は有限だ。対して、戦闘エロと敗北エロでの精液採取はいくらでも可能となっている。
ダンジョン探索と戦闘・戦闘エロ・敗北エロ
ダンジョンでは宝箱などをゲットしつつ奥へと進んでいく。途中、焚火マップもあり、そこから拠点に戻ることもできる。
戦闘では基本的にターン経過毎に主人公とアシストキャラ(当初はコリンのみ)のSPが回復していく。主人公に関しては行動に伴うSPが加算される。SPはスキルを使うために必要で、アシストキャラはあらかじめ設定したスキルに必要なSPが貯まると、主人公の行動に続いて自動でスキルを使用する。↑でのコリンはAttackモードのためAttackモードに設定したスキルを使用するが、Defendモードでは別のスキルを使用するなど使い分けも可能だ。
▲メニュー画面であらかじめそれぞれの行動を設定できる。「連携」が気になるが体験版では無かったかな
SPは次の戦闘に持越しとなるため、強敵と戦う際はなるべくSPを高めた状態で挑むなどの工夫が可能だ。SPをうまく管理できればずっとダンジョンに潜っていることもできるだろう。
全体的な難易度自体ははややヌルめ、主人公だけでもスキル使用で割と簡単に進めるが、仲間による自動攻撃は楽しく、Zキーおしっぱでウディタならではの超高速戦闘も含め全くストレスを感じない。ザコ戦は大体1~3Tで終わり。レベルアップで全快するぞ。
▲「飛炎脚」は序盤かなり強い。主人公は魔道士だが格闘も嗜んでいる遠〇凛みたいなキャラだ
序盤は通常攻撃でSPをため飛炎脚で仕留める、合間にコリンの狐火で攻撃、という感じ。敵は割と頻繁にエロ攻撃(拘束)を行ってくる。エロ攻撃を受けると以下の画面になる。
左右に移動するカーソルを青範囲で止めればエロ攻撃を回避。失敗すると選択肢が出現、「抵抗する」を選ぶと少しエロシーンが進んだのちに↑のミニゲームを繰り返す。失敗するほどに青範囲が狭くなりつつカーソルの移動も早くなり難しくなる。「受け入れる」を選ぶと一気にフィニッシュまでエロが進む。
任意で精液を得る方法としては戦闘エロが手っ取り早いだろう。NPCエロに比べて得られる精液は少な目だが好きなだけ得られる。ただ戦闘エロでも堕落度が上昇するゆえ、主人公強化のために戦闘エロをやり過ぎると必然的にエロエロプレイになってしまうかと。
敗北エロは各マップで異なるがザコ・ボス共通、ボスにやられることになる。淫虫の楽園ではこんな感じ。
この後精液を大量に得て拠点に戻る。戦闘エロ・敗北エロも2度目、3度目と段階エロになっている。エロ要素濃ゆいわぁ。
アクションダンジョン…だ、と?
本作では通常ダンジョンの他、「アクションダンジョン」なるダンジョンが存在する。
▲大図書館の端っこの台座に設置する禁書からアクションダンジョンへ。あとぶっかけられたら診療所のお風呂で洗い流そうね
アクションダンジョンではその名の通り、トップビュータイプのACTゲーになる。このダンジョンでは宝箱から「未鑑定アイテム」を入手できる。宝箱を得て次の階層への階段を探そう。ざっくり説明するとZキーでショット、敵に接触するとまずオレンジのHPゲージが減る。オレンジはコスチュームのHPを表す。オレンジHPがなくなると全裸になってしまい、敵接触で犯され緑のHPゲージが減る(精液ゲット)。緑HPが尽きると拠点に戻される。Zでの攻撃はゲームを進めれば増え、Xキーで切り替えることができる。
探索中は徐々に浸食が上昇する。またトラップなどもあり、精液まみれになると移動速度が落ちるなど、ほんのりローグライク風味だな。最下層では新たな禁書を発見できるが、ダンジョンに入るたびに宝箱が復活するため何度も挑めば様々なアイテムを入手できる。アクションダンジョン自体も数種類あるようだ。
さて、もちかえった未鑑定アイテムは鑑定しないとな。で、鑑定方法だが…
はい、これが鑑定です。鑑定ですっ。「未鑑定アイテム」はすべてディルドち〇こ型、射精させることで本来の姿に戻るという。もちろん精液も入手できる。いやね、まさか鑑定にまでエロぶっこんでくるとは思わなかったよ…
▲スフ〇ア盤育成はほんと楽しい。スキルや能力値も重要だが、特に「SP回復値」を早めにとっていくと戦闘でのスキル使用頻度が上がり有利になるな
期待通りの大作。あせろらさんはかねてからウディタマスターだとは思ってはいたが、今作はこれほんとにウディタ製?と疑いたくなるUIやシステムの数々、ウディタちゃんもここまで改変されて「これが…私?」と喜んでるんじゃないか。
長文、お付き合いありがとう。
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