降魔彩風(Studio 星渡) 感想・レビュー

RPG

降魔彩風(Studio 星渡) 体験版

人知れず怪異を討つ「狩人」である主人公・怜佳が、愛してやまない親友・愛菜に付けられた淫紋を解除すべく怪異と戦っていくMZ製のRPG。まだまだ狩人駆け出しである主人公は、代々伝わる妖刀・琳(りん)をパートナーとして戦いながら成長していく。主人公がピンチに陥った時は愛菜が彼女を助けに行くという、ある意味W主人公的な作品となっている。

ゲームとしての特徴は2つ。1つは戦闘がターン制でありながら独特なシステムであること、攻めの定石がありつつ「FP」というMPやTPのようなリソース管理が重要になる。我輩的にはこのシステムがとても面白かった。

もう1つは先に述べた通り、主人公・怜佳が敗北すると敵に捕われてしまい、愛菜を操作して救出に向かうモードになることだ。愛菜は戦うことができないため救出モードでは基本的に敵シンボルを避けていく→接触で体力減少、怜佳が捕らわれ(エロられ)ている場所に辿り着くと救出成功となる。救出失敗すると二人とも輪姦陵辱されてGAMEOVER。

エロに関しては、戦闘エロに敗北エロ、GAMEOVERエロが各ダンジョンごとにあり、異種姦・対人エロがメインだ。いわゆるNPCエロは無いんじゃないかね。基本的にストーリーに沿ってダンジョンを順にクリアしていくタイプで、街などでのエロ散策要素はないかと。

サークルさんの前作「妖精騎士フィリア」でもそうだったが、各ダンジョンに異なるギミックがあり、例えば最初は図書館ダンジョンで本棚をスライドさせながら進むなどパズル・謎解き要素が結構強い。難易度は決して高くないものの割とじっくり探索しつつ戦闘もしていくタイプ。

【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感8 エロス8.5)


▲ゲーム開始時いくつか設定を決める。重要なのは「戦闘中のアーマブレイクどこまで?」か。服ビリでも全裸でも攻略的には変わらん(どちらも防御若干低下)、単純に戦闘での立ち絵アーマーブレイクをどこまで可能にするか、という。服ビリ→下着→全裸の過程が拝見できる「そりゃ全裸よ」が楽しいと思うのだ。思うのだ。


▲怪異に襲われている愛菜を助ける主人公、というところからスタートするが(簡単な戦闘チュートリアルあり)


▲しかしそれは授業中に寝ていた主人公の夢オチで


▲休み時間。明日からの連休中、狩人である父とその部下たち全員が仕事で家を空ける、と愛菜に話したらご飯を作りに来てくれるとなって大はしゃぎの主人公、とその様子を生暖かく見守る友人たちの図


▲「うへっ、うへへぇ…!」と愛菜のこととなると変態オヤジのような反応を見せる主人公。主人公はこういうヤツだぞ、一見百合っぽいけどもまっとうな百合展開を求める作品ではないゆえ留意。エロはほぼ陵辱陵辱ぅ


▲ご飯を作りに来てくれる愛菜を待っていたら彼女から電話が。どうも誰かに追われているらしい


▲近くの公園まで来ていると聞き、公園に向かうと怪異が徘徊している。本作ではエリアチェンジすると敵シンボルが復活、パズル・謎解き要素が強いためとマップを行き来することが多く、敵の視界や聴覚範囲(歩くと気付かれない)を気にしつつのステルス行動も重要となる。そのあたりのチュートリアル


▲怪異を倒しつつ進んでいくと変なおっさんに追われている愛菜を保護


▲おっさんが召喚したすんごい強い騎士悪魔と戦闘になるが、チュートリアル通り進めば僅かなスキを作り逃げることに成功する


▲結界が張ってある主人公に家。安心。ここでいろいろな事情を話し話されて


▲愛菜はさっき追われていたおっさんに淫紋を付けられてしまっていた。今すぐどうこうなるワケではないが解除しないとよくないことになりそうだ


▲緊急事態!ということで代々伝わる妖刀を抜く。妖刀・琳(りん)は意思を持ちしゃべる刀だった、以降彼(?)が主人公のパートナーとなる。ちなみに愛菜も琳の言葉がわかる(特別な才能がある


▲図書館にて。「狩人専用」の書物で淫紋について調べていると


▲!?


▲気づけば見知らぬ場所にいた。主人公曰くここは「図書館の構造をベースとした異層」だと。異層は神秘の力をもった存在が集まると出現するらしい


▲メニュー画面


▲メニュー→行動メモからはいまやるべきことが確認できる。〇はストーリーを進めるメインイベント、□はサブイベント


▲オープニングとチュートリアルを完了すると難易度決定。本記事はノーマルで遊んだ感想だ。イージーもぶっちゃけ「脳筋で進める」というほど簡単ではなく、ちゃんと本作のシステムの把握を把握すれば簡単、という

基本のゲームの流れ

本作はいくつかのダンジョン(異層)を順に攻略していく一本道RPG、各ダンジョンが結構長めの攻略になる。一旦ダンジョンに突入すると「ダンジョン内の拠点」を基点とし、探索でキーアイテムを入手することで探索範囲が拡がっていき、先に進むことで拠点からのショートカットも可能になっていく。


▲拠点では休憩して回復したり、アイテム「聖水」を使って衣装修復したり、スキルを習得したり、留守番の愛菜とお話したり

冒頭で述べたようにダンジョン内はパズル・謎解き要素が強め、体験版でプレイ可能な最初のダンジョンでは本棚の横を通ると本棚が横方向にスライドして別の道ができる、というギミックに悩まされることになる。あそこに行くにはこの本棚をスライドさせて、迂回してもう一回同じ本棚をスライドさせて…的な。


▲琳「動く本棚か、面妖な」 主人公「しゃべる刀がそれ言う?」 ちなみに琳曰く「我はインテリジェンスソード」


▲一定距離(3マス)助走できれば2マスの穴を飛び越えることができる。これは全ダンジョン共通。1マスの穴は助走関係なしに飛び越えられる

また、Fキーを押すことで「狐の目」という能力を任意で使うことができる。これは視野が狭くなる代わりに(敵シンボルが見辛くなる)、マップ内に隠されたイベントを暴くことができる。


▲なにかある場所に「青い炎」が表示される。先に進めないなぁ、という時ももちろんだが頻繁に使っていくことでアイテムを入手できたりもするゆえ結構重要だぞこれ。通常状態でも怪しい場所に近づくと「主人公の立ち絵が「?」になるゆえ、その際にも使ってみるべし

配置されている敵シンボルもそこそこ多めで且つ、避けて進みづらいマップ(通路が狭いなど)になっている。かといって全部の敵シンボルを相手していたらキリがない戦闘バランスのため、基本的にはステルス行動で気付かれないように進みつつ、気付かれたら戦う!な感じになるだろう。


▲視界に入れば即見つかってダッシュしてくるし、聴覚範囲に入ると「?」となりゆっくり近づいてきて見つかればやはりダッシュ。戦闘を避けるには歩きで死角を進むのが吉だが、敵シンボルが多くてなかなかすべての敵を避けるのは難しい。また戦闘に入ってからの逃走は成功しやすいが、マップに入ってきた場所に戻される仕様

じゃあがっつりレベリングすれば無双できるやん、と思うだろう。しかし本作はレベル概念が無くロマサガ方式の成長システムなのだ。武器攻撃すれば攻撃力が、術を使えば術攻撃力が上昇しやすい。そして各敵ごとに「主人公の能力値成長限界」が設定されていて、要するに同じ敵とずっと戦っていても強くなれない。ごりごり戦闘しても無双状態にはならない戦闘バランスなのだ。


▲これはかなり上がった方だな。運もあるが強い敵と戦うと結構あがる。「神秘の残滓」=お金、「追想の楔」=スキルポイントだ

これも前述したが、本作は各マップを行ったり来たりな探索になり、都度敵が復活してしまいいちいち戦闘するのが面倒だったりする。が、ダンジョン内の店で買える「聖水」を使うことで、一度倒した敵シンボルを「封印」することが可能。ただ聖水は拠点での衣服修復にも必要であるし悩みどころ。序盤はそこまでお金が潤沢でない故、物語を進めるほどこの辺は楽になっていくんじゃないかね。


▲倒した敵シンボルはダウン状態に、聖水を使えば封印して復活しなくなる

という感じで進めていく、じっくり腰を据えて攻略するRPGになっている。更に戦闘システムも一筋縄ではいかない。我輩的にはこういうRPGほんと好き。

バランスを崩せ!FPに注意!な戦闘システム

戦闘はオーソドックスなターン制コマンド方式であるが独特なシステムにより結構複雑だ。まずは戦闘での定石を紹介。

こちらのコマンドを選択する際、敵の行動と「攻撃方向」が画面下に表示されている。


▲敵はこのターン、「殴打」を「中段」に仕掛けてくる

画面左上の矢印アイコン、これは主人公の「防御方向」を表している。Fキーを押すごとに上・中・下段を切り替えることができ、敵の攻撃方向と同じ方向を選んでからコマンド選択することで次のターン「有利状態」に持ち込める。


▲Fキーを押して防御の構えを下段から中段に。そのうえで琳で攻撃


▲次のターン。敵に弱体アイコンが付き「有利状態」になった

有利状態になると、このターン必ず先制攻撃になる。敵の攻撃を避けやすい、被ダメ減などの恩恵もあるが、もっともデカいのはスキル「一心」が100%決まること。カウンター攻撃である一心を敵に当てると敵のバランスゲージ(HPゲージの下の赤いゲージ)が大幅に上昇する。


▲カウンタースキル「一心」を使用


▲敵の攻撃を高確率で回避したうえで


▲カウンターが決まる。敵のHPゲージ下のバランスゲージが一気に上昇、バランスを崩す


▲敵がバランスを崩すとこんな選択肢が出る


▲スキル「旋風脚」を習得。これは敵の「拘束攻撃」にカウンターする結構与ダメでかめの技

スキル「一心」を当てて敵のバランスを崩すと一気に好機、敵のスキルをラーニング、能力を奪う(勝利後の能力値アップ補正)、アイテムを奪うなど非常にメリットが大きい。追撃すれば大ダメージを与えるし、意識を奪えば即死させることもできたり。要するに「一心」を決めるべく行動するのが最も効率がいいわけだが。


▲敵が複数だとなかなか敵全員から有利状態を作ることは難しいし、有利状態になったとしても一心を使って一掃とはいかない。それなら全体攻撃スキルを使う方が早い、という場面もある。ちなみに敵シンボルの後方から接触した場合、有利状態から始まるぞ

一心などスキル使用時にはFPを消費する。毎ターン終了時FPが20回復するが、その時点でFPがマイナスだった場合、次のターンは行動できずに無条件で攻撃を受けてしまう。


▲ターン終了時にFPがマイナスだと次のターン行動不能。敵は1体ならまだいい、敵が複数なら一気に形勢が不利になる。一心はFPを40消費するゆえ、リソース管理も重要だ


▲敵の攻撃でセーラー服が段階的にアーマーブレイク(設定による)


▲一部の敵は戦闘エロ(拘束攻撃)を結構な確率でしてくるぞ。有利状態なら回避しやすいが、そうでないなら結構食らいやすい。方向キーレバガチャで青ゲージ上昇、MAXで脱出。エロを受け続けてもGAMEOVERにはならんが、FPが減少し戦闘で不利になる。アーマーブレイクは特に影響しない

戦闘エロは立ち絵やカットインがメイン、敵ごとにそこそこバリエーションがある。


▲主人公が習得するスキルはラーニングの他、拠点で追想の楔(能力値が成長するとゲット)を使って、ツリー方式で習得できる。戦闘でのアクティブスキル、パッシブスキルの他、中には探索に役立つスキルも。何を優先すべきか悩ましい

メインエロは敗北から 救出モード

前述の通り戦闘エロもあるけども、本作のエロは敗北エロからが本領だろう。


▲敵に敗北すると


▲敗北エロ。輪姦シチュでかなり長尺


▲心折れ、守るべき愛菜に助けを求めるほど。敗北エロは最初のダンジョンのザコ敵3種に対し2種あり


▲敗北エロシーン後、愛菜による主人公救出モードに。拠点からスタート

愛菜による救出モードでは戦闘は無い。敵シンボルに触れると画面左上のハートが減少。向かう先は一本道でわかりやすく本編に比べて難易度はかなり低い。また途中「REST」ポイントがあるためそこでハートを回復できる。


▲救出モード中、画面左下のカットイン+テキストで主人公が陵辱される様を拝見できる仕様はハレルヤ!


▲主人公が捕らわれている場所にと辿り着くと敵を引き付けている間に主人公復活、敵を倒して拠点に戻る


▲陵辱されてしまった主人公を想う愛菜に対し、気丈に振る舞う主人公。序盤の軽く百合っぽい状況からの振り幅がデカくこれはいいものだ…


▲妖刀・琳も空気を読んで謝っちゃうくらいだからな

救出モードで愛菜のハートが尽きた場合は。


▲二人が輪姦陵辱されるクソ長尺シーンに。百合っぽい雰囲気の主人公達を容赦なく陵辱する色情霊達、という構図でこれはなかなか貴重かもしれないなぁ


▲シーン後は学園での噂話シーン、GAMEOVER。GAMEOVERエロは各ダンジョンで1種かと


▲体験版で遊べる最初のダンジョンラストのボス戦へ


▲愛菜が妙な本にとりこまれてしまった!? ちなみに敵の攻撃手段や攻撃方向は、初見の敵だと判明しづらい。ザコに関しては何度も戦うことで最初から表示されるようになるが、初見となるボス戦はわかりにくいため苦戦するだろう

前作同様、RPGとして面白い作風に仕上がっており、戦闘システムなどは前作より確実に面白くなている。ギミックも丁度エェ難易度でいい塩梅だ。これは是非RPGスキーに手に取ってもらいたい作品だ。エロに関しても百合からの輪姦陵辱とか温度差があって捗りますな。
最後に、他RPGでも聞いたことある戦闘BGMなんだけどもピッチが早くてアゲアゲになるなこれ。

サークルさんCi-en記事で、製品版で使える「特典コード」を配布しているぞ。

夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,500円(税抜)

サークルさん前作「妖精騎士フィリア」

妖精騎士フィリア 感想・レビュー(体験版)
Studio 星渡 【体験版評価】7.5/10点 (面白さ8 システム8 没入感7 エロス7) 妖精騎士フィリア 体験版感想・レビュー ステージごとに異なるプレイ感覚 森で狩人たちが次々と行方不明になっている事件を追い、冒険者のフィリアが森へ調査に向かうMV製RPG。彼女の武器は妖精の力を行使できる「妖精姫の剣」、しかし森でエンカウントした盗賊たちの奸計にはまり、武器を奪われ盗賊のアジトに監禁されてしまい、丸腰で脱出を目指すとこ...

コメント