だぶるす*こあ 【体験版評価】8.5/10点 (面白さ9 システム8 没入感9 エロス8)
From Frontier 体験版感想・レビュー 10人のヒロインそれぞれに個別エンド、育成も楽しい開拓RPG
恩ある知人から開拓中の大陸・レムリアに招かれた主人公・オウル(名前変更可)は、付き合っている(と思っていた)女性と一緒にレムリア大陸に渡るつもりが、こっぴどく振られてしまう。失意の主人公はなりゆきで魔国の第二王女を助け、利害が一致した彼女と共にレムリアに渡り未開の地を開拓していく、というMV製RPG。
経験値要素を排除したレベルアップ、仲間になる10人ものヒロインから4人を選んでのPT編成など一線を画したシステムもさることながら、我輩が最も面白いと思ったのは「未開拓の地をプレイヤーが切り拓いていく感」である。その過程でヒロインたちと出会い、仲間としキャッキャウフフしつつ前人未到のマップへ、というシチュにとてもwktkできるRPGとなっている。
▲「一緒にレムリア大陸に行ってくれないか」と、船のチケットを渡す主人公に対し… 前作の主人公といい、だぶるす*こあさんは最初に主人公を貶めるのがお・好・き?
▲傷心の主人公は追われていた魔国の姫とラッキースケベエンカウント、成り行きで助けることになる。彼女の名はドロッセル、王宮の中に自分の価値を見いだせず逃げ出してきたらしく、主人公と一緒にレムリアに渡ることに
▲船のチケットを元カノ・ラスティの名前でとったため、レムリアでの彼女はそう名乗る
本作の基本の流れは、開拓者達が集う「タウン」を本拠点としつつ未開拓のマップへと向かう。それぞれの未開拓マップのスタート地点には主人公PTを含めた「遠征組」の「開拓拠点」があり、そこが各マップでの拠点となる。開拓拠点から未開拓の森などのダンジョンを進み、新たな地に辿り着くことでワールドマップに新たなマップが追加、他遠征組がそこに新たな開拓拠点を築く。この繰り返しでレムリア大陸を開拓していくのだ。
▲人間・魔族の開拓者たちが集う「タウン」 人間と魔族は長い間戦争を繰り広げ、今日でも嫌い合う者も多いが、この開拓地ではお互い助け合わないとやっていけない
▲ワールドマップ 開拓が進んでいるのはアルタ平原のみ、それもまだ現在進行形。主人公達は前人未到の地を切り開いてくのだ
▲アルタ平原の開拓拠点発展レベルはデフォで2。書かれている金額は、アルタ平原で戦闘をこなすごとに入手できるお金だ。本作では戦闘で得たお金が横の宝箱に貯まっていくシステムで、開ければ全額入手できる。吹き出しが出ているNPCの依頼をクリアすることでもお金が貯まり、発展レベルもあがる。発展レベルが上がればボーナスが付く
▲キラキラポイントで採取、敵ドロップ品同様に装備品合成や依頼に必要。マップチェンジすれば復活する
▲本作には経験値要素がなく、敵シンボルの色でレベルアップ率が変わるという変わったシステム。新たなマップに行くと大体グレーの敵シンボルが多く、レベリングすると青くなって無害になる。ただ↑にもあるが、あくまで主人公のレベル基準で色が変化するため、青でも加入したばかりの仲間のパワーレベリングに使える
▲戦闘はRTB(Shift押しで2倍速)、チェイン数が上がるほどプラスダメージ補正が入る。敵のターンが入るとチェイン数はリセット、敵もチェインしてくるぞ。手数の多いスキルや全体攻撃、敏捷を優先的に上げる・揃える等、工夫してチェイン数を伸ばそう。また、敵は必ず「火・氷・雷(三竦み)」のいずれかの属性、弱点を突くのもかなり有効だ。チェイン最後に弱点攻撃が強い、ボス戦ではぜひ狙って行きたいところ
▲ワールドマップに「ボロネの森」が出現、ここがこのマップの開拓拠点となる。最初はピンとこないかもしれないが、ゲームを進めるほどに達成感を味わえるだろう
その過程で様々な種族のヒロインと出会い、タウンにいる彼女たちと触れ合い好感度を高めていくことで、エロシーン拝見や主人公と各ヒロインたちの新たなスキルが習得できる様になったり、アイテムを入手したりなどのメリットがある。
▲ミミックの「ミトリ」との出会い。怪しげな宝箱を少し開け覗いてみると、彼女はいじけてメソメソしながらオナニーをしている。なんだチミはw
▲なんやかんやあってタウンに居つく様になった彼女は、素材で装備品を作ってくれる。キャラチップがメッチャかわいいのだよなぁ だよなぁ!
仲間にする(PT編成に参加)には一定の条件が必要なヒロインもいる。例えばマンドレイクの「マナ」は出会ったと同時にエロ&仲間になるが、ミミックの「ミトリ」は出会ったのち装備品を合成してくれるようになるものの、彼女用の工房を購入しないと仲間にはなってくれないなど。
まぁ工房を買い取る金額はそこまで高くはないのだが、当初は装備合成用の素材をこまめに買ったり回復アイテム類を買ったり、装備品を揃えたりでなかなかお金が貯まりにくいゆえ、彼女をすぐに仲間にするにはそれなりの気概が必要かも。
▲マンドレイクのマナ。ゆえあって出会ってすぐエッチ(しまくった)、主人公の精子がお気に召したようで懐く。このセリフといい、彼女は前作ヒロイン・クゥの初期の頃に似ているかな、庇護欲がぁぁ
レベルアップで得られるSPで仲間たちのスキル習得(スキルツリー形式)しよう。戦闘を有利にする能力値やスキルを重視するか、回復アイテム節約可能なスキルを優先するかなど、成長のさせ方でヒロイン達の運用も変わってくる。例えばマナは全体回復やリジェネ、更には特定の攻撃をするごとに確率でMP回復アイテムゲット(スキルレベルを上げると確率アップ)するスキルなど、回復アイテム節約スキルに秀でている。ラスティもそうだな、回復系と攻撃系を習得できるが、どちらを優先してゲットしていくかで金策と戦闘効率が変わる。ほかの仲間も少なからずそういう面があり、悩ましくもあり面白い要素なのだ、ヒロインたちの育成が。
▲レベルアップで得られるのはSPのみゆえ、スキルだけでなく能力値もSP振りで上げていく必要がある。スキルレベルもあるし、優先すべきは能力値がスキルか…
合成用素材に関してはダンジョンで採取したり、敵ドロップ品ですべて収集可能なため、手間を惜しまなければお金をかけずに装備品を作れる。レベリングも兼ねられるしな。ただドロップ確率を上げるスキルを持つコボルトの「シアン」がいないと収集が捗らないし、スキルレベルが低いうちはその効果も薄い。強力な装備の合成にはメインストーリーとは関係ない強敵を倒すことも必要だ。
▲メインストーリー上倒す必要があるボスの他、特定条件で現れるレアエネミーもボスクラス、いやそれ以上に強い。倒せば有用な素材をドロップ、強力な敵相手ではバフスキルを活かせ
その点、タウンや各マップの開拓拠点にいる商人からはお金と引き換えに素材アイテムを入手できるし、「スゴウデハンター」からは一度倒した敵(ボスクラス含む)のドロップアイテムを購入できるため、新たな装備品を作るためについつい楽してお金で買いたくなってしまう。
長々と書いてきたが、こういったバランスがよく出来ており、かなり悩ましいことになっている。悩ましい=面白いのだ!
各ヒロインの好感度は一緒に戦闘、プレゼントで上昇
ヒロインの好感度は一緒に戦闘していれば上がる。ダンジョン内でもPT編成を自由に変更できるのが便利だ。
またタウンに戻れば、思い思いの場所にいるヒロインに魔石(全ヒロイン共通)か各ヒロインの好物を渡すことで好感度を上げられる。好感度・ストーリー攻略度などの一定条件を満たすと各ヒロインのイベントを進めることができる。エロシーンもあるしそうでないイベントも含む。
▲好感度が低い序盤は健全イベントが多いか。ラッキースケベ的なのもあるが
▲むしろ序盤はヒロインとの出会い時にエロが多い。全ヒロインではないけども
▲好物をあげるとデフォルメ絵での寸劇後、装飾品をもらえる。これも前作を彷彿とさせますな
ヒロインを探すときに便利なのがDキーでのファストトラベル。タウンにいる各ヒロインの元へ一瞬でGO!ファストトラベルはタウンや開拓拠点に戻ったりも可能、ダンジョン内でも使用できる。
面白さも遊びやすさも整った作品だと思う。戦闘がやや重いこともあったが、それを見越して軽量版も同梱されているという配慮。魅力的なヒロインが10人もいて、それぞれ個別ルート・ENDがありつつ、この未開の地を切り開いていく感、紳士なら惹かれるものがあるだろう。製品版ではTPを消費して使用する「アシストスキル」なる要素もあって控えのメンバーも活躍できるのだ。敗北エロや売春なども一切ないイチャラブオンリー、イチャラブ成分を大量に補給できるかと。
夢子「お取扱いサイト様です」
DLsite 1,500円(税抜)
HBOX.jp(Android、ios版) 1,500円(税抜)
DLsite 【DL Play Box版】(ios版) 1,500円(税抜)
サークルさんの前作。スライム娘のクゥが様々なモン娘にメタモルフォーゼ、徐々に知性を得て、落ちぶれた冒険者の主人公をサポートする。
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