渡り鳥の楽園 【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
【完全版】レティシア物語~スフェール王国の若き三姉妹~
本作を新作として発売するために販売停止された前作「レティシア物語~スフェール王国の若き三姉妹~」に、シームレス戦闘など新要素を盛り込み大幅に改良されたRPG。ストーリーやキーイベントはほぼ同じだが、ゲームシステム大幅変更、前作の百合エロに加え、対男性エロや敗北エロイベントが大幅に増加している。おおまかなストーリーに関しては前作の記事を参照してほしい。
ゲームシステム部分について。フィールドマップや町マップでの移動が選択式になっており、その中にイベントやエロイベントも混じっていて、イベントを見つつストーリーを進めていく感じでややADVっぽいゲーム形式になった。前作は一般的なRPGっぽい仕様だった。
ただ幾つかのシーン(〇〇を散策、といった選択肢)ではマップ内を自由に探索できるようになっており、採取やNPCとの会話、ハート付きNPCとエロが可能など。
またシームレス戦闘が発生するマップでは「5」キーを押すことで戦闘モードとなり、Zで攻撃、他キーでスキルやアイテムを使ったり。シームレス戦闘=テンポがゆっくりなACT戦闘といった仕様。レベル要素はないが、装備品やスキル要素はある。敗北すると輪姦されたりと敗北エロも今作から追加されている。
▲Qキー「エルフの炎」を詠唱中。魔方陣は効果範囲を表している。シームレス戦闘中は画面が拡大され見渡せる範囲が狭まる演出、本作では随所で拡大演出が使われている
エロ面に関しては前作のメインだったレズエロの他、敗北エロ含めた大量の対人エロと魔物敗北エロが追加されている。主人公が発情・淫乱(定期的に発情し、エロしまくると淫乱になる)状態になると、通常状態ではお断りして終わりなイベントがエロイベントになる。序盤から淫乱状態でずっと進めることもできたゆえ、淫乱状態を保つことで頻繁にエロを拝見できるようになった。
エロシーンは1枚絵のシーンもあるが、カットインイラスト+テキストのシーンが多く、このカットインイラストが妙になまめかくて(接合部の描写など)むしろこちらのシーンの方がエロいと感じたほど。使回しもあるが、テキストが違うだけでも十分エロい。
▲一枚絵+テキスト+フルボイスなエロシーン。処女喪失タイミングは任意、喪失によるペナルティはない
▲カットインイラスト+テキスト+部分CVエロシーン。擬音がいい仕事、オネショタも結構あったな。これが本作のメインエロかと
発情・淫乱時の主人公は人が変わったように積極的に誘惑、そのギャップも大変エロい。そもそもエロに対して割とおおらかな世界観なのもあるか。
メッセスキップ、方向キー文字送り、どんどん進めたければ必要最低限のイベントを見ていくだけでいいなど、遊びやすさにも配慮。大幅なシステム変更により前作からのコンセプトである「旅先を観光しながらの冒険感」が一層強くなっていて楽しかった。同行する妹分二人+1匹も、行く先々のマップごとにわちゃわちゃと動き回って「旅を楽しんでる」感じがよく出ている。前作の様に時系列でイベントを見ていくのではなく、選択式にしたことで時系列が前後するのもよかった。確実にパワーアップしてるんじゃなかろうか。ほのぼのとした旅の中に淫乱と敗北陵辱が配置された、やや背徳的な雰囲気も魅力。
前作購入者であればDLsiteから無料で購入できるクーポンが届いてるぞ。
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