ダンジョンウィズガール ただただ愚か 感想・レビュー

ノンフィールド

ダンジョンウィズガール 体験版

新米冒険者の主人公・ヤマモト(名前変更可)がギャル冒険者・モニカと共にダンジョンに潜り、夜はエッチするMV製のノンフィールドRPG。街を拠点として1つのダンジョンをひたすら攻略、ダンジョンから戻ると夜になり宿で寝ると次の日へ。5日ごとに3万ゴールドをギルドに納める必要があり、15日終了後にエンディングを迎える。おおまかに説明するとそんなゲーム設計だ。主人公のセリフは基本的に無し、選択肢でのみしゃべるタイプ。

本作にはレベルアップ要素がなく装備品と店購入などで得られるスキルの習得などで主人公達を強化する。醍醐味は「Slay the Spire」ライト(=ローグライト)なダンジョン探索でのレア装備品集めがかなり楽しいこと。ギャルっぽいのにウブなヒロイン・モニカが可愛く、彼女との夜のエロはSLG方式・アニメするし彼女を強化できることか。

特にゲーム部分は非常に完成度が高く、我輩体験版を2周プレイした。体験版は5日目までだ。装備品集めにどっぷりハマるし、エッチでヒロイン強化できるのも良き。

【体験版評価】8.9/10点 (面白さ9 システム8.5 没入感9 エロス9)

オープニング


▲街に着いたばかりの主人公がギルド登録に向かう途中ギャルとぶつかって


▲ラッキースケベ。彼女は急いでるらしく


▲「ごめーん」といって去っていった。主人公のセリフは選択肢でのみ表示されるが、↑のように1つのみの場合も多々あって割と個性はある


▲ギルドへ。冒険者登録で名前決定。デフォ「ヤマモト」


▲名前決定後「あなたの出自は?」「あなたの強みは?」「何を求めて冒険者に?」という3つ質問あり。キャラメイクいうほどではないが、回答によって能力値などに影響がある。例えば「運ならいいかも」を選ぶと運初期値が上がる


▲冒頭に述べた通り、新米冒険者は5日ごとに3万ゴールドを15日間納めねばならない。これで冒険者の資質を見極めるらしい。本作はこの15日間のみを切り取ったストーリーだ


▲拠点となる街の基本画面。行きたい場所をクリック、メニューもここで開ける。キーボードでもマウスでも操作可能


▲まずは今後寝泊まりすることになる宿屋へ。冒険者は無料で使える


▲宿屋のおやじに言われた通りの部屋に入ったら釣り鐘型ナイスおっぱい。ラッキースケベ(2回目)


▲大声を出されおっかけられ


▲おやじが釈明してくれるが、おっぱいを見た代償を求められ


▲PTを組むことに。モニカは「幸せの化粧箱」を探しているらしい。体験版で潜れたのが5階層くらいまでだったゆえ30階層は深い


▲宿屋での基本画面。「客に話を聞く」は昼と夜で客が変わり聞ける話も変化


▲TIPS的な話を聞ける。アイテムをもらえたりするゆえ一通り聞いておこう


▲宿屋の自室での基本画面。基本的にセーブはここのでみ(ダンジョン内での女神像でも可能だがレア)。ダンジョン内では自動セーブ機能あり

「やすむ」を選択すると全回復して次の日へ。「アイテムの整理」はローグライク的なアイテムBOXへの預け入れと取り出し。「手帳を見る」はモニカのエロステを拝見できたり。


▲「アイテムの整理」。本作ではすべてのアイテムに「重さ(w)」の概念があり500w以上は持てない。常時持ち歩く必要がないものは預けるか売るか


▲「手帳を見る」 各種エロステの他、モニカの主人公に対する「好感度」も確認できる。「膣内に出された精液量」の項目が不穏…


▲メニュー画面。初期状態では主人公はMP0、モニカはMP5。この状態では主人公は魔法を習得しても使えない、モニカは使える。MP含め能力値は装備品で上昇するため、主人公もMPを上げていくことは可能

ここまでがオープニング、このあとは自由行動で早速ダンジョンに潜れる。

ダンジョンに潜る準備

潜る前にまずはギルドで依頼を受けていこう。探索のついでに達成できて金策になる。


▲討伐、収集の2系統の依頼をそれぞれ1つずつ受けることができる。常にどちらも受けておこう


▲5日で3万ゴールドってキツイのでは?と思ったが、報酬も高いためちょっと安心

また、ギルドで支給されたアイテムだけで不安なら道具屋で消費アイテムを購入したり、訓練所でスキルを習得するのもいい。


▲小型ワープゲート装置は序盤は高いが、行動力消費なしに帰還できる便利アイテムのため、そこそこ稼げるようになったら必須アイテム。つるはしはダンジョン内での採取イベントに必要。ショートソードと冒険者の盾は主人公とモニカのデフォ装備。けむり玉は戦闘から100%逃走可。個人的には眠り玉おすすめ、敵全体を高確率で眠らせるため強敵戦で有用


▲訓練所。真っ先に「ヒール」を購入しモニカに習得させるのが吉。序盤の回復はこれでほぼ事足りる

買い物をした後にセーブしたい場合また宿屋の自室に戻らなきゃならんのがちょっと面倒。セーブは街の基本画面でもできるようにしてほしかったかね。

ではダンジョンへGO!


▲町はずれのダンジョンへ

ダンジョン探索 イベントを選択して進行度を上げて次の階層へ

ダンジョン内ではランダムで配られるイベントカード(戦闘や採取やトラップなど)から1つ選んでこなすことで「進行度」が上昇、100%になると次の階層へ。


▲ランダムに配布されるイベントカードから一つを選ぶ。ここでは真ん中の「オタカラ」を選択

戦闘以外のイベントでは2d10(10面ダイス2個)でのダイスロールの合計値で成否を判定する。


▲宝箱には罠が、2d10のダイスロール合計が4以上なら成功。2d10がそもそもエロ同人ゲーではめずらしい、2d10はTRPGにおいて10の桁、1の桁であることが多い


▲ダイスロール結果・成功

この時主人公の能力値が高い程ボーナスが付き成功しやすくなる。↑では主人公の「運」によりボーナスが付いた。逆に「ケガレペナルティ値」も付いていてプラマイゼロだ。

「ケガレ」とは、画面上部の紫アイコンの値のことで↑だと「12」。ケガレは宝箱イベント、採取イベントなど「欲望に準じた行動」をすることで貯まっていく。ケガレが10になるとペナルティで-1、20になると-2という具合。要するにアイテム収集するほどダイスロールイベントが難しくなっていく。このシステムがよくできているなぁと。


▲宝箱の解錠に成功すると装備品を含め3つのアイテムをゲットできる。???となっているが鑑定要素は特にない

イベントをこなすと進行度が20%上昇、この画面になる。メニューを開ける他、先に進む(再度イベントカードランダム配布)か帰還するかを選べる。イベントを1つこなす→この画面、の繰り返しでダンジョンを進んでいく。


▲宝箱から得た装備品、いい装備品やないか!レアリティは青→黄色→赤→緑、か?接頭語「〇〇の~」と接尾語「<〇〇>」で装備品の性能がかなり変化する


▲レアリティが低くても接頭語・接尾語次第で強い装備も

本作の武器は剣、メイス、ダガーの3種のみで、剣は受け流しての反撃率が高く、メイスは気絶付与確率が高く、ダガーは出血付与確率が高く素早さも高くなるが盾を装備できない、という特徴がある。上記のように装備品の性能はピンキリ、武器のタイプもあって何を装備するかで主人公もモニカも性能がかなり変化する。ゆえに本作は装備品集めがクソ楽しいし、ケガレ値を気にせず序盤からアイテム収集に励むのがベター。

「5日ごとに3万納める」のインパクトが強すぎて1周目は「ギルドの依頼をクリアしてお金稼がなきゃ!」と率先して戦闘していたがこれはむしろ効率が悪い。実は装備品収集のついでに入手できる換金アイテムの方がお金を稼げたりする。ギルドの依頼は「ついで」程度でいい。


▲宝箱から得た「よごれた宝石」、5000Gで売れる

ダンジョンでは「行動力」が続く限り潜り続けることが可能、行動力は画面上部一番左の緑のアイコンだ。戦闘など行動力を消費するイベントもあるし、前述の宝箱イベントなど行動力は消費しないがケガレが貯まるイベントもある。「ヤスム」イベントを選択すればHP回復&行動力1回復できる。ランダムイベントゆえ運も絡むが、行動力リソースを上手いこと管理すると序盤から結構深く潜れたりもする。

街への帰還は任意で可能だが、帰還にも行動力を1消費、帰還アイテムを使えば行動力消費なしに帰還可能だ。


▲イベントカード右上のアイコンで「行動力消費イベント」「ケガレ値上昇イベント」を判別できる


▲バトルを選択すると戦闘に


▲戦闘は割とMVデフォに近いターン制コマンドバトル。戦闘で得られるものはたまにドロップする宝箱くらい(レベル概念がないしお金も落とさない)

ダンジョン深層に潜るには、行動力・ケガレをバランスよく運用していく必要がありそうだ。

イベント「テキノネグラ」「トラップ」


▲運が悪いと最序盤からキツイイベントしか出なかったりもして


▲「テキノネグラ」を選択した場合


▲たまたま奇襲成功したが


▲それでも3連戦となり(奇襲に失敗してたら4連戦)


▲3連戦最後はなんか強そうなゴブリン複数


▲眠り玉で眠らせるもそもそもダメがほとんど通らす


▲魔法強えぇ!敗北


▲本作では敗北エロはなく装備品やアイテムをランダムでロスト、捜索隊に助けられ宿に戻るが1日経過


▲更にモニカの好感度まで下がってしまう。敗北は避けるべし

という感じで「テキノネグラ」イベントは連戦になるゆえ、それなりに強くない限り選ばない方がいい。それでも選ばざるを得ないこともあり、最初は装備品集めを推奨している。

次にトラップイベント。


▲トラップイベントを選択した場合。トラップはいくつか種類があるが、序盤はこのスライムイベントが多い(こけてアイテム喪失イベントなどもあるけども)


▲このイベントでは3回ほど脱出判定があるのだが


▲失敗(サイコロの目も悪いがケガレペナルティもデカい)


▲失敗するほどモニカがエロいことになっていき


▲判定2回目以降は失敗で能力値マイナス


▲3回失敗するとモニカ大ピンチ。けつあな確定だ!


▲モニカが戦闘不能になってしまう(おま〇こは無事)

こんな感じでトラップイベントは運が悪ければ能力値マイナスになるしモニカ戦闘不能になるしでいいことなし。序盤は選びたくは無いが運が悪いと「テキノネグラ」「トラップ」のように不利なイベントしか選べないこともある、という話。

ただトラップに関しては1、2回目の判定で脱出できれば主人公の能力値が上がるゆえ、ボーナスがたくさん付く&ケガレ値ペナルティがないなど準備万端であれば、むしろ積極的に選ぶことで主人公の強化にも使える。この作品はいろいろと「事前の準備」が重要なシーンが多く、プレイヤーの知識が増えるほど楽しくなってくる魅力がある。

これらのイベント以外にもいろいろあり、例えば「デアイ」イベントでは冒険者と物々交換したり、モニカが戦闘不能や寝ている場合限定でモブヒロインにヌイてもらってケガレ値を下げたり。「ホッテミル」はツルハシやシャベルがあればアイテムを採取したりなどなど。

ただ欲張りすぎて行動力がマイナスになるまえに帰還したほうがいい。行動力が残っているほど夜にモニカとエッチできるしな。


▲ダンジョンから帰還すると夜に。夜は宿以外の施設が全て閉まっているが、稀に怪しい老婆が貴重品を売ってたり。オーブは重要なアイテム…(レッドオーブなど4種あるようだ

モニカとのエロ 基本ラブイチャだが…


▲ダンジョンから宿に戻ると自室でモニカとのエロを選択できる

夜のモニカとのエッチはプレイ選んで実行するSLGタイプ、彼女の好感度や各部位の開発度が上昇するほどプレイ内容が増えていく。好感度はダンジョン探索で、開発度はエッチで上昇。エッチするほどモニカの能力がアップするし、「ケガレ値」をリセットして次の日のダンジョン探索を有利に進められる。ゆえにダンジョン探索で行動力を使い切ってしまうのはよくない。最低でも1は残して帰還するべし。


▲エッチに誘う。当初は主人公のケガレ値をリセットするため、とモニカも割り切っている


▲体験版ではキスと挿入(正常位)のみ。アニメする~

画面左上のハートはモニカの絶頂度、その下は主人公射精度だ。


▲キスも「やさしく」「激しく」など


▲さわる。体験版では全部不可


▲奉仕。体験版では全部不可


▲挿入。体験版では正常位のみ


▲挿入→正常位


▲エッチ中はログがごりごり流れる

画面左上の緑のアイコンはモニカの体力(=最大HP)でこれがゼロになると強制終了になってしまうが、動くのをやめて、挿入しつつのキス中は体力が回復していく。体力を回復しつつゲージを上げていく。


▲モニカの胸に射精

主人公が射精した箇所によってモニカの上昇能力値が変化、主人公は行動力の分だけ射精できる。行動力をたくさん残してエッチするほどモニカを強化できるわけだが、その分ダンジョン探索がおろそかになってしまうし、その辺の判断が悩ましいところ。


▲序盤の強制エロイベント。ケガレ値が貯まってぶっ倒れてしまった主人公をモニカがヌイて治療。このイベント以降エロが可能になる


▲こちらはダンジョン内で発生する強制イベント。尿意を催したモニカがお花摘みに。覗くか覗かないかを選択できる(↑は覗いている)

行動力がマイナスの状態で帰還した場合はエッチ不可どころか、宿屋のおやじがモニカの部屋に凸してくるイベントが発生!


▲これまでいいおっさん風に振る舞っていた宿屋のおやじは、実は女性冒険者を食い物にしてきた変態野郎だった(なんかカッケー


▲おやじ目線でダイスロール(ここは1d6)。鍵(道具屋で買える)の数だけブロックできる。突破されると…

本作は基本的に主人公とモニカのイチャラブエロだが、ダンジョン内では主にトラップイベントによる異種姦、宿屋のおやじ、あとはギルドのおっさんによるエロもあるようだ。主人公も「デアイ」イベントでモニカ以外とエロ可能。

ラブイチャメインでありつつ若干NTRや他ヒロインとのエロもあって、エロバリエーション豊富で個人的にはとてもイイ。モニカカワイイ。何より装備品集めや様々なイベントなどゲーム部分も面白く、これはかなりの良作と言わざるを得ないだろう。

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