兎散 早撃ちACT 900円(税抜)
【基本情報】女主人公 Unity製 バランス型 難易度:普通
【体験版評価】7.3/10点 (面白さ7 システム8 没入感8 エロス6)
クリック一発で決まる早撃ち対決 神経を研ぎ澄ませろ
19世紀後半のアメリカ西部開拓時代を描く映画、いわゆる「西部劇」の様な世界を舞台に、賞金稼ぎのガンマン・キャロルが賞金首達をハントしていくゲーム。ADVシーンをメインとし、酒場の手配書から賞金首を選択、会話劇後の1VS1の早撃ち対決で勝敗が決まる。いつ来るかわからない「FIRE!」(射撃合図)迄の緊張感。いやー、痺れるネェ。
▲酒場っぽい拠点 ちなみにオープニングで「腕を見せてもらおうか」的な1戦あり。簡単だけど。
▲賞金首リスト(体験版では1人のみ)から選びハントへ
製品版で賞金首が何人いるのかは不明だが、賞金首リストの並びを見た感じでは10人位?いるのだろうか。賞金首を選ぶと事の概要が表示されるが、早撃ち以外のゲーム要素がない本作では結局やることは同じ(見も蓋もない言い方
↑画像で「その1」とある様に、「その2」「その3」…と続き、賞金首との対決までは何人かと早撃ち対決していくことになる。体験版の賞金首は「その3」迄だった。
▲その1はゴブリン3連戦 なんでゴブリン?とか言わない様に
▲その2は立ち寄ったとある酒場でのいざこざ ガンマン2人と2連戦
▲その3で賞金首の盗賊と対決
さて肝心の早撃ち対決について。早撃ち対決前に
こんな格闘ゲームの様なカットインが入る。その後
「お互いヌくかヌかないか」の緊張感あふれる待機アニメ状態になる。
▲白字でわかり辛いが右下に反応時間が出る 盗賊は0.68秒前後で撃ってくる故それよりはやく撃て!
基本ルールは「FIRE!」と合図が出たら早撃ち(クリック)、相手より早く反応できれば
相手に銃弾がぶち込まれる寸法だ。ただし「FIRE!」が出るタイミングはランダムで、
毎回異なり、出る前に撃ってしまうとペナルティとしてダメージを喰らう。
▲撃たれると脱衣(2段階) 次のラウンドのキャロルのグラにも反映する
ダメージ?と思った紳士よ、すまん。冒頭で「クリック一発で決まる」と書いたが半分ウソだ(笑 というのも主人公のキャロルやこの盗賊の様な強者は1発では仕留められないのだ。キャロルは2発迄耐えることができる(3発喰らうと敗北)し、盗賊も1発当てただけでは倒せない。つまり、相手の耐久力がゼロになるまで数ラウンド早撃ち対決を行う。ラウンド数は表示されないが。相手の耐久力に関しては戦ってみないとわからん様だ。まぁとにかく相手より早く撃て! …簡単な話だろ?
▲勝利
敗北した場合は「すぐ再戦」「難易度を下げて再戦」「酒場(拠点)に戻る」「もうダメかも(エロシーン)」を選択可能。エロシーンは賞金首戦以外は汎用エロ(短い)となるが、賞金首にはそれぞれのエロシーンが用意されている。製品版では触手?エロなんかもある様だ。エロ後は酒場に戻る。
▲敗北 盗賊の銃が火を噴き硝煙演出 勝利時にも言えるがこの瞬間がシビれる
▲ドッ、と膝をつくキャロル
▲酒の肴にされるキャロル…
淫乱度などのステはないし、BADEND(エロ)はあるがゲームオーバーもない。ゲーム性も反射神経のみのワンクリック勝負、操作もマウスのみのシンプルゲー。荒野1VS1ガンマン早撃ち対決の「刹那」を重んじた演出や緊張感がグッド!
昔懐かしのワイルドガンマンを彷彿とさせる。早撃ちゲーはスマホアプリ等でもそこそこある様だが、エロゲとして導入している作品は我輩は見たことがないし、西部劇的な世界観も新鮮だった。引き鉄を引いて生きるか死ぬか、みたいな死生観は薄いが。
Unity製で重さを危惧したが、我輩のWin7ノートで画質「Medium」でもサクサク(幕間で数秒の読み込みがあるものの読み込みゲージが出る配慮)動いた。軽いぞこれ。再戦時の会話イベントもCtrl高速スキップであっという間。セーブはオートセーブだなコレ。CG枚数は基本15枚。
撫子「こんな紳士におすすめかなぁ?」
西部劇 1VS1ガンマン対決 陵辱 ノンフィールド
撫子「西部劇っぽい世界観の作品はこんなのもあるよ」
孤高の銃士ティナ ~復讐に燃えし肢体は磔刑に晒される~
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