セイントギアフォース メタモルフォーゼ 感想・レビュー

RPG

セイントギアフォース 体験版

友人を攫われたことを切欠に「セイントギアフォース」の一員となり、悪の組織と戦っていく女子校生・奈緒が主人公のUnity製RPG。セイントギアフォースとは、警察など公的機関では手に負えない連中を相手にする極秘の組織。特殊な戦闘スーツの力を引き出せる素質を持つ者のみがその一員になることができる。

Unity製でありながら、ツクール製RPGと遜色ない操作性、UIやシステムを搭載し、基本的にキーボード操作。エロは戦闘エロと敗北エロがメイン。本作の最大の特徴はターン制バトルとCTBを掛け合わせたような独特な戦闘システム「シーケンスバトル」、戦闘エロもそのシステムを活かした内容となっており、バッドステを受けるほど不利になってしまう。

【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感8.5 エロス8.5)


▲タイトル画面→設定。解像度を2560*1440、1980*1080、1280*720、1024*576、640*360から選択できる。解像度の選択が多いと個人的には心証がいい。断面図表示ON/OFFなども選択可

オープニング


▲主人公と友人の薫は下校途中、突如変な野郎どもに囲まれ拉致されそうに


▲そこに颯爽と現れる猫耳スーツお姉さん。野郎どもを次々倒していくが


▲瞬間移動アイテムを使われ薫の救出は間に合わなかった


▲この後お姉さんに家まで送ってもらう


▲後日、放課後の教室で男子たちが「薫に似た女性が出演しているAV」の話をしており


▲最初のエロシーン、それなりに尺がある


▲AVに出演させられている親友を見て「私に力があれば…」と悔しがっているところにあのお姉さん、向坂夏子が


▲連れてこられたのはセイントギアフォースの拠点。彼女は主人公が特殊戦闘スーツの「適合者」かもしれないと


▲調べたところやはり主人公は適合者、薫の救助へ


▲本作は基本的に拠点とダンジョンの往来。最初のダンジョンへ


▲訓練の後、薫を攫ったと思われる組織のアジトへ。一見普通のオフィスビルだが、女を攫い強制AV出演で荒稼ぎしている輩のアジト


▲メニュー画面


▲メニュー→ステータスでエロ・非エロ含めたバッドステなどを確認できる


▲拠点には任意で帰還可


▲ダンジョン内は結構敵シンボルが多く、同じルートを行ったり来たりする輩やこちらを追跡してくる輩など。全て避けていくのは難しいか。ちょいちょい宝箱があり回復アイテムなどを入手できる

シーケンスバトル 敵の行動に対し有効な手を打て

敵シンボルに接触し戦闘になると、まずこのような「シーケンス」が表示される。これは敵味方の行動を表すもので、一番左のマスから行動が実行される。まず最初に敵全員の行動がセットされ、次に主人公の行動を選択、空いているマスにセットする、というのが本作の戦闘仕様だ。主人公は最初から1ターン2回行動できるアドバンテージがあるが、敵は必ず複数で現れるため有利というわけでもない。


▲1回目の行動は自身のSpeedを一段階上げる「ブースト」を選択(EPを消費、EPはいわゆるMP)


▲2回目の行動は敵に1.5倍ダメの「スラッシュ」を選択(SPを消費、SPはいわゆるTPでターンや戦闘ごとに回復)


▲ブーストを一番左にセット、スラッシュをその次にセット。OKで戦闘開始!


▲まず主人公のブーストが発動、Speedゲージが一段階アップ


▲続いてスラッシュが発動


▲次に3マス目、敵の「カウンター」が発動。カウンターは相手の攻撃の次のマスにセットされていると攻撃力の2倍のダメージを与える技で、こちらも積極的に狙いたい技だ


▲最後、4マス目の敵の通常攻撃が発動


▲敵味方すべての行動が終了したため次のターンへ。この繰り返し


▲ターン開始時にはどの敵がどの行動を行ってくるのか確認できる

カウンターやパリィなど、敵の行動に対し有効な技を狙いつつ、できるだけ左のマスに行動をセットしたい。敵は拘束やセクハラ(乳や尻を揉むなど)を行ってくることもあり、事前に「見切り」を使用すれば大幅に回避率が上がったり。できるだけ左のマスに、という点に関しては「ブースト」を使うことで主人公のSpeedがアップ(最大3段階)、相対的に敵の行動が右寄りにセットされるようになるゆえ、強敵や敵が多いシーンでは真っ先にブーストするのが定石かと。

まぁザコ戦は100%逃げれるけども。


▲パリィ攻撃。相手の攻撃の前のマスにセットしておくと1.5倍のダメージを与える。カウンターより与ダメは小さいが、カウンターは被弾後に攻撃するのに対し被弾前に攻撃できるのが強み


▲カウンターはコスパ良くかなり強い、ザコならほぼ一撃で倒せるゆえ常に狙っていきたいところ


▲敵もカウンターやパリィをごんごん使ってくる


▲HPはリカバリーや頻繁に入手できるアイテム・ヒールパックで回復。SPは戦闘中に余裕があるときに「耐える」を使って回復量アップ、EPが尽きたら帰還かね

スキルツリーで主人公を強化

拠点ではレベルアップ時に入手できるSP(戦闘中のSPとは別)を消費して、武器・スーツの強化や能力値アップ、新たなスキルの習得を行える。スキルツリーのどこから習得していくかで戦闘での戦い方は結構変わるかね。攻撃力極振りとか楽しそうな。

戦闘エロ セクハラや拘束、本番もあり


▲敵のセクハラ攻撃。APが上昇

敵のセクハラ攻撃や拘束からのエロ攻撃でAPが上昇、APがMAX300に達すると絶頂、次のターンは余韻で行動不可など不利になるが、序盤は特に敵のそれらの行動を無視してもいい。普通にプレイしていればMAX300まで達することはまずないし、戦闘中にスキル「深呼吸」を使えばAPをかなり減少できるからだ。それでも受けたくなければ「見切り」をつこてもろて。


▲尻揉み


▲敵の拘束を受けた場合(確率)、攻撃行動は一切不可となる


▲もがく、暴れるなどを行うことで拘束の耐久値(画面右のピンクゲージ)を0にすれば抜け出せる。もがくで1、暴れるで2減少


▲拘束中はセクハラよりエロい攻撃をしてくる

ただ、ボス戦ではエロ攻撃がより激しくなり、更に敗北してしまうと永久エロバッドステが付いてしまい、セクハラやエロ攻撃に弱くなってしまうのだ。つまりボス敗北するほど戦闘がエロくなって不利になる設計だな。


▲最初のボス戦。進むか、引くかの選択肢あり


▲遂に薫のところまで辿り着いた


▲が、きゃつらは薫を人質に「ローターを挿入しろ」と要求、仕方なくINローター状態で戦闘開始


▲挿入したローターは、敵の行動以外の全マスでAPダメージを与えてくる

▲このように。かなりAP上昇が激しい


▲更に主人公の行動の失敗率が上昇するため敵をなかなか倒せないという。おのれローター!


▲そのうえ拘束されようものなら、敵の行動が一気にセクハラ・エロ攻撃になってしまいAP鰻登り、もがくや暴れるなどの成功率も下がっているため拘束から抜け出しにくくなる負のスパイラル


▲絶頂するとHPダメージ、絶頂の余韻で次のターン行動不可(転倒状態での絶頂)


▲絶頂余韻で次のターン行動不可、畳みかけられる


▲絶頂でHPゼロ、敗北


▲敗北エロへ(輪姦陵辱)


▲結構尺は長め。1人目射精絶頂から2人目に再度イカされるあたりで終了。エロ後ヴァギナ開発度アップ、拠点に戻る


▲永久バッドステ付与。ローター攻撃でAPが上昇しやすくなる


▲ボス敗北でエロステが付いてどんどん戦闘エロに弱くなっていく。発情(弱)は放っておいても治るようだ

ちゃんとレベリング、スキルもとっていけばボス戦はそれほど難しくはなく処女クリアもできるだろう。激しいエロ攻撃に対しても「深呼吸」やアイテム・鎮静剤などで対処すれば耐えられる。エロエロプレイをしたいならボス敗北を重ねていこうね、そんな設計だ。


▲SPがMAXの時のみ使用できる「スラスター全開」。ピンチをチャンスに変える切り札だがSP100消費はなかなかハードルが高い。毎ターンのSP回復量を上げたいところ

ちなみに敗北エロに関しては各マップのボス・ザコ共通、前述の通りボス敗北時のみエロバッドステが付与される。


▲先ほどのボス撃破後。薫の救出には成功したが、あの組織を壊滅させるべく再度かちこむ


▲キーアイテムである「セキュリティカード」を入手して組織のボスの部屋にカチコミ


▲なかなか強そう、ちゃんとレベリングして臨むべし


▲手下が倒されると新たな手下を呼ぶ系のボスだった


▲ボスが「おまえら、あのフォーメーションでいくぞ!」と号令をかけると、3連続で転倒・拘束を行ってくる


▲また「何かを企んでいる」場合、確率で駅弁スタイル拘束を行ってくる…!早く脱しないと…


▲次のターンで確実に挿入され(断面図アニメ)


▲拘束から脱さない限り1Tで2回ピストンされる


▲何度かピストンを受けるとお射精のターンに


▲中田氏されました(アニメ)、戦闘はまだまだ続く


▲組織のボスに敗北した場合の敗北エロ。AVに出演させられてしまう


▲V開発度、B開発度上昇のうえバッドステ「拘束好き」が付いてしまった

という感じの戦闘と戦闘エロが特徴的なヒロピンRPG。オリジナリティの高い戦闘が楽しくてレベリングしすぎてしまったなぁ。製品版では行動回数が増えたり敵がもっとたくさん出てきたりするのだろうか。体験版では最大で4体だった。独特なシーケンスバトルについてのチュートリアルも丁寧でわかりやすい。

ちょっと残念な点をあげるならまずひとつ、拠点が簡素で寂しい。スキルツリー利用、消費アイテム購入、寝て回復、の3つの機能だけとはいえ、マップは2画面分ほどと狭くし研究員みたいなNPCも2.3人いるだけ。逆に言えば機能が凝縮された拠点ともいえるが、いくらなんでも簡素過ぎでは。

もうひとつ、敗北用自爆アイテムが消費アイテムのうえに少ない。体験版では1つしか入手できず、本作は戦闘エロをじっくり楽しむ(=敗北までが長い)タイプのため敗北用アイテムはボス戦の数だけほしい(もし我輩が取り忘れてただけならすんません)。

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セイントギアフォース

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