シニシスタ2 SiNiSistar2(ウー) 体験版レビュー
「浄化の姉妹」が1人で悪魔払いの力を持つシスター・リーリア(名前変更可・セリフなし)が主人公のUnity製の横スクACT。「忌み子の呪い」により赤子が異形化し魔物を呼び寄せ、滅びの一途を辿る「アルセゾン」を舞台とし、周辺のダンジョンに発生した忌み子を浄化すべく杖を振るう。
ゴシックホラーな世界観と敗北時のゴア表現を前作から引き継ぎつつ、グラフィック面ではめちゃめちゃ進化している。主人公含めたキャラグラの等身が大幅アップ(4頭身→6頭身くらい)、その分各種アクションモーション、アクションエロの表現の幅が広がり、よりカッコよくリョナエロく。
各マップにおいては前作以上に精細で緻密なドットで構築されたオブジェクトに加え、多重スクロール(我輩が観測する限り4重スクロール)に水面に月が映る描写などなど、誇張抜きで新たなダンジョンに入るたびに感嘆するほどのクオリティ。3D映像では醸し出せない2Dならではの映像美の極み。
主人公のアクションも前作より増えており、各ダンジョンにおけるギミックや敵の攻撃パターンも初見殺しとまではいわないがそこそこいやらしく、アクションゲーとしても面白さがアップしている。
つまり、ただでさえ素晴らしい出来だった前作が進化、エロ同人ACT金字塔と言える作品に仕上がっている。もしゴアやリョナが苦手だとしても体験版くらいは触っておいた方がいいぞホント。グロ、まではいかない。
【体験版評価】9.4/10点 (面白さ9.5 システム9 没入感10 エロス9)
▲タイトル画面→設定でキーコンフィグなどいろいろいじれる。キーボードのキーコンフィグは
▲こんな感じ。「近接魔法」の項目が新たに追加された。ZキーとXキーを入れ替えてみたが、NPCに話しかけるキーが攻撃キーに紐づいているようで、会話を進める決定キーはXキーのままのため会話し辛くなるのがネック(Zで話しかけてXで会話を進める)
▲設定でガチにおすすめしたいのが「常時ダッシュ」チェック。Shiftキーを押さなくても歩きの1.5倍速で動ける
製品版では「キャラクター画像」を生足Verなどに変更可、立ち絵とキャラグラ両方に反映するとか。CV(アクションでの掛け声とエロでの喘ぎがメイン)に関しては、野上菜月嬢の他にVerUPで追加されていきそうな。キャラグラとCVをカスタムできるとかロマンだな。
ゲームモードは難易度ノーマルとカジュアルが選べる。敗北した場合エリアのスタート地点から復帰するが、カジュアルでは全回復、ノーマルでは敗北したエリアに突入した際の状態で復帰する。この記事はノーマルで遊んだ感想だ。
▲サポート役のシスター・ハーニャと共にアルセゾンの町の教会へ。住民曰く「教会奥に忌み子がいて浄化に向かった者が帰ってこない」と。まずは教会奥に向かう
▲教会の奥には忌み子に憑かれたシスター(ボス)が。道のりは短いがザコもいてチュートリアルを兼ねている
▲忌み子シスターに接触されると拘束エロでHPがごんごん減る。レバガチャでHoldゲージを貯めMAXで離脱
敵に接触されると一気にHPやMPを持っていかれるため、負ける目的でないならレバガチャを頑張る。難易度ノーマルでもそこそこ離脱は容易だが、エロられるほど「穢れ値」が蓄積し離脱が難しくなる寸法。
▲HPが減るほど立ち絵もアーマーブレイク、そしてHPゼロになると
ザコ戦ではHPゼロの時点で即敗北エロ→GAMEOVERになるが、ボス戦では敗北エロシーン突入後も再びレバガチャ可能。レバガチャに成功すればボス戦に復帰、失敗すると大体死亡してGAMEOVERに。
▲離脱に失敗するとスプラッター、主人公死亡でGAMEOVER
エロられるほど穢れ度が貯まり拘束エロからの離脱が難しくなるため、ボス敗北後の拘束エロからの復帰は1~2回が限度。
忌み子シスターを倒すと以降この教会が拠点となる。
▲ハーニャからは様々な情報を聞けたり服の修繕をしてもらえる。とりま、忌み子の存在が判明しているダンジョンは「血呑みの沼地」「亜人の棲家」の2つ。後者は体験版不可
▲女神像(?)に祈りを捧げると全回復(服の修繕は不可)。セーブできる他
▲敵を倒して得たRelicsを消費して攻撃力・最大HP・最大MPのどれかをレベルアップ可能。像は各地に存在する
▲教会から出るとアルセゾンの町。NPCからは様々な情報を聞けて、酒場に行くとHP回復ポーションをもらえる。なくなったら何度でもらえる
▲Speceでメニュー画面。「地図」はファストトラベル機能、ダンジョンから任意で町や教会に戻ったり、一度行ったダンジョンの入口に飛べたり
メインクエストの他、NPCからサブクエストを受けたりも。まずはサブクエをこなすべく町の東の墓地へ向かう(任意)。墓地への道すがらゾンビがたくさんでるゆえ、アクションの練習なり、Relics稼ぎなり。
ゾンビ相手に、主人公の基本アクションについて。
▲Xキーで杖による通常攻撃。そこそこ連打が効くがリーチ短め威力低め。某ホグ〇ーツみたいな杖
▲Cキー、剣の魔法。通常攻撃同様連打が効きリーチも長く威力も高いがMP5消費
▲Vキー、弓の魔法。前作同様押しっぱで射出角度を変更可(Aキーに変更すると使いやすい)。しっかり狙って撃つ感じ
▲威力と消費MPは剣の魔法と同じ、近接と遠距離で使い分ける。ヘッドショットは威力大
▲ゾンビでさえ接触されるとガブガブ最低30~50ダメは食らう。本作では敵に接触されてはいけない。ゾンビの遠距離からの粘液(?)攻撃は食らっても微ダメ
攻略(難易度ノーマル)に関して。基本的に新たなエリアに入った時点で状態が保存され、GAMEOVER後は保存された状態でエリア最初から再トライとなる。何度もやり直してノーミスで次のエリアに突入、を繰り返していけばボスまで最良の状態で到達可能。
まぁ実際は、未知のザコに突貫し敗北エロをみつつ、何度かトライして「これくらいの被ダメとMP消費は仕方ないか」と妥協しながら進むことになるかと。
▲墓場のボス、墓守。次々とゾンビを召喚してくる、墓守ってかネクロマンサー
▲ゾンビはほんとごんごん湧いてくるゆえ、なるべく無視して墓守をダイレクトアタック
▲剣の魔法が有効。ある程度ダメを与えると逆サイドに逃げるゆえ追撃、を繰り返す
▲墓守を倒すとゾンビが消滅。てか最初のボスから強いんだがorz ある程度各能力をレベリングして何度かトライした
▲墓守戦で敗北するとまず墓守に犯される。キーを押さない限り続く
▲その後、磔にされゾンビ化の呪いをかけられる。レバガチャ成功でボス戦に復帰
▲失敗するとゾンビ化してGAMEOVER。戦うシスターがソンビ、様式美だなぁ
▲墓場の奥に向かうと宝箱から敗北用の杖ゲット、うっかり強くなりすぎても大丈夫。あとは女神像と他ダンジョンへの入口(体験版不可)があった
サブクエストもクリアしたことだし、拠点で準備してからメインクエスト「血呑みの沼地」へ向かう。沼地に着くまでもゾンビなどが出る街道が結構続く。
▲血呑みの沼地。枯れ木が多く退廃的でありつつ手前の水面の月明りが幻想的
ここでは底なし沼が点在、ヒルなどが襲ってくる中をズブズブと沈みながら進み、一定時間内に抜け出せないと即GAMEOVER。ここでのザコ敵の敗北エロは端折る。
このダンジョンでは敵やトラップによりヒルが付着、ヒルのデバフが最大3/3に達すると。
その他、いやらしい敵とギミックが多い。
▲後半では巨大なハエが襲ってくる。こいつらがまたクセモノで倒すのに反射神経が必要なのと2体以上になると動きに惑わされる
▲女性を捕獲しどんどん画面上に逃げていくハエ。倒すとMPが大幅回復
▲失敗で丸呑みされる。成功すればボス戦に復帰できるのが本作の面白いところ
アクション部分の爽快さや動かしての楽しさは間違いない出来、加えてとんでもないグラフィックでまずは単純にアクションゲーとして推したい。そのうえで「被虐に憧れる」という前作からのテーマ通りにリョナ・ゴアのエロスを超高水準のドット表現で極めた逸品。
我輩が知る限りサークルさんは二人体制。こんなとんでもない商業クオリティプロジェクトを成し遂げたことに拍手するしかない。マンマミーヤ!
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 2,800円(税抜)
前作

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