少女戦士ピュアジュエリー オニキス 体験版感想・レビュー ノーリスクの変身ヒロインエロ同人アクション
地球という素晴らしい星が人間という害虫に滅ぼされようとしている、人間は滅ぶべきだ!と銀河系の「観測者(過激派)」の手により怪人化していく人類。しかし「観測者」の中にも「穏健派」がおり、穏健派の観測者により主人公達は怪人と戦う力を得て、変身ヒロインとなった(キュア〇〇みたいな)。
このゲームなぁ、確かにACTゲームではあるんだが、ぶっちゃけていうとゲームの体をなした「お話を見ていく作品」だ。何故ならいくらダメを受けても即自動回復してまず死なないから、である。
誰にでも簡単・爽快に進められる、死なない?アクションゲームです。
と作品紹介にあるとおり、つまりはそういう設計の作品なのだ。どんなに手強いザコでもボスでも技を出して当てさえすれば時間はかかるかもしれんがそのうち勝てる。いわゆる「リトライ・コンティニュー」を排除した前衛的な作品ともいえるし、この作品をどう捉えるかは様々な見方があるかもしれないな。デフォで無敵モードのアクションゲーム、とか、いやいやそもそもGAMEOVERがないのだからもはやゲームじゃないだろう、とか。
ただゲーム部分は必殺技を含む様々なアクションが可能で、各種モーションなども良く作り込まれている。SFCクオリティのそれなりによくできたACTだと思ってもらっていい。ステージ幕間のドットキャラによるオートイベントにもかなり注力されており見応えがあるのだ。
よく出来てるだろう?ボスなど一部敵はエロ攻撃があり、QTEに失敗すると↑のスクショの最後にある様な大きいアニメを拝見できる(若干のリョナあり)。なにかキーを押せばすぐ復帰できるしダメもないゆえQTEを頑張る必要すらない。むしろ積極的にエロをみればいい。本作ではどんなプレイをしようともまったくリスクがないのだから。
当初「体験版仕様で死なない設定なのか?」とも思ったが製品版でも同じ仕様。「死なない?」とあるし製品場範囲では死ぬようなシチュもあるかもしれんが、レビューを見る限りやはりゲームの体をなしたお話を見ていく作品かと。とはいえ、アクションとして作り込まれているゆえにマジメにプレイすると結構面白いのも確かのだよなぁ。死なないけど。
折角よく出来ているのだから、普通にGAMEOVERがあるアクションゲームとして遊べるモードがあってもいいのでは、とは思う。ただその場合、操作はキーボードではややしんどいかもしれん(操作に関してはフォルダ内のヘルプから拝見できる)し、そもそも「誰でも爽快プレイできて死なない」コンセプトありきで制作された作品なのだからとやかくいうのは間違いだろう。
▲ストーリーはドラマチック
「エロゲアクションゲームとは如何にあるべきか」を突き詰めていくと、確かに本作の様な仕様に落ち着くのも一つの解答なのかもしれない。爽快さやサクサク進めるのが好きな紳士なら気に入るかもしれないな。
我輩はアクションにおいて爽快さやモーション、操作性に重きを置いているが、それはあくまでGAMEOVERなどリスクがある「ゲーム」での話。どれだけアクション部分が優れていても無敵がデフォならそれはあくまでゲーム風のお話作品、と捉える。いや別に批判しているのではない、そういう設計の作品だということだ。
「ごちゃごちゃうるせー!オモエロければいいんだよ!」
はいそのとおりです。
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