イノセントアサルト レビュー

FPS/TPS

イノセントアサルト(ひみつ結社キジネコ) 体験版感想

遊び感覚で世界に仇なす魔人クーリエを倒すため、魔人ハンターを夢見るアイリが「魔空」を冒険するUE4製のリアルタイム3DACT。TPS要素含む。キトウ丸という珍妙な名の大剣と魔法銃を武器にモンスター達を蹴散らしながら探索する。

先に結論を言ってしまうと間違いなく名作と言える部類。ダッシュだけでなくジャンプや空中ダッシュも多用、ステージ各所に散らばるマナ結晶を収集したくなる3Dマリオ的な道草探索アクション要素、大剣での近接攻撃とエイムによる遠距離射撃を切り替えて戦うアクション戦闘要素の両方が高い水準にある。

加えてエロはほぼすべての敵(36種)に用意されており、それぞれに戦闘中の拘束3Dアニメエロ、敗北での2D静止画+テキスト(中尺)が用意されている。

【体験版評価】9.0/10点 (面白さ9 システム9.5 没入感9 エロス8.5)

なにより素晴らしいのが、UE4製でこれほどの美麗グラフィックでありながら我輩の低スペックPCでもちゃんと動くこと。それも描画オプションほぼ全て「高」のままでずっと軽快にプレイできた。最近書いたレビューで「UE製は重い」と愚痴ったばかりだが…すごいなこれは。


▲デフォ描画設定。画面解像度は「1280*720」「1600*900」「1920*1080」「3840*2160」

この記事では「1280*720」でプレイした。

ちなみに我輩のPCスペックは以下。
CPU:第9世代 Core-i5 3.30GHz
メモリ:16G
グラボ:オンボード

何気に多彩なアクションに対して使用するキーが少なめなのも個人的には賞賛に値する。コントローラ―でも遊べるが、キーボード+マウス派の我輩は特に、操作に関して試行錯誤された軌跡を感じた。


▲キーコンフィグも搭載。デフォで遊びやすかった

ちなみにキーボード+マウスプレイでよく使うキーはWASD移動、Spaceジャンプ(2段可)、Shiftダッシュ、話しかけるなどのEキー、近接と射撃切替えのRキーあたり。あとは対象をロックオンするQキー、アイテムを使用するGキーを適宜、そしてメニューを開くEscキー。


▲メニュー画面。拠点に戻ったりやり直しが可能。セーブはオートセーブ

面白いのが近接モードと遠距離な射撃モードで操作性がガラリと変わることだ。

近接攻撃モードではジャンプやダッシュなどで機動力重視な立ち回りが可能、探索でもこのモードが基本となる。


▲左クリック連打でSPが許す限り延々と通常攻撃を繰り出せる。空中で連打するとホバリングのような効果あり

左クリック長押し攻撃、左クリック長押し+方向キー攻撃で強力なタメ攻撃を繰り出せる。空中ではタメ攻撃が変化し4種のタメ攻撃を使用できる。

更に、右クリック押しor長押し+方向キーで4種のスキル攻撃をぶっ放せる。


▲右クリック長押しのスキル・ファイヤー斬。斬撃と共に炎の玉を撃ち出す。スキル使用はえび天アイコンを消費するが時間で自然回復

タメ攻撃とスキル攻撃はやや撃った後の硬直が長め、通常攻撃を叩き込んで〆で使う感覚。


▲ダッシュを使用するとダッシュ効果が切れた後も移動速度がアップ、急な崖を登れたり


▲ダッシュ中。に限ったことではないがマウスをグリグリすればおパンツを拝むのは容易(主人公が恥ずかしがるメタアクション)


▲カメラ目線。被ダメでアーマーブレイク3段階あり

射撃モード時はジャンプやダッシュなどが使用できない機動力を犠牲にした「エイム特化」となる。モード切替はRキー。


▲WASDキーでゆっくり移動可、マウスでエイム、左クリックで射撃。右クリックで弾の種類切替え


▲射撃はMPを消費するが自然回復する。射撃している赤紫のブロックは足場としても使える


▲射撃モード中に右クリックで弾種類を変更できる。連射弾が使いやすい

戦闘では基本近接モード、空中の敵には射撃モードがベター。空中の敵も高さがそこそこならジャンプからの近接攻撃で倒せるが、射撃モードでQキーでロックオンして攻撃すると楽に倒せる。地上の敵でも、素早い奴はロックオンして近接攻撃をぶん回すが有効。


▲チュートリアルステージ最後に魔人クーリエが出現。テストと称しザコを大量にけしかけてくる


▲地上にタコ、空中から妖精が遠距離攻撃してくる


▲タコはそこそこの確率で拘束攻撃してきてかなりのダメージを受ける。左クリック連打で抜けろ


▲空中の妖精は射撃モードで、Qキーでロックオンすると自動エイム、追尾してくれる


▲敵の攻撃で吹っ飛ばされると非常に危険。かなりの確率で追撃を受ける


▲起き上がろうとしたが敵の追撃の方が早く


▲敗北


▲「敗北CGを見る」を選択でCG+短めのテキストエロ。↑はこのボス戦専用のエロシーン

難易度ノーマル(難易度4種、高いほどクリア後のマナ結晶ボーナスが増える)でプレイしてボス戦はやり応えがあった。まだ操作に慣れてないのもあるがチュートリアルステージでこの手応えかと。

近接攻撃やダッシュで減るSP、銃撃で減るMP、スキル使用回数(えび天)はすべて自然回復するため、基本的に出し惜しみなく技を使えるのも気持ちエェプレイに繋がっている。最序盤からこれだけのアクションが可能なことも含め。


▲チュートリアルステージ「魔空の入り口」クリア。Dランクか…やり直しの余地が大いにあるが、大量にマナ結晶ゲット


▲以降、拠点となる謎の遺跡


▲拠点ではマナ結晶を消費して能力値を上昇可能


▲また、手に入れた「スキン」を装備して着せ替え可能(能力値変化はなし

拠点では能力値アップやスキン変更、スキルや弾薬入れ替えなどが可能。スキンやスキル、弾薬は各ステージで新たな種類を入手できるようだ。

協力者のナナメ、にゃんこと会話したりも。「出撃」を選ぶとストーリーステージか寄り道ステージへ。


▲にゃんこ可愛い。一時期流行ったサメも本作ではいろんなところでぴちぴちしている


▲体験版では寄り道攻略不可、ストーリーは1の中間地点1まで


▲ステージ1からはザコが無限湧きする「スポナー」が登場、最優先で破壊すべし


▲ジャンプでひたすら高所へと昇っていくステージ

ステージの本筋は「道しるべ」の示す方向に進めばいいが、脇道が多く道草もたっぷり食えるマップ構成。全てのマナ結晶やスコアアイテムなどを収集しようとするなら観察と探索で結構な時間を要する、立体的で多数のギミック(ゼルダ的でもある)が搭載されている。


▲スキンも道草で入手


▲遠くに見える赤い点はマナ結晶


▲何もないところでも一歩踏み出せば道ができるギミック

高いところに上って遠くまで見渡し「あそこにあるな…どうやっていくんだ」と思慮し。その道中出現する敵に対処しながら、高所に行くほど操作に緊張する。ここぞのジャンプ&ダッシュで失敗し谷底まで落ちて落胆し。

しかしリカバリーはそこまで時間がかかるわけでもなく何度も挑戦したくなる、序盤から時間を忘れてプレイに没頭できるレベルデザインだった。


▲クリスタルを銃で撃つと足場が回転し始めるギミック。視線の先に光るスコアアイテムは集めるほどクリア時にマナボーナスが


▲スコアアイテムゲットに失敗して谷底まで落ちると、モンスターに寄生されたエロモブNPCが複数。彼女達は襲ってこないが、行く先々で拝見できる「エロ背景」的なキャラ。モブNPC専用のギャラリーもある


▲素早いうえにまとわりついてくる敵・ちんうねの拘束攻撃


▲素早い奴はQキーでロックオンして戦うべし

最後にエロに関して。

これは拠点で拝見できるギャラリー。冒頭で述べた36種の敵の戦闘中の拘束3Dエロと敗北CG+テキスト、CG鑑賞が可能。製品版では本編中に拘束エロ、敗北エロを拝見すればロック解除、マナでのロック解除も可能。マナ、大事…!

体験版のギャラリーでは拘束3Dエロは解除できなかったが、敗北エロをいくつか紹介。


▲タコ敗北


▲花っぽい敵の敗北エロCG鑑賞

その昔、今は発売中止となってしまった同タイプのTPS「ロレーナと遺跡の国」をプレイした時の感動再び味わえた作品。カジュアルゲーマーには向かないかもしれないが、是非体験版をプレイして欲しいなぁ。

夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 3,000円(税抜)

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