病みカワ リョナトラップダンジョン(ディーゼルマイン) 体験版感想・レビュー
人気配信者の「みねね」が主人公、様々な闇を抱える彼女は「綺麗なまま死にたい」願望を持っており、二十歳になった翌日に有名な樹海に向かう。自殺配信をする予定だったはずが、そこは化け物が徘徊する危険なダンジョン、しかも死んでも生き返る。一部始終をライブ配信されながら「もうお家帰りたい~」と先へ先へと進む、Unity製のACTだ。
主人公は攻撃やジャンプができず基本的に無力、敵を前にしたら逃げるか犯されるか。ステージ中のギミックを使って状況を打破するプレイフィールは、名作「アルプスと危険な森」を彷彿とさせる。樹海の重い雰囲気と化け物共の見た目の妖しさも雰囲気を盛り上げる。
グロさはないが、陵辱を超えたリョナ表現が多々あるゆえ、苦手な紳士は留意。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感9 エロス8.5)
▲これ以上老けるのつら、だから明日で人生終わろうと。リストカットならぬ二の腕カット?の傷がある
▲樹海に入るも準備した練炭とか重くて持ち込めず、そうこうしてるうちに迷う(そもそも綺麗に死ぬのになぜ樹海を選んだのか
▲見渡す限り樹と苔の風景。なぜか自分のチャンネルでライブ配信されてしまっている
▲ウサギが近寄ってきて触ろうとしたら、グロテスクな姿に変身。アニメで襲われて死亡
▲気づくと化け物はいなくなっていた。 山田じぇみ子嬢の「じんじゃうかとおぼっだぁああ~~~!!」が良き。主人公はフルボイスだぞ
▲ここからゲームスタート。敢えてぼかしたような画面演出が怖くもあり幻想的でもある
使用するキーは移動の左右キー、ダッシュのShift、決定キーのZ、メニュー・キャンセルのEscのみとシンプル。ダッシュはスタミナを消費、歩いていれば自然回復。あとはSpaceキー押しで画面が「配信モード」になる。
配信モード画面のON/OFFはこれといって攻略やエロに影響はなく、好みの問題。個人的には配信モードの方が雰囲気があって好きだが、OFFにした方がゲーム画面が良く見えるという利点はある。ちなみに次々と書き込まれる視聴者コメントはただのガヤ、特にヒントなどはない。
▲メニュー→日記。先々で拾える「ヤな日の日記」で主人公が抱える闇が明らかになっていく
各ステージでは→へと進んでいくのが基本。最奥の看板を調べると次のステージへと進む。エリアはいくつかのコンパクトなステージで構成されており、それぞれ1-1、1-2…といった表記(画面上部の自○配信 # 1-1)。
▲1-2。前方になにやら妙な植物(?)が。ギミック等、調べるべき場所には「Z」がポップアップ
▲調べるとギミック起動、コンクリートが落ち敵を潰す。これで安全に進めそうだ
▲復帰するには左右キー連打、復帰中はランダム投銭がもらえる。ただ時間をかけるほどに♡ゲージが減り、ゼロになるとこのままGAMEOVER、ステージ最初からだ
このように各ステージにはZキーで起動可能な各種ギミックが盛り込まれている。ギミックを起動すれば必ずしも優位に立てる訳ではなく、不利になるギミックも存在する。その辺がドキドキ、初見ではとりま起動してみたくなるわけで。
▲1-2の続き。先には崖、うさぎもどきがウロウロする中、上下するリフトにタイミングよく乗って崖上へ
▲背景の標識もいい味を出している。プレイ中はあまり意識してなかったが、今見るとちゃんとヒントになっている
▲坂を下りて進むと巨大なきのこに遭遇、見つかると追いかけらる。ダッシュで逃げよう(ハートの下のゲージがスタミナ)
▲次のステージへ。こんな感じ1つのステージは結構コンパクト(お気づきだと思うが、配信モード中は画面上にサークルさん過去作バナーが)
実はこのステージ1-2では次の行き先が分岐する。
▲崖下にも看板があった。きのこを超えてからリフトから飛び降りる、またはきのこに犯され無理矢理来る方法もある
崖上の看板からは「1-4」へ、崖下の看板からは「1-3」へ。それらのステージ後はどちらも「1-5」で合流する。ステージ内をくまなく探索する他、ステージの数字が飛んでないかチェックするといいだろう。
▲スタート地点から左に向かうとある場所。前述の通り各ステージでは→へと進んでいくのが基本だが、そう思い込んでいるとなかなか発見できなかったりもする
分岐ステージはクリアするだけならどちらかを通っていけばいいが、エロをすべて回収していくなら、一度1-2に戻ってもう一方のステージへ行くべし。
▲1-5。標識は右へ行けと言ってるが大穴。落ちると即GAMEOVER。後ろにはきのこ
▲すると主人公がきのこ化してしまう(ダッシュ不可)。このまま穴に向かってみると
体験版では1-7までプレイできた。
という作品。描き込まれたマップを敢えてぼかして見せる演出が醸し出す雰囲気最高、主人公の若干おバカなキャラとの相性良し。ACTとしても難しすぎずちょいちょい頭も使う、ええ塩梅で面白い。見てきたようにリョナ表現はマイルドゆえ、よほどリョナが苦手な紳士以外は全然美味しくいただけるのでは。
恐ろしい目に何度も遭うことで彼女の倫理観が正されていく、そんなテーマもあるのかね。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 価格未定 2,100円(税抜)
アルプスと危険な森
同タイプの非戦闘RPG くろかげ様のお参りに
コメント