ドジっ子巫女と淫魔の島 感想・レビュー

3Dダンジョン

ドジっ子巫女と淫魔の島(STARDUST) 体験版感想・レビュー

巫女・みことが復活した淫魔を再封印すべく主人公♂と共に島各地のダンジョンに潜る、MZ製の3DダンジョンRPG。戦うのはみことのみ、霊感が強い主人公は彼女への指示・サポート役という設定だ。体験版だけの仕様なのかどうかわからないが、主人公の名前は「主人公」で変更できない。

【体験版評価】7.6/10点 (面白さ7 システム8 没入感7 エロス8.5)

様々なレジャー施設の他ヌーディストビーチやスパリゾート、ラブホテルなどを擁する「淫魔の島」は娯楽・性産業により栄えていた。しかし1年ほど前から原因不明の風邪のような病が流行り始め「封印された淫魔が復活した」という噂が立つ頃には客がこなくなってしまった。

淫魔の島全景
▲会話イベントなどのADVモード中、町マップ探索中、ダンジョン攻略中のいつでもセーブ可能なのは嬉しい

島の由緒正しき神社の家に生まれたみことには淫魔を封印する力がある。幼馴染である主人公は彼女からの頼みで5年ぶりにこの島に帰ってきた…という導入。

みことと再会
▲再会シーン

不貞腐れるみこと
▲学校では人気者の彼女が転校してきた主人公と親し気でクラスメイトがざわつく

巫女服のみこと
▲巫女服が似合う(デカい

難易度変更
▲オープニング終了時に難易度選択。イージーはチートアイテムや最初から強いなど、イベントモードはダンジョン攻略を端折る。普通に遊ぶならノーマルモード

体験版範囲はごく序盤の部分のみだったため、製品版の仕様や感想とは異なる点が多いかもしれない、という前提で語っていく。

まず本作のゲームの要素としては、リゾート地や学校、神社などのコンパクトな「町マップ」でイベント探索、島全体マップから各地のダンジョン攻略、という2つ。体験版ではヒロインと再会後学校へ向かい、放課後の学校内でヒロインを探す→エロイベント発生→神社でイベント→最初のダンジョンへ、という流れだった。

リゾートマップ
▲リゾートっぽいマップ

マップにはほぼNPCがいないし入れる建物もなく。ゆえに町マップでの探索要素はおそらく薄め、主人公とのエロイベントはありそうだがNPCエロはあまり期待できないのかもしれない(ただ寝取られタグが付いている)。メインはあくまでダンジョン、ということかと。

住宅地マップ
▲住宅地マップ、NPCゼロ

学校前マップ
▲学校前だけNPCが数人ウロウロ(話しかけられない

神社マップ
▲神社にもNPCゼロ。本殿で買い物、合成(奉納所)が可能。学校内マップも簡素で体験版で行ける町マップはこれだけ

全体マップ
▲島全体マップ。体験版では「町」と「洞窟」のみ。早速洞窟へ

洞窟入口

3Dダンジョンは移動アニメがかなり滑らか、多くの作品がそうであるようにミニマップを見ながらマップを埋めていくように探索を進める。特定のレバー操作が必要な扉、一定時間ごとに突き出る槍衾、製品版では落とし穴や転移魔法陣などのギミックもあるとか。広さにもよるが各階層マップを全部埋めるのに戦闘込みで15~20分程度といったところ。

洞窟内扉前

洞窟内宝箱

天井から槍衾
▲槍衾10秒程度間隔でそうそう当たらんが当たると30ダメージ

ダンジョン仕様でやや面倒だったのが、1/4マスずつ進む仕様により操作ミスで壁に引っかかることが結構あること、大金を積まないと脱出アイテムが買えずそれまでは徒歩で脱出することになること。

壁引っ掛かり
▲左折しようとして壁に引っ掛かっている図。左上のミニマップを見てもらうとわかりやすいか

前者に関しては1マス移動が主流の中珍しい仕様、曲がる時や特に扉を抜けて左右を向いた時に壁に引っかかってしまうことが多く。扉を抜けたら1/4マス進んでから左右を向かないといけない、このひと手間が積み重なると面倒。

神社のショップ
▲神社のショップ。脱出のお札は1万円もすゆ…

後者に関してはある意味では問題ないかもしれない。本作では1度の探索でレベルが頻繁に上がり都度HP・MP全回復のため継戦能力が高く、ダンジョン内でもいつでもセーブ可能なため、1度潜ったら特に理由がない限り出る必要性も感じないからだ。戦っているうちに回復アイテムも増えていくし。あとは装備品要素がないのも大きいか。みことの強さはレベルとスキルツリー(と所持アイテム)で決まる。

敵出現
▲初戦闘

1体倒した
▲戦闘は必ず1VS2のため、こちらが弱いうちは結構苦戦する。被ダメで4段階のアーマーブレイクあり、最後は素っ裸。特にデメリットはない。

戦闘リザルト
▲レベルアップで全回復(コスも回復)。レベルも一気に1→3に

ドロップアイテムアイコン
▲敵を倒すとアイコンがポーンと出て何をドロップしたのかわかる仕様。これは回復の「清めの薬草」。合成素材もドロップする

ダンジョン1層マップ
▲ダンジョン1層マップを全部埋めて

洞窟2層
▲2層に到達、まだまだ全然潜れそうだ。ちなみに階段ではなく梯子(レトロ

メニュー画面
▲メニューを開けばいつでもセーブ可能であるし。お金もぼちぼち貯まってるな

とはいえ体験版で潜れたのは2層まで、何層まであるのかはわからんがやはり1万円の札以外に何らかの帰還・転移手段はほしいところ、もしかすると前述の「転移魔法陣」がその役を担うのかもしれないが。

スキルツリー
▲メニュー→スキルツリー。獲得金額2倍スキルを習得できれば脱出のお札を買えるようになるか

戦闘に関して。現れる敵は全員女の子+みことの立ち絵でビジュアル的に華やかな戦闘画面だ。結構いろんな種類の女の子とエンカするため「お、新しい子だ~」という楽しさがある。オーソドックスなターン制コマンド式、こちらの攻撃時はダメージが数字でポップするが敵の攻撃時は無くHPゲージで判断する。

素っ裸
▲裸までアーマーブレイク、でもレベルアップでコスも回復しちゃうぅ

エンカ率はやや高めで体感10~20マス移動程度でエンカするものの1戦闘にかかる時間が短い。基本的にみことVS敵2と参加人数が少ないのもあるが、ログやテキスト表示が一切なく、敵の攻撃エフェクトが全員同じ+あっさり、1ターン終了にかかる時間は2~3秒程度、それが1~3Tくらいだな。

敵の攻撃は全て物理殴られのエフェクトとSE。スピーディに終わるはいいのだが正直なところをいえば寂しいし地味過ぎる。ついでに言えば敵の種類は多いが、どの敵もほとんど強さ的に大差なく個性がない、ぶっちゃけ誰が敵でも同じで緊張感が薄いのだ。

ザコ戦
▲見た目は全然違えどHP・攻撃力など強さほぼ同じっぽい

流石にボスは個性がありそうだが。ダンジョン探索+ザコ戦はこんな感じだった。

エロに関して。ザコ戦での敗北はGAMEOVERになるのみ。体験版では学校でのイベント、2層の最奥でのイベントエロの2種のみ。

学校エロイベント
▲オープニング、学校でのエロイベント

着替え中
▲着替え中ラッキースケベ

スライム拘束
▲2層最奥、3層への梯子手前で休憩中、主人公と共にスライムに拘束されて絶頂まで(主人公は見てるだけ)

製品版ではボス♀と主人公とのエロもあるらしい。


▲何人とエロ可能なのかね


▲終盤時のエロステ

というダンジョンRPG。町マップが簡素などRPG部分はやや面白みに欠けるが、その分カジュアルともいえるしエロビジュアルはかなり良き。回想を見る限りシーン数はぼちぼち、エロクオリティは高そうだ。

<追記>
VerUPでエンカ率半減、ゲームバランスもテコ入れされたそうだ。

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ドジっ子巫女と淫魔の島

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