ダンエロプラス 体験版感想・レビュー
前作「ダンジョンオブエロチックマスター」の続編となる3DダンジョンRPG。前作ではマリアンヌ、リリネーラ、ドネリアの3人PTでダンジョンに潜ったが、本作では彼女らにもう1人加わって4人PT制となっている。序盤(体験版範囲)では前作にも登場した鍛冶屋のヘルメティアが、中盤からは彼女に代わり初登場のマータイナが4人目として加わる。また前作と異なり本作ではストーリーが進むことで複数のダンジョンを攻略していくことになる。
体験版を遊んでみた感じでは、4人PTになって単純に戦術の幅が広がった、複数ダンジョン攻略という点以外、戦闘システム然りほぼ前作システムを踏襲している。よって前作を楽しめた紳士であればまず間違いなく面白いはず(鮮度は落ちるけど)。エロに関しても前作同様ほぼ戦闘エロオンリー、ではあるが前作よりも戦闘エロアニメに注力されている。
本作を楽しめる紳士=3DダンジョンRPGが好物な紳士(特にレトロ)かな。各階の隅から隅まで探索してマップを埋めてナンボ、トラップは食らって当たり前、戦闘や回復は工夫して効率よく。それが楽しい。Wizほどシビアではないものの地道でじっくりな探索と効率重視の戦闘(比較的逃げやすいが)を楽しみたい、いぶし銀RPG。
であるゆえ、前作未プレイな紳士はまず前作記事をどうぞ。まぁ本記事でもある程度システムについて書いていくけども。
【体験版評価】8.3/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス8)
▲タイトル画面
▲オープニング、前作主人公PT一向。最近新たなダンジョンが見つかったものの、冒険者が増えすぎて潜る権利は抽選、そしてハズレた彼女たち。右からマリアンヌ、リリネーラ、ドネリア。ドット感のある1枚絵CGもレトロっぽくて味がある
▲彼女たちは「ダンジョン・オブ・エロチック・マスター」である。3人共にそんじゃそこらのビッチではなく、ダンジョンでエンカウントする魔物とのエロじゃないと楽しめない猛者。ゆえに、新たなダンジョンに潜りたかったのだが
▲そこに前作でも今作でも世話になる、宿屋兼雑貨店のマンジスねーさんと
▲鍛冶屋のヘルメティアが登場。しかも新たなダンジョンの抽選に当選したってよ！
▲実は冒険者に憧れがあったヘルメティア、でも当選した今回のダンジョンはちょっと難易度高そう。マンジスさんに相談したらみんなと一緒に潜ってみたら？って
▲もちろんイクぜ！ということで新たなダンジョン「魔人の迷宮」に4人で潜ることに。本編スタート！
▲前作同様、ダンジョンから戻るとマンジスねーさんの雑貨屋で休んで全回復、毎回ポーションやバステ回復消耗品などの「支給品」をもらえる。いわゆる拠点だ。ダンジョンでゲットした「未鑑定装備」も自動で鑑定してくれるし、不用品の売却も可
▲町での行動はADV形式、この雑貨店以外にギルド、鍛冶屋がある。町外れからはダンジョンへ
▲ギルド。戦闘や探索の指南をしてくれるが、前作を遊んだ紳士なら特に行く必要がないかも。体験版範囲では依頼を受ける要素もなく
▲鍛冶屋。お金で装備品を強化できる。強化は1回のみ、また青色表示のレア装備は強化できない
▲「町外れ」からダンジョンへ。Wizリスペクトだぁね
▲前作同様LvはPT全員で共有、今作は最初からLv35と前作の強さをある程度継承している。冒険初心者のヘルメティアも他3人に引っ張られLv35相当の強さ。そういうダンジョンらしい
▲戦闘では敵の前後列要素があるが与ダメ、被ダメ共に影響はない。後列の敵は当初シルエットで、与ダメで正体がわかる感じ
PT各個人の役割としてはマリアンヌが回復役兼タンク役(後半になるほどタンク役として成長)、リリネーラは全体攻撃魔法主体で各属性魔法で弱点を突くこともできて更に回復も可、ドネリアは物理攻撃特化、ヘルメティアはドネリアの若干劣化版、という印象。なぜマリアンヌがタンク役かといえば唯一「仲間を守る」コマンドを持っているからだ。彼女にいい防具を回していけばタンク役になれるし、そうしなくてもいい。まぁ防御力を特化できなかった体験版範囲では一切使わなかったけど。
本作の戦闘では味方ターン時は誰から行動するかは任意なんだが、ザコ戦(敵の数が多い程)ではまずリリネーラで開幕全体魔法で削り、他キャラで1体ずつ仕留めていく感じだった。敵の強さに合わせて全体魔法を強い魔法に(デフォから3種の全体魔法あり)して調整。そんな運用をしていくとだいたいザコ戦は1～2Tで済んでテンポがいい。弱点を突いた単体攻撃魔法、回復魔法も使えるリリネーラをどう立ちまわせるかがキモかもしれないなぁ。
▲リリネーラのブリザードファング(属性:冷)は消費MP10で全体攻撃可
▲リリネーラの全体攻撃魔法で後列の敵名も判明。そんな効果もあって全体攻撃魔法は優秀だ
▲メニュー&マップ。本作のダンジョンは各階層で縦横16×16となっている。▼がPTの現在地、●はいわゆるFOE(移動する強敵シンボル)。「回復する」はマリアンヌ・リリネーラの回復魔法、またはアイテムでHPや状態異常を回復する。「冒険の記録」でいつでもセーブ可
▲ちょっと前に警告の看板があったのにゴブリンの巣に踏み入ってしまった！
▲いわゆるFOEに接触してしまうと必ず奇襲攻撃(先制攻撃)を受けてしまう
▲奇襲攻撃ではエロ攻撃(ﾚｲｰﾌﾟ)をされることが多く、↑はリリネーラがエロられ
▲ヘルメティアが犯され
▲マリアンヌが犯され
▲ドネリアが犯され。前作に比べ、本作での戦闘エロは画面左上に大きめのアニメが表示され(尺は短めだが、射精まできっちりある)、エロスは結構増しているんじゃないかね。ギャラリーもあるし
特殊な敵「群れ」を相手にした場合、対象としては単体扱いだが複数回攻撃をしてくる(5回くらい？)。群れはザコ戦でも現れるゆえ、戦う場合はかなり気をつけた方がいいぞ。↑はFOE扱いの群れに奇襲されて、こちらが行動する間もなく敵に全員犯されてしまった、という。
奇襲攻撃はザコ戦でも確率で発生、相手が複数だったり群れの場合、運が悪いとあっけなく1Tで全員エロられてしまい「敗戦陵辱」となることもある。
▲敗戦陵辱。各キャラ立ち絵でのエロアニメ、決定キー押すと終了
全員HPゼロでの敗北では即ダンジョンから脱出(未鑑定アイテムロスト)となるが、敗戦陵辱は散々犯されるもその場で全員HP1で復活可能だ。HP回復コストが高いが探索は継続できる。
▲HP1で復活。マリアンヌやリリネーラの回復魔法か支給品などの回復アイテムで回復しよう
▲戦闘エロは敵から犯されるだけでなく、こちらから敵を「挑発」することもできる。本作の「挑発」は全員可能で「誘惑」みたいな役割だ
▲挑発を選択(ドネリア脱ぐ)、クリティカル率＝敵がエロに満足して立ち去る確率。敵によってはお金を置いていく
▲敵が去らなくても「疲労」し攻撃力低下。これだけでも挑発エロする意味はある。ただ死霊系や魔法生物系など挑発が効かない敵もいる
▲挑発によるエロにしろ敵からのエロ攻撃にしろ、敵が人型だったり獣だったりで各ヒロインごとにプレイが複数あるし
▲各エロシーンで行為→射精までちゃんと描写がある。クリティカル率は戦闘エロするほど上昇していく
▲挑発エロの場合、他ヒロインとの複数プレイになることも。発動条件はランダム？
▲宝箱や敵ドロップで様々な未鑑定装備を入手。デフォでは未鑑定装備は20個まで所持できる
▲前作に登場したNPCも登場したりと、ダンジョン内でのイベントも豊富
▲ダンジョン内NPCと会話すると特定のキーワードが追加されていくのも前作同様
▲キーワードを集め、関連NPCと再度話すことでストーリーが進む
▲町に戻るとマンジスの雑貨屋で休んで全回復、未鑑定装備が自動・無料で鑑定される。町に戻る手段としては、地道に来た道を戻るか、ダンジョン各所にある町への転移魔方陣を使うか。この辺はレトロRPGに準じており最近のエロRPGほど甘くはない
▲鑑定した装備を各キャラに装備していき、いらん装備は売る。売却したお金で鍛冶屋にて装備品強化。ここがRPGとしての醍醐味じゃないかね。青表示の装備はレア、特殊効果が付いていて売れば高い
▲装備品を強化しよう！
▲地下3階層まで攻略。前作もそうだったけども、ダンジョン内での移動が3DダンジョンRPGとしてはトップクラスに小気味いい。↑キーを連打した分だけザザザッ！と前方に進むしSEチョイスもよく、方向転換などの反応もピーキーで、3DダンジョンRPGスキーにしかわからない探索の快適さがある。3Dダンジョンの操作に慣れているプレイヤーほど素早く移動できる操作性
▲4階層で要所を通せんぼするベノムトロールと戦闘
▲流石に攻撃力が高く全体攻撃もしてくるゆえ、MP消費が高めの全体回復魔法も必要になる
▲万全の状態でも攻撃によっては一撃で沈む
▲全体毒攻撃までしてくるやん！
▲1度敗北したもののなんとか倒した。つえぇよコイツ！魔法使い勢のMPがほぼ尽きている
▲やり応えあるRPGということがおわかり頂けただろうか
▲罠マスも多いんだよな～。しかも通らないと先に進めないし。ただ一度罠を受けると無効化される。罠は被ダメ以外にもいろいろ
以降、どんなダンジョンを攻略をしていくのか知りたい紳士は以下のサークルさんCi-en記事を参照。
3DダンジョンRPGとしてじっくり面白い部類なんだがライトなエロRPGスキー向きではない。前作よりエロに注力されているのは間違いないが、めっさエロいかと言われると「まぁまぁエロいよ」に留まる。ガッツリゲームを遊びたい勢なら体験版を是非プレイしてほしい。
戦闘BGMが前作と同じだったのはエモい気もするがちょっと残念な気もする。攻略ダンジョンが変わると戦闘BGMも変わるかも？
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,700円(税抜)
FANZA 1,700円→1,360円(常時20%OFF時)(税抜)
コメント