クールなメイドさんと一緒っ! 体験版感想・レビュー
デカい屋敷に住み使用人を何人も雇用するほどの資産を持っていた両親が流行り病で亡くなってしまう。その息子である若い主人公(名前変更可)には両親の資産を維持することができなかった。結果使用人たちには迷惑が掛からない程度にお金を与えるなり雇用先を紹介するなりして解雇、デカい屋敷も処分することとなる。生まれ育った屋敷を名残惜しそうに後にする主人公、そんな彼に付き従う一人のメイドさん、彼女の名は「マリア」。「無理に俺についてくることはないよ」という主人公に「いいえ、若をこの手に抱きあげたあの時、私はこの方に生涯付き従うのだと誓ったのです」と。このような経緯で主人公はマリアと二人、普通の家で生活していくことになる。
そんなMV製のSLG。マリアとの関係を深くしてエロエロになっていくという点では確かにSLGっぽいのだが、遊んだ感触としては主人公を強化してより高難度クエストを受けていく要素があり、ノンフィールドRPGとSLGの両方を含んでいるとも言えそうな作品だ。本作のミソはリアルタイム制であることに加え、時間経過ごとにマリアが自宅内で様々な行動をすること、それに対し主人公も様々な行動(主にエロ)を行うことができる点かな。
▲基本となる主人公の行動は大きく分けて二択。「ギルドに行く」か「自宅で過ごす」か
まず右上の「時間」に関して。1日は8:00からスタート、主人公が自宅にいる状態(本作では主人公のキャラチップがない、表示されているマップにいるよ、という)では時間がリアルタイムでゴンゴン進み、マリアは時間経過と共に自宅内を掃除したり料理したりとメイド業をこなしていく。
画面左上の3つのアイコンはマリアの状態を表している。一番左は「疲労度」、真ん中は「尿意」、右は「機嫌(今の状態は普通)」だ。↑では「移動中」と表示されている通り、今のマリアは掃除するべく目的の場所に向かって移動している。
自宅ではメイド業中のマリアに対し、画面右下に並ぶタブにマウスカーソルを合わせることで主人公の行動を選択できる(基本的にマウスのみで操作可)。上から「話しかける」「行動する」「メニュー」「移動する」だ。「話しかける」に関してはマリアと様々な、だけれども他愛もない会話ができる。好感度が上がったりもする。
そうこうしているうちに時間が経過、マリアは他の場所に移動して床掃除を開始。「行動する」を選択するとこんな感じの選択肢になる。
「スカートの中を覗く」を選択。マリア「若…?、何をやっていらっしゃるのですか?」。覗かれていることを承知でマリアは作業を続ける。おや?この二人、清廉潔白な主従関係かと思いきやそうもでないのか?と、我輩の中でゲスな感情がムクムクと。
ほう、それならwと「イタズラをする」を選択。ピクリとはするものの作業を続けるマリア。
「行動する」→「イタズラをする」でこんな選択肢に。おっ?序盤から結構ヤレちゃうのかこれ?
「おま〇こをいじる」選択。反応はするものの黙々と作業するマリア。ぬぅん…と次に出た選択肢「さらにいじる」を選択するも進展はなし。ぬぅぅぅ!
ならば!と「舐める」を選択。おっ!いい反応!と思ったが、結局作業を続ける。「さらに舐める」を選択しても進展しない。こんにゃろぉぉ、我輩のメイドはマグロなのか!?
最終手段!と「エッチする」を選択、断られてしまう。しゅ、主従とは…orz
ちなみに作業中のマリアに対してはエッチ系の行動が可能になるが、移動中の彼女をクリックすると違う選択肢になる。日常会話ではその名の通り(好感度があがることもある)、装備・家具についての話はヘルプ的な内容だ。このように自宅にいる間はマリアの行動を常に拝見できつつエロ行動したり会話したりできる。エロ行動に関してはマリアが行っている作業(窓ふき、床拭き、棚整理、料理、それ以外ではお風呂中やトイレ中など)でCGが変化するのだ。
▲いい時間帯になって日常会話するとこんなことを言われる。あ、はい、行ってきます…
本作はメイドのマリアといい関係になってエロエロを見るのが目的と言って過言ではないが、彼女もさすがに日中からメイドさんを観察してニヤニヤしているような主に仕えたいわけではない。彼女の期待に応えるべく、ギルドでクエスト受けてたんまりお金を稼ごう。自宅を守るのはマリア、お金を稼いでくるのは主人公、もはや夫婦やないか!と思わんでもないけれども、マリアともっとラブラブなるには働いたり、稼いだお金で家具を買ったりして彼女の好感度を上げていかねば。
▲ギルド。ここでクエストを受けたり買い物も可能、本作では他に店がないゆえ店とギルドを兼ねている。本作で自発的に向かえるマップは「自宅」「自宅外」「ギルド」「カジノ」くらいだ
ギルドの受付嬢は可愛い。話すことで様々な情報を聞けるぞ。ちなみに彼女との仲を深めていくとエロがある、らしい(体験版ではないが)。
▲本作ではレベルアップ要素はなく、戦闘力は装備品がすべて。デフォ状態で「4」、最初はおとなしく「街の中で害虫の駆除」クエストを受けよう
クエストを受けると即戦闘シーンに。戦闘は自動で「如何に相手を早く倒すか」がキモ。一撃攻撃するごとに時間が1時間経過、18時台になるとクエスト終了となる。それまでに倒した数が多いほど稼げるワケだ。敵を1体倒すごとに1000G(クエスト難度があるたびに3000、10000)を得る。要するに、お金を稼ぎたいなら起床後、さっさとギルドに向かいクエストを受けろ、ということだ。被ダメ要素はないゆえ敗北することもない。また本作には時間要素はあるもののこれといった期限もないため、そもそもGAMEOVER要素がないのだ。ゆえにゆるーく遊べるし、別にクエストをせずにずっとマリアを観察しててもいいだろう。進展はないけども。
18時台になって帰宅するとマリアが夕食を作ってくれている。お、主人公が仕事してきたことでマリアの機嫌はそこそこいいようだ。
夕食イベントは毎日必ずあるが、「何か話す」→「料理をほめる」でマリアの機嫌は更によくなる。チョロインめ。
夕食を終えるとマリアは風呂に入る。料理を褒めたことで機嫌はかなり良き。下着を漁ると、最終的にマリアのパンツで自家発電可能だが、ここは一緒にお風呂に入ろうじゃないか!突撃!
機嫌がいいマリアにエッチを要求すると、初期好感度状態でもも本番は可能(機嫌さえよければお風呂以外でも可能)。ただ…「さっさと射精してください」というエッチであり尺もクソ短いし、マリアは全然快楽を感じてない、ただ射精させる、的なエロで風情もへったくれもない。若にせがまれたから仕方なく、私も機嫌がよかったんで?みたいな。
▲本番したらマリアの機嫌が最低になってしまった。若の性処理はやぶさかではないが、彼女としてはリラックスタイムを邪魔されたくない、とか、タイムスケジュールを乱したくない、今の若ではそれを笑って許せる存在ではない、ということかな
そのあとすぐにまた風呂に入ろうとすると断られる。そりゃそうか。
▲風呂からあがったマリアは即就寝。そのあとの主人公の選択肢はほぼない、寝て次の日へ
という感じで進行していくゲーム。お金を稼げば装備品を強くして更なる効率のいいクエストも受けられるし、ベッドや本棚、料理グッズなどを貢いで好感度をあげることで、ラブラブエロになっていくだろう。体験版では結構貢ぎ品を買えるが好感度は一定以上上がらない。
▲メニューから「現在のマリアの気持ち」(好感度)を拝見できる。体験版ではこれが最高(3~4段階あったか)。好感度も機嫌と同じく主人公の行動で変化するため、あまり嫌がる行動ばかりとっちゃダメだぞ
▲ギルドで購入できるアイテム。貢ぎアイテムもほぼ買って、あとは体験版最強の装備を買うくらい
この他、睡眠薬(メイド業中のマリアを眠らせ、睡眠姦可)、利尿剤(尿意を上げて強制トイレ)、惚れ薬(好感度を上げる)などもあり。ただ好感度が低い状態で睡眠姦を行うと好感度ダダ下がり、利尿剤も同じ。トイレに入っているマリアに突貫して嫌われない好感度が必要かと。
▲睡眠薬を飲ませてメイド業途中にソファで寝てしまったマリア。このシチュでは睡眠覚醒おさわりゲー的なルールになる
▲中出ししたら覚醒、ドン引きされた… 起こさないように中出しするとよかったのか?
▲ギルドの地下にはカジノもある。これでお金を増やすのも攻略のうち、彼女とのエロイベントもあるぞ。なんとなくRioっぽいなw
スタジオねこキックさんはヨガチカ系列サークルさんだけどもおもろい作品よく出してくるなぁ、一途なクールメイドさんの期待に応えたくなってしまう作品。選択肢中に右クリックを押すと選択肢が隠れてしまうことだけ(もう一度右クリックを押せば戻る)念頭においておけばサクッとユルーく遊べるぞ。
FANZA 1,500円(税抜)
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