なつのさがしもの ぺこげーすたじお 感想・レビュー

SLG

なつのさがしもの 体験版

夏休みの間、叔母(父の妹)の田舎の家で過ごすことになったショタっこ・なつが主人公のMV製イベント探索型SLG。虫取りや魚釣りでコレクションしたりお金を稼ぎながら3人のメインヒロインと2人のサブヒロインとのイベントをこなし仲を深めエッチな関係になっていこう。

クォータビュー視点でキャラやエッチシーンはドットアニメ、移動を含めマウス操作で完結するなど、プレイしているとどうしても某あまえんぼを想起してしまうのだが… サークルさんのCi-enをずっと見てきた限り「かの作品のことは制作途中まで知らなかった」とのことだ。ゆえに「リスペクト」「オマージュ」作品ではない、かと。

【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感9.5 エロス8.5)


▲両親と共に、叔母(父の妹)が住む田舎へ


▲叔母さん家に到着。本作のマップに対してのキャラはやや小さめだがよく動く


▲ほぼ初対面の叔母・美咲さんは物腰柔らかでとても美人(本人曰くピッチピチの30代


▲突然美咲さんにギュッと抱きつかれる。なんだろう、悪い気はしないし懐かしい…


▲みんなで庭でキャッチボールしたあと、夜になって主人公が寝転んでいるところに父。父親(顔はすごく似ている)に対する主人公の見解は父という以上に「変な人」。がははは!と豪快な笑いが特徴的で、主人公のやや冷めた対応は母のそれに倣って。ただ美咲さんからの信望は厚いようだ


▲電話があって両親は仕事で家に戻らなくてはならなくなった。主人公は「ここに残りたい」と


▲こうして父と母は帰っていった。夏休みが終わるまでは迎えに来れないようだ。これから美咲さんとの二人生活が始まる…!


▲翌日朝。一緒に寝て毎朝起床時に美咲とのイベントあり


▲マウスで扉や矢印をクリックすると移動。画面右下のアイコン類はセーブやロード、設定、今はまだないがメニューを開いたりできる

画面右下の「青青赤赤赤赤」のゲージは行動力(元気)。赤ゲージがなくなると夜パートに強制移行、夜パートで青ゲージを使い切ると強制おやすみなさいで次の日へ。時間帯は昼と夜パートのみとなっている。行動力は移動するだけなら減らないが、各ヒロインとのイベントを見る(=物語を進める)と減る。


▲リビングに向かうと見知らぬ緑髪の少女が寝ている。彼女をクリックするとイベント発生。画面右上を見るとこれは物語が進む「メイン」イベント、行動力を1消費。サブイベントも多数あり


▲近づくと「千歳」と名乗る少女は初対面の主人公にいきなり「魔法」をかけてくる。特に何も起きないけども


▲千歳は最近ここらに現れ窓を開けておくと猫みたいに入り込んでる、との美咲談。以降、夜ご飯は3人で食べて就寝時も3人川の字で。ただ彼女に関しては普段何をしてるのかよくわからないし神出鬼没だし、主人公の「姉」だと言い出したり、彼女について聞こうとすると煙に巻かれたり。ミステリアス

オブジェクトなどを調べる・画面内にいるキャラと話す、を10回程度(体感)行うことでも行動力が1減る。キャラとの会話は最初から複数パターンあるし仲良くなるほど増える、また各マップのオブジェクトにも「これでもか」とテキストが仕込まれていて、それらを見るほど各キャラの背景や舞台設定などを補完できるためついつい調べたくなってしまい。いつの間にか行動力がなくなっていたりするゆえ留意。


▲例えばリビング内だけでも、テーブル、座布団、植木鉢、テレビ、棚、ごみ箱、冷蔵庫、炊飯器、の下の棚、の横の棚(下の引き出しも)、勝手口の扉、を調べることができる。しかも物語が進むほどランダムテキスト数が増えていくぅぅ。各キャラとの会話も増えていくゆえそれだけで行動力泥棒なのだよなぁ

また各ヒロインとのイベントで物語を進めていくと「虫取り」「釣り」が可能になり、これらは4回行うと行動力が1減る。


▲各マップには虫が複数、ランダムだが各マップで出現する虫は決まっている。より高く売れる虫に絞って集める(どれが高く売れるか覚える)と効率がいい。虫をクリックすると捕獲、虫によっては擬態(画面上部左の木にとまっているカブトムシ)してたり、動いてクリックし難い(画面右下あたりのバッタ)ヤツも


▲虫が大好きな小梅(メインヒロインの1人)の部屋で捕まえた虫をお金と交換できる


▲虫は1種につき最大3匹まで捕獲可。下のかごの虫ほど高く売れる(=レア)

捕まえた獲物は売れて、そのお金で駄菓子を買うことで行動力を回復可能。ゆえに行動力がなくならない範囲で虫取り・釣りでお金を貯め、駄菓子を買い込んで「行動力無双」もできたりする。


▲ヒロインの1人、葵が経営する駄菓子屋。50コインで買えるアイスがもっともコスパよく行動力を回復できる。このほかエッチな気分を高めるお菓子などもある。体験版では「釣り」は不可だが、各所で釣った魚はこの駄菓子屋で売れる。ちなみに↑のアイスはたまごアイスだが、ランダムでメロンアイスやソーダアイス、バニラバーなどいろんな種類あり(価格と効果は一緒だが葵のテキストが変化。芸がこまけぇぇ

ちなみにゲームとしては30日経過するとエンディング、それまでにどのイベントを消化したかでENDが変化するようだ。


▲最初に起きるエロイベントは美咲と千歳と一緒にお風呂。美咲のおっぱいが背中に当たったり、千歳がちん○んに攻撃してきたりで、主人公の主人公はかつてないほどおっきくなっちゃって。それを目にした美咲は「えっ、この年頃だと消しゴムくらいじゃないの?おっきい…」とびっくりドキドキ


▲その翌朝。美咲が目覚めると布団の中の一部が固くてカピカピ、あっ…(察し


▲おねしょしてごめんなさいと謝る主人公。千歳「あははは!」美咲「笑わない!大丈夫よ、これはおねしょじゃなくってね…」主人公「よくわからない」千歳「私でかけてくるー!(ダダタッ」


▲その夜。美咲と二人でお風呂に入って射精を教えてもらう。こうやってお○んちん擦ると出るんだよ、と手コキされつつ主人公はおっぱいを吸う。エロシーンは大きめのドットアニメ


▲とんでもない射精量と勢いに目を白黒させる美咲。以降、ちょいちょい健全イベントを挟みつつ夜パートのお風呂で美咲とのエロイベントが進んでいく


▲同い年の小梅。彼女は主人公のことを女の子だと思っており家に招いたり、秘密の場所に連れて行ってくれたりするが


▲とあるイベントでエロ本を見つけて二人で見入ったあと「見せあいっこしない?」と提案されて


▲主人公の番!で脱いで。あんた男だったのー!!? 彼女は泣いて去っていった…


▲橋の下でたたずんでいる小梅と仲直りイベント。以降小梅は主人公に積極的にアピールしてくるように


▲人見知り激しい女子校生・琴花。彼女は小梅の姉


▲よく話しかけてくれる主人公を好きになって妄想オナニーにふける。以降、主人公の家庭教師を申し出る


▲家庭教師のことが小梅にバレ、琴花もまた小梅が主人公のことを好きだと知るイベント


▲駄菓子屋の店主・葵とのイベント。彼女は変態(ロリショタコン)同人作家だが美人、昼の店番ではよく眠りこけている。射精の気持ちよさを知った主人公は彼女によくいたずら(むしろ性犯罪)をしてしまう(全然起きない


▲いたずらしているところに小梅来訪「あんたなにやってんのよ!」と詰め寄りつつ一緒にいたずらしてしまう


▲ちなみにこのイベントを見るには行動力3、Hゲージ2(ハート)が必要だ。Hゲージは美咲の家で寝ると1溜まる。特定の駄菓子を食べることでも増やせる。射精すると減少


▲千歳と小梅のイベント。主人公と一緒に美咲の家に住んでいると聞いた小梅が「好きなの!?」と聞く

小梅、琴花、葵がメインヒロイン、美咲、千歳がサブヒロインという扱い。体験版では千歳とのエッチイベントはなかった。

精通したばかりのショタっこがヒロインたちとのエロで大人の階段を上っていく様は大変にイイモノで、ゆったりとしたキャッキャウフフの牧歌的田舎の生活を楽しめるのは間違いない。しかし体験版をプレイしてみての本作の魅力をもう一つ語るならば「気になる伏線の数々」だ。

一番は「千歳」というヒロインの存在、体験版では素性が全くわからないし雲のようなつかみどころのないヒロイン。主人公の姉だとか、別の世界から来たとか。次に美咲、彼女は長いことこの家で一人で暮らしてきて毎日「何かの練習」をしてきたらしい。また主人公にとってのじいじ、ばあばは…?この家は父と美咲の実家ではないのか…?家の中に仏間があるが入れない。玄関のシューズケースには「老若男女の新品の靴」が入っている…。リビングの棚に大事にそうに収納されている古かったり欠けたマグカップや茶碗…


▲そして葵のイベント「暇だから散歩」で森の奥に入っていくと…血痕…!?なんじゃこりゃあ!

これらを鑑みると、最初のプレイでは気にならなかったオープニングでも引っかかるセリフ回しが多い。ミステリアスな一面が確実にある、製品版ではヒロインたちとのエッチもさることながら、牧歌的な生活の裏(?)を含むシナリオが気になってグイグイと進めてしまう展開が予想できる。


▲オープニング、主人公と美咲のキャッチボールイベント。それを見ている父が「あいつを笑わせるのは俺の役目だと…」父の言う「あいつ」は美咲のことなのか、主人公のことなのか


▲同じくオープニング、両親が家に帰ることになって父「すまんな、なつを預かってもらえるか?」に対しての美咲「私のほうこそいつもごめんねだよ…」 いつも?なにがごめんねなのか…

中性的なショタ主人公は妙に考え方がしっかりしていて大人っぽく受け入れやすいキャラであり、あとはマップイベントでの小さいドットキャラのアニメが滑らかに動くのも本作ならでは。FCクオリティに毛が生えたくらいのドット数なのにめっちゃヌルヌル動き表現が豊かすぎてビビる。あとこれがMV製だというのもビビるわ、ツクール色全くないんだが…?


▲体験版終了時のメニュー画面。会話や各種行動でスコアが加算されていく。右下はメインヒロインの好感度ゲージ

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某あまえんぼ

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