エロドンジャラ「色仕掛け型テーブルゲーム マインズカナリア」 excess m

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色仕掛け型テーブルゲーム マインズカナリア 体験版感想・レビュー

「マインズ・カナリア」という、ドンジャラっぽい競技にのめり込んでいる主人公(クールなメガネ男子学生)が、雀荘的な店のボーイとしてお姉さん方とマインズ・カナリアで勝負してストーリーを進めていくUnity製ゲーム。

基本的に主人公は毎回四面楚歌(いや三面楚歌か)で、4人打ちのため常に3VS1の勝負になる。ただ主人公はこの競技においてかなり強者、普通(ある程度麻雀の知識が必要)に打っていればまぁ負けない。のだが、競技中様々なタイミングでお姉さん方から誘惑され選択肢が発生、誘惑に乗ってしまうと弱い相手でも一気に劣勢になり敗北まっしぐら、まぁ頑張れば勝てないこともないがつまりそういうゲーム。操作は全てマウスで可。

【体験版評価】8.1/10点 (面白さ8 システム8.5 没入感8 エロス8)

本作の面白いところは、いわゆるこのテのゲームはアルゴリズムによる一見ランダムっぽい手配・ツモが一般的なのに対し、配牌は毎回そこそこいいしムダヅモがない。そしてリーチ状態になれば(リーチはないけども)大体一発で上がれる(麻雀でいうところのロン・ツモ)という。逆に敵の誘惑に一度でも乗ってしまうと何を切っても当たる状態になったりする。要するに配牌やツモのランダム性をほぼ排除し必要な牌しか引いてこない仕様で、ドラマチックな展開でダレることがない(ぶっちゃけちゃんと手を作るのはプレイヤー側のみで、敵の手は展開によって都度変わってるんじゃないか疑惑すらある)。

それでいて高得点を狙うテクニック(麻雀でいう順子、暗刻、ドラ、役、捨て牌順など)などもあり、よくあるエロゲのドンジャラとは一線を画していて楽しい。ただ競技としてきっちりしているといよりは、主人公が普通に打っての勝ち筋、誘惑に乗った場合の負け筋をよりドラスティックに演出したゲームといえる。ある程度麻雀知識があるなら普通に打てば楽勝で爽快、一度誘惑に乗ってしまうとドロ沼展開になるメリハリの効いた作品。

エロに関してはカットインアニメがメイン、お姉さん方に囲まれてのMシチュというサークルさんのいつも通りのやつ。ストーリーを進めるだけでなく野試合とか敵のお姉さんカスタマイズなど、いろいろな遊び方が用意されている。誘惑や色仕掛けスキーならエロ評価はたぶんもっと高くなるのだろうな。

我輩ちょいちょい雀魂で遊んでいるが、普段から対人麻雀を嗜んでいる紳士ほどハマるかもしれんなぁ。なにしろムダヅモがないし、狙った以上の点数で上がれることも多く(点数計算は麻雀と全然違うが)気持ちエェ。まぁ選択肢次第で一気に理不尽に不利になるけども、エロゲとしてはそうなるよなぁ。

夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,200円(税抜)

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