H:O:T(仮) RPG 1,400円(税抜)
CV:かなせ ちゆ 里々朱あん
【基本情報】♂主人公 ツクールMV製 バランス型 難易度:やや低め
【体験版評価】7.5/10点 (面白さ7 システム7 没入感8 エロス8)
【ゲーム情報】シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 複数vs複数
レベル:上がりやすい ザコ戦:1~3T 敵シンボル:追尾型で遅い
逃走しやすさ100% タルやタンスアイテムなし ダッシュ:デフォ バックログ:無
メッセスキップ:必要を感じない ウィンドゥ消去:無 セーブはいつでも
戦闘DEエロ:なし エロステ:なし UI独創性:普通 バトル独創性:普通
特殊な監獄を舞台に、異形の力を持つ女囚人たちと共に地下世界(?)からの侵入者「魔獣」と戦っていくMV製RPG。異形の力を持つのは女性のみ、彼女達は「ハーフ」と呼ばれ普通の人間達から迫害の対象となっている。
主人公は男性だが異形の力、しかも「他人の異形の力を増幅する」というレアな能力を持ち、その力を王女に見出されて監獄の「看守」となる。ゲーム的に言うなら主人公は補助魔法で仲間をサポートする役。
しかしその監獄はただの監獄にあらず、異界からの侵入者「魔獣」がなだれ込んでくる「ゲート」があり、収容されている「ハーフの囚人」達はゲートの修復作業や魔獣の駆逐を命がけで行っている、いわば「人類と魔獣の戦いの最前線」。ここが崩壊すれば世界に魔獣が溢れ、何の力も持たない人間達は蹂躙されるだろう。その事実を「監獄という蓑」で隠す場所。
女囚人たちは実際罪を犯したハーフであり普段は囚人然として過ごすが、ひとたび魔獣襲来のサイレンが鳴れば命を省みず戦いに出向く。彼女達は何を思い死地へと向かうのだろう。主人公はそんな彼女達をサポートし指揮する「指揮官」たる看守として配備された。
…導入部あらすじが長くなったが、実際本編に入るまでは長い(途中何度かセーブ可)。シチュエーションが第三者の語り口調的なテキストで淡々と、しかし過不足なく、人物達の掛け合いや独白を交えながら語られるのも特徴的。主人公が王女に見出される→辺境の棲み処から監獄まで主人公が出向く→監獄で早速魔獣と戦闘→一通り監獄内を見て回る、30分程度のここまではほぼテキストとオートイベント(途中選択肢次第でエロが2回ある)。
本作は登場人物も多いがそれぞれのキャラを立てる個々の事柄、人間模様、環境、女囚人達の生活などが紹介されていく様は、監獄囚人モノ映画の序盤が如く。一言で言えばドラマチック。
▲好感度はメニューから確認できないが戦闘終了後に全員分表示される
囚人達と共に魔獣と戦う日常(本編)に入ると、ゲームとしては結構シンプル。普段は監獄内を回りフラグ立てしたり、NPCのイベントを見たり、獄中の仲間とコミュニケーションをとったり。
ひとたびサイレンが鳴ると魔獣討伐の為ゲート奥のダンジョンを探索、シンボルエンカウント戦闘での主人公の役割は基本仲間のサポートで、攻撃力アップ、防御力アップなどのバフスキル、回復担当だ。ザコ戦は主に回復したり自身のTPを回復したりになるか。攻撃も可能だが他の仲間の方が強い。ただ主人公のみ「仲間全員で総攻撃」コマンドを選択可能で、これは主人公のレベル未満の敵を一撃で全滅させる便利コマンド。好感度は上がらんが、レベルの低い仲間のレベリングに役立つ。
当初の仲間は主人公除き6人、探索に6人全員連れて行けるが戦闘に参加できるのは主人公+3人の4人。主人公は先頭固定、他3人は並び替えで入れ替える。戦闘に参加していなくても経験値は全員に入るが、各仲間の主人公に対する「好感度」は主人公からのバフを受けないと上がらん仕様だ。お気に入りの仲間を積極的に戦闘に参加させてエロ見てね!という設計だろう。好感度が低い仲間は勝手に行動、好感度が高くなるとコマンドを選択させてくれる様になるぞ。
仲間になるメインヒロインは7人、その他看守やら給仕やらのエロありサブヒロインがたんまりいる様だ。主人公は頭がよくイイヤツで感情移入しやすかった。何種のエンドがあるかはわからんが選択次第で結末は変化する様だ。
製品版ではCVあり、またCi-enでは限定イベント開放パスワードを公開してるぞ。※発売から1ヵ月経過した為、限定イベント→恒常イベントになった。
最近のサークルさんRPGとはちょっと毛色が違い、シリアス路線で
「読ませる」魅力があると思う作品。
<追記>
VerUPで「オンソズエンディング」追加(個別エンド)、エロイベント「バソの逆襲」が追加された。
撫子「こんな紳士におすすめかなぁ?」
戦う女囚人 和姦 PT戦 シリアス
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