エルドランテ -ELDORANTE- 体験版感想・レビュー

RPG

エルドランテ -ELDORANTE-
エルドランテ -ELDORANTE-  MOON KNIGHT SPARKLE  RPG(ややローグライク)  1,400円(税抜)
【基本情報】女主人公 ツクールVXAce製 バランス型 難易度:普通
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス9)
【ゲーム情報】シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 1~2vs1~2
レベル上がりやすさ:上がりやすい ザコ戦:1~4T程 敵シンボル:追尾無しで遅め
逃走しやすさ100% ダッシュ:デフォ バックログ:無し メッセスキップ:Ctrl
ウィンドゥ消去:無し セーブはダンジョン内不可 ダンジョン探索は毎回Lv1から
戦闘DEエロ:無し エロステ:あり UI独創性:高 バトル独創性:やや高

毎回Lv1から探索となるダンジョンに挑み黄金境を目指せ

武器商人のマカネは船旅の途中魔物に襲われ、黄金境の伝説が伝わる島へと漂着する。どの国にも属さない街・グリムトで情報収集を行っていたところ、黄金境・グリムトの占領を目論む帝国の皇子・シュバインに遭遇、売り言葉に買い言葉でシュバインと黄金境の発見を競うことになる。「商人風情が」と吐き捨てる野郎なんかに負けるか!とマカネはいろんな意味で身体を張って挑む。

前作「MADE IN MAIDOG」から3年、延期を重ね遂に陽の目を見た大作。マカネは前作にも登場しているヒロインだ。


▲商業っぽいセンスを感じるタイトル画面

「エルドランテ -ELDORANTE-」体験版では

ダンジョンを4種の後略と、サブイベントをそれはもうたっくさんこなせる。エロは敗北と風俗イベント、前者は3種、4種だったか?後者はめっちゃあるものの基本的にCGは同じ。体験版プレイだけで5時間位は遊べたか。久々にすんばらしいボリュームであり、製品版のボリュームを窺わせるな。


▲オープニングの一幕では一気に様々なキャラが登場、ちゃんとキャラを把握して覚えられるセリフ回しの軽妙さに舌を巻く

基本の流れ

グリムトの街を拠点とし、黄金境をめざしダンジョンに挑む。のだが、グリムトの街にはおびただしい数のイベントが仕込まれており、こちらを処理していくのにも忙しい。これらのイベントについては後ほど説明するが、ある程度イベントをこなすことで新たなイベントが出現したり、新たな要素が追加されたり、エロを拝見できたり。

また、独立したイベントとして「風俗イベント」がある。これはあるイベントをこなすことにより街唯一のメンズエステで働ける様になり、体験版ではハートが付いている特定男性NPCに話しかけることで宣伝を兼ねたフェライベントが起きる様になる。フェライベントをこなしていくとポイントが加算され、店で嬢として働けるようになるのだ。その他体験版では行けないがスラム街でもイロエロイベントがありそうだ。

メインストーリーはダンジョン踏破で進め、ダンジョン攻略を円滑にする新たな要素やお金・アイテム入手(&たまにエロ)の為のイベントを街でこなす、そんなイメージ。街イベントで要求されるアイテムはダンジョン探索で得られるものも多く、ダンジョン攻略後に達成可能な街イベントを探していく感じだな。先に風俗イベントをゴンゴン消化していくのもいいだろう。風俗ではお金も得られるしな。


▲ダンジョンに潜る際は仲間を一人だけ任意で選んで連れて行ける 序盤はこの2人

▲残HP何%でアーマーブレイクするかも任意で選択可能

ダンジョン仕様 潜る度にLv1に

ダンジョンへはグリムトの街にある「ダンジョン受付」から向かう。黄金境をめざしダンジョンに挑む者が多い為、街が管理しているのだ。ダンジョンは「地上ダンジョン」と「地下ダンジョン」の2種あり、地下ダンジョンに至っては挑む際にお金を要求される。メインストーリーフラグになっているのは地上ダンジョン、地下ダンジョンは貴重なアイテムや装備を得られる「寄り道」的なダンジョンだ。FFでいうとろの「禁断の地エウレカ」みたいな。


▲アイテムや装備品ゲットを優先しつつ適宜戦闘をしてレベルアップ

地上ダンジョンは1階層に付きA~Cの3エリアが存在する。AとBはどちらからでも攻略可能だが、CはA・Bを攻略しないと開放されない。Cを攻略すれば次の階層へ行ける様に。

地下ダンジョンは地上より明らかに敵が強い。ザコ戦のBGMも変化するしな。そうそう、本作のBGM、更に敵グラまでサークルさんお手製、どちらもクソ高水準。特に戦闘BGMの最初の部分は頭に残るフレーズ。商業レベルといっても過言ではない各種UI、話しかける度にマカネのツッコミが炸裂する変態揃いのNPCは動きも変態的などなど、前作同様なまらネタ満載。「アンタどこまで詰め込む気だよ!」とサークルさんに苦言を呈したい(笑 という位には込められたパッションを感じられるディテールなのである。しかしそのどれもが軽くさらっと心地、気付くと暗転時にモニターに映る我輩の顔がニヤけているという。


▲強そうな仲間もダンジョンに潜る毎にLv1

▲アーマーブレイクしたマカネ

話がだいぶ逸れたが、ダンジョンに挑む際は毎回LV1からとなるローグライク仕様だ。Lv1に戻る仕様以外は一般的なRPGと同じだ。各階層には一定の階数のフロアが存在(1階層は9Fまで)、各階には装備品含むアイテムが多数配置されている。敵シンボルの動きは遅く避けてアイテム回収していくのは容易だ。しかし効率よく攻略するならばある程度レベリングは必須。レベルアップでの能力値上昇も勿論だが、戦闘毎に回復するHPとMPがLvに依存しているからだ。

戦闘終了毎の回復値はHPは「レベル×15HP」、MPは「レベル×4MP」。つまりLvを上げる程に回復値が大きくなる。通常攻撃は弱め、スキル攻撃が強い(デフォスキルでも3倍強の与ダメ)故、スキル攻撃を多用するには戦闘毎の回復値は重要。最初の階である程度レベルアップするといいだろう。

ボスを倒すとエリア攻略完了、マカネの家に戻る。ダンジョンから離脱するアイテムもスキルも無くセーブもできない故、挑むならそこそこ時間が必要だ。体験版で遊べる各エリアのクリア時間は15分~20分位だったか。一応戦闘敗北すればダンジョンから離脱可能だが、一部の敵(マカネをエロイ目で見てる敵)の敗北するとエロになり、HP・MP半回復でのその場復帰。

プレイ感覚としてはやはりローグライクっぽく、持ち帰った装備品などを強化、合成、宝珠抽出するなりでキャラを強化していく。新たなダンジョンに挑む毎に敵は強くなっていくのだから、装備品が十分でないと思えばクリア後ダンジョンに再度挑むのもいいだろう。

ちなみに「黄金の鍵」というレアアイテムは各階毎に「使えるかどうか」の判定がなされ、使える場合は金になるアイテムやレアアイテムがごっそりある部屋を見つけることができる様だ。

装備品と属性あれこれ

装備品には白・青・黄で表示される3種がある。白は店でも買える様な一般的なモノ、青は「スキル」が付与された装備、黄は「ユニーク装備」と呼ばれレアな装備品であり強力な装備。ただし強化、合成(新たな装備品を作り出す素材)、宝珠抽出ができない。白は強化・合成可能、青は強化・合成・宝珠抽出が可能で、強化回数も白より高めに設定されている。宝珠抽出は青装備品に付いている「スキル」を宝珠として抽出し、宝珠を装備することでキャラがそのスキルを使用できる様になる。宝珠装備欄は6か所もある故、何を装備するかでキャラの特性は結構変化する。

マカネ達はレベルアップで新たなスキルを修得するが主にアクティブ系、パッシブ系は宝珠に頼ることになるだろう。特に序盤では「セントエルモ」に付いている「勝利時回復増幅」はかなり役立つ。戦闘毎の回復値が飛躍的(3倍位?)に上昇する。体験版範囲での感想としては、合成より青装備強化の方が有用か。

アクティブ系スキルはどの武器でも使えるのではなく、例えばマカネの「灼華衝(炎属性)」は剣を装備、「雷突牙(雷属性)」は槍を装備していないと使えない。更には各スキルには「属性」があり、同じスキルを使っていくと「場の属性」が上昇。炎属性の「灼華衝」を使い続けると「場の炎属性」が上昇していき相反する「氷属性」はマイナスに、灼華衝の威力が上昇。しかしこれは敵も同様、敵の炎属性の攻撃威力も増すのだ。ロマサガのバトルフィールド属性同様であり、相手の弱点となるスキルをガンガン使っていきたい。


▲長期戦になるボス戦で場の属性の影響は大きい コイツは水属性でマカネの灼華衝で炎属性を上げてもきゃつの攻撃で下がり炎属性が0%のまま わりとゴリ押しも可能なものの、灼華衝はあまり有効ではない

じゃあ敵毎に装備を変えなきゃ?いや、各ダンジョン毎にボス含め属性は偏っている。故にダンジョン毎に装備品を買えるといいだろう。更に言えば、マカネは全種の武器を装備できるが、連れて行く仲間は装備武器がある程度決まっている。ダンジョンの属性で連れて行く仲間を決めるのも結構重要だったりする。

グリムトの街のイベント 朝・昼・夕・夜で異なる

本作では朝・昼・夕・夜の時間帯があり、ダンジョンでは夜敵が強くなる。ただ、ダンジョン内では時間帯は進まない故それほど気にする必要はないだろう。ただし街では各時間帯で発生するイベントが異なる。

基本的にイベントは「〇〇をもってきてほしい」という依頼型、依頼のあるNPCには☆が付いている。そのNPCが特定の時間帯にしかいないことが多い。メニュー→データ→サブイベ一覧からその時間帯で受けられる依頼を拝見、達成してこう。街でも一部特定の行動(エロするとか寝るとか)を行わない限り時間は進まない。サブイベには以下の記号が付いている。

□ / ◇ …メインサブイベント 大体どの時間帯でも受けられる。◇はエロあり
〇 …現在の状態で達成可能なイベント
☆ …既に達成済みだが何度でも受けられるイベント
無印 …未達成イベント

メインサブイベント、とかいうよくわからない単語が出てきたが、これは達成することで要素が開放されたり、他イベントに派生したり。またある程度のサブイベント消化数がメインサブイベントの発生条件になっていることも。本作の難点を上げるならばこの辺のわかりにくさだが、まぁ体験版範囲でもやってる内に慣れた。序盤は〇イベントを適当にこなしていき、いよいよダンジョン探索が行き詰ってきた!と思ったら積極的にこなせばいいかと。

この他、栽培、武具コレクションなどの要素もある。


▲永続的な武具集めイベントなどもあり

体験版総合的に

BGM、敵グラがオリジナル、NPC会話にネタ満載、RPGとしてもローグライクをとりこみ、RPGとして文句なく面白い。またマカネは普段気が強いものの、いざエロになると艶っぽくなりそのギャップが大変よくできました☆というキャラで、とても使えた(何に 重要アイテムの「秘密プロフ」でエロステ確認可能だぞ。しかし本当に骨太な作品だなぁ。そのおかげでかなり長文に;ここまでお付き合い、ありがとう。

<追記>
2019/5/19 Ver2.0。パーティメンバーやダンジョン追加等の大型バージョンアップ!

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