必殺逆レ忍 感想・レビュー
2人のくノ一見習いが、修行の一環として江戸の町に住み「お恨み晴らし屋」として生計を立てていくMV製和風RPG。物語は江戸を舞台として単話形式で進み、「知名度」を上げる(読売屋に依頼したり口入屋で簡単な依頼をこなすと上昇)ことでメインとなる依頼(大概が潜入討伐)が舞い込み、それをクリアすると次の話へ。
当初は必殺仕〇人的な展開、依頼を受けて悪い奴が住むお屋敷などに忍び込み、「隠遁の術」を駆使して見回りや用心棒を避けていくステルス、若しくは背後から襲いかかり強力な先制攻撃、最奥にいるターゲットを目指す。人間シンボル系は視野に入るとしつこく追いかけてくるゆえ、逃げ惑い袋小路なんかに入り込んでしまうと連戦を強いられる。まぁそれなりの準備があればガンガン戦っていけるバランスではある。
キャラ強化はレベルアップと6種のスキルツリー、装備品だ。くノ一だけあって状態異常付加攻撃も豊富にあり、脳筋が多い序盤は毒と暗闇が非常に強い。しかし毒攻撃なんかは採取(町中でも可)して毒薬を調合して持ち歩く必要があったりと、普段の移動時に採取や買い物を細目に行っておくと攻略に役立つ設計とレベルデザインがよく出来ていてじんわり面白みがある。スキルツリーの取り方で方向性もかなり変わり、大工店でいろいろ購入することで拠点となる自宅のグレードアップ要素もあり、かなり作り込みを感じる和風RPGとなっている。
肝心のエロは、基本的にボスを倒してくノ一特有の房中術で逆レして成敗!エロシーンでは房中術に長けた「くのいち」の顔になる二人が、普段の顔とのギャップでエロカッコイイのが印象的だった。体験版最後では同じ里出身の先輩くのいち「巷を騒がす子種泥棒」に敗北するなど単なる勧善懲悪ストーリーというわけでもなさそうな。ちなみに主人公達が陵辱されるような展開は無い。
うーん、この作品パケ絵とかサンプルでだいぶ損してる系じゃなかろうか。パケ絵はパッと見カス子っぽさを感じた(遊んでみるとそんなこたぁ全然ない)し、サンプルとして見せるべき絵ももっと他にあるんじゃなかろうか。チ〇ポの色味と必殺仕〇人に寄せたいのはわかるがタイトルも微妙かなぁと。
▲ヒロインの顔に影を落とすことで「正体不明なクセモノ」に逆レされる感が強い ダークヒーロ的な。
作品紹介に書いてある通り1話あたり30分程度で攻略可能、次になすべきこともメニューから確認可能ゆえ、一気にプレイする作品ではないかな。回想部屋を見る限り話数も結構ありそうだ。
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