催眠ノ姫騎士 感想・レビュー

RPG

催眠ノ姫騎士(happypink) 体験版レビュー

主人公の姫騎士・ジーナが、「催眠の呪い」でおかしくなってしまった領民達を「解呪石」を用い解呪していくMZ製のRPG。しかしその催眠は「解呪を行う術者にエロいことをする」暗示が仕込まれており、解呪するほど主人公の身体は開発されてしまう。

身体が開発されるほど主人公自身にかけられた催眠の深化も進み、黒幕である弟のモーガンからのエロがエスカレートしていく。サキュバス・ララの協力を得てこの一連の事件を起こしたモーガンの目的は、主人公から領主の地位を奪うことだ。

そんなこととは露知らず、主人公はきゃつに言われた通り魔物と戦い「魔の欠片」を集め、錬成した「解呪石」で領民達を解呪していく。きゃつらがなんでこんな面倒な手段をとるかといえば、主人公の精神力と武力が高すぎて、自ら進んで催眠深化するように仕向けるしかなかったからだ。

happypinkさんといえばフルアニメーションRPG、本作も当然立ち絵もエロシーンもフルアニメーション、独特なスピード感あるアニメは健在。今作は催眠RPGということで、主人公が催眠を受ける時のビクン!というアニメや表情などはなかなか他では見られないクオリティ。ザコ戦は体当たり、ボス戦はターン制コマンドバトルとなっている。

【体験版評価】8.6/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感8.5 エロス9)

まず最初に驚いたのだが本作にはタイトル画面がない。ゲームを起動すると↓画面、オープニングを見るか見ないかの選択。以降の起動時も最後にセーブした箇所(オートセーブあり)からいきなり始まるという、ちょっと見ない仕様でビックリ。


▲キョロキョロと周囲に目を向けながら楽し気に歩くアニメ+KENZENタイトル


▲ゲームを開始すると画面が暗転していき本来のタイトルに


▲???(モーガン)「左を向いてください(怖いので敬語」


▲ララはこんなことを言っているが、結局主人公にかけることができた催眠は「夜になるとモーガンの部屋に必ず行く」という浅い暗示のみ

催眠をかけられたことを忘れている主人公が翌日目覚めると。


▲左は主人公の近衛騎士・マナリス。虚ろな表情で呼びかけても上の空

領民、直属の騎士達すらも「催眠の呪い」にかかり混乱をきたしていると。モーガンから解呪石で解呪できると聞いた主人公は、街の様子を見つつダンジョンで魔の欠片を集めることに。ただし騎士達の呪いは強く並みの解呪石では無理らしい。しかしモーガンめ、いけしゃあしゃあと!


▲解呪石は玉座の間にいるモーガンに錬成してもらう。全部コイツのマッチポンプであることを暴く日は来るのだろうか


▲街には「催眠の呪い(目アイコン付)」にかかり困っている、または意識がはっきりしない領民NPC達がたくさん


▲解呪には「解呪石」を用い特殊な呪文の術を施す。鍛冶屋(♀)の解呪を開始


▲しかし「催眠を解こうとする術者にエロいことをする」暗示により相手が男でも女でも必ずエロられてしまう。剥ぎ取りはまだマシ、キスされたり乳や尻を揉まれる、乳首を引っ張られるなども。もちろんアニメ


▲エロられながらも呪文を唱えきり解呪に成功。相手がエロオジの場合、暗示のせいにして積極的にエロしてくることも(様式美

おっぱいが晒され恥ずかしい思いをしたことで「視覚の呪い」が蓄積。これに関しては後述。

解呪すると攻略に役立つNPCもおり、率先して解呪していくのもいい。例えば鍛冶屋は「研磨石」を消費して一定時間クリティカルが出やすくなるバフを受けられる。城内の宝物庫のNPCであれば宝箱からアイテムを得られるなど。

街や行く先々のダンジョンには魔法陣があり、一度触れれば同マップ内の魔法陣間でファストトラベルが可能。かなり頻繁に設置されておりめっちゃ便利だ。


▲おまけのケツ


▲街から出ると全体マップへ。魔の欠片を集めるべくミューの森へ


▲ミューの森には3種のスライムが生息、体当たりで1撃で倒せるがHPと時間が減少する

時間について。画面左上に表示されているHPの下(砂時計アイコンの紫ゲージ)が時間ゲージ。時間は毎日MAX100の状態から開始、解呪で25、敵への体当たり戦闘で5減少。休憩所でHPを回復る際にも減少、減るのは特定のイベントでのみとなっている。移動や会話などは気にせずおけ。


▲敵を倒すと魔の欠片や研磨石などのドロップ品とお金を得られる。減少時間は一定だが被ダメは結構ランダム

時間ゲージがゼロになるとその日の行動終了、夜に。「夜になるとモーガンの部屋に必ず行く」催眠が発動し主人公は催眠状態に。


▲お気づきかもしれんが画面左下に主人公の「気持ち」やシステム的なログが流れる

モーガンの部屋では昼間の解呪の様子を報告させられ、それを聞いたモーガンが感想と共に好色の目を向ける。というシーンを通し、解呪で主人公に蓄積した「呪い」が各パーツの「感度」に換算される。↑であれば鍛冶師の解呪の際に受けた「視覚の呪い」だ。


▲翌日、メニュー画面。視覚感度が上昇している。(視線、になっているが表記揺れかと)

解呪→その夜の報告で主人公の各パーツの感度アップ、感度ゲージMAXで感度LV上昇。感度LVが上がるほど主人公自身の催眠深化が進み、モーガンからのエロがエスカレートしていく。

以上の解呪でのセクハラエロ、催眠深化でのモーガンからのエロ、それとは別に。

ボスクラスとの戦闘では敵が「常識改変催眠」を使う。受けてしまうと戦闘エロを任意で発生させたり、その催眠に対応したエロイベが別途発生したり。特定の常識改変催眠を受けていないと通れない場所などもあったり。


▲ボス戦はターン制コマンドバトル


▲画面左下「浸食」が100になると常識改変催眠をかけてくる。受けたらもうその催眠を解くことはできない。このボスからは4種類受けられ、1つめの「触手を見ると劣情を催す」は、触手の敵相手の場合高確率で行動キャンセルになる


▲このようなセリフと共に行動キャンセル


▲敵は頻繁に「拘束」を行ってくるが、通常状態では「素早く振りほどく」しか選べず100%拘束を受けない


▲しかし常識改変催眠2つめ「優れた剣士は拘束されても戦える」を受けると選択肢が増え、そちらを選ぶと


▲拘束され戦闘エロに突入。快楽ダメージを受けるように。快楽値100で絶頂、絶頂するほど夜のモーガンフェーズでの感度上昇倍率が高くなってしまうようだ。ただ快楽ゲージが見当たらない…結局最後までわからなかった(笑


▲こちらは下半身拘束。常識改変催眠3つめで選択肢開放


▲下半身拘束からは挿入に発展。常識改変催眠4つめで選択肢開放。続きは是非プレイして見てほしい


▲拘束中は一部スキルのみ使用可能。拘束中のみ使える「隠しナイフで攻撃」はクリティカル率が高くあえて拘束される戦術もありかも

ボスを倒すと次のダンジョンが解放されるがそれ以外にもやれること多い。宝箱探し、魔物を倒す時間が短縮される〇〇(ダンジョン名)の大辞典集め、ボスから受けた催眠で行ける場所拡張&エロイベ発生など。ダンジョン内の催眠の呪いを受けたNPCを解呪したり。


▲ダンジョン入口にある休憩所。森各地にある「ミューの森 大辞典」を集めると、ザコとの体当たり戦闘時間が短縮される。最終的には戦闘時間ゼロにでき、時間を気にせずザコ狩りができるように(各ダンジョン)


▲触手ボスの常識改変催眠を受けると通れるように。ただ触手を見るとどうなるのだったかな?


▲こうなるんでした。ちなみに一定条件を満たすと自室でもオナニー可能に


▲ここもボスの常識改変2つめを受けてないと通れない


▲この奥に催眠の呪いにかかった仲間が2人いるから解呪してほしいと


▲解呪に向かうといきなり男二人に襲われパイズリ。フィニッシュまでいくにはおっぱいの感度がLV3以上必要だ


▲解呪したいならオナホコキしてほしいと宣う輩(こういう輩ばかりかと思ったらそうでもなかった


▲彼女は旅のエクソシスト・クリス。1度の探索で1度だけ時間経過無しで回復してくれる


▲善意で催眠の呪いを解呪しに来たのに男達に催眠をかけられ


▲ガニ股腰振りおねだりからの


▲自ら輪姦してしまうクリス

静止画では伝わらないが、フィニッシュ時は大概激速ピストン。多分エロ同人屈指の速度だと思う(笑


▲体験版最終エロステ。メニューがそのままエロステなのもいい。右下の「民衆の評価」がどう変わっていくのかも見ものだな


▲メニュー→回想。左がイベントや戦闘エロ、右が解呪セクハラ系エロ。未解放エロはヒントを拝見できる

という感じで、催眠をエロギミックとしてうまく取り込んだアイデアが光る一品だ。姫騎士たる主人公が様々な常識改変を受け堕落していく様を楽しめてしっかり面白い良作。

夢子「お取り扱いサイト様です」
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