神具姫ヒーローアンチドミー 体験版感想・レビュー
世界を牛耳るべく暗躍する悪の組織「ガンジータ」、その幹部である通称「ドクター」が主人公。組織の活動を妨害する正義のヒロイン「アンチドミー」と戦い、最終的には組織に引き込むのが目的のUnity製SLGである。彼女たちは未来に開発された変身スーツに身を包んでいるため非常に頑丈で強い、そこでドクターは「アンチドミー性凌辱プロジェクト」を発動、エロに特化した怪人や兵器を開発し搦め手でアンチドミーを屈服させる計画である。
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8 システム9.5 没入感8.5 エロス9)
プレイする前は「ちょっとルールとか仕様がややこしそうかな」と思っていたが、いざプレイしてみるとわかりやすいゲーム仕様だった。
▲護衛部下。マッドな主人公はコミュニケーションが苦手(?)、伝達や交渉は彼を通し行われる
▲もう1人、ミヤ。悪の組織・ガンジータが世界征服する直前の未来から来たらしい。変身スーツを携えて
▲2人に加え公安のサポーター・天義シロコ、この3人がアンチドミーの主要メンバー
▲彼女たちの実力を測るためにおとりの怪人で戦闘。チュートリアルを兼ねた戦闘で必ず敗北する
▲行動によりアンチドミーの「Charge」ゲージが100%になると必殺技を放ってくる。どう対処するかが重要。そのあたりは後述
▲彼女たちの実力を見た主人公は武力でまともにぶつかるより、エロによる搦め手が最適解と判断、「アンチドミー性凌辱プロジェクト」発動
▲という感じでゲームスタート、↑が基本画面。なんか護衛部下のもっこりがなー、女性の秘書とかがよかったかなw
基本の進め方
ざっと説明すると、強盗や拉致など悪事をはたらく「活動」で「資金」「ダークパワー」「調査ポイント」といったリソースを稼ぎ、それらを消費して新たな怪人を作ったり怪人をレベルアップしたり、アンチドミーを弱体化させるなどの効果を持つ「兵器」を開発したり。
怪人・兵器の開発が進むごとに新たな「作戦」が発生、作戦を実行するとアンチドミーと戦闘(戦闘なしイベントの場合もある)となり、勝てば怪人によるアンチドミー陵辱ショー(エロシーン)に突入する。繰り返しアンチドミーを陵辱していくことで彼女たちを段階的にわからせていくワケだ。
▲「活動」を選択すると各エリアで略奪(資金+)、調査(調査ポイント+)、誘拐(後程解放される)などが可能、何かするごとに各エリア「警戒度」が上昇、それぞれのリソース獲得量が減少する。また警戒度が高い程アンチドミーが駆けつけて戦闘になる確率が上がる(この戦闘ではアンチドミーから逃げるのが目的となる)
▲学校・住宅エリアで「略奪」を行うと「コンビニATMを堂々と爆破して強盗」というシーンがアニメで表現される(3秒位の演出ゆえアイキャッチみたいな感覚)。スキップも可
▲ちなみに繁華街エリアで略奪すると銀行の金庫から強盗、もちろんそれもアニメ、「行動」すべてにアイキャッチ的なアニメが入るという、めちゃくちゃ行き届いた演出が粋!(見た瞬間「おっ!?」って思うハズ
▲こちらは「調査」、普段のアンチドミー(↑はミヤ)の観察、という体のアニメで調査ポイントを獲得
▲ハイ〇ースで一般人女性を拉致。拉致した女性は戦闘員による「陵辱」を行えるほか、行政・報道エリアで取引き(警戒度を下げるなど)に使える
▲資金や調査ポイントを得て、新たな怪人「タコ怪人」を開発できるようになった!
▲開発すると、作戦「ミヤVSタコ怪人」が発生、作戦を消化していくことでゲームが進むぞ
▲作戦を実行するとミヤ視点の愚痴から始まる。正義の変身ヒロインの体裁にこだわるカナデの考えとはソリが合わないようだ…
▲前作「魔王のハーレムは冒険者町にて」から導入された「バックログ風」なテキスト表示。↑はバックログではなくデフォで表示されるテキスト画面、要所シーン以外はこの形式でテキストが進む。こういったADV的なシーンでは通常、1センテンスごとにぽちぽちとクリックして次のテキスト表示となるが、その面倒さを端折ってまとめてテキストを表示するこのシステムはダイジョビさん独特。これすごくいいと思うんだがなぁ
▲公安のシロコから「きゃつらが現れた」との伝達。ちなみにミヤにはこちらの世界で想い人がいて、今日は一緒に帰る予定だった
▲一般的なエロゲだと↑の情報を見るのに5クリックするわけだが。これほんまテンポいいんやで
▲VSミヤ。前回の戦闘と違いミヤ一人のため相手のHPは半減、逆にこちらはタコ怪人を仲間にしたためHPが増えている(怪人を開発するごとにHPやAPが増え、スキルも増える)
▲アンチドミーにはいくらダメージを与えても倒すことはできない。怪人がもつ「特定のスキル」を命中ささせることで勝利条件を満たす。これこそが搦め手「アンチドミー性凌辱プロジェクト」だ。↑の場合はタコ怪人の「タコ足アタック」を命中させると勝利。相手のHPを減らすほど「特定のスキル」命中率が上昇する
▲勝利後は陵辱シーン。ミヤに対しての初陵辱ゆえまだまだライトではあるが。ミヤにとってはただただ拘束して辱めてくる相手に戸惑いを隠せない
エロ対象のヒロインはアンチドミーの二人・神宮寺カナデ(格闘術で戦う)、ミヤ(ソードで戦う)に加え、彼女たちのサポーターである公安の天義シロコ、更には主人公と同じ組織ながら勝手な行動をする女幹部・リーリス、この4人のがメインヒロインで段階エロ多数。またヒロインの友人などサブキャラのエロシーンも用意されている。
▲アンチドミーと戦いたくて他の支部から来た幹部・リーリス。主人公の計画関係なく好き勝手するため、なんだかんだで陵辱してわからせる対象になる
それとは別に、拉致った一般女性を戦闘員たちが犯す「陵辱モード」があり、こちらはなんとサイドビューアニメーションによるエロとなっており、アクションエロっぽいシーンを楽しめる。
APの許す限りスキルを使用できる戦闘
戦闘では毎ターンAP最大値の半分が回復、APを消費するスキルはターン消費なくAPの許す限り使用できる。それぞれの怪人は2種のスキルをもっており、例えば一番左の戦闘員は「応急手当て」と「回復注射」だな。相手にデバフ、こちらにバフなどの効果があるスキルもあり、どのタイミングでどのスキルを使うかはプレイヤーの戦術次第だ。
▲スキルはAPを消費するもののターン消費なし。ただクールタイムもある
ただ前述のとおり、アンチドミーは「Charge」が100%になると次のターンで超強力な必殺技を放ってくる。ここをどうしのぐかが本作のキモでもある。具体的には貯めたAPで「防御体勢」を×3、それと減ったHPを回復しておきたい。
▲防御体勢は同ターンで3回重ね掛け(AP1×3消費)可能、あとは残ったAPでHPをある程度回復しておけば必殺技にも耐えられるだろう
▲あれ、思ったより被ダメが小さいな。防御を固めるのはかなり効果が高いぞ
▲カナデとの初戦闘では触手怪人の「触手アタック」を命中させれば勝利だ。勝利後の陵辱はこんな感じ
ダイジョビ研究所さんはエロゲ作りが上手いなぁ、とひしひしと感じる作品だ。戦闘難易度に関してはオプションで弄ることができるがデフォ難度が実に丁度エェ、やや簡単だけどそこそこやり応えあるという感じ、そしてバックログ風テキスト表示を含めたメチャクチャ遊びやすいUIとシステム、操作性。このエロゲとしての安定感はマジでスゴイ、重箱の隅をつつけないくらいだ。前作でも感じたが本作ではより強く感じたなぁ。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 2,700円(税抜)
FANZA 2,700円→2,160円(常時20%OFF発動時)(税抜)
前作「魔王のハーレムは冒険者町にて」
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