男爵領 ゲームブック風ステルスRPG 1,200円(税抜)
【基本情報】♀主人公 ツクールVXAce製 バランス型 難易度:やり応えあり
【体験版評価】9.0/10点 (面白さ9 システム9 没入感9 エロス9)
【ゲーム情報】シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 1vs1or2
逃走コマンド100% キラキラポイントにアイテムあり デフォルトダッシュ
メッセスキップあり セーブはいつでも UI独創性:普通 バトル独創性:普通
■INDEX
盗賊娘アイシャ再び!砂賊蔓延る洞窟・レクタ遺跡を踏破せよ!
超人気作「ルゴーム砦の脱出」続編となる作品である。
主人公は前作から引き続き盗賊娘のアイシャ、テキストがゲームブック風語り口調、
基本はステルス、というゲーム設計も同様。
今作ではレクタ遺跡の先の塔に住むという老魔術師に書簡を届けるのが目的。
砂漠に埋もれたレクタ遺跡には砂賊や巨大ミミズ、巨大な竜の棲み処である
洞窟を進まねば辿りつけない。硬派ファンタジーな舞台設定だけでwktkのカタマリ。
盗賊のアイシャは非力で屈強な男達やモンスターに正面から挑んでも勝ち目は薄い。
「隠れる」→「バックスタブ」のコンボで戦闘を優位に進める。
戦う以外にも色仕掛けという選択肢もある。イヤだけど状況を打破するためには
仕方ない→でも感じちゃう、という自発的なエロも数多い。
感じやすいだけでビッチではない!…経験を重ねるとビッチにもなっちゃうが。
「オーレクタ砂漠の魔術師」体験版では
製品版では「洞窟(から派生するマップ)」「レクタ遺跡」が主な舞台となるが、
体験版では洞窟のB1~B3まで。ほんのさわりの最序盤のみだ。
能動的に移動可能なのはB1・B2のみで、B3には戦闘敗北でのみ移動できる。
ただいろいろ試してみるとどんなゲームかがわかる仕様だ。
エロは2シーン(立ち絵エロを含めれば3シーン)。
ゲーム開始時のスキル選択と難易度選択
ゲームを開始すると簡単なキャラメイクがある。4つのスキルから2つを選択。
実践経験…デフォLv3 強運…幸運値+2 多才…一部イベントをスキップ(?)
戦利品…デフォで強力な武器と便利アイテムを所持している
特に「戦利品」選択で得られる「真銀のサーベル」はかなり強力で
これがあるとないとではかなり序盤攻略難度が変わる。
また「実践経験」を選ばないと序盤はほぼ1撃で死ねる故、
倒すなら「バックスタブ」が必須となる。
▲処女か非処女か、非処女なら処女をどのように散らしたかを細かく設定できる
次にアイシャの設定を変更するかどうか。デフォでは処女、非処女を選ぶと、
いつ、どこで、誰に、どんな理由で、どの様なセクロスだったか、を
細かく設定できる。選択した結果がこんな感じ。
これは単なる設定で、エロシーンで若干テキストが変化するのみ。
設定厨用の要素だな。処女を選択すれば破瓜表現ある。
二人称の変更では語りテキスト中のプレイヤー=アイシャの呼び名を変更できる。
デフォでは「君」、「アイシャ」に変更すればナチュラルなテキストに、「マゾブタ」等に
すれば偏った嗜好を楽しめるだろう(笑
▲体験版ではイージーのみ。ダイスを振っても必ずイージーになる
ゲームが始まると、まずは難易度選択となる。ダイスを振る、は難易度選択を出目に
任せる。イージーならそのまま洞窟へ突入。ハードならいきなり砂賊に囚われた状態で
スタートとなる。ハードではおそらく装備品やアイテムを全て没収、裸一貫からの
ゲーム開始となるかと。ゲームに慣れた2周目以降用のモードだろう。
本作の難易度選択は、敵が強くなる等の類ではなく、スタート状態が不利になるワケだ。
前述のスキル選択も影響するが。
▲我輩は「幸運」と「戦利品」を選択してこんな感じ
▲扉や宝箱は便利ツールで ない場合はヘアピン(消費アイテム)で開ける
また灯りのない場所では視野が狭くなる
基本はステルス
レクタ砂漠洞窟B1から探索開始。ここは砂賊のアジトになっており、
辺りを巡回する見張りが。B1には2体のみ、1体は仕事に熱心で見つかると
戦闘か誘惑か選択を迫られる。もう1体は「…」の吹き出しが付いたやる気のない
奴で、普通に話しかけて情報を得られる。砂賊はこの2タイプ、この先は前者が殆どだ。
仕事熱心な輩は巡回範囲を移動しており、対処法はいくつか。視認範囲に入らない様に
避けて移動するか、倒すか。避ける場合は敵シンボルの動きに若干ランダム性があり、
突然振り向いたりするし、避けやすい広いマップかどうかも影響してくる。
結構な緊張感があるが、ビビらずズバッと移動するのが吉。自信のない場面では
セーブしておけばいいだろう。後述するが「隠れる」で避けるのも対処法のひとつ。
▲Lv1では被ダメ1回で死ねるが、バックスタブ使用で被ダメ前に倒せる
巡回している敵の対処方法
倒す場合は3つの方法がある。ちなみに本作では倒した敵は復活しない。
1 正々堂々と正面から挑む
2 スキル「隠れる」を使用して挑む
3 誘惑する
1は普通に戦う。序盤はまず勝ち目が薄い故オススメしない。
2はスキル「隠れる」を使い敵に接触する。必ず先制攻撃となり、
戦闘中にスキル「バックスタブ」が使用可能になる。バックスタブは
武器ダメージに「5d6」のボーナス値を得られる強力なスキル。
ちなみに「5d6」とは6面ダイスを5回振った値をプラス、という意味だ。
ダイスを振る演出は無く、内部処理でダメージが算出される。
面数、振る回数が多い程大ダメージを期待できるが、「運」の要素もデカい。
弱い敵なら先制攻撃+バックスタブで被ダメをもらうことなく倒せるだろう。
ただし「隠れる」中は6歩で技術点が1減少、バックスタブ使用で3消費し、
技術点が乏しい序盤から何度も使える戦法ではない。技術点は水袋や
その他の飲料で回復可能だが、それにしても限りがある。
という理由から序盤はこの戦法は頻繁に使えない。
でも敵を倒さんとレベルアップできんしなぁ…
「隠れる」で敵を避け装備やアイテム(特に防具)を揃え、弱い敵から倒していくのが
効率が良さそうだ。逃走確率は100%故、敵のLVが高かったら逃げるといいだろう。
隠れるはメニューからON/OFFだが、ショートカットキーとしてAキーでも可。
頻繁に使うスキルだけにこういう配慮は非常にありがたい。
最も実践的なのは3の誘惑。敵に見つかり誘惑を選ぶ。
エロシーンを挟み(処女の場合は処女を失う)、その敵は寝てしまう。
寝ている敵からは食糧や飲料等のアイテムを拝借でき、マップから一時的に
排除できるのだ。
更に、特徴スキル「誘惑暗殺」を修得していればエロ後に敵をヌッ殺し、
経験値とアイテムをゲット可能だ。その敵はマップから完全排除される。
(体験版では経験値を得られない)
▲チュートリアルが適宜、わかりやすい
特徴スキルを得るには3の倍数レベル毎に得られるスキルポイントが
必要だが、デフォで1ポイント所持している故、まず誘惑暗殺を修得
するといい。ただこの方法は処女クリアを捨てることになるし、
エロする毎に淫乱になっていくっぽいが。体験版にはないが、製品版では
エロステータスがあるっぽく。
こんな感じで敵に対し「隠れる」を使わずに避けられるかどうかを観察
→避けられないなら「隠れる」で敵の脇を抜けるor戦うor誘惑する
を選択し、探索していくのだ。メタルギアシリーズを彷彿とさせる
いい緊張感だぞこれは。緊張感を煽るBGMもグッジョブ!
▲クロスボウとロープを入手しないと進めない
▲誘惑エロではプレイを選択できる CGも変化
▲君の上に覆いかぶさった ゲームブック口調のテキストが新鮮
エロは多彩 敗北エロでは監禁される
体験版でのエロは、誘惑してのエロ、敗北してのエロがそれぞれ1種。
敗北エロは懲罰房(B3)に監禁されてしまい、複数の野郎に何度も何度も
輪姦される。精液がぶっかけられたパンを食いチャンスを窺い、
ヘアピンをくすねて脱出を図る連続イベント的なエロになる。
装備品やアイテムを全て略奪された状態での脱出となり、かなり厳しいが
体験版には実装されていない装備品奪還イベントもある様だ。
敢えて逃げずに監禁され続けると…
敗北エロでは陵辱、誘惑では自発的エロと毛色が異なるのがイイ。
まぁどちらにしても感じやすいアイシャはイカされちゃう。
今作ではコスプレ要素もある模様。
体験版総合的に
エンディングは即エンドなBAD含め複数ある模様。強大な敵になりそうな巨大な竜、
巨大ミミズを倒すのは任意?クロスボウを入手すれば、敵に対しての戦術が増えたり、
移動手段にも使えるなどギミックもそれなりにある。怪しい箇所はとにかく調べる、
盗み聞きするなど「盗賊」を意識してのロールプレイが楽しい。勇者ではないのだ。
前作よりも難関な舞台でどう立ち回るか、一手一手をよく考えるべし。
回復アイテムすら回復量がダイス運故、使う前にセーブする等、工夫の積み重ねが後に
響く。戦闘を含め考えなしの無謀な選択は即悪い結果に繋がり、ゲームブックやTRPGの
緊張感を見事に表現している。期待通りの逸品だ。体験版では「14」には行かなかったな。
撫子「こんな嗜好の紳士におすすめかなぁ?」
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夢子「続編です」
夢子「男爵領様の過去作です」
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