QRoss ACTRPG 1,500円→1,200円(3日間限定)(税抜)
【基本情報】♀主人公 ツクールVXAce製 バランス型 難易度:普通
【体験版評価】7.5/10点 (面白さ8 システム7 没入感8 エロス7)
【ゲーム情報】S…射撃 D…体術 A…緊急回避(1歩後退) W…覚醒モード X…メニュー
タル破壊でポイントゲット Shiftダッシュ メッセスキップあり セーブはいつでも
UI独創性:低い バトル独創性:やや高い
屍人となったヒロインを操り屍々人共を蹴散らせ
屍々人(ゾンビ)と戦うトップビュータイプのACTRPG。
主人公・瑞穂は屍々人殲滅部隊に所属し隣村に向かう途中、屍々人の大群に遭遇。
部隊は全滅し瑞穂も噛まれてしまい自決を図るが何故か生き残る。人間としての自我を
保ったまま超人的な身体能力を得る「屍人」として。
どうやら隊長も生き残った様だがなにやら動向が怪しい、ということで屍々人を
屠りながら隊長を追う。
このサークルさんといえば初期作「淫乱巨乳エルフと触手達の輪舞曲は人気作品だったものの、
同じシステムをマイナーチェンジした同じようなゲーム設計の作品を連発し人気が
下降。正直我輩も「前作とほとんど同じやんけ」と辟易した口である(失礼
が、本作は同じACTRPGでありながらこれまでの作品とかなりプレイ感覚が異なり、
本格的なACTRPGになっている。2マス先まで攻撃できる射撃(Sキー)と1マス先を
攻撃する体術(Dキー)の2つを武器に戦うのだが、両方押しっぱにすることで
範囲に入った敵を自動的に攻撃する。
屍々人は一歩一歩近づいてくる感じで移動速度が遅く、しかし耐久力が高い為
何度も攻撃を当てる必要がある。射撃も体術も当初は60F(フレーム)間隔でしか
攻撃できないが、両方押しっぱにすることで射撃を受けた敵が隣接してきても
体術が発動、敵をノックバックさせる。1vs1で戦う様に立ち回ればそこそこ時間は
かかるが勝てる。ただ接触され攻撃を許すと連続攻撃を受けダメはデカめ。
HPやMPは一定間隔ですこーしずつ自然回復、消費アイテムでの回復も可能だが、
上記の戦法で戦えば使う機会はあまりないだろう、という難易度。
でだ、本作の一番おもしろいところは、HPや攻撃力といった一般的な能力値の他、
射撃と体術の攻撃間隔を成長させられる点にある。前述の通り当初は両方60F間隔だが、
敵を倒したり、そこらに結構ある樽を破壊することで得られるポイントを消費し、
5F(フレーム)間隔で短縮できる。60Fを30Fまで短縮すれば単純に攻撃間隔が2倍速くなり、
その分敵に対し弾幕を張り素早く倒せるようになって我輩は楽しかった。
攻撃間隔が早くなるという要素はACT系ゲームにおいて成長がダイレクトに感じられて
(RTBなRPGもそうだが)成長させるのが楽しくなるんだが、残念ながらDL同人作品で
それを搭載している作品は少ない。我輩が知る限りでは水の妖精さんの「触手逆襲 乙姬無惨」あたり、同系統サークル赤いトンボさんは攻撃回数が増えていく要素があり、こちらも似たような楽しさがあった。
敵殲滅に時間がかかる序盤からめきめき攻撃速度が上がっていく成長過程が、
本来地味になりそうなの本作のACT部分を華やかにしている。
ポイント消費での各能力成長はプレイヤーの任意で、攻撃間隔と攻撃力を優先的に
育てると体験版範囲でも目に見えて屍々人を倒す時間が早くなり「オレTUEEE!」を
味わえた。もちろん、防御やHPを優先的にあげて固くしたり、MPやMP自然回復を
優先することで「覚醒」(wキー)を頻繁に使うスタイルにしたり、プレイヤー好みの
スタイルで育成可能だ。覚醒中はMPが徐々に減るが、攻撃間隔が倍速、殲滅力が
高くなる。耐久力がクソ高いボス戦で積極的に使ってきたい。
屍々人は各マップにわらわらいるが、動きが遅い為避けていくことも充分可能であるし、
序盤から倒しまくってポイントを稼ぎガンガン強くすることも可能。
装備品要素はなかったが、製品版ではどうなのだろう。
隊長を追うことで風呂敷が拡がっていきそうなストーリーも悪くない。
序盤で自決を図るシーンなんかはヒロインへの感情移入の入口になるはず。
陵辱系のエロもいいんでないかい
エロは敵敗北と進む先々にあるエロイベント(選択肢)。陵辱シーンがメインで
そのままゲームオーバーになる。これまでの作品とは異なるテイストの絵で
なかなかいいかと。
体験版総合的に
エロ主体の代わり映えしないライトゲーム設計だったこれまでの作品と打って変わり
シナリオにもゲーム性にも深みが出た本作。サークルさんのイメージを払拭する作品に
なっていると思う。もうちょっと早くこういう作品出せてればなぁ…
撫子「こんな嗜好の紳士にオススメかなぁ?」
陵辱 パンデミックソンビ系(でもややファンタジー世界観)
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