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Mゲ同人アンソロ『M Galaxy ~搾られ惑星旅行~』(むに工房) 体験版感想・攻略
UFOに攫われたショタ主人公・ミクス(名前変更可)が、様々な惑星へ赴き「Mクリスタル」を集めることを強要される、MZ製半BFRPGである。主人公を拉致した女性型宇宙人・ミスティとマース曰く、宇宙の脅威である「大淫魔」を倒さねばならないと。主人公はミスティをナビ役としてたくさんの女性(型宇宙人)に搾られることになる。
Mクリスタルがある各惑星は、企画主である「むに工房」さんの呼びかけに応じたM紳士嗜好のサークルさんが担当しており、いわゆる「アンソロジーRPG」となっている。参加サークルは14にも及ぶ。
各惑星での登場キャラやストーリー、CGが異なるのはもちろんだが、ゲーム性やBGM、システムまで変化すること、中でも戦闘システムが惑星ごとに違うことに「1つのプロジェクト内でこんなことができるのか!」と素人ながら驚愕した。地味に決定・キャンセルなどの効果音も変わることにも舌を巻く。それぞれの惑星で各サークルさんのテイストがきちんと表現されており、ある意味でM紳士嗜好サークルさんの万国博覧会的な作品ともいえるが、むに工房さんの物語と設定により1つにまとまっている。
各惑星は概ね1時間程度あれば攻略可能。体験版ではチュートリアルをを含め4つの惑星(3サークル)を攻略可、製品版は全15惑星。エロの数や種類は惑星ごとに異なるが大体戦闘エロと敗北エロが各敵に用意されている。惑星によっては敗北エロが複数あったり、擬音アニメあり、CGアニメなどエロ演出さえも違うのだ。
【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8 システム9 没入感8 エロス8.5)
オープニング
▲アブダクション。案外こんなものなのかもしれないな、しらんけど
▲宇宙を脅かす大敵、宇宙大淫魔を倒す兵器になる人間を探し主人公がたまたま拉致られたようだ
▲周辺の惑星の「Mクリスタル」から力を得て主人公自身が強くなり大淫魔を倒す。選択肢はない
▲主人公から搾精しようとする生命体を蹴散らしながら各惑星を探索せねばならない
▲辛辣なマースに対しミスティは気のいいお姉さんみたいに接してくるけども割と適当
▲主人公のスキルは「物理」と「性的」の2種あり、冒頭で本作を「半BFRPG」と称したのはこれが理由。↑は物理スキル
▲性的スキル。ちなみに物理攻撃・防御は能力値のATK・DEF、性的攻撃・防御はHATK・HDEFが影響。基本的には物理、性的のどちら攻撃でも相手のHPを削れる。敵の攻撃も然り
ゲームの基本の進め方と「はじまりの惑星」
宇宙船を拠点とし各惑星へと探索に向かう。一度向かうと基本的には「Mクリスタル」の力を得るまで戻ってこれない。ゆえに前準備はとても大事だ。
拠点でできることは、エナジー(お金)で装備品やスキル、回復アイテム等を購入する、「Mボール」を購入することで主人公の能力値を任意で上昇するなど。あとはマースやミスティなどとの拠点内でのイベント(エロあり)をこなす。回復は拠点に戻った時点で行われ、レベルアップ時も全回復する。
序盤はとにかく装備品を整えるべし。Mボールでの能力値上昇より、装備品によるそれの方が圧倒的にコスパがいい。Mボールは装備品をあらかた揃えたあとに利用する感じかと。
▲Mボールは1つ500エナジーで購入、HPなら10、MPは5、ATKなどは2上昇可能だが
▲ショップで購入できる装備品の方がコスパ良し。装備品ラインナップはストーリーを進めると増える
▲回復アイテムも重要。特に回復スキル「深呼吸」に必要なMPが切れると死活問題、マナパックは複数用意しておきたい
▲性的スキルショップ。敗北エロを見ていくなら自爆スキル「オナニー」を購入すべし。ピストン系はかなり威力が高い性的攻撃スキル
▲お願いを聞いてあげると各惑星の攻略ヒントを教えてくれるようになる猫的生命体
▲宇宙船から出る、戻る際は扉(?)のロックが解除されるアニメ演出を挟む
▲拠点から出るとこのような全体マップへ。最初に行ける惑星は1つのみ
▲チュートリアルを兼ねた「はじまりの惑星」。担当はむに工房さん
▲Mクリスタルが最初から目の前にあるほぼ1画面なマップで3分でクリア可。周囲の青い揺らぎを調べるとエナジーを入手できる
▲主人公はHPがゼロになると射精させられてしまう(物理攻撃でも)。が、1度では敗北とならず、画面左のゲージ'(ナビゲートチップ破損率)がMAXにならない限りすぐ全回復。MAXになると敗北となる
体験版では順不同で3つの惑星に挑むことができるが、まずは難易度1の「おぱんつプラネット」が妥当。やりようによっては「不思議プラネット」からの攻略も可能かも。
おぱんつプラネット 1度HPが尽きれば敗北
この惑星の担当サークルは「れこnote」さんだ。
▲気が付くとこんなことに。ここは1度でも射精させられるとパンツになってしまう惑星、このまま射精させられてしまうも
▲主人公はパンツにならずに済んだ。しかし次に射精したら確実にパンツ化してしまうだろう。というところからスタート
この惑星ではコンパクトなマップ(研究所内)を多少探索、「パーン」と「ティ」を倒すとボス戦へ。倒せばMクリスタルを回収、クリアとなる。ザコ戦はなくすべてイベント戦だ。
▲ある程度ダメージを与えるまでは何もしてこない。性的スキルより物理スキルの方が効く(気がする)
▲フェロモン攻撃。確率で「惚けて」しまい数ターン行動不可に。ただ倒される前に倒せ!な戦闘ゆえひたすら攻撃するべし
▲ティ戦。こちらも同じような戦い方でおけ。余計なことをしなければ勝てる
▲「余計なこと」というのはこれらの行動だ。特に「ぱんつをみる」を実行してしまうと
この惑星では敗北エロが各キャラ2種あり。「ぱんつをみる」での敗北と通常敗北だ。
▲敗北エロ後ぱんつになってしまう。この演出はこの惑星ならでは。他の惑星では拠点に戻る
▲ボス・ショーティにある程度ダメを与えるとクイズを出題してくる。NPCとの会話をちゃんと見ておこう。間違えると左右のキャラが復活してしまう
不思議プラネット 物理攻撃無効
この惑星の担当サークルは「むに工房」さん。とあるサキュバスの後を追っていくとMクリスタルが設置してある村に到着、ボスを倒してMクリスタルを回収する。
▲サキュバス蔓延るファンタジーな惑星だ。めっちゃ既視感あるマップ、参加サークルさんの作品を遊んでいるほどそう感じる機会が多いのも本作の醍醐味かね
この惑星では「ENEMY」と出ているシンボルはザコ、つまりレベリングが可能だ。体験版ではここが唯一。お金稼ぎにも使えるし確率で回復アイテムもドロップするゆえ育成にはもってこい。またこの惑星にはサキュバスしかおらず物理スキルは無効、性的スキルのみで戦う。
▲各敵には弱点が設定されている。サキュバスには「キス」が有効
▲この惑星以降の敵は必殺技や拘束技を使ってくる。SPを消費して防御、回避が可能。S回避が最も信頼度が高い。SPは戦闘中に増加
▲食らってしまうと不利な状態に。OTHER→もがくなどで抵抗すると確率で抜け出せる
▲おぱんつプラネットに比べるとややマップが広く、ボスも強いためある程度探索やレベリングは必須で攻略には少し時間がかかる。拠点の猫的生命体のヒントも役立つ
▲ザコがドロップするポーション類を戦闘中に使用するとこのような会話が発生、手加減してくれるように
▲それでもHPがクソ高く特殊技を食らうと挿入体勢となり状態異常になるわ大ダメージを受けるわで強敵
Mクリスタル回収後は拠点でミスティとのエロシーン発生。
▲パイズリで特訓でM-POWが30上昇、戦闘中2回射精に耐えられるように
機械の星 アーマーブレイクしてから性的攻撃
この惑星の担当サークルは「P.D.creations」さん。転送先を書き換えられ電子空間(?)に迷い込んだ主人公は脱出するべく敵を倒していく。ザコ戦はなく探索(主に謎解き)とイベント戦が3回。
決定、キャンセル、カーソル移動などのSEがこれまでのものから変わりSFチックに、戦闘中はアニメするなどいきなりの変化に驚き。P.D.creations作品のウリが存分に発揮されている、まさか本作内でもアニメするとは思わなんだ。
▲光るパネルばかりの空間に転送された主人公の前にいきなり敵が現れる
機械の星での戦闘は、ここでのみで追加される物理スキル「電子の剣」で敵をアーマーブレイクさせ、その後性的スキルで攻撃して倒すという寸法。
▲アーマーブレイクは2段階あり、1段階目でソフト系の性的スキルが使用可能、2段階目で全性的スキルが使用可能になる
▲ここの敵は「必殺技」と「拘束」の2種のエロ攻撃を行う(↑は必殺技)。不思議プラネット同様、SP消費で回避は可能。必殺技は被ダメがデカくHPがゼロになってしまうと追撃を受ける
▲こちらは拘束攻撃。「悪あがき」「もがく」で抵抗して抜け出さないととまともに攻撃できない
この惑星での敗北エロはそれぞれの技で負けた場合の2種、CGは戦闘中のそれと同じ。
▲どうやらここは「アリア」がプログラミングした空間のようだ。彼女もなぜこんなことになっているのかわからないらしい
▲ボス・マキ戦。アーマーブレイク2段階目まで剥くと被ダメがデカ過ぎて危険
体験版はここまで。
▲物語が進むとマースとミスティが今に至る背景ストーリーが補完されていく
▲役職的には上なのに、なぜかミスティには敬語で頭が上がらない艦長のマース
という作品。とにかく各惑星で戦闘システムまで異なるのが非常に興味深く素直に「すごい」と思った。各惑星ごとに新たな要素が用意され、エロもM紳士向けという以外は絵も演出も静止画かアニメかも異なるという、なかなか類を見ないアンソロジーRPG。
サークルさんCi-en記事で各惑星の簡単な紹介がされているゆえ参考まで。
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