BFRPG「不思議の国のサキュバス」 むに工房

BFRPG

不思議の国のサキュバス 体験版感想・レビュー

動物学者の両親をもつショタっ子・レート(名前変更可)が主人公のMV製BFRPG。動物調査に出かけた両親を見送った直後、「早く来ないと遅刻しちゃうよ!」とまくしたてるウサギに遭遇。なんとなく追いかけ井戸に落ちてしまった主人公は「淫魔の国」に迷い込む。早速サキュバスに襲われてしまうが、淫魔達を統べる「ハートの女王」の娘、王女・ルイスに助けられる。自身も淫魔なのに主人公を襲うどころか元の世界に戻る手助けをしてくれるという彼女と共に、帰る手段を求めてこの世界を彷徨うことになる。

BFRPGとしては過去作のシステムを踏襲しつつも、淫魔を仲間にして一緒に戦うことができるなど本作ならではの要素が盛り込まれ、タイトルどおり「不思議の国のアリス」をモチーフとした世界観となっている。4段階の難易度があり、我輩が遊んだ下から2番目「ノーマル」難易度でも結構じっくり進める必要があったゆえ、テンポよく遊びたいならイージーがいいかもしれない。ああん敵が強すぎてすぐ搾られちゃぅぅぅ!だがそれがいい、という紳士は是非ハード以上で。

BFでは「精力」がゼロになるとお射精させられ、都度ある程度精力が回復するものの3回お射精すると敗北エロ、その後「ホーム」に戻される。その際レベルドレインも伴うゆえ普通に進めるなら敗北はしたくないところ。またBFでの敗北以外にも誘惑エロにかかると敗北に近い状態になってしまうトラップなども。トラップというにはとてもわかりやすい2択なんだが、エロがあるとわかっていて選ばない理由は無かろう!というエロ同人ゲーマー特有の気質(?)を巧妙に突いてくるゆえタチが悪い。エロを全部見ていくならセーブ&ロードを駆使すべし。知っているとは思うがMVのリセットはF5キーだ。ゆえにテンポいい展開とは言い難いものの、これまでのむに工房さんBF作品の中でもかなり洗練されたデキだと感じた。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム9 没入感9 エロス8)

オープニング


▲ウサギを追っていくと妙な、FCのバグ画面のような空間に。ここに辿り着く前にも「exeファイルを削除しました」などの不穏なメッセージが何度も出る演出がある


▲必要な時にチュートリアルを小出しで見せてくる


▲井戸に落ちるとお城のような場所に。門番をしていた腹ペコサキュバスに目を付けられ大ピンチ。この容姿でモブなんだよなぁ(メインヒロイン級


▲颯爽とルイス参上。彼女がメインヒロインだぁね


▲結局かわいいショタを前に「我慢できない!」サキュバスに襲われる。戦い方はルイスがことこまかく教えてくれるゆえ、むに工房さんのBFRPGのプレイ経験がない紳士でもわかりやすいかと。知ってらぁ!という紳士はSキーでスキップ


▲「ソフトタッチ」がいわゆる通常攻撃にあたるが格下相手以外はまず使わない。口技・手技・特殊をメインに戦う。ゲージ類は一番上が「精力」でいわゆるHP、真ん中が「体力」でいわゆるMP、一番下が「理性」。理性がゼロになると精力ダメが大きくなったりバッドステを受けやすくなる。仲間淫魔は理性ゼロで主人公を襲うようになってしまう。序盤のBFであまり減ることはないが、催淫ガスなどのトラップで大きく減ることがある


▲サキュバスを撃退した主人公はルイスと森へ向かうことに。という一連の流れをひっそりと見ていた謎の人物


▲メニュー画面


▲主人公はスキルツリー制。淫魔をBFで倒すごとに得られるSPを消費して各種スキルを習得する。まずは「深呼吸」を習得するのがオススメだ。お手軽に使用でき且つ回復力が高いスキル(少しだけ、とあるが精力はかなり回復する)。仲間の淫魔はレベルアップでスキル習得

主人公が得た経験値をレベルドレインで仲間に渡そう

序盤に到達するサキュバス達の村「メル村」にある「ホーム」が主人公の拠点となり、敗北時にはここに戻ってくる。ホームではShiftキー押しでルイスに話しかけることができる。


▲体験版範囲では大した内容の会話はなかったが

「チェシャクリスタル」に接触で全回復、かつ仲間を入れ替えたり仲間にレベルドレインしてもらうことができる。チェシャクリスタルはホームに限らず、ボス前や各エリアマップ最初など各所に設置されている。

仲間にレベルドレインしてもらう?どういうこっちゃ、という疑問について。本作では主人公のレベルは上がりやすいが淫魔はレベルが上がりにくい。というのも、主人公は「あらゆる行動で経験値を得られる」という要素があるからだ。


▲オブジェクトを調べる、NPCと話す、などRPGの一般的な行動で主人公は経験値を得ることができる。このシステム面白いな(ただし一度のみ)。もちろんBFではこれより多めの経験値を得られる

仲間の淫魔にレベルドレインさせることで手っ取り早く成長させることができる、というシステムだ。


▲ルイスにレベルドレイン(見ヌキ)された場合。ルイスに限っては好感度(SPを消費して上昇)をあげないとなかなか本格的なエロはしてくれない。さすがメインヒロインめ!


▲レベルドレインにより主人公の「1レベル分」経験値を得たルイス。本作では1レベル違うだけでBFでの強さはかなり違ってくるゆえ、仲間淫魔のレベリングは結構重要


▲レベルドレイン量は任意


▲仲間にしたサキュバスの場合(パイズリ)。


▲ルイスはレベルが高かったため1レベルしか上昇しなかったが、レベル1のサキュバスは一気に3レベルも上昇した。習得スキルは淫魔の種類ごとに異なるぞ

ゆえに敵淫魔にレベルドレインされるのは極力さけたい。経験値が完全に無駄になってしまう。でもエロは見たい、ぐぬぅ。というジレンマ。だからセーブ&ロードを使うのだ!


▲最初の森エリアマップを抜けると海エリアマップへ。ガラッと風景が変化するのも本作の特徴だ。動くシンボルは敵、動かないシンボルは基本的に無害なNPC(誘惑してくる輩もいる)


▲初見の淫魔にはルイスの「チェック」が役立つ。敵の弱点(口・胸・アソコ・尻のいずれか)を見破りつつ、強さやプロフィールも確認できるスキルだ


▲弱点を突くと他のスキル攻撃と比較して1.5倍程度の快楽ダメを与える


▲その際こんなセリフあり。この他、淫魔ごとの属性(ハート、ダイヤ、スペード、クラブ)が四竦みで存在するが序盤はあまり考えなくていいかと。強敵が現れたら属性相性のいい淫魔に入れ替えたり


▲敵淫魔の攻撃を受けると確率で「追撃」が発生、方向キー入力のQTEとなる。序盤は5秒以内に1つキー入力するだけの簡単なQTEだが、淫魔が強くなるにつれ入力キーも多くなる。失敗すると


▲エロ(立ち絵拡大バージョン+左下カットイン)られて大ダメージを受ける。


▲まずお射精してしまうだろう


▲また、ある程度ダメを与えると必ずこのように誘惑をしてくる。誘惑に乗ると


▲エロによる連続超ダメージ。結構長い尺


▲1レベルドレインと2回射精はほぼ確定


▲射精するたびに主人公は弱体化(画面エフェクトがピンクっぽくなっていく)するため、誘惑に乗った時点でほぼ敗北は濃厚


▲敗北。戦闘エロをもっとみたければ「このまま搾られ続ける」を選択すべし


▲敗北エロ、連続で何度か搾られたあとホームに戻る


▲相手は精力が半分以下になると裸になって本気を出す(あんまり強さは変わらないが目安になる)


▲戦闘の流れはこんな感じ、一撃で倒さない限り誘惑と全裸になるクダリは必ず発生する。初見の淫魔だと4T~はかかるし、余程格下でない限り一撃で倒せる淫魔はいない。画面左の♪アイコンをクリックしてONにすると戦闘が高速化

というBFに加え、キラキラポイントを調べる、オブジェクトを調べる、淫魔が通せんぼする宝箱をゲット、主人公のレベルを仲間にドレインさせたりと難易度ノーマルではじっくり取り組む必要がある。様々な行動で経験値を得られるシステムによりいろいろ調べてみたくなり、本作の楽しさに一役買っているなぁと。

ちなみにだ、本作では様々な種類の淫魔が登場(40体)するが、各淫魔で用意されているエロCGは1枚+立ち絵1枚(裸差分あり)、基本的に敗北CGと誘惑受けCGは同じ、追撃CGは立ち絵を拡大した感じだな。ルイス以外の仲間によるレベルドレインは敗北CGと同様のもの。ただ各淫魔ごとに様々なエロへの入り方がありテキストも異なり、見せ方も工夫してあるため結局全部見たくなるのだよなぁ。


▲話しかけると誘惑してくるシーサキュバス


▲このおっぱいはアニメする。我慢しないとレベルドレインコースだっ(でも見たい


▲一見行けないような場所にも行けたりする隠し通路的ギミック多数。また何もなさそうで調べるとアイテムを入手できる箇所もたくさんある。怪しい場所はとにかく粘り強く調べるといいぞ


▲凶悪なトラップ。理性がほぼゼロになったうえに


▲敵シンボルに蓋をされてしまう。「ANOTEHR」シンボルは、同じ種類の敵シンボルの強化版でかなりパワーアップしている。初見だとほぼ詰み

タッチチャレンジで淫魔を仲間にしよう

本作ではザコとして登場する淫魔はすべて仲間にすることができる。といっても倒した後に起き上がり仲間になりたそうにこちらを見たり、交渉して仲間にするわけではない。

マップ内に出現するザコを仲間にできるポイントがところどころに存在する。水色で表示されるためすぐわかるだろう。ここで確認した条件を満たそう。


▲挑戦するを選択すると「タッチチャレンジ」に


▲アメフラシも淫魔どす

タッチチャレンジはマウスおさわりで3か所の弱点をさわろう!というミニゲーム。ノルマ=おさわり可能回数。この淫魔「アメフラシ」はかなり難易度が高くノルマは3、弱点3か所と一度も失敗できない。失敗すると敗北エロ同様レベルドレインされてしまうぞぉ。

ただ「見破りレンズ」というアイテムを使えば「1秒程度」の間「弱点」がオレンジで表示される。しっかり探索していれば見破りレンズは結構入手できるゆえ使うべし。


▲アメフラシはおどおどで自信ない系、エロでは優しくも大胆で個人的にかなりしゅき

ちなみにすべての仲間をレベルアップしていくのはかなり根気がいる。デフォレベルは1であるし。難易度ノーマルではルイスをそれなりのレベルにするのでやっと、あとは気に入った淫魔をこつこつレベルアップしていく感じか。別にルイスに拘る必要はないのだが、前述のとおり彼女は弱点を見破る「チェック」が便利、まぁメインヒロインであるし。他淫魔のエロは仲間にせずとも拝見できる、ルイスは育てないと拝見できないエロがある、というのもあるけども。

という感じでやり応えがありエロいBFRPGだ。各エリアマップには2種+αの淫魔が登場、体験版範囲だけでも7種のザコ淫魔とボスで8種。ザコそれぞれにBF中誘惑・追撃エロ、敗北エロ、タッチチャレンジエロ、などなどエロバリエーションはほんと豊富だ。


▲どの淫魔も実力行使&言葉巧みに搾ろうとしてくるものの、なんとなくほんわかしている。しかしいざ搾られの段になると言葉はソフトなもののやってることはハードだったり、このギャップがいい


▲アメフラシとBF中の誘惑を断るとこんなセリフ。うう、そんなにシュンとするなよ!こっちが悪いことしたみたいじゃねーかっ


▲体験版最後の敵はルイスの妹、キャロル。強い。

かつて温厚だった「ハートの女王」が突如冷徹になってしまい、そんな母がイヤでルイスは城を飛び出した。妹のキャロルは現ハートの女王派でルイスを再教育しようとしている。何故女王は冷徹になってしまったのか、チェシャ猫が言い残した「ハートの日」とは、主人公がこの世界に迷い込んだ意味とは。ふーむ、シナリオ的にも惹かれるもがあるな。

プレイしていて思ったがスキル習得に必要なSPは結構多めだったゆえ、SP稼ぎの際はアイテム→だいじなもので難易度をイージーに変更した方がいいかもなぁ。

夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,700円(税抜)

DLsite Andoroid版 1,700円(税抜)

本作は「ばおばぶ」さんの以下の作品とコラボしており、この作品のボス淫魔が登場する。

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