魔王のハーレムは冒険者町にて ダイジョビ研究所
【基本情報】男主人公 Unity製 バランス型 難易度:普通
【体験版レビュー】8.8/10点 (面白さ7 システム10 没入感9 エロス9)
エロ同人SLG生粋のエロゲ
自分を討った騎士の身体を乗っ取った元魔王が、従者のアイラを含めた4人のヒロインと関係を深めながら力と記憶を取り戻そうとするADV風SLG。各ヒロイン用イベントをこなして親密度とえっち度をあげていくのだが、ヒロインAのあるエロイベントを見るにはヒロインBのイベントを先に見る必要があるなど、攻略手順にヒトクセあるゲーム設計でそこにゲーム性が生まれる。また各ヒロインごとに細かいエロ段階が用意されており、エロ主人公の手で徐々に淫らになっていくヒロイン描写こそ本作の特徴。使えるっ
Q.これはエロゲですか?
A.貴方の健康を損なう恐れがあります。用法・用量を守ってお使いください。
(体験版のレビューです)
導入ストーリーとゲームフローをもうちょっと詳しく
魔王・ギドラは人間の騎士に討たれる瞬間、騎士の身体を乗っ取って生き延びるも記憶や能力を失ってしまった。従者のアイラに提案されるままに騎士・ヴァンとして振る舞うも、ヴァンとしての記憶もないために結局「使えない騎士」として冒険者都市・シューリアへと左遷される。だがそれは魔王としての記憶と力を早く取り戻して欲しいアイラにとっては好都合、シューリアで闇商人が販売している「デモンナッツ」を摂取し記憶と能力を取り戻してください、と。
▲従者のアイラと共に冒険者都市にやってきた主人公・ヴァン
▲1つ上の画像の様な「立ち絵+ウィンドウ画面」と、この「バックログ風の画面」でストーリーが進む本作。「なんじゃこりゃ勝手にバックログになっちゃうぅ!」と驚いたが仕様です。最初は違和感を感じるもプレイしていくとこれが思いのほか快適…!ウィンドウ表示なら数クリック必要なテキストを一括で拝見できるからだ。大丈夫、エロシーンはちゃんとCG+テキストだ。
ゲームとしては「体力」の許す限りヒロイン達とのイベントや会話等の行動を行い、体力ゼロで強制オヤスミ→次の日へ。この時「デモンナッツ」を所持していれば1つ消費して体力が全快、「デモン数値」が1上昇する。所持していなければ体力は全快せずフルに行動できないばかりか、デモン数値も上がらない。デモン数値が上がるほどヒロインとのイベントで親密度やゲットできるお金が上昇するためデモンナッツは切らさない様に、というのが進める上での前提となる。
▲チュートリアル。アイラがアイコンの説明するを度にポンっとUIにアイコンが加わっていく仕掛けはよくできており、実際頭に入ってきやすい。気配りが染み入る。※画像クリックで拡大表示
なんとなく難しいイメージを持つかもしれないが、ゲーム内期日などもなく遊んでみれば「あ、割とユルめ」と感じるだろう。目安としては大体3日に1度デモンナッツを購入、その間に購入金額以上の金策は簡単。ただナッツの価格は段々上昇するし、お金を稼げない系イベントをこなす場合、前もってナッツを貯めこんでおくなど。匙加減はプレイヤー次第。
各ヒロインとイベント
魅力的な4人のヒロインズと各ヒロイン用イベントをさらっと紹介していこう。イベントを行うことで各ヒロインとの「親密度」が上がっていくぞ。
従者と言いながらクソ生意気なアイラ。彼女曰く「あくまで魔王様の従者」であり、ヴァンと名乗る人間の従者ではないと。ヴァンが力と記憶を取り戻せば、彼女は真の姿を見せてくれるという。従順になる?デレるのか?寝姿で見ヌキすると「チッ」とかいうアイラがデレたら破壊力ありそうだなぁ。イヤそう思わせておいて電波系とかメンヘラに…(疑心暗鬼)
▲イベント中は小さいウィンドウが開きアニメーション→結果表示 拝見するだけでゲーム性はない。クリック連打で端折れる。
アイラ用イベントは「調達(デモンナッツ購入)」。前述のとおりナッツ購入は大体3日に1回程度、それじゃアイラの親密度上げにくいじゃない、となるが、アイラは常にヴァンに同行するため、他ヒロイン用イベントをこなした際にも親密度は上昇する。
▲宿から街マップへ アイラ以外のヒロインとの出会いイベント等、フラグイベント発生時は「!」が出る。
以下の3人は物語序盤に出会いイベントをこなすことで攻略可能になる。
ダークエルフのショコラ。一緒に遺跡に潜ってくれる冒険者を探しているとのことでお知り合いに。そのエロイ身体を目的にもちろん引き受ける。序盤ヴァンの物理的強さが最もわかるシナリオが彼女だろう。背後からショコラのおっぱいを揉みつつも出現した敵は瞬殺、そしてまた背後に回り揉む。なんだよ最強の陣形てw ダークエルフは性に大らか(ビッチではない)で揉んでも全然怒らない、むしろ身体でヴァンを巧みに操る印象を受ける。最初の探索イベント後、アンデッド討伐可能フラグを踏まないとシナリオが進まない。
▲小ウィンドウ上部に描かれた「F」はヴァンのデモンレベル。デモン数値が高くなるとF→E→D…とあがっていく
ショコラ用イベントは「クエスト」。ゲーム要素がありそうだがやっぱり見るのみで、結果はデモンレベルが変わらない限り常に同じだ。お金はショコラとリズのイベントで稼ごう。
御令嬢でなんちゃって騎士のリズ。ケガで療養中の剣の師匠に代わりヴァンが稽古をつけることになる。リズは「師匠を除いて私より強い者はいないわ」と本気で思い込んでいるが、彼女の周りの兵達は気を使いわざと負けている。実際はその辺の兵士の誰よりも弱い。高いプライドを利用してエロに誘いオレ色に染めてやる!そんな展開だな。「コウノトリが運んで…」というチョロイお嬢、メチャクチャ可愛いです。
リズ用イベントは「訓練」、リズとアイラの親密度が上がり、ショコライベントと同様のお金が入手できる。
最後にいつも寝ている印象しかなかった神官のエマ。懺悔させておきながら寝たまま聞き流し適当に返事をする。体験版でのイベントは出会い位でミステリアスな娘だ。
エマ用イベントは「買い物」、ナッツほど高価ではないがイベントこなす(=親密度を上げる)のにお金が必要なのは彼女だけだ。更にアイラと相性が悪いのかアイラの親密度がマイナス。そんな理由で攻略はややあとまわしになりそうなヒロイン。とはいえショコライベントを進めるには彼女の力が…?
序盤のソフトエロでさえ滾るエロ表現
各ヒロイン共に初回エッチイベントのみ親密度MAXで発生。以降は各ヒロインコマンド「日々のえっち」が開放され、選ぶ都度短いエロシーン(1回目と同じ内容)が発生、「えっち度」が上昇する様になる。日々のえっちはCG+数クリックテキスト。親密度とえっち度MAXで次のエッチイベント開放っ、この繰返しでストーリーとヒロイン攻略が進むぞ。
体験版ではアイラ2シーン(寝姿見ヌキ、寝姿乳吸いぶっかけ)、ショコラ1シーン(乳揉み戦闘からの射精)、リズ2シーン。リズのエッチシーンはこんな感じ。
▲リズ初回エッチシーン 胸を小さくしないと強くなれない!(こじつけ)ので胸を揉む 初回という事もあり嫌々揉まれる
▲2回目のエッチシーンでは乳首で感じる様になっている 揉み過ぎて辛抱たまらなくなったヴァンは服の上からとはいえお尻に射精してしまう。が、リズは何をされているか全くわからないのでした。
1回目と2回目の間には何度もの「日々のえっち」が挟まれている。それだけ乳をこね繰りまわした結果が2回目のシーンとなるワケで、まだまだソフトな乳揉みにも関わらずグッとこみ上げてくるものがある。まったく製品版でどれだけ使わせる気なんだこれ… サークルさん曰く”体験版エッチさ1だとすると本編は53万”だそうだw だから最初に言ったのだ、用法・用量を守りなさいと!
リズ推しなんだがショコラも捨てがたい。アイラが自分からする様になったら推すかもしれないしエマに至っては未開の地…!(結局全員)
体験版総合的に
たいへんはかどる作品。個人的には絵ももちろんだがエロのテキスト描写がすごく好みだった。エロシーンはCGとテキストでじっくり、尺も丁度良く、そうでないシーンは一括テキストでさらっと読める。一応Ctrlキーのメッセスキップも搭載しているが普通に進める分には使わないんじゃなかろうか。ロードして既読部分を飛ばすのに使う位だろう。本作唯一の作業要素である各ヒロイン用イベントとえっちコマンドによる短いエロシーンも目で楽しむ最低限の時間で済み、システム要素は非の打ちどころがない。落とし穴になりがちなセーブスロット数もめっちゃ多く。
加えてUnity製ながら我輩のウ〇コWin7ノートでも快適プレイ。アニメが多用される時代でも静止画エロで充分戦えるんだな、と。
珍しくエロに力が入る長文記事になってしまった。正しいエロゲなんだもの。
ここまで読んでくれてありがとう。
<以下VerUP情報>
・2019/3/19
「日々のえっち」後のダイアログが廃止され更にテンポアップした様だ。
・大幅VerUPと同時にアペンドディスクリリース!ボイスも追加されるぞ。
DLsite 1,300円(税抜)
撫子「制作サークルさん~」
ダイジョビ研究所
Ci-en:https://ci-en.jp/creator/97
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