ロリ巨乳の私が上級国民様に売られちゃった件 体験版感想・レビュー 王道RPGながら下剋上シナリオとアイテム収集がアツい
王国が「コウゾー」率いる荒くれ者どもに制圧され、コウゾー一団は「上級国民」を自称、傀儡の王を通じて民から富を吸い上げる。そして税を払えない民から「若い女を徴収する」法が制定され、主人公のアキバも両親が税を払えずコウゾーに貢がれる少女。しかし彼女はコウゾーの部下・ハロルドの輸送馬車から何とか逃げだし、いろいろあってサキュバスのファネルをその身に宿したことで戦う力を得る。
▲オープニングの場車内で早速パイズリさせられる
▲何とか逃げ出すも兵が追いかけてくるが逃げ足はアキバの方が早い
▲しかし逃げた先で運悪くワーウルフに遭遇、兵士たちも彼奴に殺され延々とアナルセクロスされてしまう
▲悪の根源たるコウゾー。「力こそパワー!」が口癖。国王の名前w
▲ヤリ捨てられたアキバは命の灯が尽きようとしていた。そこに、そのビジュアル(80~90年代だなw)から男たちに警戒されまくっておせっせできなくて困っているサキュバス・ファネルが通りがかる
▲ファネル寄生後。彼女は時にアキバを叱り、時に励ますかけがえのないパートナーとなる
▲いくつかのダンジョンと途中のゴブリンの村を経由してチヨダ村へと
アキバは一路故郷のチヨダ村を目指しなんとか帰還するも、村はハロルドによる襲撃を受けていた。
アキバは持てる力のすべてをもって戦いハロルドを退けるも、両親を含め村の住人は惨殺されてしまう。彼らを弔ったアキバはファネルに励まされつつ、上級国民、ひいては悪の根源たるコウゾーを討つ旅に出る。というMV製RPG。
▲これまで運よく守れた処女をハロルドにあっさり奪われ、村の男は真っ先に殺されて父もあっさり殺される。女たちは兵達に犯され射精された後に次々殺され、最後に射精された母も殺された…
これが体験版の内容、プレイ時間は1時間半くらいだったか。ゲームとしてはものすごく真っ当な王道RPGで、序盤で死にかけたところをファネルに発見され同化して助かるとか、チヨダ村では一度はハロルドに敗れ両親の前で犯されたうえに皆殺しにされてしまうが、再戦してハロルドを退けるなど、割とテンプレ的なストーリー展開でありつつもアツさが備わっている。サキュバスのファネルと同化したことで、敗北エロされると一時的に「精力ドレイン」効果で強化され、先ほど敗れた相手を叩きのめすという流れが面白い。
▲ファネルの「精力ドレイン」の能力によりアキバは胎内射精されると一時的にパワーアップ!
▲この展開になってもハロルドは強い。稀に放ってくる「ファイアⅡ」のダメは500ほど、HPは常にそれ以上を維持しよう。他の攻撃が弱いため油断しがち
特徴としては、基本的に一本道だったがダンジョン、町や村、更にフィールドにも宝箱が多数配置されていること。わかりやすく配置されているため、特にダンジョンではその回収に時間を割かれ、その間にランダムエンカウントという感覚だ。
▲宝箱からゲットする際のセリフも「うれしい~」「感謝~」「やったね」などなどいろいろバリエーションがある
また、通せんぼしているキャラの先に宝箱多数、というシーンが頻繁にあり、100G渡す、淫欲度(本作では二次的なお金要素)を消費することで通せんぼキャラが消え宝箱を得られる。そのほか「戦いたいゴブリン」が道を塞いでいる場合は戦って道を開けるなど、通せんぼキャラをどうにかすれば有用なアイテムや装備を得られる設計だ。
▲淫欲度を15消費してキスするとオークが消える。宝箱の中身はピンキリだがいい装備もあるゆえお金や淫欲度などのリソースを消費してとにかくアイテムを得たい、という欲求に駆られる。ただその分「先にお金を消費して強い武器を買っても直後のダンジョンで入手できそう」という考えも働く。実際はほぼ入手できるが、入手できない装備もあるためその辺が歯がゆい
戦闘に関してはこちらがアキバだけに対し最大4体出現、体験版範囲では全体攻撃可能なのがアイテムだけのため、3・4体だったら逃げる(単純に面倒、逃げるは100%だった)、1・2体なら倒す。全体に効果があるスリープで眠らせるという手もあるが正直面倒だった。
全体攻撃スキルが使えたら逃げる必要はないくらいの戦闘難易度のため、早めに全体攻撃を習得できればよかったかなぁと(初期DQなどの様に窮屈な戦闘から全体攻撃をおぼえた時のカタルシスを狙ってるのかもしれないが)。
▲どの敵も大体1~2撃で倒せるが全体攻撃がないため普通に倒すと6T以上はかかる。ランダムエンカ率も低くはない
敵が多いとめんどいという理由は他にもある。敵は高確率でエロ攻撃をしてきて「カットインCG+4回キー送りくらいのテキスト」が頻繁に挟まれるからだ。
▲戦闘中エロ。淫欲度はこれと、頻繁に入手できるエロ本関連で上昇させるのが基本
オプションでエロ攻撃をオフにすればスキップできるもののオフのままだと新たな敵のエロ攻撃が回想に登録されない、というジレンマ。結局「新しい敵か、エロ攻撃オン!」「回収したからオフ!」という操作が頻繁に必要になってしまう。オンのままでは戦闘テンポが悪いし、オフだと新規の敵のエロ攻撃が拝見できない、「新規の敵のエロ攻撃のみ再生」機能がほしかったが、難しいかね。
総じてRPGとしては風刺の効いた、這い上がりカタルシスなストーリー含め面白い。エロRPGとしてはテンポがいいとはいいがたいが、RPGの安定した面白さはある。
チヨダ村についた時点で、悪逆非道のハロルドをぶっ〇してやる!という感情をプレイヤーに灯すであろう展開と演出はいいなぁ。もうちょっとプレイアビリティに配慮されていれば尚良かった。あとは効果音、決定もキャンセルも「MVデフォキャンセル音」になっていてメニュー画面での操作で違和感があるのもちょいと残念。
最後に、タイトルが「ロリ巨乳~」となっているがあまりロリ感(若干無知感はあるが)はない。巨乳はその通りだけども。
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