アンホリクリエイションの調教SLG「UnHolY ToRturEr」

UnHolY ToRturEr 体験版感想・レビュー　ねぶりおさわりと滑らか調教アニメ！区切りのない独特なシステムも良き

聖職者マリアンネが30日間、調教師ヴェラによってさまざまな性感を開花させられてしまう調教SLGである。プレイヤーはヴェラとなりマリアンネの乳首・乳房・陰核・膣・尻穴などを責め、「汚染度」を上げていくことが目的となる。すべては30日後の儀式のため。

基本的に「おさわり」と「調教シーン」でマリアンネの各種パラメータを上昇させていくことで汚染度も上昇していく。調教シーンは20シーン以上用意されているが、最初から開放されているわけではなく、特定パラメータを一定値以上にしたり、「開発」で道具を作成するなどの開放条件を満たすことで閲覧できる。開発にはおさわりや調教などエロ全般で得られる「MP」が必要となる。

現在ではほとんど目にすることがなくなった「古き良き調教SLG」を感じさせつつ、ありがちなマンネリ・作業感は感じさせないシステムが良き！他項目に渡る各種パラメータは今風に言えばエロステータスっぽくもあり、ゼロ並びだった数値がじわじわ上がっていくのを見るのは「げへへ」である。エロRPGのそれと異なるのは、プレイヤーである調教師自身の手でリアルタイムで上昇できることだろう。本作はまさしく調教SLGの系譜であり、且つ全編Live2Dによる滑らかアニメで楽しめちゃう。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム9 没入感8 エロス9)

本作はアンホリクリエイションさんの別ブランド「アンホリ☆プロダクション」で発行された同人誌「淫獄の聖奴隷」が元となっている。「UnHolY SaNctuaRy」でマリアンネが聖域に挑み、「UnHolY JaiL -Complete Edition-」では捕らわれの身となり牢から脱出を試みるが「もし彼女が脱出せず性奴隷にされていたら」という内容の同人誌で、それを新たに調教SLGとして制作されたのが本作。

では、本作の進め方をスクショ付きで説明していこう。まずオープンニング。

▲調教師ヴェラ。プレイヤーは彼女となり30日間の調教を行う

▲マリアンネ。UnHolY SaNctuaRyではチェインを武器として戦った戦士でもある。処女

▲ある程度調教を進めると現れる「魔神のしもべ」。マリアンネを新たな魔神の母体とすべく汚染度をあげるのがヴェラの仕事

デフォ状態のマリアンネの各種パラメータはこんな感じだ。

▲ステータス画面

この「ステータス画面」が基本で、画面上部の「開発」「調教」「設定」タブで切り替えることでそれぞれのコマンドを実行できる。ステータス画面は各種パラメータを確認するのが主な使いみちだが、ここのマリアンネもしっかりアニメしており、おさわりも可能。ときおり拘束から抜け出そうと抵抗したりする。

おさわり可能箇所は冒頭で説明した通り、↑「性感帯開発度」の5つ。ただステータス画面でのおさわり上昇値は低く、あくまで「ステータス画面でもおさわりできますけど」的な。

本格的におさわりするなら、性感帯開発度の各項目をクリックしよう。おさわりの仕方は各項目で異なる。

▲乳首。一番簡単なおさわり、左クリック押しっぱで性感が上昇していく。主に乳首開発度が上昇

▲乳房。時計回りに左ドラッグで円を描くようにおさわりすることで性感が上昇

▲陰核。乳房同様だが、こちらは小さい円を描くように

▲膣。マウス左ドラッグ左右に。張り型での開発となるため処女を失う

▲尻穴。陰核と同じく小回りのドラッグおさわりが有効っぽい

これらのおさわりで各パラメータが上昇していくが、上昇効率は画面右上の「性感」ゲージによる。触り方によって性感ゲージが上昇・変化し、「青」はイマイチ感じてない、「緑」はとても感じている、「赤」は激しすぎ。ゲージが緑を維持するようなおさわりを展開するのが望ましい。

▲陰核おさわりの場合、画面右上ゲージこのあたりから緑になりこれより下だと青

▲このゲージより上あたりになると赤になる。緑の範囲を維持すると陰核の開発値を効率よく上げられる。おさわり時は感度ゲージ(ピンク)も上昇、陰核と膣おさわりではプシャッと時折潮を吹いて画面に飛沫が付く演出。更に感度MAX状態がある程度続くと絶頂(画面フラッシュ＋CV)する。絶頂数＋1

おさわりでは、優しく(ゆっくりドラッグ)ではなかなか性感ゲージがあがらず、かといって激しく(ドラッグ速く)するとキューっと性感ゲージが上がって赤ゲージになってしまう。緑ゲージを維持する丁度エェ塩梅を触りながら模索する感じと、丁度エェ塩梅でおさわるとクチュクチュと淫音が鳴ることで、作業的におさわるのではなく「ここがええのんか、ほれっ、ほれ！」と彼女を実際に愛撫する感覚が強い。このアナログ感がよくできていて、ちょっとクセになるしおさわりしたい衝動に駆られる。ここのバランス調整はかなり注力されている気がする。

おさわりにしても調教シーンにしてもほんとアニメが滑らか、それが少しでも伝わるように連続スクショをペタリ。

緑ゲージを維持するにはガシガシピストンするのではなくぬっぷりゆっくりと。膣開発値や汚染度、MP遷移に注目して見るのもおもしろいかと。

序盤は調教シーンがまだなにも開放されていないため、まずおさわりで各開発値をあげつつMP(ステータス右下)を貯めていこう。

▲調教シーン一覧、体験版で拝見できるのは3シーン。正常位を開放するにはMP500を貯めて「開発」でホムンクルスを入手しよう(最初からMP500位あるけど)

▲開発画面。様々な道具を入手しよう。調教シーン同様、MPの他特定条件が必要なこともある

▲体験版でもがんばれば結構な数の道具を入手できるが、対応した調教シーンが開放されないため見れん！

では早速ホムンクルスを入手しての正常位調教シーンをばっ。

調教シーンは基本的に見るだけのエッチアニメシーン。同じ調教シーンでも累積調教時間が増えるに連れレベルが上がって数値上昇値も大きくなる。オレンジの1～3について簡単に説明。

1.ちょっとわかり辛いがこの部分をクリックすると調教シーン上でステータス画面を開く。アニメ進行と共に変化する数値を楽しめる。
2.はアニメのシーン数。正常位では01で挿入アニメ、02がゆっくりピストン、03が早めピストン、04で即射精フィニッシュ。ここをクリックするたびにアニメが変化する。
3.ゲーム内の経過日数・時間。普段から表示されているのだが、調教シーンではここをクリックするごとに1時間経過(この調教を1時間行ったことになり各種数値がまとめて上昇)。アニメに影響はない。

▲1をクリックした画面。ステータス画面が表示され大事なところが見えないが、少しずつ上昇していく数値や射精時に「膣内射精」が上昇する様を拝見できるメリットも。どっちが捗るかね？

3.についてだが、調教シーンでの開発値などの数値上昇はおさわりに比べて大変緩やかだ。ゆえに1時間単位で時間経過させることで一気に数値が上昇させられるが、その分HPの低下も激しい。本作ではマリアンネのHPがゼロになるとおさわりや調教は一旦強制終了、マリアンネのHPが全快(100)するまでに要した時間がゲーム内時間にプラスされる。ちなみにステータス画面に戻るたびにマリアンネのHPは100に回復するが、その都度回復に要した時間がプラスされている。

調教SLGというと「1日区切りで1日の行動力云々」という仕様が多いが、本作はそういった区切りがなく、「おさわり中や調教中にリアルタイムで経過した時間」＋「マリアンネ回復に要した時間」=「ゲーム内経過時間」となっている。

以上のおさわりと調教シーンの他、「ストーリー進行」という要素もある。テキスト＋アニメーションで進行するイベントみたいなものだ。

▲設定から拝見できるストーリー進行一覧

前述したように本作には1日の区切りがなく、調教シーン一覧を見て「お、このシーン見たいっ」と開放条件を確認しつつ進めていくことになるだろう。こういっちゃなんだが、割とゲーム内時間とか意識せず進めてしまいがち。「ストーリー進行」は↑の様にやはり開放条件があり、各種開発値だったり、経過日数だったり。まぁ言ってみれば「あなたのマリアンネはこんな方向性で育って(?)ますよ」「ゲーム内時間これくらい経過しましたよ」といった区切りで発生するイベントだ。どのイベントを見たか(＋堕落値)でエンディングは複数に分岐(6種？)する。

▲開発で「淫紋」を取得すると任意でMP300を消費して調教効果を上昇できる。調教バフですな