クコス国と三つの指輪~滅国の危機と淫欲の民~ 体験版感想・レビュー 11人のヒロインを仲間にしてエロ、風俗ありの男主人公RPG
その国、クコス国はかつて神の加護により栄華を極めた。しかし突如、地は枯れ水は毒され、人々は住める地へと居を移し、かつての王都は打ち捨てられた。新たな王都にてひと時の安息を得るものの、未だ大地の浸蝕は続いており、神は沈黙したまま。
ある日「一般国民の中に勇者の素質を持った男性がいる」という啓示を受けた女王と姫により、国中の男性が王城に召喚される。ただのいち農家で一般人の主人公・フィドルもその他大勢の男性と同様女王の召喚に応ずるが、その結果「剣術と魔術の両方の素質を備えたマスター」、すなわち「勇者」として選ばれ王国を救う冒険に出ることになるMV製RPG。
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
▲石板に触れると聖杯が光で満たされ「勇者」として選ばれる。3つの塔のを回る冒険へ。このあと女王と姫の私室へいつでも行けるようになる(勇者特権
▲姫が城の外まで送ってくれる。剣も魔法も使ったことがないと姫に話していると、兵士が訓練場に案内してくれる(チュートリアル)
勇者の旅立ちというとなんとなくDQを彷彿とさせられるわけだが、本作の主人公・フィドルはセリフのない無個性主人公ではなく結構しゃべる。だからといって強烈な個性を放つ主人公ではなく、当初は童貞できれいなおねーさんにはドキドキしてしまうし、チチやケツに目がいってしまう。元一般人ゆえに確固たる信念があるわけでもないが、困っている人は見過ごせない優しい青年。クセがなく8割方の紳士は感情移入できるであろう主人公だ。
まずは3つの塔に向かうことになるのだが、序盤は適所でじっくりレベリングしないと最初の塔のザコにも太刀打ちできないバランス(ランダムエンカ)、且つ、フィールドマップ(大した広さではない)ではちょっと先に進むと敵の強さが段違いに強くなるなど「不自由な自由度」が面白い。DQの様に「橋を渡ったら」的な親切さはなく、最序盤は王都と自宅(ほぼ隣接)から少し離れれば実力差がはっきりしたザコとエンカウントしてあっさりアボーンだ。
▲最初に向かう塔は自宅から少し東にあり、向かおうと思えばすぐ向かえるが
▲敵が強いんじゃぁぁ!まずは自宅周りでレベリングし、装備や回復魔法などのスキルを揃えよう。オブジェクトをしっかり漁りつつ風俗に行けばオーブ50個はそう遠くないゆえ、仲間を加入してから塔を攻略するのもいい
最近はこういうリスキーなRPGを見かけないゆえちょっとうれしくなってしまった。それでいてある程度強くなると「ここはまだレベル的にキツイな」というエリアでも習得スキルと戦術次第で倒せて一気にレベルアップ!も可能というバランスは、ある意味大味だが楽しくもある。FCのRPGではこういう要素あったなぁと。
最初の塔はそれなりにレベリングすれば主人公一人でも攻略できるが、本作では「オーブ」を50個集め「神殿」で「器を満たす」ことで4種の「心器」のうち1つを得られる。拠点となる王都や各地にいる全11人のヒロインに心器を使うことで仲間になる。
ヒロインの職業は「ナイト」「グラップラー」「ウィッチ」「クレリック」に分かれ、強いヒロインほど多くの心器を必要とする。例えば体験版で唯一仲間にできるクレリックのメルーナは「真心の器」1つで仲間にできるが、同じクレリックのソフィア(姫)は真心の器3つ必要。オーブは敵がたまにドロップ、王都の風俗「蜜の壺」でお金を払ってエロすることでもまとまった数のオーブを入手できる。
▲初回のみ1000G。童貞を風俗で捨てたくない紳士以外が行くべし!
▲フェラ→射精、本番→射精。これで1000Gはお安い。オーブも6個入手できた
またツボやタル、クローゼットなどなどそこかしのオブジェクトにもアイテムがしこたま仕込まれており、「光る石」というアイテムもたくさん入手できる。光る石は王都の「磨き屋」に持ち込むと無料でオーブ、またはトパーズなどの宝石(換金アイテム)にランダムで変換される。
▲メルーナは最初から回復魔法を覚えているが、できればセイレーン(睡眠魔法)なども購入していきたい。彼女の通常攻撃は魔力依存の「魔弾」でそれなりに強い
各ヒロインには複数のエロ(サブイベントをクリアする必要があったり、一部ヒロインはメインストーリーを進めることでいくつかシーンを拝見できたりもする)があるため、エロを拝見するにも仲間を増やすにもオーブ、または光る石を集めることが優先される設計だ。主人公は一人で剣術スキルや回復魔法、攻撃魔法もこなす勇者だが、仲間が多いに越したことはない。
▲メルーナの「旧王都で育った」イベントを見た後に旧王都に向かうと
というわけでまずはレベリングを兼ねてじっくりオーブを集めよう。頑張れば1周で全ヒロインを仲間にできるとは思うが、1周目はとりあえず好きなヒロインを仲間にして攻略するといいかと。心器が多く必要なヒロイン=強いわけだが、それはレベルが高い+スキルを多く習得(本作ではスキルを購入して習得)しているという意味であり、弱いヒロインでもちゃんとレベルアップしてスキルを習得させていけばいいだけだ。
本作で「いいなぁ!」と思った点をいくつか。不自由な自由度ややり応えあるバランスもそうだが、DQチックな勇者設定でありつつ、お金さえあれば風俗で好きな女の子(3人)から指名できて、指名するほど段階エロがあること。風俗エロでオーブがもらえるため攻略にも役立つ。童貞主人公がいつどこで筆おろしするかは自由だ。仲間とのエロも任意であるし。
二つ目は設定がDQ寄りのためかBGMも寄せられていること。戦闘BGMなんかも奇抜でいいし、各種SEもMVデフォ臭が全くなくこれだけでも独特な雰囲気を作れている。
▲最初の塔攻略後、酒場で開かれる宴にはまだ仲間にしていないヒロイン達も参加している
▲宴の最中、風俗のお姉さん・アンジェに誘われ店の外で。オーブを集めれば彼女も仲間にできる
▲メニュー→ノートから仲間になるヒロイン一覧を拝見できる。ほとんどのヒロインは王都にいるぞ。メモリアルからは回想へ
あとは予想外にエロシーンが肉感的でエロかったこと。サンプル等の絵だけで判断するなかれ、淫音などのSEが商業レベル(CVはBGVのみだが)でかなりエロく、風俗エロはともかく仲間になったヒロインがそれぞれの事情で股を開いていくイチャラブはいいなぁ。一部陵辱も含むらしい。
ガマン汁やおま〇こ汁が精液と同じ濃度の描写のためフィニッシュ前からエロい。フィニッシュ後は白濁まみれで更にエロい。まぁこの辺は紳士の好みによるかもしれないが。風俗ではフェラからの本番など連続プレイもあって総じて期待以上にいいエロゲだった。
この他闘技場要素もあり、クリア後は平和な世界(カジノ等が解禁)を満喫できるなどやりこみ要素もあるみたいだな。
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