サブリナと無力なタマシイ 紅茶辣韭 感想・レビュー

NTRRPG

サブリナと無力なタマシイ 体験版

主人公・ルカにぞっこん(死語)の幼馴染・ヒイナとその親友・アミィ、更にタイトルにもなっている新ヒロイン・サブリナが、「澤田」という超絶キモい竿役に寝取られていくMV製の非戦闘NTRRPGである。ゲーム性はほぼなく基本的に一本道のストーリーを見ていくのみ(自動進行イベント多し)、寝取られヒロインが3人もいてそれぞれの寝取られストーリーが同時進行していくのが特徴だ。澤田の他にもキモイ竿役は多数いるがきゃつは群を抜いてキモい、外道。NTR作品における竿役のキャラは自己中心的で外道な程イイ(クベルの首枷病外道勇者一行などなど)という紳士は多い。胸糞悪いほどNTR紳士は鬱ボッキ。我輩だ。

本作は前作「魔法少女と森林学習~負けヒロインはセクハラされる~」の別の世界線ストーリーとなっており、澤田というキャラは前作の竿役の中でもメインで活躍したが、他の竿役同様コメディテイストを含むどこか笑えるキャラだった。今回の澤田はキモさそのままに、ENDによっては外道を通り越し鬼畜の所業を見せ、もはや笑えない。クソ外道・澤田、爆誕である。

個人的にはこれが本作の感想でもっとも言いたいこと、命を賭した主人公を救おうとする超真面目委員長・サブリナがきゃつの毒牙にかかっていく様を見なはれ、NTRスキーならば!まぁ体験版範囲ではそれほど重くはないんだけども。

あ、セクハラやねちっこくキモい前戯などがメインで本番は最終盤にならないと拝見できないのはこのサークルさんのいつも通り、別に前作を遊んでなくても問題ない。前作を遊んでれば「こういう方向に行ったかぁ」と感慨深いだけだ。

【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8 システム8 没入感8.5 エロス9)

オープンニングの一幕。サブリナと澤田は幼馴染、幼い頃のサブリナは澤田と積極的友達に友達になろうとしてよく遊びに誘っていた。が、澤田は彼女の入浴を覗き撮影する行動に出る。気付いたサブリナはその下卑た気持ち悪い視線と表情を見て「男嫌い」になってしまうほどのトラウマを抱えてしまう。以降、サブリナは澤田を徹底的に嫌い今日に至る。澤田も彼女を苦手(単純に実力でも敵わない)としている。

ヒイナとアミィ。これから学校の森林学習(オリエンテーリングみたいなもの)があり、主人公・ルカと共に一緒に廻ろうという場面。前作では二人一組というルールがあって、最初にどちらかのヒロインを選ばねばならなかった。選ばれなかった方がキモいクラスメイト達にいろいろされてしまったのだ。

ただ本作では「何人で組んでもいい」というルールになっていて、前述の通り別の世界線になっているのだ。よって3人で仲良く森林学習へ。ことあるごとに主人公のセリフ選択肢が出現するが、どれを選んでも進行に影響はないフレーバー的な選択肢だ、気軽に選んでいい。


▲主人公一筋、他の男には脇目も振らない幼馴染・ヒイナ


▲親友のヒイナが惚れている主人公に最初はツンケンしていたが、今は恋心を抱いてしまっていてヒイナに罪悪感を感じてちょっと複雑なヒロイン・アミィ。前作ではツンデレっぷりを披露してくれたが、本作ではメインヒロインでないためあまりツンツンしない

二人はクラスのアイドルで男共からすれば高嶺の花、好かれる主人公はリア充。まぁ主人公はヒロイン達に好かれる努力をしていて実力もある。彼女たちは澤田や他竿役に寝取られエロも多数あるが、寝取られのノリとして前作や過去作に近いコメディテイスト。アホでチョロ過ぎる展開。詳しくは後述。


▲森林学習にいざ出発。SD絵での演出も結構あり。シンプルに可愛い


▲メニュー画面。本作は戦闘も探索要素もない、開くのはセーブくらいかね

道中を進んでいくとNPC生徒の他、キモイ竿役たちが登場。


▲早速澤田が登場


▲パシャパシャ。澤田はこの段階では前作までのただただ陰湿でキモイ野郎。見ての通りこのサークルさんの竿役フェイスは味が濃過ぎてだがそれがいい。生理的に受け付けないなら回れ右しかない


▲リア充主人公っぽいところを見せるシーン


▲どれも選んでも同じ。竿役共はどいつもこいつも魔法の実力はクズ、一目散に逃げる


▲アミィは鈍感キャラ、こんな3人でやらせてもらとります~


▲こんな感じで前作に登場した竿役全員(この他にもまだまだいる)と序盤で面通し

キモイ野郎共を動物園の様に見つつ、イチャイチャしながら進んでいると


▲不純異性交遊!とサブリナ登場


▲冒頭の澤田トラウマのせいでこの齢まで男嫌いな性格。トラウマのことは3人は知らない

その後サブリナは昔から好きなリンゴがなっている樹を見つけ、採取しようとする。


▲そのリンゴは幼少の頃、サブリナが澤田にあげたことがあるリンゴだった


▲まぁリンゴのことよりも桃の方に夢中のようだが


▲近づきすぎて気付かれる


▲主人公と幼馴染はあんなに仲良しなのにボクの幼馴染クソ女!自業自得でウケる

その後も主人公達やキモイ竿役の様々な茶番がありつつ森林学習最終盤へ。


▲この展開は選択肢によって変化するが、たまたま1人になってしまったヒイナかアミィに澤田が催眠魔法をかける


▲ピンチなところに


▲魔法でおしおき


▲私の友達にまで手ぇ出しやがって…今ここでアンタを殺して私の過去も消す!と激オコ


▲そこへ主人公達合流。サブリナと澤田を加え5人で行動することに。書記くん=主人公。サブリナはあとで先ほどの澤田の行動をすべて学園に報告するつもりだ


▲絶体絶命の澤田は乱れた心を、幼少時に撮った写真で落ち着かせる。手垢がべっとり付いている


▲5人で進んでいくと道が2つに分かれている。サブリナの意見でヒイナとアミィは右の道へ。澤田をきっちり見張るためこの3人PTに


▲例の写真を見ることで精神的優位性を(一方的に)保とうとする澤田

3人で進んでいくと、この森の主と思われる魔物が圧倒的な力の差で敗北したであろう死骸を見つける。つまりこの森には生徒達では太刀打ちできない危険生物がいるかもしれない、と警戒するサブリナ。それを聞いて澤田は超絶身勝手な行動に出る。

このままだとサブリナが学園に事の顛末を報告して退学にされるかもしれない、と思った澤田は叫びながら森を走る。いやいや、そんな都合よく出てこな…


▲出て来くるやん!洞窟から現れた魔物が一瞬でサブリナを戦闘不能に。主人公は魔物の相手をしつつ森の奥へ


▲化け物にビビりまくりの澤田は逃げようとするものの、失神しているサブリナの身体に釘付け


▲魔物と死闘を繰り広げている主人公。強力な炎の魔法と魔法剣の使い手だが、この魔物は強すぎる…(戦闘演出あり


▲その一方でサブリナを木陰に運び頭の中エロでいっぱいの澤田。個性と主張が激しいわぁ


▲サブリナは苦手だけどもそのスケベな身体は魅力的


▲主人公が瀕死なところに駆けつけ魔物をあっさりぶっ飛ばすサブヒロイン・ノノ


▲魔物の断末魔を聞き身を隠す澤田、気付いたサブリナは瀕死の主人公に相対。致命傷を負っていて回復魔法も効かない、このままでは主人公は死ぬ


▲禁忌魔法で主人公の魂と身体を分離することに


▲魂の入れ物は同年代の同性がベスト、ということでノノが隠れていた澤田をとっ捕まえる


▲「僕はどうなるんだぁぁ!」と澤田は拒否するが無理矢理憑依させた結果…


▲こうなりました。なんでやねん。ルカだよ(はぁと じゃあないんだよ!


▲澤田に憑依した主人公の魂は見知らぬ場所に。そこは澤田の精神世界だった

主人公の魂は澤田に憑依したが弱りきっており澤田の意識が優勢。しかも澤田は主人公の記憶と力を得る。やった、ボクはルカになったんだ…!と、それを利用してヒイナとアミィを寝取ろうと画策する。対してその見た目から主人公だと信じられない二人だったが、昔の思い出をちらつかされたヒイナは「本物のルカだ!」とあっさり信じ、「ヒイナがそういうならルカっぱなんだよね」とアミィも信じる。アホヒロイン達である。


▲言動が明らかに澤田なのに信じてしまう愛すべきアホヒロイン達。この辺は前作までのテイストなのだよな

以降は学園生活シーンとなり、朝は澤田とサブリナのイベント(自動)と並行して主人公とサブリナのイベント(探索)、昼は澤田とヒイナ・アミィのイベント(自動)、夜は意識の主導権を握った主人公がノノと学園散策(探索)、この繰り返しで進めていくことになる。

昼時間帯はヒイナかアミィのNTR

まずは毎日学園での昼時間帯、ヒイナまたはアミィと澤田のエロイベントについて。自動イベント進行で、日が進めばエロも進む。


▲見た目も言動も明らかに主人公ではないのに信じてしまっているヒイナとアミィは、澤田の口八丁で丸め込まれエロられていく


▲NTRシーンで主人公は、澤田の精神世界からシーンの一部を垣間見ることができる


▲断片的でグラにはモヤがかかっていて全部は見えず、何が行われているかははっきりわからない

夜時間帯 昼のNTRシーンを回収

次に夜の時間帯。澤田の身体の主導権を握った主人公が、ノノと共に学園を散策する。


▲学園内を探索することで昼に澤田がヒイナ、またはアミィに行った一連のNTRシーンをトレースできる


▲何が起こっていたかの一連を全部拝見できる


▲これがまさに、主人公視点で見たモヤがかかっていたシーン

このシーンはアミィと二人で水魔法を練習するため、アミィに水着を渡して着替えさせた。でもビキニが恥ずかしくて結局水魔法の練習はしなかった、というイベント。しかしそのプリケツは澤田にインプットされた。まぁソフトエロ未満のシーンでありまだまだNTRと呼べないエロ。

ただ学園生活が進んでいくことでヒイナ、アミィに対するNTRエロは徐々にエスカレートしていく。サークルさんの色としてエロのほとんどはソフトエロやセクハラエロがメインだが、最後まで行けば本番もある。彼女たちのENDも用意されている様だ。

朝時間帯 澤田精神世界へダイブするサブリナ、実体は無防備…

ここからは朝時間帯のサブリナと澤田のイベントについてだ。

件の事件以降、サブリナは特殊な主人公の亡骸と共に魔法空間に閉じこもり、ノノの協力もあって様々な魔法書を読み。ついには禁呪を読み解いて主人公の身体の修復に成功する。


▲主人公の身体は元通り、後はクソ豚の中を魂を引っぱり出して戻せば

サブリナは主人公が死んだのは自分のせいだと思っているクソ真面目・責任感の強い性格。実際は全て澤田のせいなんだが。ゆえに見つかったらヤバい禁呪を使ってまで主人公を蘇らせようと。あとはあのクソ豚から主人公の魂を分離して、この身体に入れるだけ。


▲クソ豚を魔法空間に呼び出し説明する。澤田としては今の状況がウハウハであって、分離されたらただの澤田に戻ってしまう… でもサブリナには逆らえない。ぶひぃ!

主人公と澤田の魂を分離する方法、それは魔法でサブリナが澤田の精神世界に入り主人公の魂と共に出口を目指すこと。主人公の魂は前述の通り弱り切っており助けがなければ戻ってこれない。この作業が毎日朝、学園が始まる前に1時間だけ行われ数日は必要だろう。


▲澤田の精神世界の中に入り、主人公の魂を見つけたサブリナ


▲1時間というのは設定の話、澤田の精神世界を一定まで進むとサブリナが中間地点を作り、翌日の朝はそこから探索開始となる。まぁ一本道だけども。主人公とサブリナはこの探索を通してキャッキャウフフ、絆を深めていく。男嫌いなサブリナが主人公に傾倒していく


▲体験版最後の方でサブリナは、幼少の頃澤田に覗かれてトラウマになり男を嫌いになったことを話す。落ち込むサブリナ、主人公は「そんなことで見る目は変わらない、助けに来てくれてありがとう!」のハグ

ただサブリナが澤田の精神世界に行っている間は…

現実世界のサブリナの身体は意識がない。サブリナにビビりまくりな澤田もそのことに気付き、ルカの魂を引っ張る作業中はこのクソ女を自由にできるんじゃね?と。


▲初回はケツ揉み中にサブリナの意識が戻ってきて


▲目覚めたサブリナに「ボクも寝てたみたいだ」とウソを。まぁ確かめようがないしな。それを聞いて安心してしまうサブリナは、主人公とキャッキャウフフしてたせいでコイツがクソであることを忘れてるな


▲主人公の魂を引っぱり出すことにしばらくかかると聞いた澤田は内心「クソ女の身体を毎日1時間弄べる!」と狂喜。ちなみにすでに主人公の魂は澤田と癒着し過ぎていて、脱出に時間がかかり過ぎると融合して消えてしまうらしい…


▲意識のないサブリナの身体を撮影した澤田は学園の裏サイトにもアップする。その画像は夜の時間帯に澤田の部屋のPCで拝見できる


▲主人公視点でのヒイナの昼時間帯NTRシーン


▲体験版範囲でもおっぱいを見せちゃうアミィ

このように、朝はサブリナと主人公の精神世界探索&澤田のサブリナ辱しめ、昼は澤田によるヒイナ・アミィのNTRイベントを一部拝見、夜は主人公とノノによる学園探索で昼のNTRイベントの答え合わせイベントを見て行く作品。ENDの種類は結構多いようで冒頭の通りENDによっては鬼畜。まぁこの辺は体験版を遊べばなんとなくわかるかも。ちなみにほぼ見て行くだけの体験版だが、ボリュームはかなり、3~4時間程度あるかと。

最後にサブヒロイン・ノノについて。


▲主人公の救出に協力し夜サポートしてくれるノノは、保健医が仕事をサボりたいがために助手として作ったホムンクルス。そのため森林学習にも来ていた。主人公に対してやたら好意的なのは


▲彼女は保健室のビーカーの中で育てられ、毎日の稽古で手の皮ズルズルになって包帯を巻きに来る主人公の姿をみて「がんばれー いつか包帯を巻いてあげたい」と思っていたから


▲「いっちゃった…」「あの、けんしくんに… ほーたい、まいて、あげたいの…」


▲サブヒロイン…だ、と?今、我輩の中でメインヒロインに昇格したんだが… 物語に絡んでくるがエロはソフト程度のようだ

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前作「魔法少女と森林学習~負けヒロインはセクハラされる~」

エロRPG「魔法少女と森林学習~負けヒロインはセクハラされる~」 紅茶辣韭
紅茶辣韭さんのエロRPG「魔法少女と森林学習~負けヒロインはセクハラされる~」の感想・レビューです。メインヒロイン2人の内、選択したしたヒロインとイチャイチャしながら森を探索、選ばなかったヒロインはキモメンズにセクハラされまくりな探索道中です

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