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レナリスサーガ 体験版感想・レビュー
牧歌的な村で育った主人公・レナリスが、大規模な戦乱に巻き込まれ奴隷に身を堕としながらも、大切な人たちを助け出すために成長していく、壮大な叙事詩RPG。序盤はお使い展開のRPGをこなしつつ世界観を理解、2章での「三族協定の儀」イベントから加速度的に「世界」と「レナリスを取り巻く環境」が変化、自ら娼婦となる3章以降が本番、といったところだろうか。
本作はサークルさんの過去作と同世界「エル・ティターナル」が舞台、前作「ロストファントム」の1000年前のエピソードを描く。特に過去作を遊んでいなくとも問題ないが、遊んでおくと世界観の理解は早いだろうし「ピーン」とくることもあるだろう。
ゲームとしては、堅実な作りのRPG部分、様々な男性から客を選ぶことができる売春システムとボリュームあるエロ、そして全14章の物語において主人公が出会う人物、周辺国相関、各国を彩る主要人物など「設定」が深いこと深いこと。商業エロゲブランドで言えばエ〇シュリー水準、エロ同人ゲームでここまで壮大にシナリオの風呂敷を拡げる作品はそうお目にかかれないんじゃないなかろうか。1年延期もするわな、と。
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8 システム8 没入感10 エロス9)
起承転結の「起」の部分となる体験版をざっと紹介していこう。「ざっ」となのにかなりボリュームがあるため、先にトイレを済ましておいてくれ。…準備はいいか?
第1章 オープニング~廃屋のネズミ退治
ゲームを始めるといきなりエロ。揺れる馬車の中で主人公が陵辱されている。もう何度も犯されたあとのシーンで、目的地を目前とし最後の一発を中出しされた彼女の眼は虚空を見つめている。
その1か月前から物語は始まる。主人公が住む国境の村・イーリスは、年老いた村長とシスター、彼女を含む5人の修道女だけの小さなコミュニティだ。
森に囲まれた村は自給自足、夕食は全員そろってテーブルを囲み、祈りを捧げながらささやかながら平和な暮らしを営んでいた。
同部屋のスクルー、幼馴染の彼女は口数少な目でかなりミステリアス。シスターミサとはどうもソリが合わないようだが主人公にはとてもやさしい。
▲村や町などの拠点ではこのような行動コマンドが表示される。基本的に寝ると1日経過して翌日に、コマンド上部の「夜」アイコンを押すと時間帯が夜になり、昼とは別のコマンドが出現したりする
▲画面左上の「ステータス」をクリックするとメニューコマンドが開く。「会話」は現在やるべきことを確認でき、「記録と呼出し」でセーブ・ロード、スロット数30。セーブは拠点など行動コマンドが開ける場所ならいつでも可、ダンジョン内では「使い捨てテント」を消費してセーブ可
エロステは当然真っ白の状態、修道女だからな。
▲広場でオリンと会話。メッセージウィンドウ内(1/3)は、会話が3種類あるという意味。「会話する」を3回クリックして全部見ておこう
▲薬草畑にて、薬草は20個まで入手可。結局1・2個しか使わなかったけども
序盤はいくつかのお使いイベントをこなす。基本的に村長宅に向かえばフラグが立ちダンジョンへ。最初はネズミ退治。
ダンジョンはこんな感じの簡易マップでADVRPGに近い形式、主人公マスに隣接するマスをクリックして進んでいく。ザコはランダムエンカウント、体感で2~3マス移動で戦闘が発生する。戦闘に時間がかかるタイプでもないため面倒には感じないだろう。全編を通してマウス操作のみでプレイできるぞ。
各種アイコンをクリックして行動するターン制コマンドバトル。通常攻撃は敵アイコンをクリックして行う。戦闘ではターンごとに「士気(ピンクの〇)」が1上昇する。士気は回復や石つぶてなどの魔法スキルを使うためのMPの様なもの。また攻撃するごとに「CP」が上昇、100%になると次の攻撃が必ずクリティカルになり、ゲージは0に戻る。ボス戦では100%の状態で臨むと少し楽になるかもしれない。
士気は戦闘終了ごとにデフォ値に回復するためMP切れを心配する必要がない。ただし回復魔法は戦闘中にしか使えないため、戦闘終了間際に魔法で回復しておくと回復アイテム節約になる。また、レベル7で習得する「護身の呼吸法」が「4T防御+60」と強力、習得したら開幕「護身~」、効力が切れたら再使用、の繰り返しで安定。士気のデフォ値は「士気の種」で上昇できる。
▲宝箱マスでアイテムゲット。ダンジョン内でセーブできる「使い捨てテント」は結構貴重ゆえ、使いどころを選ぶアイテム
レッドリバーでの巨大スライム退治~ヘビー山
次は国境の川・レッドリバー付近で森を荒らす巨大スライム退治へ。ここで初めてワールドマップに出て舞台全体を確認。
▲イーリス村は帝国領内、魔族の土地との国境・レッドリバーに近い。また中央の城が帝都で周辺には様々な国が存在する
▲ダンジョン(戦闘フィールド)内ではセーブできんゆえここでしっかりセーブするべし
▲「!」を目指そう。その後マップ一番左の水色マスにボスが出現する。ボス手前で「使い捨てテント」でセーブするのもいいが、ちゃんとレベルアップしつつ宝箱を回収していればまぁ負けることはないだろう
ボス戦で敗北エロがある場合は画面上部に「敗北イベントCG有り」と出る。エロはここでは省く、本作は基本80枚以上のCGがありエロシーンもボリューム大、体験版でも後半にかなりの数を拝見できるゆえ。
村に戻るとモンスター退治を頼んで赤の洞窟に向かったスクルーがまだ帰ってこない、と。
▲ダンジョンは大体どこも同じ要領、イベントのある「!」目指そう
▲「!」でボス、カーバンクル戦。強いが一緒に戦ってくれるスクルーがかなり強いため、主人公は自分を回復したり余裕があれば石つぶてなどで援護
てっきりスクルーが犯されちゃってるのかと思ったがスクルーの強さにビックリ。むむ、彼女は一体… ダンジョンを出るまで一緒ゆえ、レベリングするのもいいかも。
村長宅にいくとそのスクルーが今度はいなくなったという。リネットによると彼女は「ヘビー山」に向かったらしい。
▲ここは2マップ構成、敵も赤の洞窟より強くなっているがまぁ苦労はしないだろう。薬草もたんまりあるしな
▲スクルーはレッドリバーの様子を見るためにここに来たそうだ。理由を尋ねてもはぐらかされる。あとから「なるほどなぁ」と思うだろう場面
▲流れからの身の上話。主人公は天涯孤独で両親の名すら知らない。幼馴染なのにいまさらこんな話も変だな…?
その後彼女を仲間に加え下山、村でシスターミサにお小言をもらうスクルー、いつも通りの村。だが次の日、物語は静かに動き出す。
人間の歌姫~マリスン要塞
帝国領「ミゼール城」から大臣がやってくる。「三族協定の儀」の人間側代表者をこの村の女性から選びたいと。三族協定とは、この世界に住む種族「人間」「魔族」「エルフ」がお互い不可侵であることを取り決めた約定。100年に一度、それぞれの種族の代表者が国境のレッドリバーで儀式を執り行うことで500年不可侵が続いている。人間側の領土ではその間に騎馬民族のラグリーマが周辺国に侵攻、現在の帝国を築いた。
そもそも何故人間側の代表者をこんな辺境の村から選ぶのか、大臣は「レッドリバーに近いから」と言うが、代々この村から選ばれてきたならともかくそうではない。そんな大役を田舎の一般人に任せる、なにかあるな、と思うだろう。
皆が尻込みする中、「修道女の中で私が一番年上だし誰もやりたくないなら」と手を挙げる主人公。彼女は人間側の代表「人間の歌姫」となるべくミゼール城を経由して「マリスン要塞」へ向かう。
▲ほんじゃミサ姉がやってよ、と思うが彼女にはそれができない理由がある
▲ミゼールの領主、ミゼルマン伯爵に挨拶。伯爵は主人公の美貌を目にすると「もったいない!歌姫役を替えぬか?」と言い出す。やはり何かあるな、と思うシーンだが主人公は「私がやります」と突っぱねる
▲「どうして伯爵は歌姫役を替えたがるのだろう?」と訝しんでいると大臣が話を進める
▲ミゼール城。東西通路に向かう前にいくつかやっておこう。ちなみに広場で会話すると修道女・オリンの彼氏に会える
▲領主の館へ行き「金500」を5回貢ぐと使い捨てテントをもらえる。村長から金3000をもらっているゆえ是非貢いでおこう。また道具屋で「体力の種(能力値アップ)」など有り金をすべて使ってアイテムを買っておくといいぞ。夜の時間帯に酒場にも行っておくべし
▲スクルーと別れ東西通路へ。ザコに苦労することはないだろう。ピンクのシンボルは敗北エロありのボス。エロを回収していくのであれば手前でテントを使いセーブするべし
▲ボス戦。手前の宝箱から回収できる「ゾンビパウダー」を使うと自爆
▲敗北すると「伯爵との夜伽END」回収。人食い宝箱は伯爵が手配した罠だった
▲ロードして彼奴を倒し東西通路を抜けよう。敗北イベントありのボスはゾンビパウダーで自爆→回収が楽だぞ。ゾンビパウダーは貴重品だがロードすれば復活するし
▲マリスン要塞へ到着。騎士長ファン(実はこの人…)に案内された先には
▲ラグリーマ帝国の王子・チェンバロが。かしこまる主人公に気さくに話す王子、「儀式は歌姫のベールを身につけ、相手に渡すだけだ」と。歌姫のベール入手
▲マリスン要塞の図書館では本作の世界観に関する本をいくつか拝見できる。別に見る必要はないが見ておくと理解は深まる
▲ミゼールに戻り伯爵に挨拶。「よく無事だったな!?」「変な宝箱に襲われたけど倒しました」
無事に村に帰ってきた。あとは儀式の日を待つのみだ。儀式の日に何が起こるのか、この村で予測できているのはスクルーだけだろう。ちなみにここまででプレイ時間2時間くらい。
三族協定の儀へ
迎えた儀式の日。皆に見送られレッドリバーへ、マップ内の「!」を目指す。エンカウントはない。この後プレイする時間に余裕がないなら「!」手前でテントを使ってセーブしておくことをおすすめする。2章はほぼマルっと読み物、読み終わるまでセーブできない。
魔族側の代表・アイスマンと名乗る魔族が現れる。ベールを渡そうとした主人公に対し彼は嘲笑で返す。「まったくわかっていないな娘、献上品はおまえだ」と。彼は続ける、この協定は魔族を恐れる人間とエルフが100年に一度、魔族側に供物を献上する儀式。人間は若く美しい娘を、エルフはクリスタルを。おまえは人間の王に騙されたのだ。唐突な話についていけない主人公。
しかしこの時すでに翌日0時を回っていた。この場には主人公とアイスマン、エルフの代表者が来ていない。つまり…協定はこの時点をもって破棄され、主人公は供物にならなくていいのだ。だが…
魔族側は相当数の兵を背後に配置しておりこのまま侵攻するという。最初に蹂躙されるのは間違いなくイーリス村、そんなことはさせない!
体験版とはいえあまりベラベラとネタバレするのつまらんだろう。なんにせよ駆け付けたスクルー(強いワケだ)のおかげで主人公は窮地を脱する。だがスクルーを心配してなかなかこの場から離れようとしなかった主人公のせいで(後に主人公はこのことをとても後悔する)スクルーは捕らわれの身となってしまう。
第2章 始まりの戦火
時はさかのぼり1時間前、イーリス村。ここから3章まではかなり長い読み物。
ラグリーマ帝国軍がイーリス村周辺にやって来ていた。どうやら村一帯を駐屯地するらしくその数8万。ガクブルする修道女たち。帝国の老将軍・シタールと村長の会話から、村長は元帝国兵でシタールの部下だったことがわかる。
軍を率いていたのはなんと彼の王子だった。この物言いからすると、帝国軍も魔族軍も三族協定500年目のこの日、協定を破棄し侵攻する予定だったのだろう。スクルーの様子からエルフ族はいつも通り儀式を執り行うつもりだったはずだ。赤の洞窟でカーバンクルから魔石を回収したのはそのため。しかし彼女は異変を感じとりヘビー山で確信した。戦になると。エルフの代表が現れなかったのはそういうことかと。ただ結局人間の代表である主人公を切り捨てることができず、助けに入ってしまった。
斥候から「予想通り協定は決裂」との情報でレッドリバーへ進軍する帝国軍。
渡河してきた魔族を蹴散らしレッドリバーを越えようとする王子。シタール将軍のアドバイスを聞いておきながら「老いたな!」とか言っちゃう(フラグ
帝国軍の大半と王子が対岸に渡った頃合を見て、魔族三軍のうち「鬼顔軍」の軍師、オークのビッグナーがのろしを上げる!
渡河中の帝国兵を鉄砲水が襲う。魔族軍はレッドリバー上流で川を堰き止めていたのだ。魔族がまさかこのような水計を使うとは…!
流されたのは1000人ほどで大した被害ではなかったものの、渡河済みの帝国軍の前に現れたのは武装したオークやオーガで編成された鬼顔軍、10万。引こうにもレッドリバーの水位は増しておりとても渡れたものではない。王子が言っていた背水の陣に追い込まれたのだ。もはや勝敗は決した。
▲鬼顔軍総大将・サイクロン。魔王軍三軍の一つを束ねる、巨大な魔物
圧倒的劣勢の中、経験豊富なシタール将軍の元なんとか踏ん張る帝国軍。レッドリバーの水位が戻ったのを機に魔族の恐怖にお漏らした王子も冷静さを取り戻し、老将の言う通り撤退を開始する。しんがりを務めるシタール。どうやらビッグナーとシタールには因縁があるようだった。
その頃主人公はヘビー山に。スクルーのおかげで助け出されたのだ。捕らわれたスクルーを助け出すには「〇〇のベル」を7つすべて集める必要があるらしい。そのうちの一つ「暴食のベル」はすでに入手している。名前からすると七つの大罪系?
イーリス村に戻らないと!ヘビー山から見える森は侵攻してきた魔族軍、撤退する帝国軍の戦火真っただ中。
下山して村に向かう途中、ゴブリンに襲われている王子に遭遇。ゴブリンを倒すも、王子は主人公を儀式に向かわせたことを謝罪しつつ、「皇帝のペンダント」を託してこと切れる。
王子の亡骸を見つかりにくい場所に隠しイーリス村へと急ぐ。義勇軍を名乗る者たちにエンカウント、「村まで連れて行ってあげよう」と彼らの馬車に乗り込む主人公。
ここで冒頭のさんざん陵辱された後のシーンにつながる。彼らは偽装した人身売買の輩だった。
その頃。魔族軍におされミゼール城へと撤退を開始した帝国軍、主人公を心配してギリギリまで村に残った彼女達。村長は討死、修道女3人は犯され、シスターミサは魔族に捕らわれる。
▲ビッグナーの忠告に対してのサイクロン。修道女たちは死んではいない…?
一気呵成の魔王軍にミゼール城も陥落。帝国は大半の兵を失いマリスン要塞まで撤退。帝国大敗の報は瞬く間に拡がり、周辺各国は動き出す。
第3章 ミゼール城陥落後~娼婦として働き始める主人公
▲最も迅速な動きを見せたのは帝国の同盟国シーサイド。ミゼール城に駐屯する魔王軍に食糧を献上、以降も定期的に献上することで、娼館の街「デザイア」を含むシーサイドの領地は魔王軍から守られた。ダーン=ジョーは帝国の敗北を予見していた節がある(ダーン=ジョーは弾正を文字ってる?)
シーサイドの他、「モンイエ」「楽陽」など、帝国傘下国も含め周辺4国が動き出す。帝国は「大敗しちゃった、今後どうしよう?」。人間側最大勢力だった帝国にもはや力はない。楽陽なんかはサークルさんが発売停止した「董卓の~」シリーズの流れを汲む「三〇志」っぽい国で、他国と違い内乱が起きている。
▲各国の動きの最後にシーサイド再び。ダーン=ジョーはかなりの曲者だが、部下への信頼と部下からの信頼は厚い。そして主人公が売られた先はシーサイドの領地、娼館の街・デザイア
一方、さんざん犯され奴隷商に引き渡された主人公は娼館の街・デザイアでオークションにかけられていた。貴族を含め金を持て余した変態共が入札しあう。
▲街の領主・ブリトーが通常の奴隷の3倍以上、75000金貨で落札にかかる
▲娼館を営むマダムローズが100000金貨で入札。小娘一人にこれ以上はかけられないとブリトーは諦める
平和な暮らしになれた主人公がその境地に至るまではやや時間を要するが、マダムに買われた彼女は不幸中の幸い、いやかなりの幸運といえる。他の変態共に買われていれば性奴隷として一生飼われていたのだから。
ローズは一見金にがめつそうなご婦人だが、理にかなった娼婦育成論を持つヤリ手。奴隷として買ったからといって主人公に「大金はたいたんだからね、娼婦として稼ぐんだよ!」と強要しない。奴隷が「これまでの環境から著しく貶められている」ことを知っているからだ。これ以上強要すれば自殺しかねないことも。ゆえに主人公に最初に与えられる仕事は掃除と客が帰ったあとのベッドメイキングのみだ。だけども食事はパン一切れ、娼婦として稼ぐヴィオラの食事は最高級デリバリー。
▲ローズ娼館の娼婦は彼女一人。子だくさんの家族の中、出稼ぎに来ている。何事も楽しまないと損!が口癖でマダムのわかり辛いやさしさをフォローしてくれるいい娘だ。娼婦としてもかなり人気が高い
3章当初の主人公の頭の中はスクルーとイーリス村の皆の安否で占められており、一度はマダムの元から逃げ出したりもする。奴隷の身分では屈強な兵に取り押さえられてしまう。きっとみんなは無事、助けるには自分が動くしかない!マダムの教育、ヴィオラの励ましもあり、彼女は自由になるため娼婦となることを決意する。
▲こんなこといいつつもヴィオラは余裕しゃくしゃく。客を悦ばせるため自然な演技も必要だと
エッチ経験があるとはいえ、お客を楽しませるエロ未体験の主人公はヴィオラの実践を見学させてもらったのち、売春可能になる。馬車での陵辱でエロがトラウマになっているものの、「お得意さんでテクニシャンの良質な客」と売春するか、1日経過させて覚悟するか、どちらかを経て。3人ほど客をとると体験版終了。プレイ時間は3時間強だった。14章までどんだけ~
売春システム
売春可能になると、夜の時間帯に「広場」で客を取ることができるようになる。
一度に出現する客は三人。客の求めるプレイ、報酬、プレイで消費するHPが表示される。プレイはともかく、攻略の上で大事なのは報酬と消費HPだな。また客の背景色はプレイ傾向、青は普通、緑は優しい、赤は乱暴、黄色は金払いがいい。気に入った客がいなければ一度キャンセルし、再度広場で客を漁れば客が入れ替わる。1日で売春可能な回数は最大6回。客を選択すると客の言い値に上乗せ交渉も可能。ただ失敗すると客が去ると共に売春可能数も減る。
交渉成立するとローズ娼館に連れ込んでプレイ。
プレイ中にHPがゼロになってしまうと…
ということもあるゆえ、HPがゼロにならないように留意。その制約内でお金を稼いでいくのが3章だ。
体験版では3回ほど売春すると終了となる。が、売春婦になったあとセーブすればこの時点で可能なすべての売春プレイを拝見できる。かなりあるゆえ堪能しよう。
▲回想1ページ目の半分はデザイアでの娼婦プレイ。体験版でも全て拝見できる。本番系は射精時に断面図付き
▲娼婦としてのエロ以外、例えば酒場にいったりすると発生するエロもある。いろいろ探してみよう
▲3章突入当初のエロステ。当初はお金ゼロ、装備品類もない。ただアイテムは残っている
主人公は修道女から奴隷に、娼婦となり自由を目指す。この後の展開としては、自由の身となるかはわからんけどもデザイアの外に出られるようになり、スクルーを助けるためのベル集め、村の皆の情報を得るべく、売春でお金を稼ぎながら旅をするのだろう。なにしろ全14章もの壮大な物語だ、そうなる前に予想外の展開があるのかもしれんけども。なんにせよシナリオが深く、RPG・エロともにかなりのボリュームの大作であることをなんとなく感じ取ってもらえたなら幸い。隠しボスもいるらしいぞ。長期休暇中にじっくり遊びたい作品だ。
ここまで8000文字、大作過ぎて3日かかった過去最大の記事になってしもた。読んでくれて感謝、ありがとう!
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