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魔法闘姫フロスティア 体験版感想・レビュー
魔法闘姫であるフロスティアが街の女性を攫う悪の軍団・ハメルダーと戦っていくMV製RPGである。サークルさんの前作「魔法闘姫リルスティア」に登場したフロスティアを主人公に据えたスピンオフ的なRPGとなっているものの、戦闘システム含めRPGとしてはまるで別物になっており、めちゃめちゃ進化している。また、変身シーンや戦闘シーンでのアニメーションはちょっと類を見ないくらいにすんごいものになっており、まるでニチアサ変身ヒロインアニメのようだ。変身ヒロインモノで演出にアニメを盛り込んだ作品は多いが、本作のそれは注目に値するデキだ。
変身シーン! ※音が出ますよ!
RPGとしての探索要素はあまりないものの、戦闘シーンでの攻略性がかなり上がっている。後述するが、戦闘では「物理」「魔法」をバランスよく使うことで与ダメージが増えるシステムとなっており、特にボス戦ではそれらを意識しないと簡単には勝てない。個人的にはそれがめっちゃよかった!
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8.5 システム9 没入感9 エロス8.5)
オープニング
▲18禁モードと健全モードを選択。当然18禁モードを選択。Steamでの展開やRTAを想定してのモードかね
▲オープニング。女性二人がチンピラに囲まれ襲われそうになっているところに
▲チンピラと戦闘。立ち絵は滑らかに常時アニメ。「アクション」を選択すると
▲技コマンド(簡単なのだと←→など)を入力することでスキルが発動する
▲主人公のすべての戦闘行動はコンシューマーアニメ並みのアニメーションで演出
▲フロスティアの普段の姿、桧山すみれ。隣のネコは例のマスコット的なやつで名をミーという
▲メニュー→スキルでもコマンドを確認できるし、こちらでは技の効果とST・MPの変化量も拝見できる。というかデフォでこれだけの技を使えるのだよな
▲メニュー→能力強化。ちょっと変則的なスキルツリー(能力値アップ系のみ)で、1列すべてを取得すると新たな技を習得できる感じ
▲メニュー→ステータスは一応エロステ含む。まぁこの辺はおまけ的な感じかね
巡回モードでサブイベント消化 その後メインストーリーへ
本作は巡回モードでサブイベント(銀色の☆)を消化、金色の☆を選択するとメインストーリーのイベントが進む。
基本的に学校と街マップがある。それぞれで銀色の☆があるマップでイベントがあるゆえ、見ていこう。
▲☆の場所に行くと「相談を受ける」等の選択肢でイベントが発生
▲サブイベントをこなしていくことでスティアクリスタル(SC)を入手、これはスキルツリー習得に使うやつだ。能力値をしっかり上げたいならレベリングよりもこちらをできる範囲できっちりこなしていくのが重要かも(そもそもレベリングしづらい設計だし)
本作のメインイベント、サブイベント中では「突発イベント」挟まれることがある。↑であればチンピラに絡まれているオタク男子学生を変身して助けるイベントなのだが、「上・下・左・右、どの方向に飛びのく!?」みたいな突発イベントである。まぁ時間制限などもないゆえ立ち位置をちゃん見ればどれが正解かはなんとなくわかる。↑の場合だと、1人だと思っていたチンピラが、実は他にもいて↑方向から2人襲ってくる、というシチュエーション。
ここで↑、→、←を選択してしまうと
▲「押し退ける」を選択するとQTEに。成功すれば通常戦闘に戻るが、失敗すると…(まぁ体験版で試してみてねw
こんなギミックもあり、初回プレイは緊張感をもって楽しめるはず。
▲学校または街マップの「金色の☆」を選択するとメインストーリーが進めることができる
▲メインストーリーイベントに入ると左上にニチアサ時間表示、アニメ的な演出が
メインストーリーイベントではダンジョンへ
▲またまたチンピラ共に絡まれている女生徒を発見。まずは変身しよう
▲この直後に冒頭の変身アニメが流れるわけですな。ちなみにこのシーンではある程度自由に歩けるしメニューも開けるが、本作では一般的なRPGの様な探索要素はないぞ、前述したが。自由に動けるマップはこのシーンの様にスポット的なマップのみとなっている
▲戦闘になるがサクッと勝利すると、きゃつらはアジトへと逃げ帰っていく。どうやらアニキと呼ばれるリーダーがいる様だ。何気に左上の時刻表示が進んでいることにも注目
ということでダンジョンに突入するのだが
本作のダンジョンはこのようにスゴロクっぽいマスダンジョンになっており、一度進むと戻ることができない仕様だ。例えば↑の✓が入っているマスでは↑に行くか、↓に行くかを選択するのだが、↑を選ぶと↓ルートには戻れなし後ろにも戻れない。敵シンボルマスでは戦闘、宝箱マスではアイテムゲット、こんな仕様のためレベリングがある程度制限されるわけだ。まぁ一応、戦闘で敗北すると状態を引き継いでダンジョン最初からやり直すこともできるゆえ、それを利用すれば気のすむまでレベリング可能となっているが、正直めんどくさい。ゆえに、サブイベントをなるべくクリアして能力値上昇ツリーで強くなったり装備品を整えたりが重要かなぁと。
▲このダンジョンのザコは転倒攻撃(↑で紹介したピンチと同じ状況になる)を行ってくるぞ
▲ダンジョン最奥のボスに到達。第一話クライマックスということで時刻も8:50台だw
▲ここも前述の突発イベントだ。正しい方向に飛びのけ!ここでは失敗すると敗北エロイベント濃厚に…
戦闘のイロハ 物理・魔法を交互に使おう
まずは戦闘シーンの動画をば。※音が出ますよ!
前述のとおり戦闘では「アクション」を選択して技コマンドを方向キーで入力することでその技が発動。コマンドがわからない序盤は「コマンド」を見て確認してから「アクション」で入力する感じかね。ワンツーパンチやアイシクルショットなど基本的な技は「←→」「→←」とコマンドがシンプルで、とりま「左と右を順番に入力」と覚えておけば、順不同でもどちらかの技は出るワケで。コマンド自体もそんなに難しいものはない。
「ST」「MP」というゲージがある。物理系のコマンド技の威力は「STゲージ」に依存、STゲージが高い程与ダメージがアップする。物理系コマンド技を使うとSTが減少するが、MPゲージが上昇する(技によってST減少値やMP上昇値は異なる)。逆に攻撃魔法や回復魔法などの魔法系のコマンド技の威力は「MPゲージ」に依存、魔法系の技を使うとMPが減少、STが上昇する。
基本的には物理の技(ワンツーパンチなど)と魔法の技(アイシクルショットなど)を交互に使っていくことで相反するゲージの上昇(減少量より上昇量の方が大きい)、どちらのゲージも高まっていくのだ。ザコ戦なんかではあまり意識する必要はないのだが、ボスなどの強敵戦ではこれを意識して攻撃力を高めていくことが重要になる。
更に必殺技(↑のスクショでいうフロスペシャルアタック)は両ゲージが80%超の状態で使用すると更に与えダメージがアップ。両方100%まで貯めればその真価を発揮することだろう。逆にどちらのゲージも低い状態で使ってもまったく「必殺」の威力にはならない。
このシステムの面白いところは、「物理・魔法を交互に使うことで最大のパフォーマンスを発揮できる」ということ。例えば魔法攻撃を使ったあとに回復魔法を使ってしまうと効率が落ちる、バフ魔法を連続で使いたいけども物理を一度挟む方が効率がイイ、など、場合によってはプレイヤーがしたい行動に1T分の縛りが発生し、その分をどうカバーして戦うかを考える必要がある。特にボス戦はその辺のバランスが秀逸で、ぶっちゃけ2度ほど敗北したorz
あとな、ザコ戦ではあまり意識しなかったが、画面右下の「4」という数字アイコンがある。これは戦闘開始時常に「10」で始まるのだが、これがゼロになると被ダメが激増する。要するにこの数値は主人公のバリアみたいなもので、やや長い戦いになるとこれがゼロになってしまうことが多々ある。そのせいでこのボスに2回負けたしorz ゼロになる前に魔法スキル「スティアフィールド」「フィールドガード」を使い数字を回復しよう。こういった要素も前述の「物理・魔法を交互に使う」の縛りになるかね。
ちなみにこのバリア云々は前作「魔法闘姫リルスティア」のシステムを踏襲している。
▲ボス戦ではとにかくST・MPゲージを高めないとまず勝ち目はない。どうやって両ゲージを高めるか、そんな戦術が問われる。ちなみにこのチンピラリーダーは悪の軍団ハメルダー傘下だったようだ
エロ もちろんアニメーション!
エロは全てアニメーションだ。以下は↑の最初のボス敗北、または突発イベントで失敗した場合のエロだ。この後はGAMEOVER画面に。
エロは前作同様戦闘エロと敗北エロがメインの様だ。ちなみにボス突発イベントで失敗した場合は敗北エロの前にこんなシーンが入る。
という感じで、惜しげもなく使われ引き込まれるアニメモーションによる演出、戦闘に加えゲーム性の増した戦闘システム、更にアニメによるエロイベントと、魔法少女モノ、変身ヒロインモノスキーならば間違いない作品となっている。うむ、間違いない。結構陵辱色濃いめのエロもよかろうもん。お気に入り数10000超えにうなずける作品だろう。戦闘エロに関してはこの記事ではほぼ端折っているが是非体験版でどうぞ。ちなみに戦闘UIなどは製品版では更にグレードアップしている模様(Ci-en記事を拝見した限りでは)。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 2,500円(税抜)
Android・Ios両対応版 2,200円(税抜) ※Live2Dアニメなし
「魔法闘姫フロスティア ブラウザ対応簡易ver」
DLsite 【DL Play Box版】(Ios版) 2,500円(税抜)
前作感想記事。
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