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フィラーナと命の薬 体験版感想・レビュー チョロい主人公が名家を失墜させてしまう
「フルフィナール」という衰退した貴族の家の末裔・フィラーナが主人公のMV製RPG。同じく没落した貴族「スターヴェイス家」の末裔で森の奥で一緒に暮らしているリリィが、数年前に患った病で遂に倒れてしまう。完治に必要な「エリクサー」の素材は彼女自身がほとんど集めたが、残り二つ「ラフレシアの葉」と「優曇華」は私が集めてくるよ!と主人公は旅立つ。
かけがえのないパートナーを助けるための旅だというのに、主人公は気付くとエロられている展開が多くまさにチョロイン。別にガードが緩いわけでもないのだが想定が甘すぎる愛すべきアホ巨乳ちゃん、拠点となる町の竿役たちも「こいつ想像以上にチョロイな」と誰もが彼女を狙う。
町でのNPCエロのほか戦闘エロも完備、各ザコ敵に2種+ボス敗北エロとエロボリュームはたっぷりだった。
【体験版評価】7.8/10点 (面白さ7 システム8 没入感8 エロス8)
▲ゲーム開始後、「イベントアイコン有無」「敗北後戦闘継続(戦闘エロ観賞用)」「難易度」を決定する。難易度を上げると敵HP上昇・エロ攻撃回避率が下がり戦闘エロを受けやすくなる(=処女クリア無理)
▲主人公が帰宅するとリリィが倒れており、貴重な素材がいくつも
▲大切なリリィのため主人公はラフレシアの葉と優曇華の探索に向かう。二人がどれくらい仲良しかというとお互いの家宝を交換して身につけるくらい
▲メニュー。エロステ完備、基本的に「淫乱度」がエロイベ解放フラグ。主人公は魔法使い、最初から攻撃・回復魔法を習得済だ
▲称号システム。高潔な肩書を書き換えエロで埋めていくのも本作の魅力の一つ
いきなりうぇーい系にヤラれるとかチョロすぎる主人公
基本は町を拠点として、まずはラフレシアの葉、次に優曇華を得られるダンジョンへ向かうことになるのだが。酒場や道具屋では最初からエロ可能、一般的な女主人公エロRPGであれば最初はセクハラから~が順当なところだが、本作ではいきなり本番、というのがミソ。
▲宿に併設されている酒場では冒険者たちから世界観の補足や役に立つ情報、ウィットに富んだ変態話などを聞ける。どのNPCも結構話が長いが時間と心に余裕があるときに立ち寄っておこう。しかし気になるのはハートアイコンNPCだな(最初の設定でイベントアイコンをONにしておかないと表示されない)
▲ハートアイコンNPCに話しかけると、めちゃくちゃチャラいうぇ~い!系冒険者。主人公の話ガン無視で他人数ノリで押し切ってくる。この後の選択肢次第で…
▲一杯だけのはずがベロンベロンに酔わされ睡姦(酩酊状態)されてしまう。まだ冒険のぼの字もしてないわけだが
▲チャラ男の仲間たちも含めさんざん輪姦される。マップをよく見ると現場は宿屋の主人の部屋…?
▲道具屋にて。チャラ男PTと話すと「道具屋は万引きし放題だぜ」との情報を聞ける。主人公は「そんなことはしません」と言い捨てるが、6000000Gの魔導書を目の当たりにして揺らぐ。情報によるとここの店主は温厚そうに見えて裏では相当ヤバイらしいが…
▲「盗む」を選択すると案の定店主に捕まる。「一部始終撮影していた」らしく逃れるすべはない。「万引きし放題」とか言っていたチャラ男PTはグルか?
▲期待通りのゲス店主、未経験でもすぐ感じて求めちゃう主人公のため悲壮感はまるでない。これも撮影されており、主人公は店主の性奴隷にされてしまう(淫乱度次第で段階エロあり)。
淫乱度初期状態でプレイヤーが最初に遭遇するであろうエロがこれらだ、「エロはセクハラから!」という紳士には厳しいだろうか。他のエロもこんな感じであるし。難易度ノーマルなら処女クリア(そもそも処女項目がないゆえ本番回数ゼロという意味で)も可能だ。
町でのエロは、ある程度淫乱度が高くなると主人公から率先してのエロも多数ある。体験版仕様で淫乱度を大きく上げるアイテムがいくらでも入手できるため2段階、3段階あたりまで拝見できるエロもあった。プレイの仕方次第では目的そっちのけでエロしまくりになりそうな。特に日数制限はない様だが、エロにかまけすぎてリリィが死んじゃうエンドとかあるのだろうか;(ないとは言い切れなそうなチョロビッチ
魔法をガンガン使ってサクッと進めるRPGパート
さてRPG部分についてだが、レベルアップサクサク、そのたびにMAXMPがかなり増加し魔法を乱発できるのが特徴だろう。ただ各属性魔法の初級魔法はMP消費10程度に対し、中級は60などMP消費の差が激しい。基本的に初級単体魔法(10)→中級単体魔法(60)→初級全体魔法(40)…の順で覚えていき、たまにバフ魔法も習得。TP消費の物理攻撃も強いが通常攻撃は弱く、弱点を突く魔法主体で戦いTPが貯まったらTP物理スキルで攻撃する感じになる。TPは戦闘ごとに初期化されるぞ。
敵は一度に1~3体、弱点を突けば大概1撃で倒せるゆえ1~3Tで終わる。弱点は敵の見た目通り、火、氷、雷の3属性のみゆえ、ザコを適当に倒しつつ順当にレベルアップしていけばボス含め苦戦することはまずないライトユーザー向け。ボス手前には全回復クリスタルありで、適当に戦っても町に戻る必要はない程度にMPが潤沢だ。
戦闘エロ ザコ敵ごとに2段階+ボス敗北エロ
▲戦闘画面。画面半分を主人公立ち絵が占めるため戦闘エロも映える
敵は割と頻繁に戦闘エロを仕掛けてくる。まずは拘束攻撃を放ってきて確率で拘束or回避(難易度による)。我輩はノーマルで遊んだが体感的には回避する確率は1/3くらいかなぁと。次のターン「抵抗」すればほぼ解放(これも難易度によるか)され、拘束中も「通常攻撃」の他は問題なく使用できるため倒してしまえばエロられることはない。
▲拘束中でもすでにエロいのだけども。ちょっと戦っただけでMAXMPが当初の倍くらいになっている
ちなみに戦闘エロは続けて2回目、敗北後の戦闘継続中エロなどでテキストが2段階に変化する。
ということで新たなザコが登場するたびに戦闘エロ回収が楽しいエロRPGとなっている。面倒ならサクッと倒していけばいいだけだしな。エロエロな旅路にしたいなら難易度を上げてプレイすべし。
▲ボスは戦闘エロなしの敗北エロあり。首絞め触手姦とかなかなかニッチ
▲2体目のボス「魔女」に敗北、または戦闘前の選択肢次第でオナニー
その他の町でのNPCエロ
体験版範囲だけでもかなりの数があったゆえ、もうちょっと紹介しておこう。
▲「この上は景色がいいから昇ってごらん」とツタをよじ登る主人公を見上げるおじさん視点。淫乱度が高くなると…
▲最初はお金欲しさにパイズリするイベントだが、淫乱度が高くなった主人公に対し「女神様!」とおだてるだけでタダパイズリさせることに成功したNPCの本音
▲ある理由でイケメン誠実な男性とデートをするイベント、これは是非プレイしてみてほしい。意外なエロだったがやはり主人公のチョロさがよくわかる。病に苦しむ友人をほかって何をやっているんだか(笑
冒頭で述べた通り主人公は貴族「フルフィナール家」の末裔、町の人たちはとてもよくしてくれたフルフィナールの先代ことをとても好ましく思っており、序盤は出自を隠している主人公は「お父さんお母さんはやっぱりとても立派だったんだ、ノブレスオブリージュを貫いたんだ」と誇りに思う場面がある。
主人公が町中のNPCとエロしていくことで、主人公自身だけでなくフルフィナール家の尊厳までもが穢され、後ろ指を指されるようになる、というのも本作のコンセプトの一つかと思われる、なかなか面白い趣向じゃなかろうか。先人達が築いてきた実績と信頼をビッチ主人公が台無しにしてしまうのだ。
▲体験版クリア、エロも全部回収した後のエロステはこんな感じ。淫乱度は前述のアイテム使いまくりで上げたゆえ、たぶん製品版より高くなっているかと
▲称号ビフォーアフター。比較してみるとヒドイことになってるな
こんな感じで、エロの懐が深いエロRPGだ。絵が気に入ればかなり使えるのでは。RPGとしてもサクッと進めてエロテンポがいい。体験版範囲ではシナリオ的に「なぜフルフィナール、スターヴェイスの両家は没落したのか」「両家の関係」など伏線が残されており、ラフレシアの葉は簡単に入手できたもののどうやら優曇華の方は簡単にはいかない様だぞ。
夢子「お取り扱いサイト様です」
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