光凛天使ツインクルハート(No Future) 体験版感想
人口わずか30人の離島「神鈴島」の診療所に勤める新人看護師・宇佐美 恭子が主人公、「光凛天使ツインクルハート」に変身し、封印されていた「翁」率いる妖怪たちと戦うハメになるMZ製のRPG。
プレイ前は魔法少女が怪人と戦ういつものだと思っていたが、蓋を開けてみたら離島が舞台の妖怪系、見た目や名前はともかく退魔師の方が近いだろうか。いや魔法少女だって妖怪と戦えるか…? まぁどっちでもいいか。
特徴は30人の住人全員がネームドで立ち絵もキャラもしっかり設定されていること、モブNPCが存在しないこと。そして彼らのほとんどが主人公をぐへへしようとすること。また主人公はフルボイス、彼女を演じる綾音まこ嬢がいい仕事をしている。
エロRPGとしてはシンボルエンカのターン制コマンドバトル、戦闘エロに敗北エロ、NPCエロとオーソドックス。QTE難易度にもよるがそれなりにやり応えがある。
※7/24発売予定の作品です
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス9)
戦闘中、敵の特殊攻撃はQTEで回避判定を行う。ノーマルでも油断すると失敗する難度で適度な緊張感を味わえる。必死に抗うもエロられる様を見たいならハード以上がおすすめ。
▲閑古鳥が鳴く診療所でヒマを持て余す主人公。旧き良きナース!かわうぃいねぇぇ!
看護師学校を卒業したものの就職先にあぶれ、知人のツテでなんとかここに就職したが。島に来る船は週一、携帯も使えず娯楽も何もない環境に既にうんざりしている。
▲セクハラエロジジイこと医師の柳原。住民全員に「定期健診のお知らせ」チラシを配ってこいと
▲柳原「宇佐美君の健康診断が楽しみだのう」。ちなみに主人公は元ヤンで気が強い
ここからチラシ配りイベント開始となるが、面倒なら診療所に戻ってスキップ可。確かに30人ものNPC探すの面倒だなぁと思ったが、ほとんどはグループ単位で行動しているためそんなに面倒ではなかった。
▲他マップへは全体マップから。左から旅館、神社、診療所、港、アパート、集落、学校
▲30人の集落でイキる半グレ。真ん中は島長の息子。カツアゲしているところを主人公に咎められ、捨て台詞を残し逃げていく
▲子供がいない島の学校で昼から酒盛りしている連中。何の仕事をしているのか不明
▲旅館の仲居さんが止めに入る。「知らない」とは…? なにかの因習か、ビジネスの話なのか
他にもソロで何人かいるがこんな感じでチラシを配り終わる。今この島には30+4人いるということか。
▲神社を訪れお婆ちゃんと話すと「調合」が可能となり、各マップで素材が生えるようになる。ゆえに最初は神社を訪れるといいかも
▲チラシ配りイベント後は自宅アパートで就寝。部屋着の主人公もかわうぃいねぇえ!
次の日。黒い稲妻が神社に落ち、何事かと皆で駆けつけてみると。
▲かつてこの地を統べていた「翁」という妖怪が復活、しかし復活は不完全で本体はその場から動けないようだ
▲逃げ込んだ神社本殿内、主人公は御神体から有無を言わさず力を授かることに
力を受け取った際に、その場にいる者たちが思い浮かべた「変身後の強い姿」がこの姿。元のナース服よりだいぶエロくなってしまう。
▲QTEチュートリアル。5秒以内に真ん中のセーフゾーンで棒をを止める。ここでは失敗しても問題ない
かくして、四つの宝玉に力を注ぐべく島の四か所の地脈を巡ることに。力を取り戻した宝玉で翁を再封印するのだ。しかし翁も手を打ってくる。
▲翁の復活に応じ四天王的な妖怪が集う。翁「地脈で待ち伏せし、きゃつに千の絶頂を刻め!」
▲更に島民たちに対し、ワシに逆らう者は配下の妖怪が皆殺し、と脅しをかけ
▲主人公に協力的だった住民達の雲行きが怪しく…(ざわ…ざわざわ…
▲結果住民ほぼ全員が敵に回る、ブルータスおまえもか状態っ…!
ここまでのかなり長めのオープニングを経て本編。アパートの部屋を拠点として各地の地脈ダンジョンへ向かう。
▲以降、アパートでいつでも全回復可能。部屋から出る際変身していくかも選択できる
▲ダンジョン以外のマップでは変身前、変身後それぞれでNPCエロイベントあり。体験版では無し
▲体験版本編範囲で行けるのはアパート、神社、洞窟のみ。神社にはノームさんがいて、アイテムや調合素材などを購入できる
▲地脈のある洞窟へ(強制的に変身後の姿に)。ダンジョンはそこそこ広め、宝箱や素材採取箇所多数
▲各地にいるネコを発見すると猫スタンプが貯まる(小さなメダル的な
このダンジョンで登場するザコは「餓鬼」のみ、おそらく他ダンジョンもザコは1種じゃなかろうか。
▲そこそこ被弾するものの殴るだけでも十分勝てる。回復はスキルで
敵は40%くらいの確率でアーマーブレイク攻撃で追撃を行う。回避はQTEで行い、失敗するとコスチューム大破。
▲このように。非常に眼福 -人- 魅力的ゆえこのまま戦いたいがリスクが高い
アーマーブレイク状態になると防御力が若干低下、だけでなく敵が確率(こっちも40%くらいかと)で拘束攻撃を行ってくるように。拘束攻撃回避もまたQTEで判定。
拘束されると「もがく」「様子を見る」の2択になってしまう。
「もがく」と「拘束HP」に主人公のレベル数ダメージを与える。↑は主人公がLv2だったゆえ2ダメ、Lv5なら1発で抜け出せるわけだ。
しかし拘束中は敵が100%エロ攻撃を行ってきて、快楽ダメージを受ける。
▲拘束ターン経過で餓鬼も増える。エロ攻撃カットインCGは2種
EPゲージ100で絶頂、HPに結構大きめのダメージが入る。というのが本作の戦闘エロサイクルだ。アーマーブレイクされなければ安全に戦えるが、してしまうと常に拘束からのエロの可能性が常に付きまとう。
アーマーブレイクは自宅で寝るか「神気のかけら」(そこそこ高い)で修復するか。ちなみにダンジョン内には一切回復ポイントはなくファストトラベルもない、エロを見ながら攻略するなら何度か自宅と往復することになるかと。若しくは調合で回復アイテムをしこたま用意していくか。
▲この場所の餓鬼共を倒せばショートカットできるように。強行突破した場合
▲この状態から戦闘開始に。まぁ勝てなくもないが… 別のルートを探す場合は迂回したあとに裏から奇襲可能
敗北エロについて。戦闘でHPゼロになると戦闘エロを延々と拝見できるが、諦めるで敗北エロへ。本作では全敵に用意されている模様。
以下は餓鬼敗北、何十体もの餓鬼に代わるがわる輪姦される様が、丁寧に(何度か暗転を挟んで時間の経過を感じさせながら)描く、超長尺。
▲普段の強気な姿が見るも無残に… 綾音まこ嬢の演技が我輩にとても効果的だった
そして敗北エロ後はもりっとエロステが上昇する。
▲いきなりこんなに絶頂させられました。「感度」が上がるとEPが上がりやすくなるぞ
翁が言っていた「千の絶頂」は比喩でなくマジ、主人公を無力化するための必要な回数らしい。おそらく絶頂回数1000でBADENDになりそうな。
最後にNPCエロ。このダンジョン内でもNPCエロが一つ発生する。
▲ピンクの▽がNPCエロイベント。製品版では島各地のマップで発生するかと
▲とりもちトラップに引っ掛かった主人公を、農業おじいちゃんずが発見。発見というかこれ仕掛けたのおまいらだろ
NPCエロフラグはストーリーを進めることで発生するような気がするが、気がするだけで不明。
ダンジョンを進み、ノームさんがいたらその奥がボス。
▲暗闇は現時点で回復手段がない。自然回復を待つか、運任せで殴るか、神術で攻撃するか
という住民共にも襲われちゃうちょっと変わった魔法少女妖怪退治RPG。外から来た4人とのやり取りも気になるし因習とかもありそうな。
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