オスロの海の伝説 体験版感想・レビュー
かつてオスロ海で暴れていたものの王国に捕らわれていた海賊が主人公(名前任意)、再びオスロ海で暴れることになるUnity製のSLG。国王の崩御をきっかけにオスロ海に浮かぶ5つの島が複数の勢力に占拠されてしまい、若き新国王は主人公に目を付け「手段は問わない、すべての島を奪還すれば貴方は自由の身だ」と約束する。
ゲームとしては、酒場で仲間を雇い各勢力が居座る5つの島を攻略していく。島の攻略はWave制且つ自動戦闘、いざ戦闘が始まるとプレイヤーが介入することはできず事前の準備が全て。1つの島を完全攻略する(ボス戦まで辿り着く)までは何度も何度もアタックする必要がある。その都度稼いだお金で仲間ユニットをレベルアップしたり装備を購入したりで育成。雇える仲間にはレアリティがあり、レアリティが高い程金額は高いが強くなる。装備品にもレアリティ要素あり。
ランダムで敵を捕虜にすることがあり、海賊船内に幽閉して調教(女はエロ、男はムチ打ち)して仲間にすることもできる。ボスクラスのネームドは倒せば100%捕虜になる。その他、財宝を求め魔物蔓延るダンジョンを攻略したり、海賊船をグレードアップしていくことで戦闘に参加できるユニットが増えていったりなど、RPG要素が濃いSLGといったところかね。
ただ一つ、ちょいと、いや結構不満な点を述べると、たぶん海外サークルさんの作品でテキストは機械自動翻訳、主人公のキャラとセリフが全然合っていないと感じるシーンが多く物語への没入感という点でややマイナス。ゲーム自体への没入感は高いんだが。操作はマウスのみでおけ。
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感7.5 エロス8)
▲DQでいうところの「冒険の書」方式のセーブ。本作は基本的にオートセーブだ
▲ここで主人公の名前を入力。できれば主人公のビジュアルを先に見せてほしいもんだが
▲そしてオスロ海に浮かぶ島は5つの勢力に占拠されてしまう。その島と勢力は
▲これが主人公。ここまでが一応オープニングムービー的な演出になっている
▲本編へ。まずはチュートリアル、酒場で仲間を雇おう。ちなみにここは王城がある「森の島(島というにはデカいが)」の港町
▲酒場をクリックすると雇用可能なユニット表示。左から戦士女、騎士女、戦士男。名前の色と雇用価格でレアリティを判断でき、青・600はレアリティ3(1が白、2が緑、4が紫)で、まぁそこそこいいユニットだ
▲主人公は攻撃力先行のイケイケタイプゆえ、タンクになる騎士・かなこを選ぶ。そして文無しに。あえて雇用せず進めるのもありなのかね…
▲雇用できるユニットを更新できる。真ん中のは回復魔法が使える神官だ
▲画面下には常にメニューが表示されている。「チーム」をクリック
▲騎士をタンク役に、主人公は攻撃に専念する陣形。主人公もそれなりに打たれ強いゆえ、二人を1列目に並べて被ダメを分散するのもあり
各ユニット職業ごとに様々な特徴があり、↑の通り騎士は打たれ強く1列目でタンク役、戦士は攻撃力に優れ敵1列を攻撃するスキルが強いが防御力はそこそこ、魔術師や弓兵は後列への攻撃できるなどなど。全体的にはやはり近接攻撃ユニットが多い故、基本は1列目に騎士、2列目に戦士系、3・4列目に魔術師や弓兵などの配置になるかね。
▲まだまだ海賊団とは言い難い規模(団員二人)だが、出陣可能な最低限の準備はできた。画面右の地図をクリックして
▲全体マップへ。最初は最寄りの「溶岩の島」に出陣することになる
▲出陣など特定の行動では、前述の「コンパス」を消費する。コンパスの数はいわゆる「行動力」、なくなれば出陣などの特定行動ができなくなり、海賊船で「休む」と翌日となってコンパスが全回復する(画面上部の左のアイコン、3/4の表示のやつ)
▲この身なりで「そんな顔しないでよ」は草。主人公に限ったことではないが、丁寧語が混じったりと文体がバラバラなのだよな
▲出陣の度にこんな会話イベントが挟まれる。ちなみにこの溶岩の島はペランキがリーダー、彼女はドワンをとても頼りにしているようだ。まぁ彼女たちと戦うのはまだ先だけども
▲攻略スタート。主人公達が画面左側から→に向かって走っていき、敵が右側から現れる
▲距離を詰めたら自動戦闘開始!どちらかが全滅するまで戦う。主人公側が画面左側に陣取る構図も珍しい
冒頭で述べた通り本作の戦闘はWave制の自動戦闘である。画面上部の剣がクロスしているアイコンがWave、要するに主人公達が画面→へと進んでいくとアイコンの数だけ自動戦闘が発生する。ドクロアイコンは強敵またはボス、宝箱アイコンはクリア報酬みたいなものだ。
「スキル」について。各職業には固有のスキルが1つあり、自動戦闘中はリアルタイムで画面下のスキルゲージ(アイコン)が貯まっていきMAXで発動する。主人公のスキルは「敵最前列に攻撃+HP50%以下の敵に攻撃」となまら強いチート性能。騎士のスキルは「3秒間被ダメ軽減」、魔法使いなら炎の範囲魔法など。戦闘が長引くほど敵味方でスキルの撃ち合いになりリスクも高くなる。ユニット性能という意味では単純な能力値だけでなく「スキル」も考慮に入れる必要があるかね。
▲Wave6まできた、コイツラを倒せばひとまずクリアだ。陣形はこちらと同じだが
▲ユニット性能が違うのだよ!脆弱!ちなみに攻略中はプレイヤーは一切介入できないため当然回復も不可
▲お金900と木材10入手。木材は海賊船のグレードアップに必要ゆえ、コツコツ集めるべし
攻略ゲージがMAXになるまで何度もアタック(当然敵はアタックの度に強くなる)、MAXでボスのペランキとドワンを倒せば彼女たちを捕虜にして溶岩の島攻略完了、となる。
▲画面右メニューから「海賊船」を選択すると本拠地である海賊船に
▲下メニュー「キャラクター」から、お金を消費して各キャラをレベルアップできる(下メニューは常に表示されているゆえ、別に海賊船限定の行動ではない)
▲レベルアップに必要なお金はレベルが上がるほど上がっていくが、逆に言えば新たに雇ったLv1のユニットのレベルアップがしやすい仕様
▲海賊船では「休む(画面右上)」を選択できる。攻略で減ったHPを回復したいなら休もう(1日経過)。余裕があれば再度攻略(コンパス消費)するのもいい(↑の羅盤はコンパスのこと)
▲まだHPに余裕があるゆえ、同日にもう一度溶岩の島に出陣!レベルアップもしたしイケるやろ
▲しかし前回より明らかに敵の数が多くWave3でかなこが倒れてしまう。かなこー!
▲かなこほどではないけども主人公防御も結構たけーわ。途中何人倒れてもクリアすればお金もらえるし、キャラロストするわけじゃないし。ふむ、わりとエロゲよりのヌルゲー仕様だな。死んだらキャラロストなモードがあっても面白いかもなぁ
▲船で休んで、次の日(特に日数による縛りや制限はないかと)。森の島の町へ
▲酒場では仲間を雇う他、依頼を受ける(コンパスを消費してその場で即依頼達成)こともできる。木材を集めたり、余ったコンパスをお金に変えるのに使える
▲戦士とシーフ(後衛への攻撃が得意)を雇用。戦闘力(画面左上)がかなりアップ
▲お金があれば武器屋で装備も揃えたい。装備品でもかなりユニットを強化できる
▲かなこに木の盾(武器)を装備。攻撃力は低いがHPが125もアップするゆえ打たれ強く。装備品はレア度が高いほど能力値アップの種類が多くなり、同じ装備でも性能は一つ一つ異なる
▲後衛は柔らかい。序盤は如何に物理前衛を崩すか、崩されないようにするか、じゃないかね
▲敵の魔法使いのスキル。範囲攻撃だが威力は大したこたぁないな(最初の島だし)
▲お?今回の出陣では敵の女騎士を捕虜にできたぞ。しかも名前が紫色で結構レア度が高い。捕虜ゲットはランダム?っぽいか
▲画面下のメニューの「牢屋」を選択すると、海賊船の牢屋に捉えている捕虜を表示。調教(女ユニットの場合は縄、男の場合はムチが必要)を選ぶと
▲モブ用の汎用エロアニメーションシーン。そこそこ尺長めでアニメの質も高い
調教(男ユニットの場合は拷問)で捕虜の服従度がMAXになると仲間にすることができる。女ユニットは縄、または媚薬(より効果が高い)を消費して調教、男はムチを消費(デフォルメキャラによるムチ打ちミニゲーム)。新たな仲間を引き入れるには、酒場で仲間を見繕う以外にもこんな方法もある。前述の通りボスクラスの仲間も倒せば捕虜になる。
▲男ユニットの拷問は10秒間クリック連打で服従度を上げるミニゲ―ム
▲さぁ。遂に溶岩の島の攻略ゲージがMAXになった。これまでに何回アタックしたかね、5回以上はしてると思うが
▲てかおまえら護衛の仲間多すぎだろ、これまでに何人ぶっ〇してきたと思ってんだ。こっちは5人で戦ってんねんぞ!
▲とはいえ、ボスである彼らまで辿り着くまでにこんな分厚い部隊を倒していかねばならない。レベルだけでなく、装備品もほんとしっかり準備しないと厳しいぞ
▲ぐぉぉ!敵は人海戦術だけでなくガンナーまで投入してきた。キッツイわぁ
▲前衛はかなり固くしたが流石に回復魔法なしには厳しい。超火力で短時間で敵を殲滅する戦術もありだろうか
▲遂にボスまで辿り着いたが前衛がもうヤバイ… おまえら、5人相手にマジ容赦ねぇな!オニか!
▲と、思ったが戦士が以外に粘ってくれて、その間に後衛もいい仕事をして
▲あれ?おもったよりボスクラス大したことねーわ!勝利!主人公ちんだけど!
▲ここからはボス戦勝利のご褒美。ドワンの前でペランキを犯すシーン。うーん、やはり翻訳のせいで主人公のキャラとセリフがあってないのだよなぁ
▲寝取り陵辱エロこそ勝者の特権。もちろんヌルヌルアニメーション
▲ドワンの前で処女だったペランキに中出し。悪党主人公モノはこういうカタルシスがたまらんなぁ。だからこそ主人公のセリフ…
▲ペランキもドワンも捕虜に。彼らは戦士ユニットでドワンも結構レアなユニットだが、ペランキが最高ランクのレア、仲間にすれば頼もしい戦力になる
▲「牢屋に入る」と先ほどと同じ構図(テキストは変化)。ヒロインごとにこのレベルのエロが用意されているワケだ
▲ペランキをLv7まで上げ装備も見繕うと、チート主人公程ではないがかなり火力が高いし防御もそこそこ、前衛としても使えそうだ
最後に海賊船について。海賊船をグレードアップすることで、戦闘参加人数、1日のコンパス数(行動回数)、捕虜を捕らえておける牢屋の数が増えていく。グレードアップに必要なお金は大したことはないのだが木材がネック、酒場の依頼などで地道に集めていこう。
▲お金と木材があれば海賊船をグレードアップできる。戦闘に参加できるユニット数が5→7に、更に1日の行動力(コンパス)4→5に。お金は楽勝なんだが木材を集めるのが大変
▲各島への出陣とは別にダンジョン攻略も可能(コンパス消費)。森の島にある「森の洞窟」にアタック
▲むぅ!?溶岩の島よりWave数が多く、かつお宝ゲット機会も多いな
▲敵が強い!が、ペランキを加えた我が海賊団はもっと強い!火力が違うのだよ、火力が!
▲クリアで戦利品の他、ダンジョンならではのユニットを捕虜にしたりも
▲女ユニット調教エロのビジュアルも数パターン用意されているようだ
▲各島を攻略していく途中、敵が森の島に攻め入ってきて迎撃するイベントも
という感じの島攻略SLG。戦闘が完全自動仕様でプレイヤーが全く介入できないのが本作の特徴であり醍醐味。介入要素があった方がいい、という紳士もいるだろうが、敵戦力がはっきりしない中でユニットを育成して凸するスタイル、これはこれで面白い。まだ序盤だからだろうが、敵がレベル想定より弱く(装備がないからだろう)、無双なのも爽快。まぁ進めていけばもっと手強くなるんだろうけども。
あれ、サクッと感想を書くつもりが長くなってしまったな… なんだかんだで面白かったからなぁ。主人公のセリフだけでもちゃんと翻訳してくれれば没入感がもっと高まると思うんだが。
<追記>
VerUPで新ステージ「雪の原海賊団」、新ヒロイン「ブリトニー」が追加された。
夢子「お取り扱い予定のサイト様です」
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