淫乱堕ち勇者カレン 体験版感想・レビュー
国の期待を背負い勇者として魔王に挑んだものの敗北、PTメンバーで唯一生き残ったカレン(元王国騎士団長)が主人公のMZ製ローグライクRPGである。彼女はこれ以上強くなれる余地がないほど鍛えた自負があったにも関わらず魔王に敗北、仲間も失い、どうすれば魔王を倒せるのか…とすがる思いで大賢者の庵を訪れる。「あなたは光属性クラスLv99でカンストしている、これ以上強くなるなら相反する闇属性クラスを鍛えて、究極のクラスを目指すしかない」との教えを受け闇属性クラスLv1に転職する。
しかし闇属性クラスでは戦いや人助けよりも「エロ」で得られる経験値の方が高く、エロして強くなれ…!とエロを推奨される。拠点となるソドムの街も闇属性の輩が多くまさにうってつけの環境だ。
こちらが動けば敵も動くターン制不思議のダンジョン系ローグライクRPGとしての仕様はややヌルめ、難易度(この記事ではやや難しめのノーマルで遊んだ)にもよるが、ダンジョンから脱出する恒久アイテムあり、脱出や敗北後もレベルは継続する。またポータルを強化していくことで、装備を持ち込めるようになったり、各ダンジョンの深い階層から再開できるようになったりと、エロ同人ゲならではの親切・工夫が光る。また今作のエロシーンは基本的にアニメーション!
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8.5 システム9 没入感8 エロス8.5)
▲勇者としてこれ以上ないほど研鑽を積んだ(LV99)にも拘わらず魔王に敗北、主人公・カレン以外のPTメンバーは死亡。魔王を倒すには一体どうしたらいいのか…大賢者の噂を聞き住処を訪れる主人公
▲なぜ裸なのか、これからオナニーをしようとしてたから、らしい。なんとか説得して服を着てもらい、話を聞いてもらうことに
▲魔王が復活、主人公たちは魔王を倒すべく挑んだもののほぼ攻撃が通じることなく敗北
▲今のままではとても魔王に勝てるとは思えず、かといってこれ以上強くなれない感覚があると
▲エリスはメタ的なキャラ、主人公たちが認識できない「レベル」「ステータス」といった概念を熟知しており、ゆえに大賢者と呼ばれているようだ
▲ふむ、彼女は何者なんだろうか。この世界にいながら主人公の話を聞いて「クソゲー」と言い放つ。異世界転生系プレイヤーでも運営でもなさそうな…?
▲そんな大賢者エリスに対し「外法でもなんでもいいです、魔王を倒せる力を得られるならなんでもします」と食い下がる主人公。「なんでもいいのなら」と大賢者は「あなたはパラディン。これまで光の属性クラスばかりを選択してきた、ならば闇のクラスを育てなさい。そうすれば神をも凌駕する能力を得られるでしょう」と
▲ただしそれはこれまで鍛えたものを一旦すべて捨てて闇属性クラスLv1として修業しなおすことになり、それは生半可な覚悟では達成しえない
▲また、闇属性にクラスチェンジンするということは「生き方を変える」ということでもある
▲それでも、世界を救うため、散っていった仲間のためにもどんな苦難を受けようとも、魔王を倒せるなら!と主人公は闇属性クラスにクラスチェンジ。Lv1のクソザコになる(コスチュームも闇属性仕様に
▲闇属性とはすなわち、神の教えを説く教会の光属性とは真逆、淫の力で経験値を得ることができるようになる堕落の属性
▲闇属性クラスはレベルアップ以外、エロでも強くなれる(むしろこっちの方が効率よく)、と知って尻込みする主人公
▲ならば王都に戻り昔馴染みのメンツとパワーレベリングしてくる…!という主人公、しかし王都のメンツは光属性のみ、闇属性クラスは光属性とPTを組めない…!(なかなか細かい設定だなw
▲ゆえに、無法都市である魔都ソドムを拠点にレベリングすることになる。エロもしやすいし。覚悟決めた?「あなたはもう闇属性、今までの表舞台は忘れることですよ」
▲ソドムに到着。今後この街を拠点とし、ギルドの依頼をこなしたりエロで強くなっていく
▲メニュ→ステータス画面 エロステはここで確認でき、結構細かく記録される
▲酒場兼宿屋・ゴブリンの最後っ屁亭、ここの2階を貸し切りにして拠点とする
ここまででなんとなくエロ傾向はわかるだろうか。主人公はこれまで光の勇者として王国のために戦い(魔王には負けたがそれまでに数えきれないほどの戦功をあげている)、華々しい表世界で生きてきた。しかし本作ではそれら、経験、尊厳、清廉、といったものを踏みにじられていく。クソザコだった敵にも負け(難易度次第だが)、その辺のNPCにお願いしてご奉仕したり、かつて倒した悪党にレズ調教されたり…主人公自身覚悟のうえとはいえ実際その場になるとそりゃキツイわけで。
まぁエロのほとんどをパスして進めることもできるのだが(処女プレイは不可)、本作の楽しみ方は難易度ノーマル以上で敗北しながらNPCエロをしつつ強くなっていく、そんなプレイかと。
アイテムを駆使して進め 敗北してもエロでごっそり経験値ゲット
本作では朝パートと夜パートがあり、朝パートは主にギルドの依頼を受けてダンジョンへ、夜パートでは街を徘徊してNPCエロを探したり、が基本かと。イベントがあるNPCは「!」、エロイベのあるNPCは「ハート」の吹き出しがでている。夜パートでNPCエロイベ1つ見ると朝パートになるぞ。
▲冒険者ギルトで依頼を受けダンジョンに潜るべし。ちなみに街に来た当初は誰もが光の勇者である主人公を恐れる(無頼漢ばかりだしな)が、物語が進むにつれ肉便器扱いになっていく…
▲冒険者ランクがあがるほどよりたくさんの依頼を受けることができ、依頼を受けることで行けるダンジョンが増えていく。同じランクの依頼は並行して複数受託可
▲不思議ダンジョン系ローグライクではおなじみのフォントでの階層表示
▲このダンジョンはチュートリアル的な役割もある。まぁ画面左下の操作表示(常時表示)が非常にいい仕事をしており、これだけで操作に迷うことはないんだけども
不思議のダンジョン系ローグライクと違うところは、通路・部屋の役割である。本作では敵がいる「部屋」に入ると出入り口がロックされ、敵を殲滅するまで出られない。逆にいえば「通路」で敵に遭遇することはない、という。本家では通路移動時も気を抜けなかったが、本作では通路では気を抜けて部屋に入ったら戦闘!という感じで進めていくのだ。
また、もしかしたら体験版範囲だけかもしれんが、ダンジョンは分岐がなく一本道(通路→部屋で戦闘→通路…の繰り返し)だった。ゆえに本家の様に「階段を探して彷徨う」みたいな感覚はなく、とにかく進んでいけば一番奥に階段がある。ちなみに通路でShiftキーを押すと次の部屋までオートで移動してくれる機能アリ。
▲もちろん敵を倒すことでも強くなれるが、得られる経験値はエロの方が全然多かったりする。それこそが闇属性の強み
▲部屋の敵を全て倒すと宝箱が出現、あけると複数のアイテムやお金、精液などが周囲にバラまかれる
▲武器や防具は基本的に未鑑定状態。呪われた装備を装備してしまった場合外せなくなるもののダンジョンから出ればゲットしたアイテムはなくなる(呪い解除)ゆえ、ガンガン装備していっていいかと
▲メニュー→アイテムから装備すると、?剣はショートソード+1だった
▲このダンジョン3層、最下層に到達。なんだ、クソザコLv1勇者でも一気にここまでこれるやん
▲つよっ!一気に12ダメを受け、アーマーブレイク(被ダメで2段階アーマーブレイクあり)
▲更にエロを経験したことでエロステアップの他、闇の力や精液なども得る。ちなみにこのボス戦は敗北してもクエスト達成となるため、この一度しか入ることができない
このように難易度ノーマル以上では一度の攻略ではまずダンジョンを踏破できない難易度になっているが、敗北エロでごっそりレベルアップできる。エロシーン回収を目指すならサクサク進めるイージー、ベリーイージーよりノーマル以上の方が効率がいいかと。敗北エロは各ダンジョンで複数ある場合もある。
エロで得られる「闇の力」はスキルツリーでスキルを習得していくのに必要、また同じくエロで得る「精液」は冒頭のポータルを改造していくのに必要だ。
▲エロイベントを拝見するとメニュー→冒険の記録に登録され、そのサムネイルはプレイヤーが自由にいじれる
▲前作の「AVタイトル・パケ絵」をプレイヤー好みに作れる機能に似たシステムだな。多分回想でもこのサムネイルが使われるんじゃないかと
▲メニュー→冒険の記録にはエロイベントが登録されていく(回想ではない)
▲以降のダンジョンは街からは遠いものの、エリスが作った転送装置(ポータル)で瞬間移動できるようになる。ただデフォ状態ではアイテムは一切持ち込めないし、ダンジョン1層からの攻略となる。ダンジョン攻略やエロイベで得た「精液」を消費することで、より強力な装備品を持ち込んだり踏破済み階層を飛ばして攻略再開できるようになる。つまりエロ大事。ちなみに持ち込む装備品は街で買える(一度買えばなくならない)
▲ゴブリンの巣穴に行けるように。☆2依頼は全部並行して受けるべし
▲ここはいきなり難易度が高い。Lv5程度ではまず最後まで進めないだろう
▲ゴブリンは戦闘中にもエロ攻撃してきたりする(ぶっかけられた)。この程度ならなんともないが
▲殲滅すると宝箱からアイテムなどがバラまかれる。本家同様、様々な効果がある杖や巻物もあり
▲未鑑定は装備品だけで、他アイテムはこんな感じで最初から効果がわかる
▲ヤバくなる前にアイテムはガンガン使おう。ダンジョンから出たらなくなるし。いらない装備品は投げることで通常攻撃の半分のダメを与えられる。ちなみに回復系のアイテムが極端に少ない(序盤だけ…?)ため、HPが尽きそうになったら「ロープを使って脱出するか」「敗北してエロで更に経験値などを稼ぐか」という二択になる。敗北する方が本作ではメリットが大きいかな
とまぁ、ローグライクRPGパートはこんな感じだ。序盤は結構難度が高いが、闇の力でスキルを習得、精液でポータルを改造していけばどんどん楽に攻略できるようになり、それらはエロするほど加速するという設計はまさにエロゲとして正しい!
エロは主人公メイン 妊娠・出産・生んだ子とも会える サブヒロインエロもあり
▲ゴブリンの巣穴での一度目の敗北エロは途中冒険者に助けられクンニ攻めだけで済むが… 敗北エロシーン後は宿に戻り夜パ―トに
▲物語を進めると様々なコスチュームを入手、着せ替えは任意(上下・下着の有無など組み合わせは多数)で、立ち絵に反映。さすがにエロシーンには反映しない
▲メニュー→称号。行動による称号が得られ、選択したものが二つ名としてメニューで表示されるっぽい
▲街でのエロイベントなどをこなしパワーアップして再度ゴブリンの巣穴に挑む、2階層まできたが敵の数が多い…
▲敗北(2回目)。難易度ノーマルでは何度か敗北して進むレベルデザインになっているかと
▲いくらLv1ザコ勇者になったとはいえ、これまで光の勇者として研鑽してきたのにこんなザコモンスターに犯されるなんて… と心が折れそうになる
▲一匹、二匹と中田氏されるが、まだまだこんなものではなかった
▲さんざん種付けしたゴブリン達は去った。そのスキに脱出し宿に戻る。相応の経験値やエロステ、闇の力や精液を得る
▲中田氏されると、毎日の就寝時に「妊娠判定」が行われる。妊娠した場合ボテ腹になり、数日後に出産(シーンあり)、赤子は施設に預けられる。赤子に授乳できたりもする(父親が誰かもわかる)。精液はエリスに話しかけることで出すこともできるが、膣内にいれておくことで攻撃力と防御力にボーナスが付く
▲精液を出すを選択するとこんなシーンに(精液獲得)。尚、体験版では妊娠しない
▲精液を膣内に入れておくと就寝タイミングで妊娠判定がある。妊娠した場合、精液割合が多い竿役ほど父親確率が高くなるようだ
▲特定のエロ条件を満たすことで性癖を習得する。NPCとのエロイベントではこれらの性癖などの習得が条件だったりもする
▲序盤から受けられる酒場でのバイト、下半身露出で。このあと手コキさせられぶっかけられる(立ち絵エロ)
▲お金もないのに宿の2階を貸し切りにしているのは、エリスが毎晩宿の主人・アンドレイとハメハメしているからだった。まぁエリスはイヤイヤというよりノリノリ(主人のチ〇ポはデカくてかなり具合がいいらしく)でWin-Win状態なんだが
▲調子に乗るアンドレイへは主人公にも奉仕を要求してくる(話しかけなければ発生しないけども)
▲NPCエロではほんとたんまり経験値と闇の力、精液を得られる。できるだけ街でのエロイベをこなしてからダンジョンに潜る方が楽に攻略できるだろう。敗北はアイテム「白旗」を使えば任意で可能、まぁこの辺の匙加減はプレイヤー次第か
▲光の勇者時代にとっつかまえた悪党・メイヴィスと遭遇。主人公は悪党討伐し過ぎて彼女のことを全く覚えていなかったが、メイヴィスは当然覚えていた。レズ行為なら妊娠リスクなしに経験値、闇の力等を得られるということで、ドSのメイヴィスに調教される長尺のシーン(マゾ性癖が覚醒してしまう)
▲チャラ男にナンパされてついていくとチョロくなってしまう(酒に媚薬を仕込まれ和姦)
▲戦いにあけくれ色恋に疎い主人公は、この街ではまさにカモ。チョロイ!
▲3日目になるとこれまで主人公を援助してきた貴族の長男・テオ(というか主人公に惚れてる)があらわれ、イベント終了後に体験版は終了だ
ローグライクとしてはやや優しい仕様。序盤はやや厳しめだが、敗北したりNPCエロで強くなれる設計でどんどん仕様が緩くなっていくのはエロゲとしてハマっているなぁと。単純なエロローグライクRPGというより、ローグライクをしっかりエロRPGとして独特に落とし込んだ良作じゃなかろうか。
夢子「お取り扱いサイト様です」
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