C.Uニトロニィル 体験版感想・レビュー
日々「ノナソミィ種」駆除の任に当たる特務兵・マナ(名前変更可)が主人公のMV製の寝取られ・近未来SFRPG。主人公幼少の時代に相思相愛だった恋人・ニトロリーヌが突如いなくなり、その彼女が主人公の前に現れたところから物語が動き出す。
封鎖された「マドロキアス特別閉鎖地区」を舞台に、「ミローラ」「オーロラ」母娘、恋人の「ニトロリーヌ」といった親しいヒロイン達が意図しない相手にエロられていく。プレイ次第では彼女たちを救う結末も用意されているらしいが…。
栗pickさんの過去作「ナナハよ。」「涙声のギニヨル」は、よく世界観や設定が練られておりドラマチックな傾向のNTRRPGだった。3作目となる本作の体験版範囲では本格的なNTRシーンまでは至らず、主人公がヒロイン達との関係を深めていく序盤(1章)を遊べるのだが、この時点ですでに世界観、登場人物像、シナリオなど過去作以上の作り込みを感じる。特に体験版範囲のストーリー展開は「虫食いだらけの風呂敷」を拡げたところで終了となるためもう先が気になって仕方がない…!ニトロリーヌと主人公の生い立ち、主人公はなぜ強いのか、特務兵になったのか?などなど、体験版内ではふわっとした描写のみで気になる点が山ほどある。
ちなみに本作の敵として登場する「ノナソミィ種」は前作「涙声のギニヨル」でも敵として設定されていた。時代設定的にはおそらく「~ギニヨル」の前の時代ではなかろうか。
【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス8.5)
体験版プレイ記的につらつらと紹介
▲主人公自宅の端末、日々の活動の報告をここから行う。幇助システムであるAI(?)の名前がタイトルの「ニトロニィル」、どういうことなんだろうな… ニトロニィルは主人公のことを「同志マナ」と呼ぶ
▲街の住人の敵となりうる者を追ってきた主人公。相手は手負いゆえ、血の跡を追って辿っていけばいい
▲武器に関しては、ナイフ系・銃系を使い分ける感じ。それぞれで使用可能なスキルが異なる
▲彼女は「ビフロ症」に罹患した人間の末期患者、人ならざるモノである
本作の舞台となる地方都市・マドロキアスは、数年前に突如宇宙人(本作では異星種と呼ぶ)からの攻撃を受け、紛争状態となった。異星種たちは「ノナソミィ種」という異形の怪物共を放ち双方ともに被害は甚大、その時に単騎で活躍したのが主人公だった。異星種との戦いは一応勝利(?)で終わったのだが、ノナソミィ種はしぶとくまだまだ残ってるわ、戦いの2年後には突如街の上空に異星種のシンボルが現れるわで、この地方都市はまだまだヤバイ状況にある。
またきゃつらの来訪により、女性だけが発症する「ビフロ症」という病が蔓延し、発症した女性はゆっくりと化物に改変されていく。この病の治療法は「処置役の男性の子種で孕むこと」とされており(それが本当に正しい治療法かも怪しいが)、先ほど主人公が手を下した女性の様に「夫や恋人に操を立てて処置役とエッチしない(=治療を拒む)ことで重症化」する女性が後を絶たない。
▲この金髪三兄妹はちゃんと手続きを踏んで本土へと渡ろうとしたが警務兵にナンクセを付けられる
▲この二人の警務兵、サヌパとシェヌーパは「処置役」でもある。このあと彼女は兄弟のために処置を受けにいくが、その後どうなるのか…
こんな面倒なことになっている地方を国が「封鎖」するのは当然だ。マドロキアスと国本土の間には「検問所」が設けられ、人の往来と流通を制限している。要するに一般人がマドロキアスから出ることは容易ではない。正当な手続きを踏んでも検問所の警務兵(特務兵とは異なり警察官みたいな)にナンクセ付けられ、むしろ女性がこの街から出る場合は「ビフロ症」を疑われ、警務兵による「治療」が必須となっている(奴らの匙加減次第ともいえる)。
▲それを冷ややかな目で見るオーロラ・ミローラ母娘。当初はヒロインからもマイナス好感度だ
そんな私利私欲だらけの警務兵とは違い、住人達の安寧を守るべくノナソミィ種やビフロ症患者と命を懸けて戦う主人公なのだが、そもそもマドロキアスを封鎖したきり音沙汰無い国に不満を持つ住人達が、兵隊である主人公を好ましく思っていないのは仕方のないことかもしれない。控えめで卑屈、ややおどおど気味な性格も拍車をかけている。
▲まずはミローラが営む医院へ向かうことになるが、武器屋、道具屋、酒場など一通り回っておくといいだろう。この住宅街のマップは大した広さでもなく
▲丁寧な言葉でしゃべるが政府や警務兵の不満をあてつけが如くぶつけられる。挙句言わなくていい一言を添えて謝られる。…ただ薬受け取りに来ただけなのに(泣
▲主人公と入れ替わりでやってきたノグマ。ミローラを口説くも論破され、すると急に警務兵の立場を利用して脅し、オーロラともエッチしたいみたいなこともいうキモイやつ
▲街の北にある指令室。もっともここは警備兵の上司が鎮座する場所で、政府直属の特務兵である主人公は右にある端末で任務を受ける。ここで任務を受けて物語を進めていく
▲ゲームとしてはオーソドックスなシンボルエンカウント制。現れる敵を適度に倒しそこそこレベリングしていけば苦はないバランス。回復アイテムも結構現地調達できるが、毒消しだけは自前でいくつか用意しておくといいかも
▲敵が複数出現した場合はTPスキル(特技とは別)「全弾射撃」を使用すれば
▲母の力になろうと薬の材料を採りにきたオーロラがノナソミィ種に襲われそうなところに遭遇
▲この件を境にオーロラは主人公を好きになってしまう。仕方ないね、おこちゃまだし
▲風「サービスサービスぅ!」 まぁミローラとセットとはいえヒロインの1人だしな
なぜ突然主人公の前からいなくなったのか、彼女の話では「天涯孤独だとおもっていたけど突然家族が迎えに来て本土に渡った」ということらしい。
主人公が異星種との戦いに参加したこと、封鎖された特区で特務兵の任務に就いていることも知っている彼女。なぜ戦いが終わったあとここを出なかったの?今からでも一緒に出よう?と主人公に提案するが、「ここの住民を守るのが僕の任務なんだ」と頑なな主人公。
▲このセリフが本作のキモ。要するに封鎖特区に住む人間は「ほぼ全員」がビフロ症のウイルスを抱え込んでいる。ただし発症するのは女性だけで、且つ女性であっても発症するかどうかは確率(?)。まさにコ〇ナっぽい設定だが本作の構想はコ〇ナ以前のものだ(サークルさんCi-en記事でもその辺を懸念されている)
▲更に。主人公の説明で、空に浮かぶ異星種シンボルが、実は「いつ降ってくるかもわからない遊星機雷」であると判明。な、なんですと~?
という理由があって主人公はこの街に残ると。しかしニトロも諦めない、しばらくの間主人公と一緒に行動、任務にもついていく。
▲ミローラのところへ行けばいつでも全回復可(オーロラかわいい かわいい
▲彼女も一応それなりに戦えるし回復など有用なスキルもあるが、設定上は主人公が庇って戦っているから、という感じ
▲主人公と共に行動する間に特区の実情、ビフロ症の恐ろしさを実感していくニトロ
▲他NPC視点による幕間イベント。「ビフロ症処置棟」では日夜こんなことが行われている…
▲記憶も意思もなくなって久しい主人公の母・サナが入院している病院
▲ボス戦後、ニトロを追って来たナジョノワールが現れる。幼少のころ主人公が友達になりニトロを紹介したのだが、今やニトロの婚約者という立場に収まっていた
▲倒れたボスが最後の力を振り絞りニトロを攻撃、ナジョノワールが庇い負傷する
▲負傷したナジョノワールに付きっきりのニトロVSオーロラ(バチバチ
▲ニトロが特区に滞在できるのは3日間。任意で特区に出入りできるナジョノワールは相当な権力者の様だ
▲少し前、ミローラの元へ反政府組織が来ていた。↑では登場してないが、組織の長・ザムスィーはここまでにも何度か姿を見せていた。おそらく製品版でも相当関わってきそうな人物の一人だ
▲2階から降りてきたオーロラが鉢合わせ、必死に「逃げなさい!」と叫ぶ母の意を汲み、主人公を探しに向かった
ここ名シーンだと思うのだよなぁ。ミローラ救出に向かった主人公を見て「それでこそあたしが好きになった人」とより主人公への想いを強くし、何かを決意するニトロ。街の中へと一歩踏み出す。
▲主人公を追っていったニトロを見ても全く動じないナジョノワールくん。なんだオメェ、ぶっ飛ばすぞ
▲反政府組織が占領した港町が次の舞台だ。ツンツンがすっかりツンデレテレツンになったオーロラを内からしか鍵が開かない頑丈な部屋に残し、主人公一人で探索していく。主人公かどうかの確認は合言葉「こい」で。ここに戻ってくるたびに全回復するぞ
▲一人ずつ可及的速やかに片付けながら探索せよ。まぁ特にステルス要素はなく、敵シンボルが1体のところを探し戦っていくのみだ
▲まぁまぁ強いが、倒していくうちにレベルが上がって対した敵ではなくなるかな。今更だが敵グラもお手製だよなぁ本作
▲ナイフ技の「初段羊咬み」がなかなか強いな。SP消費だけども。戦闘中でも武器変更は可能だ
▲ダンジョン内に消費アイテムを売る自販機(?)もあるゆえ利用しよう。ちなみに敵が高確率でドロップする「~の細胞」は換金アイテムだ
▲ミローラのついでに捕まった警務兵・ノグマを救出。コイツも竿役の1人なんだろうなぁ
▲なんとザムスィーは「調教されたノナソミィ種」をけしかけてくる。反政府軍はノナソミィ種をてなずけ戦力として利用するノウハウを編み出しようだ。こいつはなかなか強い、ちゃんと準備しつつ暗闇などデバフ、バフを駆使しよう
▲オラァ!特務兵の力をナメるなよ…!体験版のゲーム部分としてはここが一番の山場かね
▲主人公は他人のために戦う方が力が出るタイプのやぁつだな。今は物言わぬ母・サナと過去にどんなことがあったのだろうな…
▲奴は退いた。これで母娘ともども主人公へのマイナス感情がプラスへ
▲一方その頃… 主人公を追って港町に来たニトロは偶然、先日主人公と一緒に助けた少年に遭遇。そして住人たちが避難している「秘密の地下街」に案内される
▲出たなザムスィー!秘密の施設だったが、やつは最初からこの場所を知っていたらしい
▲ザムスィー達反政府組織は船で明朝逃亡予定、人質を1人連れて行くからそちらで選べ、という話に。住民達で話し合い、先日孤児となった少年がやり玉にあげられ
▲当然エロい目で見られる。人質とは命が無事であるなら成立するからな
▲むぅ!巨乳過ぎず小ぶり過ぎずいいおっぱいだな。とことん強気な性格もいいなぁ
▲と止めに入り、一旦は事なきを得るが、今度はザムスィーによる辱めが始まる
▲そしてその様は主人公が起動した管理システムを通し警務兵たちにも…
▲荒々しい構成員達と比べるとザムスィーのテクニックはかなり高く、更に媚薬まで飲まされ感じてしまう
▲二人がいる部屋はマジックミラー、ニトロはそのことを知らず外からの目に晒されていた
▲そしてその映像は監視システムを通してザムスィーを探していた主人公・ミローラにも届いていた。ただこの時点では「ニトロは本土に帰った」と思っているゆえ「まさかニトロ?そんなわけない」と
▲ここまでも結構な尺だが、ザムスィーはこう思い始める。「媚薬を使ったとはいえ、このお嬢さん妙に従順になり過ぎじゃね?あんなに強気だったのに違和感がある」と
▲そして遂に、ニトロはこんなことを口走ってしまう。確かにおかしい、な?
▲自分が変なことを口走っているとわかっているのに頭がついていかない、ニトロはそんな状況にある
▲あと一歩でザムシィーにヤラれそうなところでまたまたナジョ君が助けに来る。警務員が見ていた映像で居場所がわかったらしい
▲以降、ミローラのところへいくと好待遇。最初の扱いを考えると感慨深い
▲そして彼女は本当にまた特区へと向かうも、またまた冷静なナジョ君なのであった
▲ニトロは既に本土へと去った。でもなんとなく、なんとなく検問所に来てしまう主人公
▲願えば二人を隔てるこの金網さえも開く。感動的なシーンではあるが、開いたのはぶっちゃけナジョ君の権力によるんだろう。ナジョ君はそれほど「ニトロは最終的に自分のところに戻ってくる」という自信家
▲ニトロを自宅に招き、彼女が寝た後に端末で報告を。その際にAIのニトロニィルが「二つ懸念事項がある」と伝えてくる。一つは遊星機雷が降下してくるまでそう時間はない、ということ。また驚くべきごとに遊星機雷は特区を狙うのではなく、主人公個人を狙っている、らしい(主人公は既知)。だとするといよいよの際は、主人公は特区から出るのかもしれないな…
▲主人公は知る由もないが、ザムスィーとのあの件で妙に従順になったのはおそらくこれが理由だった…?しかもそれは主人公と再会してからのことの様だ
▲なんとなく転スラの大賢者っぽいキャラではあるが、こういう物言いはただのシステムというか人格を感じるのだよな。ニトロと名前が似ている、更にニトロのデータは全て認知しているとか、なにかしら因果関係があるのは間違いない
▲起きて来たニトロに声をかけると… は?あなたは一体誰…?と
なん…だと?ニトロニィルの判断ではニトロの症状は「ビフロ症」ではないようだが、これ、主人公の母・サナと同じ感じでは…?
ここまで体験版ダイジェストでお送りしてきたが、このように気になる伏線がたんまり張られまくりであり、ここからニトロ、ミローラ・オーロラ母娘寝取られが本格化していく第二章へと。エロに関しては最初の方で紹介した金髪三兄妹の妹とかサブ的なNPCもあり。エンディングはニトロを救う・救えない、母娘を救う・救わない、の組み合わせで4つらしいぞ。また、主人公視点かヒロイン視点かを選ぶ選択肢もあるそうだ。その辺の詳しい仕様は是非サークルさんCi-en記事をば。
CGも高クオリティだが、連続したシーンを数種の基本CGで演出しており臨場感も高くエロいわぁ。1章で各ヒロインへの思い入れもかなり高くなり、以降主人公視点で何もできない、見てるだけ、もしくは知らないうちに…となると結構なNTR感を味わえそうな一品だ。ところで全然関係ないが本作のタイトルからC・W・ニ〇ルを連想してしまうのは我輩だけか?
しっかしスクショ多数に長い記事になってしまった。読んでくれてありがとう。
夢子「お取り扱いサイト様です」
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FANZA 1,500円(税抜)
ナナハよ。
涙声のギニヨル
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