白スクRPG 体験版感想・レビュー
忍者にあこがれる、海辺に住む白スク娘・ノエが生活のため採取して料理したり合成したり、魔物を狩ってお金を稼ぐMV製RPGである。基本的にマップはコンパクトで、まずはキラキラポイント(キラキラポイント以外の草やキノコ・花なども採取できる)で採取、拠点で料理を作ろう。ノエは料理(料理しなくても食べられるものもある)を食べれば食べるほど経験値を入手、レベルアップしてすこーしつずつ強くなっていくのだ。状況的にはそうでもないが、やってることはサバイバルRPGともいえる。採取して食って強くなってひと狩りいこうぜ!
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
▲採取が基本。右のかまどで料理や合成(料理には木の枝が必要)が可能、岩でヤシの実を割ることができる。左上の魔物っぽいのは商人。ここが拠点だな
採取に関しては特定の曜日(月~日)でないと採取できないものもある。草を合成して縄を作り、木の枝と合成すれば「さかな取り網」が完成、川にセットすれば翌日には魚をゲット、その魚を焼き魚にして食べれば満腹度と水分が上昇しつつ、経験値4000ゲット!こんな風になかなか採取で強くなっていく感覚が面白い。また新たな素材を発見・採取する際はノエが説明してくれたり採取方法を語ったり、料理を食べる時には食感や味の感想をちゃんと語ってくれるのが楽しい。
▲木材ゲットー!と木を剥がしたらそこにはまるまると太ったイモムシが。気持ち悪いと思いつつ、焼けば焼きイモムシ(料理)、そのままでも魚のエサになるなど用途が広くしっかりゲット
▲魚の串焼きを作るには、さかな、塩、木の枝が必要。さかなはデフォで1匹所持、塩は海水をたくさん汲んでかまどで煮詰めて作る。木の枝はその辺にいっぱい落ちている
▲この娘ホンマに美味そうに食うんやで(演出もいい)。ちょっとした飯テロになりえる
▲ごちそうさまと共に経験値3000ゲッツ!レベルが一気に8もあがったぞ
また「生で食べたらアカーン!」なアイテム(イモムシやボムマッシュなど)を無理やり食べる(選択肢が3回ほど出る)とノエ自身は苦しむことになるが「せんれつな体験をした!」として大量に経験値をゲットできたりと、いろいろ試してみるのも面白いのだ。
ある程度強くなったな、と思ったら最初をスライムを狩ってみる。いきなり倒せるほど本作の魔物は弱くない、というよりノエが弱い。戦闘では敵の特殊攻撃をいかにさばくかがポイントで、スライムならたまに「カウンター」を行ってくる。これを食らってしまうと忍者コスプレが剥がされてしまい、次に食らうと捕獲されエロ攻撃を受けてしまう(結構長いシーン)。ゲージが出現し、連打で抜け出すことに成功すれば戦闘継続、連打中はHPがガンガン減りHPゼロになると敗北エロへ。
▲スライムには手裏剣やヤシの実といった遠距離攻撃で対処。たくさんもっておこう。直接攻撃するとカウンターをもらうぞ
▲スライムのカウンターを食らいコスプレ(赤スカーフ)が剥がされてしまった。こうなると手裏剣の命中率が著しくダウン、使うだけ無駄。直接攻撃がメインとなる。しかし直接攻撃はカウンターを食らう…
▲その後は連打で脱出モードへ。HPがゴリゴリ減る(HPがゼロになる前に脱出するのは難しくはない)
スライムには商人から買える「手裏剣」、または採取で拾える「ヤシの実」で対抗しよう。ヤシの実なんかは拠点の石で割れば料理にもなる優れモノだ。前述の様にコスプレが剥がされてしまうとかなり不利になるため使えなくなるためそうならんように立ち回ろう。製品版では魔法処女コスプレ(忍者といっても白スクに赤いマフラーを巻くだけなんだがw)もあるそうだ。スライムを倒したら魔物素材が手に入るゆえ、それを商人に売れば結構なお金になるし料理に使ってもいい。
本作では全5体の魔物しか出現しないが、各魔物に戦闘エロ、敗北エロがあり基本CG4~5枚ほど使われているかと。なかなか濃いエロで思ったより全然エロかった。白スクというのもよきかな。丸呑みやレズなどあるとか。
あと「満腹」「水分」「睡眠」に関しては、とにかく食ってレベルアップ!という序盤だったためそれで困ることはなかった。製品版ではダンジョンに潜ることもあるっぽく、その際に管理が必要となるかと。30%を下回ると弱体化してしまう様だ。
という感じで料理を食べて強化し、少しずつ探索範囲を拡げ新たな魔物を狩って更に装備を揃えていく設計で、コンパクトながら面白みが詰まっているなぁと感じた作品。
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